完全にのんびりしていたので、めちゃくちゃな文章かもしれませんがどうぞお楽しみください。
※何気にPCからの投稿
冷たい風を全身に受けながら森の中を走っている。
単刀直入に言うと俺は今
それは遊びや弾幕ごっことかではなく
理由としては遡ること数時間前・・・・
・・・・・・・・・・・・・
二月に差し掛かり冷気が紅魔館の廊下を通る中俺はいつも通りブラブラと歩いていると咲夜さんと遭遇した。
「あれ咲夜さん掃除ですか?」
「はい、少し気になる箇所があったので」
「熱心ですねえ~俺だとめんどくさくなってそこまでやりませんよ」
「私からすれば少しの汚れでも見逃せばメイド長失格だと思っていますので毎日紅魔館の清潔さは保っておかなければなりません」
「流石ですね、俺も見習わないといけません」
「光さんはいつも手伝ってもらってるので十分しっかりしてますよ」
「お世辞が上手いですね誉め言葉として受け取っておきます」
「はいはい、そうしてください、では私は食材の在庫を確認してきます」
一度頭を下げた咲夜さんは一瞬にして姿を消した。
この光景も段々見慣れてきたな、最初は戸惑ったけれども、紅魔館に住み着けばもはやこれが日常みたいなもんだな。
さて、俺も鍛錬でもするかな、そう思い再び足を進めようとすると今度はレミリアが向こうからやってきたが・・・どこか様子がおかしい、急いでいるように見える。
そして俺を見つけるとこっちへ向かって走り始めた。
「光!よかったここにいたのね」
「どうしたんだ?そんなに急いで、俺に何か用か?」
「さっき能力で
「はぁ?俺と咲夜さんが?咲夜さんならさっき向こうで会話したばかりだが」
「それも見えていたわ、おそらくこの後何かがあってそうなる運命になるのだからなるべく咲夜とは接触しないようにして頂戴」
「あぁ・・・分かった。前にお前が話してた昔の咲夜さんの事もあるしな」
昔の咲夜さん・・・男性に対する不信感がまだ拭い切れていないことだ。
多分俺が何か起こせば咲夜さんは確実に暴走する。
そのためにレミリアは急いででも俺に伝えに来たのだろう。
「そうね、でも間に合ってよかーーーーー」
「この程度で安堵とは弱者の極みだな
「っ!?」
その瞬間横にあった花瓶の水から
「なんだこいつは!」
「光よけて!」
「レミリア!」
花瓶から飛び出てきた男は俺を攻撃しようとしたが、レミリアが咄嗟に俺を突き飛ばした。
そして男の攻撃はレミリアに当たりレミリアは全身を壁に打ち付けた。
「うっ!・・・・」
「レミリア!しっかりしろ!」
「予定通り、言われたことはしましたよ」
「お前・・・・待ちやがれ!」
俺は刀を抜いてレミリアを攻撃した男を追おうとしたが視点を変えたときにはいなくなっていた。
予定通り・・・あいつは俺を攻撃するんじゃなくてかばうと予想したレミリアを攻撃したのか。
早くこのことを紅魔館のみんなに・・・・・。
「大きな音がしましたがどうかしました・・・お嬢様・・・?」
「咲夜さん・・・・」
俺はこの時嫌な予感がした。
レミリアが話してくれた咲夜さんの過去、そして近頃来る運命、花瓶から出てきた男に襲撃され負傷し気絶したレミリア、そして刀を抜いた俺・・・パズルのピースが見事にはまった感覚がした。
「光さん・・・貴方が・・・」
「咲夜さん違う…俺じゃないんです…!」
「お嬢様を・・・・・・・
殺したのかあああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
その瞬間、視界には大量のナイフが出現していた。
早速時を止めたか、だがパチュリー達と手合わせしていたから対応はできた。
刀でナイフをはじきながら後ろに下がり、窓を開けた。
「咲夜さん話を聞いてください!俺がやったんじゃ・・・・・」
「黙れ!貴様以外に誰がお嬢様を傷つけるんだ!」
駄目だ・・・完全に我を失ってる、落ち着かせるには他の奴らを呼ぶしかねぇが、今そんな状況じゃない
とりあえずここで戦っても埒が明かない、窓を開けたのはいい判断だった。
俺はそのまま窓の外へ逃げ出すともちろん咲夜さんも飛び出した。
そしてそのまま森の中へ入ると咲夜さんのナイフをなるべく当てにくくするために木を使って移動した。
・・・・・・・・・・
そして時が過ぎて今に至る、既に色んな所にナイフが飛んでいる。
考えろ考えろ、レミリアの事は既に美鈴辺りが気付いて永遠亭に運んでいるはずだ、問題はどうやって咲夜さんを落ち着かせるかだ。
あの人の能力はトップクラスで強い、いくら俺でも長期戦は望めない、何処かで真っ向勝負することになるな。
そう思った俺はすぐに行動に出た。
木の上に飛ぶと咲夜さんが空中に姿を現した。
本望ではないが、俺は動きを止めるために咲夜さんに斬撃を放った。
すると咲夜さんは時を止めて俺の後ろに回るとナイフを振り下ろした。
だが、何度も見せていた攻撃だったので簡単に刀で防いだ。
距離が近いとナイフの嵐に飲まれるのは確実なので、再び森の中へ入り、咲夜さんが下りた瞬間に斬撃を放った。
咲夜さんは弾幕で相殺すると、時を止めて一気に距離を詰めた。
俺は刀で咲夜さんの攻撃を防いで腹部に蹴りを入れようとしたが、時を止めて後ろに回った。
「・・・それ何回目ですか?」
「っ!?」
何度も後ろに回っては攻撃してくる咲夜さんになぜか俺は呆れてしまった。
やはり完璧なメイド長に相応しい立ち振る舞いだったので頭にきて冷静さを失った咲夜さんにある意味裏切られたのかもしれない。
そんな咲夜さんに俺は少しでも隙ができればと刀で防ぐのではなく、
もちろん俺は国山みたいに箇所を硬化させる事はできないので、めちゃくちゃ痛いし血も出ていた。
でもそのおかげか怒りに染まっていた咲夜さんの表情に少しだが恐怖が滲み出ていた。
「怒りに任せて俺を攻撃するのはいいですが、もっと冷静に考えたほうがいいですよ」
「
「・・・」
あぁ・・・そうかこの人は
自分がどうなっても良い、目の前にいる裏切り者を始末する。
たったレミリアの為だけに。
俺はレミリアの話を思い出す。
もしこの話を聞いていなかったら今頃俺は咲夜さんに何をしていたのか分からなかった。
咲夜さんがレミリアを大切に思うように、レミリアも咲夜さんが大切なんだ。
そして今、こうやって戦っている間にもこの状況の元凶である敵がどこかに潜んでいるはずだ。
もしもここで説得を試みたとしても不意打ちを食らって万事休すだ。
ならばどうするか?一役俺が悪人になってやろうじゃねぇか。
俺が始末されたと知ればそいつは他の仲間達に報告するために立ち去るはずだ、そこを突くために始末されたフリをして今この絶望的な状況で誰かが助けに来るという好機を待つしかない。
ただし、俺が死ななければの話だが…。
そして俺は目に言えるくらいの霊力を解き放つと掴んでいたナイフを片手一本でへし折って見せた。
「分かりました。だったら俺も容赦はしません、全力で向かい打ちます」
「その余裕一瞬で後悔させてやる」
すると咲夜は後ろに下がったと同時に大量のナイフを出現させると俺は能力を使って一振りですべてを薙ぎ払った。
そして、そのまま距離を詰めると咲夜に蹴りを入れると見せかけて背後に肘を振るうと時を止めて後ろに回っていた咲夜の顔に見事に直撃した。
怯んだ咲夜に俺は時を止める余裕も与えないと刀を振るいまくった。
何度も何度も、咲夜の身体が引き裂かれたとしても構わないくらいに。
「くっ!」
「どうですか?無我夢中に相手を殺そうとするだけしか脳がない事を今実感している気分は!」
「私を・・・なめるなぁ!」
「っ!」
咲夜は隙をついて時を止めると再び大量のナイフが出現した。
流石に近距離で放たれると対応も難しいので、回避経路だけ確保してその部分だけ刀で弾いた。
すると少し変えてきたのか、今度は上から奇襲を仕掛けてきたが、動きが丸見えなので俺は咲夜が振るおうとしていたナイフを刀で弾き飛ばした。
そして、俺は咲夜の腕をつかむとそのまま地面にたたきつけた。
「無様だな完璧と言われたメイド長がこんな醜態を晒して」
「くっ・・・外道が」
「元々自覚してますし、今更言われたところでダメージはありませんよ」
「お嬢様に手を出した時点で貴様は外道以下だがな」
「はっ・・・勝手に言ってろ、そういやお前さっき言っていたよな?『俺を信じていた』って」
「あぁそうだ、数か月とはいえ私は貴様が変わってくれると信じていたあの時話したように!」
「残念だけど俺は誰も信用してないし、変わる気はない、せいぜいお嬢様と偽善者ごっこでもしてろ」
「っ!・・・貴様はお嬢様を傷つけるだけでは飽き足らず私の気持ちも踏みにじるとは!」
「どうでもいいし、興味もない、ほら…さっさと立てよ、殺されたいのか?」
「・・・もういい、終わりにしましょう」
そういうと咲夜はスペルカードを発動した。
~幻符「殺人ドール」~
視界に捉えたナイフの数は今までとは数倍多く見えた。
これが咲夜のスペルカードね。
あまり見る機会はなったが、生きた心地はしない。
だからと言ってはいそうですかと簡単に殺られる俺ではない。
~想符「空想の守護神」~
俺の周りに蝶が出現すると、咲夜のナイフを相殺し始めた。
これなら刀で防げる程度まではいける。
咲夜のナイフを弾き飛ばしながら接近すると、咲夜は上に飛んで再び弾幕を放った。
これくらいの量なら大丈夫だろう・・・と、そう思ってしまった俺はまだ未熟だった。
出現した蝶の位置を把握していたのか死角からナイフを放っていたのだ。
そのナイフは見事に俺の左足を掠めた。
気づかなかった俺は視線を向けてしまった。
その瞬間を咲夜は見逃さなかった。
時を止めて急接近すると俺の左足に蹴りを入れた。
「うっ」
突然の痛みに俺はバランスを崩して背中を木にぶつけた。
すぐに体勢を整えようとしたが、既に咲夜にナイフを向けられていた。
「チェックメイト、貴様の負けだ雨天 光」
どうあがこうがもう成すすべはなかった。
いわゆる詰み、まさに咲夜が言っていた通りのチェックメイト。
「話を聞く気になったか?メイド」
「今更何を言う、お嬢様を傷つけた罪の重さ今ここで思い知れ」
俺に発言権はないまま目の前にいる十六夜 咲夜はナイフを振り下ろした。
思った以上に時間かけた。
話のどこかでこういう展開にしたかったなぁとは思っていました。
悔いはない。
また期間が開くとは思いますが、気長に待っていただけると幸いです。