私は死んだ。いや、何言ってるんだ?とお思いだろうが事実である。
ではお前は誰だと?私は私だ。何者でもない。ただ人よりも不運なだけである。
それはそうだろう。たかが齢18年で死ぬなど不幸としか言えない。
さて、そんな不幸な死を遂げた私ではあるが、やや──は違うな。
かなり面倒くさい事態に陥っていると言っていいだろう。
それと伝え忘れたが、今私がいるのは“無”と表現すべき場所だ。
視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚が機能しない場所など私が生きていた時には全く未経験である事だから、兎に角気持ち悪い。
それに今の私には肉体と呼べるべきものがないから体を動かそうにも動かないというある種の拘束──「魂の拘束」とも呼べるだろう。…嗚呼、しかしこの言い方は非常に、私の中に眠る思春期真っ盛りの学生によく見られる病気が再発してしまいそうな。
…いやいや待て待て。私はなんの話をしているのだ。死んでしまってパニックになっているのだろうか?やたらと無駄なことが多い。
《愚かしいことよのぉ…》
私の頭の中に直接語りかける
そう、面倒くさい事態というのは私の目の前にいる上半身裸族の癖っ毛どころ騒ぎではないくらい、モジャモジャ髪の自称神と名乗る存在の事だ。
しかし、いつまでも言われているまま引き下がる私ではない。
《五月蝿い自称神、もしくは
《……貴様、儂は創造神だぞ?……ここまで酷いとは貴様の───人間共の道徳心を疑ってしまうのう》
《なら、貴方はどうなんだ。世界という名の会社に雇用した人達の面倒を見なければ信頼なぞ生まれんぞ。面倒も見ないくせに偉そうにするな》
《き、貴様ァ…!》
《なんです?文句ありますか?》
いつもはここで終わるが今回は違った。
私はいい加減処遇を決めないことについて、自称神は年々経つ信仰心の希薄さに。
お互いがそろそろ我慢の限界だった。
《貴様がいつまでもそうだから───》
《貴方がいつまでもそんなのだから───》
《愚図なんですよ/なんじゃ!》
私と自称神の声が被った。
《貴様、前に言いおったよな?過酷な状況では無いと信仰心は生まれないと》
《は?ええ、まぁ》
どうした、さっきの言い合いの熱が冷めやまぬうちに新しい話題とは。
…なんか嫌な予感しかしない。
けど悲しいかな…、私の予感と会うのは嫌でも当たるものなのだから。
《貴様に信仰心が生まれるよう新たに生をくれてやるわい》
いや、待て、待ってください。
何故そうなるのか甚だ理解に苦しむのですが?
《新たな生て信仰心が生まれるのを待っておるぞ!》
話を聞け!この
そして私は穴から落ちるように転生されました。
はぁ、私の不幸度が留まるとこを知らないようです
後半早急感が否めないなぁ、若しかしたら視点変更とかめちゃくちゃになると思いますがご勘弁を_|\○_