14話でーす。
Side悠我―
枕元で目覚ましが鳴り、俺はもう少し布団に入っていたい気持ちを我慢してベッドからでる、時間は朝の5時半、小学生が起床するには少しばかり早い。
《おはよう、相棒》
「おはよう、今日の天気はどうだ」
《本日も快晴なりってやつだ》
学校の制服に着替えながらヴェーダと朝の会話をし隣の部屋で寝ているであろう兄と姉を起こさないよう物音を立てないように1階に降りていきキッチンへと向かう
「おはよう爺ちゃん」
「おはよう悠我」
台所には爺ちゃんが既におり俺の挨拶にニッコリと挨拶を返してくる
なぜ俺がこんなに早く起きるのかソレは爺ちゃんと一緒に朝食を作るためだ、一般家庭なら母親の役目かもしれないが、我が家の母さんは朝に弱いため作らせると酷いものが出来てしまう。故に早起きの爺ちゃんと家事が前世から得意な俺が一緒に朝食を作ることになった
「今日は洋食だったっけ」
「あぁ、昨日は和食だったから今日は洋食だ、悠我はサラダの方を頼むよ」
「はーい」
ウチでは何故か和食と洋食を交互で朝食を作る、時偶だはあるが中華も入る
そうこう準備をしているうちに6時になりみんな起床してきて席に着き朝食を食べ始める
そして唐突に兄貴がこんな事を言い出した
「父さん達には言っていなかったけど、僕と悠我それと沙紀、魔法の世界に関わってしまいました」
「あれ、悠希くんまだ言っていなかったの?」
俺は兄貴の唐突すぎるカミングアウトに飲んでいたブラックコーヒーを吹き出しそうになるのをなんとか堪えた
おいおい、何を暴露してんねん家の兄貴はあと姉貴も何普通に会話してんだよ
「ちょっ兄さん、なんでバラすんだよ」
「だって家族で隠し事は良くないだろ?」
「悠希くんの言うとおりよ、・・・・もしかして悠我くんここの家が魔法を知らないって思っていたの?」
「へ?」
え、知ってるの父さん達、俺はそれとなく保護者3人の顔を見ると、へーようやく魔法関係に関わったか、的な顔をしている。
もしかして、この家の事情を知らなかったのって俺だけのパターンですか
「3人もいよいよ魔法に関わるのか」
「おめでと〜って言うのは変かな」
「で、どこの魔法体系なんだい?ベルカかミッドそれとも他か」
「僕と沙紀はミッド式だよ」
「じゃ悠我はベルカか」
「違いますね、私たちは悠我くんがどこの魔法を使っているか知りません」
「そうか」
「あんのぉ少し整理して良いですか」
「いいよ」
「もしかして俺以外、兄さん達は魔法の事を知っていたの」
「「「「「うん(えぇ)(あぁ)」」」」」
「・・・そうなんだ、でもこの間兄さん魔法を全く知らない様子じゃなかったじゃないか!」
「だって、秘密にしろって言われていたし、それに色々あったしね、それに僕が魔法がこの世界に存在するって知ったのはノルウェーで悠我が行方不明になっていた時だし」
「あの時、そんな事があったのかぁぁぁ!!、な、ならなんで俺に教えてくれなかったんだよ」
そうだよ!あれから3年以上時間があったっわけだし、教える機会はいくらでもあったはずだ
「一般には知られん事だ、家族といえそう易々と教えられん、それと悠我お前あの時どこに行っていたんじゃ?吹き飛ばされたと言っておったが、その割に外傷もなかったし」
「・・・えーとあーとそれは、よく思い出せない。それよりそろそろバスが来てしまう早く出ないと遅刻だ」
「帰って来てから詳しく説明しもらうからな」
なんかやばそうだったので食器を片付け走って玄関へ向かい無理やり逃げるが、そうは行かないみたいだ
《ヴェーダお前は知っていたのか》
《当たり前、フェンリルも気づいていたぞ》
《うむ》
《じゃ何か本当に俺だけ仲間外れだって言うのかよ》
《みたいだな》
なにそれ、相棒であるはずのデバイスさんにもハブられるって・・・確かに家族のみんなからは微力に魔力を感じたよ、カンピオーネの第六感が、けどねまさか関係者とわ思わなかった
カンピオーネとかどうやって説明すればいいんだよぉ
「はぁ・・・憂鬱だ」
Side Out―
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Side悠希―
放課後ジュエルシードが反応したのを感知した僕達はその場に向かうことにした
すずかとアリサは習い事でこれないので僕と沙紀となのはで現場へ向かうことにした
《ユーノ今僕らが現場へ向かっているんだが、そちらはこれそうか》
《僕も今向かっているけど僕が到着するまで待ってて》
《でもそれだと遅いわ》
《私たちは3人いるから大丈夫》
《慢心ってわけじゃないけれど3人いればユーノが来るまでの時間稼ぎぐらいはできるさ、だが間に合うなら急いでくれ》
《わかった、距離的に合流できそうだけど間に合わなかった時は気をつけてね》
ユーノとの念話を終了した
悠我は、俺にはやらなきゃいけない事があるからがんばってねー、と言ってどこかに行ってしまった
「ココの上が現場か」
「・・・階段を上るのが大変ね」
〈みんな!〉
「ユーノくん!間に合ったんだね」
「行くよ」
ジュエルシードの反応があったのは階段の多い神社からだった
息を切らしながらなんとか階段を登り終えると、やはり異相対がいた
「コレは動物が媒介みたいね、近くに飼い主らしき人が気絶しているし」
「やはりそう考えるのが妥当だな、魔法でドカンと一発でやるか」
「でもそれだと、素のワンちゃんが怪我をしちゃうよ」
〈それにこの前の夜みたいに結界が無いから派手なことをすると人目についてしまう〉
封印プランを考えていたら、犬型の異相対がこちらに襲いかかってきた
〈みんなデバイスの起動を早く〉
「ええーと、どうやるんだっけ?」
〈この前言った呪文だよ〉
「あんな長いの覚えてないっすよ、ユーノ」
もうなのは何て涙目ですよ、俺も自分の記憶力の無さに泣きたいですよ本当に
〈じゃもう一回言うから〉
「ソレは無理そうよ」
異相対がもう来ると思った瞬間、俺たち3人のデバイスが光りだした
〈〈〈Standby ready〉〉〉
3機のデバイスが発する光で異相対が一瞬ひるんみ、その隙にデバイスがスタンバイモードからデバイスモードへと展開する
〈パスワードなしで起動させた〉
「なんか起動できた」
「なによ呪文いらないじゃない」
〈3人共バリアジャケットを〉
「了解、アイアンハート」
「レイジングハート」
「ブレイクハート」
〈〈〈Barrier jacket〉〉〉
再びデバイスが光ジャケットを装着する、装着するとき異相対が飛びかかってきたがバリアかなんかで防いだ
「ふー」
〈みんな!〉
「飛びかかる攻撃しかないのかしら、ブレイクハートお願い」
〈Yes mom〉
「こっちもだアイアンハート」
〈Rajah〉
沙紀が大きいシールドを展開し攻撃を防ぎ、僕が砲撃で吹き飛ばす
「ナイスフォローよ悠希くん」
〈ここにいないすずかやアリサもそうだけど、みんなやっぱりセンスがある〉
「ユーノ!コレはどう封印すれば良い」
〈そのままでも可能だけど、確実性を求めて気絶させる方がいい〉
「「「了解」」」
気絶させればいいんだな、ここには近接ができそうなのは僕しかいない、なら僕が接近戦を担当して異相対の注意を引きつけて沙紀かなのはに封印してもらうか、僕はその作戦を念話で2人に伝え行動を開始する
「行くぜ、アイアンハート!」
〈Rajah〉
銃剣を小型化し二丁にし、近接戦に入ろうとするが奴のフットワークが軽やかで全く近づけない
沙紀がタイミングを見て多種多様なバインドを使い分けて動きを封じようとするもバインドの合間を塗ってよける
「悠希くんもっと頑張ってよ!」
「無茶を言ってくれるな沙紀、なのは砲撃支援まだか!」
「速すぎて狙いが定まらないの」
「アイアンハートどうすれば良いと思う」
〈To think from the current level of Master breakthrough there is no ...(マスターの現状のレベルから考えるに打開策は・・・ありません)〉
「策は無いのか、あと出来れば日本語で」
〈了解しました〉
策が無いならどうすれば良いアイツは速すぎる、沙紀はまだ大丈夫だけど僕やなのはは魔力がそこまで多くない、もっと魔力の運用法を計算して動くべきだったな、
けどなんだ、この感じは何か忘れているような気がする、クソッなんかモヤモヤしてきた
「悠希くん前!」
「しまった、別のことに集中しすぎた」
あぁ、これで何回目だろう人生詰みそうになったのは
“まったく、一体全体いつまで面倒をかけるつもりだよ、兄さんは”
悠我の声が聞こえたと思った直後天空から黄金の剣が殺到し奴の周りを取り囲み動きを完全に制限した
すげー、もしかして悠我がやったのか
“兄さんが忘れているのは『特典』じゃないのか?じゃ、さよなら〜。早く封印しなよ”
「ありがと悠我、なのは封印してくれ!」
「りょ、了解レイジングハート」
〈All right Sealing mode Setup〉
レイジングハートの形状が少し変わり光の翼が展開する
「リリカルマジカル、ジュエルシードシリアル16封印!」
異相対からジュエルシードが分離し元の犬の姿に戻りジュエルシードはレイジングハートが格納した
「お疲れみんな」
「うん」
「悠希くん、それよりこの剣は一体何なの」
「恐らくは悠我がやったんだと思う」
〈なぜそう思うんだい?〉
「さっき悠我の声が聞こえたから、多分空耳だと思うけどね」
そう言いながら黄金に輝く剣に触れようとした瞬間、バチバチって強い電気みたいな物によって弾かれ直ぐにその剣は霧散しそれに続くように次々と連鎖的に他の剣も霧散し風に流されていった
「これについては家に帰ってから悠我に聞けばいいさ」
「でもここは壊されちゃったみたい」
〈そうだね、僕の魔力が回復すれば結界を展開出来るのに〉
「ブレイクハート、何とかできない?」
〈It is possible if your course(もちろん貴方なら可能です)〉
「お願い」
沙紀が辺り一面を修復する
〈凄い〉
「おぉ、元に戻ったの」
「すごいな沙紀」
「当然よ」
沙紀が誇らしげに胸を張る
その後3人一緒に帰宅した
帰宅した僕達は夕飯後家族会議を開いた
誤字脱字感想アドバイスその他もろもろがありましたらお願いいたします。
最後走り過ぎた気がするのと、英語大丈夫だよね、きっと。
次回は設定紹介の回になるかと思います。