第2話 ルンペルシュティルツヒェン
□□皇都中央大道路 【悪魔戦士】ローガン・ゴールドランス
巨大なクリスタルがあった部屋からでて、中央広場から続く広い通りを南に歩いて行く…前に中央広場によってセーブポイントに登録しておいておいた方がいいだろう。
ジャックはどこかに行ったようで、見ることは出来なかったがとりあえずセーブポイントを設定してから再び南門に向けて足を進めた。
歩きながら道すがらに存在するさまざまな店舗を眺めながら、足を止めず道を歩いて行く。
RPGなら定番の武器屋や防具や道具屋といった店や、パン屋や八百屋や花屋といった現代地球でもみかける日常生活的な店もある。
店舗だけということもなく、一軒家なんかも立っているあたり、ただのゲームではないということがうかがえる。
大道路中にならぶ幾つもの店をながめながら、ふと考えなおす。
そのまま直行で門に向って外に出ようとしていたが、〈エンブリオ〉が進化するのにはまだ時間があるだろう。
ここはさっき就いたジョブである【悪魔戦士】で戦うために必要なポイントを増やすために、必要なコスト調達を先にした方がいいだろうと思いなおす。
途中で見えた一軒の武器屋に進路を変更しその店の中に入り、とくにこの時点ではいい剣なんかはわからないので、そこまでこだわらず簡単な儀礼剣と同等位の強さの初心者用の剣を1000リルで4本購入する。
ただし一応保険として1000リルだけは残しておく。
購入を終えたら、再び進路を南門に変更して外に出る。
道中で購入した剣4本をポイントに変えながら、街並みを眺めながら足を動かして行った。
□□皇都南門 【悪魔戦士】ローガン・ゴールドランス
歩き始めて十数分ほどたつと、目の前に大きな門が見えてくる。
豪華な装飾というよりは機械的な機能美があるような無機質な鉄の扉だ。
当然ではあるがその門は開けはなれていて誰もが通れるようになっている。
門の外は一帯が荒野になっているようで、そこにたくさんの人間がいろいろなモンスターと戦闘をしているのが見て取れる。
マスターたちだろう。おそらくジョブに就いておらず、エンブリオが覚醒していないのか、雑魚のようなモンスターたちに殺されているマスターも何人かいる。
レイ・スターリングのように差し迫った事態で時間が無い訳でもないだろうに、特に準備を進めていなかったのだろう。
ジョブは事前情報が無いから仕方がないとしても、エンブリオぐらいは進化させてから戦闘に進めばいいのにと思いながら足を進め、戦闘区域に入る。
そして門をくぐり外に出た時、異変が起きる。
「これは……」
管理AIに埋め込まれた右手の〈エンブリオ〉が光り輝く。
ついに、〈エンブリオ〉が進化するのか、丁度いい時間だと思いながら刹那の時であるがその進化を待つ。
その〈エンブリオ〉はやはり最初に想像した通り【ルンペルシュティルツヒェン】で、
「おはようございます。マスター(・・・・・・・・・・・・・・)」
―そんな想像だにしない言葉を口にした。
左手の甲から〈エンブリオ〉が消失し、かわりに紋章が残っている。
俺の目の前に現れたのは、黒い青年だった。
背は俺より高く、170cm程の中肉中背。
髪は桎梏を塗り固めたかのような漆黒に染まり、瞳は汚れが一切ないかのような黒曜石を思わせる綺麗な瞳で肌は浅黒い。
燕尾服を少しおしゃれにしたかのような、細部に少し装飾や刺繍を入れた執事のような青年。
年齢などないだろうが、もし年齢を数えるならば18歳程度であろう。
男が男に評価する内容ではないのだが、その評価を一言で表すと“美しい”といえるタイプの男がいた。
原作の通りにただのテリトリーとして生まれたのであるならば、決してあり得ない姿と言葉をもって生まれた、俺自身が生み出した分身といえるその青年。
その疑問とまったくもって想像しなかった状況に俺は数秒の間、身体の動きと頭脳を停止させていた。
生み出された青年は、自分が何よりも大切に思う動きを止めた自身の主に対し、生み出されたが故の主に対する理解を持ってこの状況を改善するべく、自身のことを説明するべきだと理解した。
そしてその男は、そのまま自身のことを、自身を生み出した己のマスターに対し説明する。
「よろしくお願いします。私はTypeアポストルwithテリトリー。【改竄悪魔ルンペルシュティルツヒェン】です。この身は主様の血肉と意思を持って生み出された、主様の奴隷にして使徒。いかようにもお使いください。」
そう言いながら、往年の熟練した執事のような無駄のない動きを持って一礼する。
それである程度理解する。
俺が生み出したのは原作通りの【ルンペルシュティルツヒェン】などではなく。
理由が判らないが、俺のエンブリオはアポストルとしての性能を会得したのだと。
疑問はまだいくつかあるが、いくら自身の主を絶対とするアポストルとはいえ、どこぞの迷宮に巣くうマスターと違い、エンブリオを嫌っていたりどうでもいいと思っていたりするわけでもなく放置したままにする気もないので会話を選択することにする。
「ああ……。よろしくな、俺はローガン・ゴールドランスだ」
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
俺の言葉に対し、にこやかにだけどこちらに対して最大の敬意をもってそんな言葉を口にする。
それに対しまた返礼すると、堂々巡りになりかねないので、最初の挨拶を切り上げて最大の重要事項である、エンブリオの性能確認をしようと話をかえる。
「あーっと、お前の性能を見てみるかな?疑問があったら答えてくれ」
「了解いたしました、いくらでもお聞きください」
『詳細ステータス』のメニューを開くと先ほど見た一覧に加えて、新しく『〈エンブリオ〉』という項目が増えている。
それをタップし開いてみると、ルンペルシュティルツヒェンの姿とパラメーターが並んでいた。
ルンペルシュティルツヒェン
TYPE:アポストルwithテリトリー
到達形態:Ⅰ
ステータス補正
HP補正:-C
MP補正:-C
SP補正:-C
STR補正:-C
END補正:-C
DEX補正:-C
AGI補正:-C
LUC補正:-C
「っつはあ?」
自分のエンブリオのステータス補正を一目見たとたん、驚いた。
その理由は単純で、そこにはステータス補正-Cという見たことのない数値がずらりと並んでいたからだ。
通常のアルファベットではなく前にマイナスがついている表記という状況に驚く以外ができない。
「おいっ!ルンペルシュティルツヒェン、このステータス補正はどういう事だ?!」
少し声を荒げてルンペルシュティルツヒェンに対して問いかける。
仕方がないだろう。補正は〈エンブリオ〉を保有している限り常にステータスに対してかかる補正の倍数。基本的にG~Sまであり、これが高いほどステータスも同様に高くなるのだから。
原作においても、マリー・アドラーがマスターの強さの一つとして、エンブリオの特殊性、マスターの不死身性と同様に上げていた極めて重要な要素の一つであるのだから。
それがこんなわけのわからない補正になっていれば、こんな問いかけになっても仕方がないだろう。
「それに関しては申し訳ございません、現在私のステータス補正は1/3になっております。主様のステータスを見ていただければわかるとは思いますが、ステータスにマイナス補正がかけられている状況になります」
本当に申し訳なさそうに、眼を閉じ腰を曲げて丁寧に頭を下げながら、その男は謝る。
その言葉を聞き、自身のステータスを見てみるべきだと思い、今開いている『〈エンブリオ〉』の項目を閉じて、自分自身のステータスをすぐさま表示する。
自身のステータスを開いた途端、その変化に一目見て気付いた。
ローガン・ゴールドランス
レベル:1(合計レベル:1)
職業:悪魔戦士
HP(体力) : 33
MP(魔力) : 11
SP(技力) : 6
STR(筋力) : 5
END(耐久力): 4
DEX(器用) : 6
AGI(敏捷) : 5
LUC(幸運) : 3
「っなあ!?」
低い。元々対して高くなかったとはいえ、自身のステータスが〈エンブリオ〉が進化する前よりも格段に低い。それこそ本当に1/3になっているのだとわかる。
なぜ?とおもう。確かに原作のルンペルシュティルツヒェンもステータス補正はそれほどなかったとはいえ、こんなマイナスステータスになっているとは言われてない。
もしかして?とおもう。こんなマイナスステータスになっているのはアポストルとしての特性を会得したからではないかと。原作でもアポストルのステータス補正はさして高くないといわれている。だがいくらなんでもマイナス補正がかけられるほどではなかったはずだ。
俺の知る限り、ステータスにマイナス補正がかけられているのは【犯罪王】ゼクス・ヴュルフェルの身体にして〈超級エンブリオ〉Typeボディの【始原万変ヌン】くらいだった。
ゼクスのエンブリオがマイナス補正を食らった理由は単純である。
それは汎用性の高いスキル2種類を会得したがためのリソース不足。
俺の場合もそうではないかと、その可能性を追うため〈エンブリオ〉のスキルを確認する。
もう一度、『詳細ステータス』のメニューの中から『〈エンブリオ〉』の項目を開き、さらにその中に存在する『保有スキル』という項目をみてみる。
そこに表示されていたのは以下の通りであった。
『保有スキル』
《我は偽証より黄金を紡ぐ(フェイク・イズ・ゴールド)》:
自身の選んだジョブのスキルの数字、2カ所を2倍にする。
パッシブスキル。
表示されていたスキルはこの1つのみであった。
他にスキルはなく、これのみで終わっている。
ただしこれを見て、どうなっているんだとは思わなかった。
その理由が察することが出来てしまったから。
一つ目の理由は、このスキルの名前である。
《我は偽証より黄金を紡ぐ》とは原作でローガン・ゴットハルトが使用した【技巧改竄ルンペルシュティルツヒェン】の必殺スキルの名前である。読みは当然ながら「ルンペルシュティルツヒェン」になる。
おそらくこのスキルは俺がルンペルシュティルツヒェンの在り方の究極の一つをしるがゆえに、生まれたスキルなのであろう。
必殺ではなく、一つのスキルとして。
二つ目の理由は、このスキルの効果である。
原作において、ローガンの第一形態のスキルは「一カ所を2倍にする」というささいなものであったと語られている。
1カ所ではなく2カ所を同時に、最初から改竄出来るようになっているのは、一つ目の理由が当てはまるのだろう。
もう一度言うと、必殺ではなく一つのスキルとして、『10カ所10倍化』に届くための選択である。
最終進化を見据えたための第一形態は、そのために多大なリソースを要求し、最初に用意されたリソースを食いつぶし足りない分をマスターのステータス補正から分捕ったといったところだろうか。
スキルに時間制限やストックを要求するアクティブスキルにならなかった分、まだましと思えてしまう。
なにしろ悪魔使いとして大成するのであれば、自身のステータスはある程度、度外視出来てしまうから。
ステータスが全くいらないとは言わない。
ステータスもまた重要な強さの一つである。
だが悪魔使いとしてならば召喚にも維持にもMPやSPを使わず、前線で戦闘を行わないのならばある程度物理ステータスが低くても問題はなく、後方での支援をしようとも悪魔使い系は純粋に一人で発動できる攻撃魔法がさほどないとは思うし、ステータスの支援に関しても悪魔使い系が元より持つステータス強化の魔法はそれほど強力ではない為、積極的に使用する必要が無いという事情もある。
もしかしたらこれが3つ目の理由だったのかもしれない。
ステータスに寄らない、スキルの強さに特化したマスターへの道。〈エンブリオ〉の形を目指したのかもしれない。
長々とした思考から抜け出して、気を取り直す。
これは決して、悪い道筋ではないと。
俺の前に立つ、俺の声を聞いて粛々として、頭を下げたままでいたルンペルシュティルツヒェンをみて、一応訂正をしてフォローしておく。
「ルンペルシュティルツヒェン、そんなに気に病むことはない。確かに俺のステータスが激減していたのは驚いたが、別にお前自身に問題があるわけではない。お前のスキルは確かに俺が求める強さを秘めている俺が望んだ力だ」
その言葉を聞き、ルンペルシュティルツヒェンは顔を上げ、喜びを隠すことも無く笑顔で感謝を口にする。
「ありがとうございます。そう言っていただけると何よりの喜びでございます。私が主様に与えるステータスの補正は確かに最悪な物ではありますが、私が持ちえるすべてを行使して主様の御為に、主様がこれからゆく世界をその御意志のもとにいくらでも改竄して見せましょう」
そう言って涙ぐみながら、両の拳をぐっと胸の前で握りしめて全力で宣言して見せた。
一応言っておくと、男のそんな姿はすこしきもい。
少女がやるのなら可愛くもあるのだが、男がやってもな。
「んっ?」
今の思考で疑問が一つ湧いた。
少女という事で想像したが、そういえばなぜ俺のエンブリオがアポストルなのであろうか?
別にこの世界を「ゲームだと思ってない」、「この世界の命を現実と同一視している」わけではなく、この身に生命への危機感があるとは思ってないので、TYPE:メイデンにならないのは仕方ないとあきらめることは出来る。
でも現時点で俺は「この《Infinite Dendrogram》が嫌い」と思っておらず、このゲーム内で果たすべき使命感があるとは思えない。
心の奥底でそういう思いが全くないとは言えないが、それでもこの俺のエンブリオがアポストルの性能を獲得したのはどういった理由なのだろうか?
「どうかされましたか?主様」
俺の疑問の声に不安を感じたのか、ルンペルシュティルツヒェンが声を投げかける。
「ああ、なんでもない……いや、ルンペルシュティルツヒェンお前は俺の考えを全く読めないのか?」
先ほどから少し感じていたが、どうやらこいつは俺の考えが読めないのかもしれない。
アリスなどから考えを読ませないのは有用ではあるが、自分のエンブリオに対しても、その特典が成立するのであれば面倒だ。
「いえ、確かに読めないところもありますが、基本的に主様の考えは読めています。ただしいくつか主様の思考の途中でノイズが走っていたりしますが」
しかし、ルンペルシュティルツヒェンはこちらの懸念が無意味なものであると告げる。
とはいえ、それに対し少し疑問に感じる。こちらの考えをある程度読めるのであれば、先ほどの俺の思考に対するルンペルシュティルツヒェンの疑問は一体何だったのであろうか?
「主様が私の持ちえる“アポストル”を会得した経緯に対し疑問を感じておられるのは理解しております。ですが残念ながら私にその疑問に答えられる回答はございません。そのため主様に対し“どうかされましたか?”という返答をさせていただきました。こういった回答でも構わないでしょうか?」
なるほど、基本的な思考は読み取れているのか。ならば、ノイズが走っているのはどんな内容なのか?
「ああ問題ない。もう1つ2つ程聞かせてもらうが、ノイズが走るのは一体どこら辺の内容だったのだ?」
「ノイズが走るのは私のスキルである《我は偽証より黄金を紡ぐ(フェイク・イズ・ゴールド)》に対しての主様の考察です。他の部分でも多少ありましたが、このスキルにおいての主様の考察では半分近くにノイズが走っていてうまく読み取れませんでした」
俺の考察?そういえば、ステータスがマイナス補正がなされた理由とあのスキルが発現した理由を考えていた時、原作知識を多分に含んでいた気がする。
もしかして、自分のエンブリオに対しては原作知識関連の情報のみをノイズという形でシャットダウンするのか?そうであるのならば、情報は秘匿しながら戦闘においての連携も可能になるし好都合だ。
とはいえ試してみなければ、確かなことは言えないか。
「ルンペルシュティルツヒェン。今から俺がいくつか思考してみる。俺が合図をしたらどんな内容を考えていたか応えてみろ」
その言葉に対し、ルンペルシュティルツヒェンは頷く。
「かしこまりました、こちらの準備はいつでも大丈夫です」
いつでも大丈夫と言いながら、ルンペルシュティルツヒェンは少し緊張した面持ちで、こちらからの言葉または思考を待つ様子に対し、アポストルにとってのマスターの重要性を思いしる。
「まずは1回目だな」
(とうきょうとっきょとかっきょく)
内容としては、物凄く適当な言葉。ちなみになぜ俺がこれを選んだのかは俺にもわからない。
「さあ、応えてみろ」
内容は大したことはないが、一応クイズのようなものであるし、ルンペルシュティルツヒェンの答えを促す。
「はい、これは主様のもとの世界における早口言葉というやつですね。とうきょうとっきょとかっきょく。これでよろしいでしょうか?」
なるほど、こういったどうでもいい内容は知ることができるのか。
「ああ、問題ない。次に行くぞ」
(〈超級〉被害担当管理AI無限増殖グリマルキン)
次もまたかなり適当な言葉。原作知識のオンパレードであり、一部掲示板などの界隈でネタとして定着しているチェシャをいじった内容。
「さあ、どうだ」
こちらからの答えを促す言葉に対し、そこで内容が終わったのだと知り、残念ながらという風で応える。
「ん。申しわけございません。ノイズがひどくて読み取れませんでした」
これはさすがに読み取れないのか。こういった原作知識は無理なのか?
「それじゃあ最後に、もうひとつだけ答えてみろ」
今度は完全におふざけの内容。半分くらいはいじわるも含まれる。
(ガーベラの胸はパッド入り)
なろう小説発祥のライトノベル小説「この素晴らしき世界に祝福を!」のある神様に対して言われた誹謗である。ちなみに俺はパッド入りでもかまいませんよ?
っは!なぜか今、おかしな思考が紛れ込んでいる気がする。気にしないようにしよう。
「どうだ!」
「すいません。前半にノイズが入っていて全部を聞きとれませんでした。後半はその……」
残念さと恥ずかしさを兼ね備えたような変な表情でこちらに答えようとするが、
「ああ、いや言わなくていい」
さすがに後半だけ言わせるのはかわいそうだろうと思いそこまでにする。全部含めてならネタとして言わせるのもありだが。
こいつもさすがに羞恥心とかはあったのだな。もっとも使徒(アポストル)としての特性のせいで、こちらが強要すれば問題なく言うのだろうが、いくらなんでもセクハラとパワハラを行うつもりもないので、このままにしておく。
「そうか、実験に感謝するぞ」
「いいえ、主様の為に役立てたのなら本望です」
これまた、嬉しそうにこちらに答える。こいつらってホントチョロいよな。アポストルなのが最大の難点だが。
「それでだが、これ以降俺の考えている内容にノイズが走っても、気にするな。決して話せない内容なのでな」
その言葉に続けてさっきから思っていた言葉をつなげる。
「ああ、それから毎回毎回ルンペルシュティルツヒェンというのも面倒だから、これ以降お前のことはシュテルと略させてもらうぞ」
いや、結構名前長いし、ルンペルシュティルツヒェンって。
「かしこまりました。どうぞ私のことはシュテルとお呼びください」
「さて、現状確認が終わったのだ。そろそろ初戦闘と行こうか、お前の力を存分に使わせてもらうぞシュテル」
それでルンペルシュティルツヒェンが進化してから行って来た確認と話し合いを終わられると言葉に込め、身をひるがえし南門の方をむく。
「はい、どこまでもお供します」
ルンペルシュティルツヒェンも了解し、俺の後に続く。
そうしてルンペルシュティルツヒェンを伴い、俺たち二人は南門を抜けて初めての戦闘を行うべく荒地を歩いて行く。
これが俺たちの物語の始まりになるのだ。
To be continued
(=○π○=)<原作とは異なり、アポストルになったり、補正がおかしかったり、スキルがおかしかったりなルンペルシュティルツヒェンになりました
(=○π○=)<これからどうなっていくのかご期待いただければ―
追記1
(=○π○=)<書き忘れていたので追記―
(=○π○=)<ルンペルシュティルツヒェンの特性はあくまでもジョブスキル改竄ですー
(=○π○=)<称号?なんかが変わっていたりしますけど、その基本は変わらないです
(=○π○=)<他の自分のステータスや装備スキルなんかも改竄出来たりすると、リソースの観点から考えてそこらへんはどうしようもないのです