今年もよろしくお願いします。
今年はなるべく出せるように頑張ります。
「妖夢、俺が先に仕掛けるその間に隙をつけ」
「わかりました!」
妖夢は走る速度を緩めるとそのまま軌道を変えた。
それと同時に光は平田に刀を振り下ろした。
それを輪刀で防ぐと、後ろに下がった光との距離を瞬時に詰め寄ると、両手に持っている輪刀で光を斬りつけた。
ギリギリ反応して刀で防ぐと平田の足元を払ってバランスを崩そうとするが、再び咲夜さんが言っていた謎の警告音が聞こえ後ろに下がざるおえなくなり、平田に体勢を立て直されてしまう。
1度距離をとると平田は両手の輪刀を持ち直して今度は軽くジャンプをして光に詰め寄る。
光は上手く攻撃をいなしてやり過ごすと背後を見せた平田の背中を蹴り飛ばした。
少し距離が空いた瞬間に配置についていた妖夢が一気に近づくと刀を抜いた。
抜く瞬間は肉眼で捉えられたが、斬る瞬間までは見えなかった所、やはり冥界の庭師をやっているだけはある。
しかし平田はそれを読んでいたのか、輪刀を使って身体を捻ると妖夢の斬撃を防ぎ切った。
そして妖夢に輪刀の斬撃を放つとジリジリと妖夢に攻め寄る。
妖夢も軽々といなしながら相手の隙を探っていた。
そして平田が根負けして攻撃を緩めた瞬間、そこを妖夢が刀で弾いた。
そして腹部に隙が生まれると刀を持ち直して斬りつけたが、平田は弾かれた勢いを使って後ろに倒れた事で妖夢の斬撃は空を斬った。
そして体勢を立て直すと、妖夢の背後に回り首元めがけて輪刀を振るうが、妖夢はそれを見据えた上で身体を回転させて防ぎ、1度距離を取った。
平田は更に距離を詰めようとするが、そこに魔理沙とアリスの弾幕が襲い掛かったが、平田の能力によって弾幕の軌道を変えられしまう。
「無駄な足掻きだね、僕の能力にはまったく通用しなーーー」
「なら私の能力は避けられますでしょうか?」
「?」
指を鳴らす音が聞こえたと同時に大量のナイフと弾幕が四方八方から平田目掛けて放たれていた。
流石咲夜さん、やはり時を止めて逃げ道を塞げばいくら高速でも避けきれないだろうという考えか。
だが、平田はこの光景を目の当たりにしても表情一つ変えなかった。
「だから無駄な足掻きだと言っているだろう?」
平田は両腕をクロスさせて体勢を低くするとその場でじっと待った。
すると大量に放たれたナイフや弾幕が次々と軌道が外れ、気付けば平田は一歩も動かずにやり過ごしたのだ。
そして左右から光と妖夢が接近すると刀を振り下ろした。
平田は身体を回転させてクロスさせていた輪刀でいなし、妖夢に切り付けようとしたが…
「今です光さん!」
「おりゃああああああああああ!!!」
能力を使って強化した光が滑り込んで平田に斬りつけると能力で瞬時に反応して防ぐが、ここで初めて焦りの表情が見えた。
光の強化された斬撃が予想以上に強かったのか、思わず片方の輪刀を手から離してしまった。
「っ!?」
「くたばれ!!」
「まだだ!」
平田はすぐさま光を蹴り上げてから背後から攻撃してくる妖夢の斬撃をもう片方の輪刀で防いだ。
ならばと妖夢は白楼剣を抜くと平田に斬りつけた。
しかし楼観剣を弾いて後ろに下がり、白楼剣を避けると片方の輪刀で下から刈り上げるように妖夢に斬りつけた。
それを楼観剣でいなすが、そのせいで後ろに下がざる負えなくなった。
「すいません、仕留めきれませんでした」
「俺達6人でかかってもビクともしない。相手がタロットカード使いなだけある、簡単に負けるような相手じゃない」
奴の能力は対象をワイヤーで捉えて妨害する能力、国山やニコラスとは違う1つのミスが命取りになる。
平田は輪刀で急所を狙ってくるあたり、俺達が能力に掛かって隙を見せる所を伺っている。
厄介な野郎だ。
だがしかし、どこかしらに弱点はあるはずだ…。
俺の能力を使った時、奴は不意をつかれたような反応をしていた。
もしかすると…上手く攻撃を与えられれば…!
「私達の存在も忘れない事ね!」
「博麗の巫女か」
お祓い棒を持った霊夢は咲夜のナイスを背後に弾幕を放ちながら接近していた。
平田は変わらず弾幕を能力で避けると、こちらも接近した。
輪刀とお祓い棒が接触して火花が散ると背後からナイフが飛んできた。
霊夢はそれを避けながらお祓い棒を振り下ろし続けた。
負けじと平田は輪刀でいなしながらナイフの雨を避け続けていた。
そこへ、アリスと魔理沙の弾幕が接近すると平田は片方の輪刀を持ち直してバク転した。
霊夢のお祓い棒を足で弾くと、迫り来る弾幕を輪刀で弾き続けた。
「光さんもう一度仕掛けてみます!」
「分かった」
妖夢も戦闘の中へ入っていくと5対1になったが、平田にはそれでも十分な攻撃はさせてくれなかった。
平田に近づけば何処からか警告音が鳴り、その瞬間ワイヤーが尽く妨害し、弾幕の軌道を変えさせたりする。
これが『運命の輪』の能力。
対象を思うような動きにさせないだけでここまで戦えるのか、なんてやつだ…。
一瞬だけでも奴に焦りの表情をさせただけでも凄いと感じるくらいだ。
でもその程度で勝てないなんて言われなくても分かってる。
だからこそ弱点をーーーーー
「っ!?」
その瞬間、平田の動きに気が付いた。
さっきからあいつ…
距離を取ったりして回避する事はあるが、それを含めても
もしかして奴の能力は
その瞬間、光は刀を持って魔理沙に告げた。
「魔理沙!スペルカードだ!」
「えぇ!?」
「いいから!平田に向けて撃て!」
「……何かわかったんだな?任せろ!」
そして魔理沙以外が距離を取ったと同時にスペルカードを発動した。
〜恋符「マスタースパーク」〜
瞬間、魔理沙の持っている八卦炉から強烈なレーザーガンが放たれた。
平田もこれは堪らなかったのか、大きく距離を取った。
するとマスタースパークの軌道が外れなかったのだ。
あれだけのレーザーガンだと流石に防ぎきれなかったという事か…!
光はこの瞬間を好機だと感じた。
これを逃さず訳には行かなかった。
「そこだぁ!!!!」
急接近した光は刀を振り下ろした。
平田は輪刀で防いだが…やはり
普通ならここで謎の警告音が聞こえるはずだが、それがない。
という事は…
「お前の能力には
そう言った光は平田の輪刀を刀で砕いた。
平田は片方の輪刀で弾いて後ろに下がると俯いた。
ついに見破られた能力、片方だが、自身の武器を破壊された事で頭が真っ白なのだろう。
「これで終わりだ…平田ァ!!!」
刀を構えた光は走り出すと平田を切り付けたーーーーー
ーーーーーがそれは『運命の輪』の光によって防がれた。
「……まさか僕の能力を見破るとは…ならば僕も本気を出すとしよう…