Start menu 作:まてぃー0827
昔から多くは語らない子だった。人と話すことに苦手意識はない。ただ、感情を表現するのがすこし苦手だった。クラスメイトの子たちは最初こそ話しかけてくれたものの今ではまるで教室で飼ってる金魚のように椅子に座っている。そして今、時間的にはお昼。昼食を食べ終え外でサッカーしに行く人や、おしゃべりに心を弾ませる人で学校全体が活気付いている。そんな空気の中で仏像のように固まるわけにはいかない。僕は席を立ち、少し早足で図書室へ向かった。
図書室、そこは学校とは別の棟にある。そこには校舎内のざわつきはなく、本の何故だか少しほっとするような匂いと空気が満ちている。
「やあ、よくきたねぇ。」
この声は親の次に話しかけてくれる司書のおば、、、、
「、、、、、、、、、」
お姉さんだ。どうして考えてることがわかったんだろう。年の功ってやつだろうか。
「給食のあまりでもらったゼリーどうしようかしら、、。」
女の勘ということだなこれは間違いない。
「あっはっはっは、何故だかわかっちゃうんだよねぇ。なんでだろう、、、似てるからかな、、、。」
すこしおば、、、お姉さんは遠い目をしている。気になるけどそれより今の僕にとってはあの本を読むことの方が気になる。
「あぁ、いつものアレね。今すぐとってくるよ。」
そういってお姉さんは僕では手の届かない所の本をスッと取ってくれた。早く大人になりたい。なって静かに暮らしたい。
「はいこれ」
受け取るやいなや僕はお礼も言わずに立ってその場でその本を読み始めた。なぜだか読まずにはいられないんだ。
その本はいわゆる、、、えっと、ふぁんたじーってやつ。主人公が冒険するあれ。で、モンスターに出会ったら友達になることができる。
その世界観はフィクションを感じさせなかったんだ。モンスターなんているはずないのに。
「モンスター?いるよ?」
「え!?ほんと!?おばさん!?」
「お姉さんと呼びなさい」
あまりの衝撃に口が開いたまんまになった。だけどここでぼーっとしちゃいけない。ふと、心が温かく、いや熱くなるような感じがした。それにしてもいるってどういうことなんだろう。
「Sit down, child Do not quail With peace and love, we will prevail If you climb Along this trail You will hear the Undertale 」
突然お姉さんがどこかで聞いたことのあるようなリズムで歌い出した。でもなんて言ってるんだろう全然わかんない。
「わからないことだらけって顔してるわね。その本読んだらわかるかもよ?」
そうだった。僕はこの本を読みにきたんだった。でもなんで今までぼーっとしてたんだっけ、、。
「モンスターに会えるって言ったからよ」
「教えてよおばさん!」
「Sit down, child !'」
なんで英語で言ったかわかんないけど、、言ってることは僕でもなんとなくわかる。渋々とした感じで埃かぶった椅子に座った。
「Do not quail」
?
「落ち込まないでって言ったのよ。」
なんで日本語で言わないんだろう。早く意味を知りたい。
「今にも知りたそうな顔だねぇ」
お姉さんはこうやって度々僕にちょっかいをかけてくる。でもこうした人は周りにはいないからなんだかありがたかった。
「うーん、、、じゃ!その本のタイトル読めたらいいよ。」
え?
「そんな声出して驚く?」
声に出てたのか、、、
「ついでに日本語に略してちょ☆」
え!?
「そんな声出して驚く?」
また無意識に出てた、、、こんなに胸がざわつくのは初めてかもしれない。でも知りたい。会いたい。
「よし、やる決心、、、、いやこの場合はケツイというべきか、、、。ケツイはついたようだね!」
頷くと僕は足早に図書室を出た。早く帰って英語の辞書を買わなきゃ。バックに筆箱を入れて帰る準備をすぐに済ませて校門を出た。
モンスターに会える。モンスターと話せる。モンスターと友達になれる。そう思いながら歩いてるとあっという間に玄関についた。ドアを開けて家の中に入る。丁度その頃お母さんがお昼ご飯を食べていた。お昼を、、、、、、、
「あんた、学校どうしたの?」
あ、、、、、、、、。
僕が思わず声に出してしまったその直後、家の電話が鳴った
こっぴどく親、先生に怒られてしまった。
先生のお説教は放課後に残らされた。その後急いで図書室に向かったがお姉さんはいなかったすこし残念な気持ちになったりしたせど諦めん。もうすでに頭の中はモンスターとの生活のことでいっぱいだから。そんなはやる気持ちで翌日の昼休み、図書室のドアを開けたがそこにはお姉さんはもういなかった。
もともと創作に興味があり気になっていたテーマもあったので書かせていただきました。構想はなんとなく頭にあるのですがそれを字に起こそうとこれがなかなかうまくいきませんね。小説家という職業はつくづくすごいものだと驚かされます。今回の、、あえて主人公という名前にしときましょう。いかがでしたか?個人的にはやはり賛否両論は当然かなともすこし思ったりします。自分の中の主人公はこんな感じなんです!自己投影してる部分もあるんです!でもこのundertaleはプレイヤーの数だけ主人公もまた、変化するんじゃないかなと思っています。まだ未プレイの人は是非、その手でプレイしてみてほしい次第であります。できれば評価の方よろしくお願いします!それでは、