〜三月side〜
三月「ふぅ...お母さんこれどこ運べばいい?」
三月母「そうねぇ...じゃあこれはお父さんの物だからお父さんの部屋に運んでちょうだい」
三月「はいはーい」
俺の名前は 宮﨑三月《ミヤザキ ミツキ》
今日からこの街に引っ越してきた
理由は父親の仕事...って所かな
ちなみに趣味はゲームで
特にネトゲを思い切りやってる
父さんの仕事の都合とはいえ
前はド田舎だったから
こういう都会?っていうのに
引っ越せて良かった
だって○ーソンとか近くにないから
ゲームの課金するために自転車で30分もかかるしスーパー遠いし
オマケに学校まで自転車で1時間はきつい...
三月「父さんここに置いとくよ〜」
三月父「ああ、ありがとう」
三月父「おっとそうだ三月」
三月「なに?父さん」
三月父「お前には迷惑かけたからな、多分父さんはもう引越しはないようにしておいた」
三月「え、本当に?」
三月父「ああ。 新しい学校で新しい友達を作るといい」
三月「ありがとう父さん!」
三月父「家の片付けはあらかた終わったし、どうだ?散歩にでも行ってくればいい」
三月「分かったよ! 何かあったら電話してよ?」
三月父「ああ、いってらっしゃい」
ガチャ
三月「ふぅ〜」
三月「友達...出来るかな...」
俺には友達と呼べる人がいない
理由は分かる通り父さんにある
仲良さそうに見えるが
つい最近までその事で喧嘩してた
会話は...うんやめとこう
思い出したらダメだ
父さんは引越ししないって
言っていたんだし
ここの場所で友達を作るんだ!
三月「さてこの辺を見て回ってみるか」
そしてこの住宅街を少しぶらついてみた
控えめに言って凄い...
○ーソンまで歩いて1分とか...
しかもそこから歩いて2分でセ○ンとか...
なんだこれ...
帰ろうとした時公園にいた女の子に
目が行った
というかこの公園もデカすぎる
なんでテニスコートあるんだよ
見たことねぇよ...
まぁそれはさておき女の子だ
学校帰りだったが
手に持っている物に驚きだった
え...ガラケー?
え、スマホがかなり普及してる時代に
ガラケー?
あ、でもスマホにしてない人って以外といるってテレビで言ってたし...
普通なのか...?
男「おいそこの女の子〜ちょっと遊ばない?」
あ、どこの街にもいるんだなナンパ男って...
まぁ普通か、あの子意外と可愛いし
???「私用事があるの、そこどいて貰える?」
うんだろうな〜 ああいう輩ってめんどくさいし断るのが普通だろうな...w
男「そんな事言わずにさ〜いい所教えてあげるから〜」グイッ
???「ちょっと!離してよ!?」
あ、これやばいやつや...
どうしようか...もう何年もやってないけど
あれで助けに行くか...?
〜???side 〜
私は今知らない男に手首を掴まれてる
かなりしつこいし
手首離してくれないから
今持ってる竹刀を使ってやろうかな...
三月「そこの男の人、その娘嫌がってるじゃないですか、やめてあげてください」
男「あぁ!? なんだテメェ!?」
三月「離してあげて下さいって 彼女嫌がってるじゃないですか」
男「うるせぇなぁ...こいつが目に入らねぇのか...?ヘヘッ」
そういってその男はナイフを出した
これは不味い
私の竹刀を早くださなきゃ...
彼がやられちゃう...!!
男「うるせぇヤツは...大人しく黙ってろや!」
???「危ない!」
三月「はっ!」
男「うわっ!?」
柔道の技で彼は男を投げた
男は地面に叩きつけられた
ナイフを取られ、怯えた男は
男「ヒィッ!?」
と声を出して逃げていった
彼がいなければ
今頃どうなっていたか...
彼にお礼を言わなきゃ
???「ありがとう、お陰で助かっちゃった」
三月「いやいや、困ってる人を助けるのは
当たり前でしょ?」
彼のその答えに私は笑いそうになった
???「フフッ...君は根っからの優しい人なんだなぁ...私尊敬しちゃうよ」
三月「そりゃあどうもありがとう、じゃあ大丈夫そうだし俺は行くよ」
私はその時なにを思ったのかは分からない
ただこれだけは彼が去っていく前に
聞きたかった
???「...あのさ!」
三月「...ん? どうかしたの?」
???「...名前! 君の名前を教えて!」
私はどうしても彼の名前が知りたくなった
理由は分からないけど
ここで
三月「え?」
???「えーと!これはですね!? また会えるかもと思ってですね!? で!!名前を聞いた方が会ったときにお礼できるかなと思いまして...」
三月「...いいよ 俺の名前くらい」
???「あっはは〜そっかぁ〜!!やっぱりダメに決まって...え?いいの?」
三月「ああ...俺の名前は宮﨑三月 よろしくな」
???「宮﨑...三月...それが君の名前か〜!」
私は彼の名前を聞けて嬉しかった
理由は分からない
ただ彼とは何かしらの縁があると思ったのだ
三月「それよりさ...俺も教えたんだし君の名前も教えてくれないかな?」
???「わ、私!?」
いきなり彼にそう言われて焦った
まさか彼が私に聞いてくるなんt...
あ、いや普通そういうものなのかな...
???「分かったわ!ご期待に答えましょう!私の名前は...」
武蔵「武蔵! 宮本武蔵よ! 名前が男っぽいかもしれないけど気にしないで!気軽〜に武蔵ちゃんと呼んでちょうだい!」
三月「武蔵...ちゃんね 分かった!教えてくれてありがとう、じゃあ...またどこかで」
武蔵「おうとも! 会ったら声かけなさいよ〜!」
そう言って三月くんは去っていった...
結局彼がどこの学校か分からないまま
去っていった...
この辺では見ない顔だし引っ越してきたのかもしれない...ただ一つだけ言えることがあるなら...私の中にあるのはただ一つだった
「彼とは...また会えるといいなぁ...」
〜三月side〜
三月「ただいま〜っと...」
三月母「あら、おかえりなさい」
三月「ただいま、母さん」
三月母「新しい所はどうだった...?ここでやって行けそう?」
三月「うん、大丈夫だよ母さん...とりあえず荷物置いてくるね」
三月母「ええ...ご飯出来たら部屋に呼びに行くからね?」
三月「ありがとう...じゃあ出来たら呼んでね」
〜三月の部屋にて〜
三月「...ふぅ」ベットに横になる
三月「...」
三月(やってしまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!?////)
三月(なに!?なんなの!?なんで初対面の女の子に名前聞いてんのぉ!?/// しかも
『君の名前も教えてくれないかな?』
じゃねぇーよぉぉぉ!!///)
三月「...でも」
「彼女には...また会いたいなぁ」
これは友達が出来なかった男
宮﨑三月と
剣道の道に進む女子
宮本武蔵の
恋物語である...