魔法少女リリカルなのは〜転生してきた魔王〜   作:蒼天の天国

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どうも蒼天の天国です

今回からA's遍の開始です

大雑把な構想は出来ているのですが、完璧に固まっていないので、亀更新は変わらないままだと思います





A's編・2nd
36話 兄弟共闘-1


Side悠我―

 

時空管理局本局、そこのエントランスホールで俺はクロノと兄さんに合っていた

何故兄さんがこの場に居るかというと俺を迎えに来ているからだ、本来なら保護者である父さん達がこの役目なのだが、3人とも管理局では名前の知れた魔導師であるため色々な所に出ているらしい

 

「我が子の事よりそっちが大事か」と言うと兄さんとクロノがそろって「それは違うから安心しろ」と否定した

 

「さてとそれでは僕たちはこれで失礼します、いろいろお世話に成りました」

「ああ、もうそんな時間か、転送ポートまで送ろう」

 

クロノの案内で地球の俺の家に直通で繋がっている転送ポートまで連れて行って貰う、この転送ポートがある事を知ったのはついさっき兄さんが来た時だ

何時間の間にそんなもんが家付いているとは、全く知らなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えばフェイトって先に地球に行っているんでしたっけ?リンディ提督と一緒に」

「ああ、調度悠希と入れ違う様に向こうにいったな」

 

そうだっけ?3週間近くテスタロッサ一家に合ってないからそういう事情を全く知らないな俺、身近に居た筈なのに別世界に居た兄さん達の方が知っているとは何とも言えない気分だ

 

「?あぁ悪い少し待ってくれ連絡だ」

 

廊下を歩いているとクロノに連絡が入った、一言断ってから俺達から少し離れた所でホロウインドを手前に広げる、通信相手はエイミィの様だ

いくら目が良いとは言え、読唇術の心得がない俺には画面の彼女が何を言っているのか伺い知れないが、かなり焦っているのは見て取れる

通信を終えたクロノが困り顔を浮かべながら駆け足で戻って来た

 

「不味い事が起こった、すまないが地球の海鳴市に大急ぎで飛んで貰いたい。本来管理局員でもない君たちに頼むのは申し訳ないが、今すぐ動ける戦力が君たち2人だけなんだ!礼はいずれ払う今は現場に向かってくれないか」

 

俺達2人に走る様に促しながらクロノがそう言った

話から推測するに海鳴で何かあったのだろう、時期的に考えて『闇の書』関連でまず間違いなくヴォルケンリッターだろう

 

「海鳴りで何かあったんですか?」

「なのは達が何者かに襲撃を受けているらしい」

 

その言葉に驚きの顔色を浮かべる兄さん、相当予想外だったのだろうな、俺も原作知識を持っていなければ同じ顔をするだろうが、知っているから特別驚いたりはしない

 

「襲撃者の数は4人だけ既になのはにフェイト、アリサとアルフが落とされているらしい、沙紀とすずかの2人が懸命に闘っているらしいがギリギリの状態らしい」

「4人が落とされた!?なのはとアリサは春から半年近くこう言う時のために魔法の練習をしてきたんですよ?それがたった4人に、フェイトとアルフだって弱いわけでもないのに」

「つまりそれだけ相手が手強い相手って事だろ?まぁこう言っては何だが兄さん達がやって来た練習はあくまでも子供でのって範囲だ、それを考えるとアイツらが落とされるのは仕方がないのかもしれない」

 

廊下を走りながら向こうの状況を確認する2人、けど俺が行った言葉が気にくわなかったのか怖い顔で俺を睨みつけてきた

 

「悠我、お前心配じゃないのか?家族と友達が襲われているんだぞ!」

「心配はしているさ、けどきっとそれは杞憂で終わると思うぞ?襲撃者の目的はおおよそ予測できている、彼女達の命まではけして取らないはずだ」

 

不服そうな顔のまま走る兄さん

そんなに心配か?過保護だね意外と、まぁ確かに敵の真意と正体を知っているとは言え気分がいいとは言えない

 

「あれだ、俺たちが行って皆を助ければそれで万事解決、そうだろ?不満や仇は奴らをぶちのめしてとればいい」

「そうだな!」

 

フォロー見たいな事を言う勢いよく返す兄さん

そんなやり取りをしていると少し先を走るクロノが小さく笑っていた

 

「何だ俺が人の心配するのがそんなに可笑しいか?」

「いいや別にそう言うわけではけしてないが、ただキミは戦いの事になると驚くほど性格が変わる、普段とは比べられない程周りの事をよく見る、普段はしない他人の心配までする、その事に少し驚いただけだ・・・・さてこの部屋がそうだ」

 

連れてこられたのは他とは明らかに作りの違う扉の前

パスワードロックを解除し扉の中へと進む、転送ポートと言う割にはそれほど広くはない部屋、精々学校の体育館と同じ程度の広さだ、床にはミッド式の魔法陣が彫られている

 

「2人ともその魔法陣の内側へ立ってくれ」

「おう」「はい」

 

クロノに言われ魔法陣の中に入る

これが魔法を元にした転送装置らば俺は跳ぶ事が出来ないが、これは魔法以外の力を用いているから問題はない

魔法陣が強く光り始め

 

次の瞬間、俺と兄さんは海鳴市上空のに転送された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何だろうデジャブを感じる」

《気のせいだろ?》

 

眼下には海鳴の夜景が美しく映る

夜景は綺麗だ、だが忘れてはいけない、ここは上空で減速なしで降下中そして季節は冬つまり、めちゃくちゃ寒い!

 

「悠我、あれ!」

 

兄さんの指さす方向には少し変わったものが存在していた

 

「結界、だよな?みた事のない形だけれど」

「あれはベルカ式の魔法だ、見慣れていないのも仕方あるまい」

「ベルカ式?なんだそれ聞いたことがないぞ?」

「伊達に魔法の本場セカイに行っていたわけじゃないって事だよ・・・・それより突入する、兄さんはバリアジャケットを展開したら俺のケツに付いてきてくれ!ヴェーダ!バリアジャケットと翼を」

 

兄さんが緑色の光に包まれ軍服タイプのジャケットと銃剣を2丁展開、続いて俺も白いカジュアルスーツタイプのジャケットを展開し光翼を展開した

 

「突入するって悠我一体どうするんだ?」

「どうやって?忘れたのかい兄さん、俺の体質を・・・・そう魔法の無効化だ、さぁカッコよく突入しようか!」

 

三角形のベルカの結界に俺が触れた途端、卵の殻のように崩れ始める、それと同時にヴェーダに新たに結界を展開してもらう

 

結界内の光景は悲惨なものだった、なのはも姉さんもフェイトもアリサもすずかもアルフも全員既に闇の書に魔力を蓄積されていた

ヴォルケンズの全員が結界内にいて、4人全員が突入してきた俺と兄さんに注目していた

 

遅かった、そう言いきるしかない状況だなこれ、まさか姉さんも落とされるとは

 

「・・・悠我」

「落ち着けよ兄さん、事を急げば上手く行く戦況も崩れるぞ・・・・まずは敵と皆の間に魔法を打ち込んでくれ、奴らが少し引いたら間に入る」

「了解」

 

2丁の銃剣の銃口を並べて前へ突き出しなのはのディバインバスターと同等の砲撃を両者の間に叩きこんだ

 

おいおい、ウイングのツインバスターかよ

 

俺と兄さんが間に入りなのは達を守る様な姿勢をとる、シャマル先生が傷をいやしたのだろうバリアジャケットはボロボロだが有るはずの傷が見当たらない

 

「貴方達は何者なんだ?どうして僕の友達に危害を加えた」

「堪える義理はねーよ、まぁそっちから来てくれたんだ、テメーらの魔力は貰ってくぞ」

「どういう意味だ?」

 

やっぱりそうだよね、あとヴィータちゃんは相変わらずお口が悪い

向こうはやる気満々だな。そりゃそうだよな、なんたって大好きな主様の命がかかっているんだ、そりゃ焦るよな

 

「端的に指示を出す良いな、兄さん?」

「良くわからないが、わかった」

 

俺自身はもう少し彼女達とお話していたいが、後ろには傷ついたなのは達がいる悠長に時間を浪費している暇はない

 

「兄さんは後ろに居るライトグリーン色のバリアジャケットの女性を頼む」

「わかった、けどお前はどうする?」

「どうするかって?愚問と言うんだぞそれは。残りは俺が片づける、彼女達の目的は兄さんの魔力だ、ならば彼女達の中で一番戦闘力が一番低い彼女の相手をして貰いたい、今の状況で一番怖いのは兄さんが倒されて奴らに魔力が奪われる事だ、理解してくれ」

「無理はするなよ」

 

ああ、わかっているともさ

それに兄さんの方がむしろ心配だよ俺としては、一番弱いといっても何十年何百年と前から戦ってきた古兵だ、数年しか生きていない兄さん程度がどうにかできる程弱くはない、が多少の期待はしてもいいよな

 

「じゃ、行ってくれ!」

「了解!」

 

折れの掛け声を合図として兄さんがシャマル先生の元へ弾丸の様に突撃していく、そしてそのままバインドで拘束し俺から距離をとった、兄さん成りの気遣いなのかもしれないがそんな事はする必要もなかったのにな

 

さてと、残された俺と3人?正確には2人と1匹なのだが、3人とも顔が怖い

え?俺何か怒らせる様なことしたかな?いやきっと戦闘中だから集中しているだけだきっと、うん

 

「まぁ、時間も勿体ないしとっととやろうぜ?」

「まさか貴様1人で我々と戦うつもりか?ただの強がりならば止めておけ、子供一人に負ける程ベルカの騎士は弱くはないぞ」

「貴女がそう思うならそうなんでしょう、貴女の中では」

「私を愚弄するか」

 

まずい、イライラしているみたいだ

 

「いいや馬鹿にしているわけじゃないさ、事実を言っているだけだ。だがも三人の中に星1つを丸ごと焼き尽くす力を持っている奴がいれば話は別だが、いないなら俺が一方的に蹂躙するだけだ」

「言っている意味がわからないな」

「なら実際に戦ってみる?どうせアンタら三人を倒さないと家に帰れないだろうし、俺の言っている言葉の意味が十二分に理解出来ると思うぞ」

 

そう言い『神の位へと至る者(プロモーション・ゴッド)』を子供の姿を維持したまま使用する

〈神の位へと至る者〉を使用したのは純接近戦主義の奴を相手にするのは俺でも少し恐ろしい、ならデフォルトで人類最高峯の技能を扱えるようになれるこの権能を行使するのが対人接近戦に置いてベストな力だ、それにこれ以外なんて碌な内容じゃない

 

「で、やる?やらない?俺はやらない方をオススメしm「ああ!もうめんどくせぇ!テメーの言っていることはなんかムカつく!とっととブッタ倒されろ」・・・・わぁおなんて無茶苦茶」

 

怒ったヴィータちゃんがアイゼン(?)を振り上げながら俺の頭目がけて真っ直ぐ飛んでくる

あれを食らったら間違いなく頭蓋から深紅色のお花を空中に咲かせる事になるよね間違いない。なら避ける!

 

「くっ!」

「あぶな!」

 

獣じみたカンピオーネの動体視力と反射神経がなければ死んでいたかも(カンピオーネの頭蓋骨とデバイスのフレームどちらが硬いか気に成るところだが)

 

「クソ避けるな!」

「いや無理、当たったら痛いか死ぬかだろ?」

「次は避けるなよ!」

 

ラケーテンフォルム?って言ったか、ロケットブースターを推進力にして攻撃力を上げるアイゼンの攻撃形態。それにデバイスを変形させ大回転しながら俺に攻撃してくる

 

「当たりたくないしそろそろ疲れてきた、そう言う事だから・・・・我は全ての障害を打ち破る者なり」

 

聖句を唱え『黄金郷の勝者(ブレイズ・オブ・チャンピオン)』を発動させ黄金の剣を抜く

ただし能力を完全に解放するわけではないので周りに剣などが出現したりはしない

 

「そい」

「なっ!」

 

俺が振るう剣の一閃、アイゼンの頭の部位を綺麗に切断した

俺を抜かした三人が唖然とした顔を浮かべ、特に自分のデバイスを切られたヴィータに至っては絶望し尽くした顔だ

あいた手で呆然とする彼女の腹部に掌底を当てて遠くのビルに吹き飛ばす

 

「まずは1人だ、次はどっちが相手に成る?・・・・ああ、やっぱりいいやそっちの獣耳のお兄さんは俺の使い魔に相手してもらおう、そう言う事で巨乳ポニテ剣士のお姉さん、アンタが俺の相手だ」

 

ザフィーラの目の前にミッド式の魔法陣を広げフェンリルを呼び出す

 

「じゃ任せたぞフェンリル」

〈どの程度までしていいか聞きたいのだが〉

「死ななければ何をしても構わない、ただし首輪は外さないのでそこんところは考えてくれ」

 

心得た。フェンリルがそう言うや否やザフィーラと共に姿が消える

流石は狼神だな、首輪をつけているとはいえ神速は使えるらしい

 

「俺らも始めようか、巨乳剣士さん」

「貴様は一体何者だ、ヴィータを僅か数手で往なすとは、見た目によらず手練れのようだな」

「まあね、これでも自称次元世界最強だからねこれぐらいは余裕かな、ちなみに何者かとう質問に対しては、あえてこう答えよう・・・・次元世界最凶の問題児にして神殺しの魔王!神叢悠我であると!」

「カミムラ、先程の少女の中にも同じ名を持つ者がいたが、縁者か何かか?」

「一応、義理の姉になるかな」

「そうか・・・・名乗られたのであれば名乗り返すのが礼儀だな・・・・ヴォルゲンリッターが将、シグナム!いざ!」

 

レヴァンティンを鞘から抜き、間合いを詰めてくる

 

「はぁぁぁぁぁ!」

 

彼女から繰り出される、素人目からは一切無駄のない剣捌きに見えるその動きは細い腕からは信じられない一撃の重さがある

ヤバい怖いかなり怖い、さっきはヴィータちゃんだったから余裕があったがこのシグナムに至っては無理怖い、だってヴォルケンズで一番強いんでしょ?遠方大量広域破壊が前提の俺には天敵とも言える接近戦主義者

権能でイカサマをしているから体が自動的にシグナムの剣技を交わしているが、精神内心はそのままなので気が気ではない、ちなみに顔はポーカーフェイスだ

 

「凄いなその剣技、剣には多少自信が有ったがこうも簡単に流されると些か自信をなくしてしまう、先程のテスタロッサと言い腕の立つ少年少女が多いな」

「そいつはどうも」

 

涼しい顔で返す、褒められても嬉しくない、だって怖い

剣先をこちらに向け打ち込んでくるシグナム

ええい!こうなればヤケクソだ、ゲームマンガアニメで幾つか見た事のあるアレをやってやる

意味のわからない事を内心呟きながら、俺も黄金の剣の先を向け

 

「なに!」

 

剣先と剣先がキレイに付き合いシグナムの攻撃を止める

イー○ィー・・・じゃねぇよ!こんな物騒な触れ合い冗談じゃない!バカか?はいそうですよ!だって愚者の落とし子だぞ!

 

《落ち着け相棒、キャラがブレまくっているぞ》

《そんな事は知っているわ!》

 

はぁはぁ、落ち着け俺

 

「ハハハ、すごいな、今まで長く生きてきたが私の剣をこうやって止めたのは初めてだ」

「そうですか、始めてですか、でしたら始めてついでにこんなのもお見せしますよ」

 

シグナムとの戦闘を終了させようか

 

「いくぜ!!!!!」

 

到底聖句とは言えない気合いの声で権能を焚きつける

力を入れた瞬間、結界内に黄金の剣が満ち溢れ始める

 

「これは」

「この剣は少し気を付けたほうがいい、切られても外傷はないが・・・・それは斬られてのお楽しみって事で」

 

手に持つ剣を軍配の様に振るい、その動きに合わせて空中に漂う剣が一斉にシグナムに向き

 

「行け!」

 

凄い速度で剣がシグナムに群がり始める

 

「力が奪われていく、だと!」

「奪っているんじゃないけれどね」

 

群がっていた剣をはらい、メインの剣で一撃加える

体をくの字にして下に落ちて行くシグナムを見をろしながら一息つく

 

「迎撃完了!よし帰ろう」

〈向こうに居る兄はどうする、それに気を失っている彼女達は?〉

 

いつの間にか背後に回っていたフェンリルから言われて迷う

 

「フェンリルはなのは達を運んでくれ、場所はどっか適当な場所か人がいればそこに運んでおいてくれ、俺は兄さんの様子を見てくる」

〈心得た〉

 

フェンリルを見送った後、俺は黄金の剣が煌めき続ける結界の中をゆっくり跳び始めた

 




誤字脱字感想意見感想等が有りましたらよろしくお願いたします

すごい駆け足だ、駆け足過ぎて周りを置いて行っている気がする


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