この小さな町でひっそりとある「奇妙な出来事」が起ころうとしていた。
これはその「奇妙な出来事」に巻き込まれた、少年少女たちの物語である。
最初に言っておきたいことがある。この話はくだらない。
それに美しくも、勇ましくも、ましてはカッコ良くもない。
それなのに、なぜこれを書いたか?
理由は簡単だ。私はこの愛すべき少年少女の闘いを、「知っている」からである。
逆にいうと、私以外の誰もが彼らの物語を知り得ないのである。
私には書く義務がある。伝える義務がある。だから書く。
つまらないものになるかもしれない。
暇つぶしにもならないものになるやもしれない。
しかし、これを読んでいる読者諸君が、この物語を知ることによって、まだみぬ「未知」の存在を、信じないにせよ感じて欲しいのである。少しでもその存在について、考えてもらいたいのである。
これは君たちの身にこれから起こるやもしれない。
あるいはすでに起こっていたかもしれない。
もし自分の身にこれが実際に起きたらという想定をしながら読んでみて欲しい。この物語が少しでも君たちの思想に影響を及ぼせるものなら、本望である。
(偉そうなこと言ってますが、気楽に読んでください。どうせつまらないです。なぜならこれはあくまで「ギャグ」なのですから、どうかそのつもりでお願いします)
ある朝、なんの変哲も無いいつもの朝。
産まれてより今日まで飽きるほど過ごしてきた、いつもの朝である。
彼は今日もいつも通りの「切羽詰まった朝」を過ごしている。
彼は急いでいた。なぜなら、学校に遅刻しそうだからである。
彼の通う学校は通常の公立の小学校で、彼はそこの5年生。
登校は8時15分までに済ませるという原則で、これを破るとなんらかの罰を受けることとなる。大体は廊下に立たされる。
彼が起きた時間が8時8分、家から学校までどんなに急いでも10分はかかる。つまり絶対遅刻する。そしてこれが彼の日常なのである。
彼の名は野比のび太。皆からは苗字と名前の最初の文字をとって、「のの」と呼ばれている。本人は別段この呼び名を気にしてはいない。
「ヒィー!また遅刻だぁ!」教室に駆け込んで来たののは、その勢いを落とすことなく、盛大に転ぶ。そしてまたクラスの笑い者になる。そして冷やかされる。
「よぉ〜のの!毎日毎日そんな勢いで飛んで来て、よくケガしねぇなぁ」
というのはジャイアンだ。
ジャイアンというのは彼のあだ名で、体が大きいのでジャイアンと呼ばれている(これは色々な説があるようですが、ここでは体が大きいのでということにします)。ジャイアンはいわゆるガキ大将で、喧嘩がめっぽう強く、周りから恐れられている。ちなみにジャイアンもまた、この呼び名を別段気にしてはいない。むしろ自分から名乗るほど、この呼び名が気に入ってる様子である。
「ののはほんっと何をやってもドジだなぁ、ハハ!」
そう笑うのはスネ夫。スネ夫はいつもジャイアンのそばにいて、スネをかじっている。いけ好かないやつだ。ちなみに親が金持ちのため、周りを見下したような態度をよくとる。まれにボロがでてジャイアンに殴られることもしばしば。
「そんな言い方ないと思うわ!のび君だって好きで転んでいるわけじゃあないし....」
そうののを気遣うのはしずちゃん。正義感溢れる女の子だ。この子と後もう一人だけは、「のの」のことをのび君という。それ以外は親でさえものび太のことをののという。ののはそう自分を気遣ってくれる彼女のことが大好きだ。女性としても友達としても。
しずちゃんに庇われて、ののはまた冷やかされる。そして先生がまたののを廊下に立たせる。これが「のの」の朝であり、1日の始まりだ。
ちなみにほぼ毎日叫び続けているせいで、先生は来年定年だというのになんちっとも衰えない。これも健康には良いことなのかもしれないと半ば思い始めているのであった。
1時間目が終わり、ののは教室に戻される。しかしののは授業を受けたわ受けたわで、居眠りをする。そしてまた怒鳴られ、怒られる。しかしののはちっとも反省しない。なぜなら、これが彼の日常であるからだ。
そんなこんなでののは帰路につく。大体いつもしずちゃんと帰るのを狙っているのだが、大抵いつも邪魔が入る。出木杉くんだ。
出木杉は名のとおり何をやってもできる秀才だ。スポーツをすれば活躍し、テストを受ければ100点は必至。人当たりのよい性格で、ルックスも抜群。つまり、ののと真逆。モテるのである。
出木杉くんはしずちゃんとそこそこ仲が良く、気があうらしい。そこをいつもののは後ろから見て、妬ましく思っている。そして、結局ジャイアンとスネ夫と帰ることになる。
(ここで注意しておきたいのだが、ジャイアンもスネ夫も別段嫌われているわけではないのである。ただ、ずる賢く横暴なだけで、卑しく思われているだけで、嫌われているわけではない)
家に帰るとまっさきに部屋に戻り、寝る。もしくは漫画を読む。いわゆるぐうたら。
そして適当に晩飯を終え、風呂に入り、そしてまた寝る。
これがいつもの「のの」の日常であった。そう、彼が来るまでは....
あくる日、ののはいつも通り学校から帰宅し、昼寝しようかという時に、机がいきなりガタガタと揺れだした。「な、なんだなんだぁ!?」と驚いていると、机の引き出しから!なにもでてこなかった....。恐る恐る中をのぞいてみても、なんら変哲のない、汚い字で乱雑に野比のび犬と書かれたノートがしまってあるだけだ。
「なぁんだぁ、おどかすなよぉ」と胸を撫で下ろしたのもつかの間、一瞬気が抜けたその瞬間!「のの」の脳裏には、彼自身の日常が!!
そこで彼は倒れてしまった......。
気がつくともう夜で、母親の呼ぶ声がする。
「もう晩御飯かー、食欲ないなぁ」と、ほとんど何事もなくその日を終えた。
あくる日、問題は起きた。
「のの」の母親が倒れてしまったのだ!朝起きるとものすごい高熱で、起きられない状況だということを父から聞かされた。
「のの」はその日学校を休み、病院に付き添った。父親も、その日は欠勤した。
結局原因不明のまま、ものすごい高熱には違いないのでこのまま帰すわけにはいかないと、その日のうちに入院することになってしまった。
そしてその夜、なんとまた机がガタガタと揺れる音がする!
ののはその音で目を覚ます。時計を見ると、午前2時ちょうどを指していた。
「な、なんだなんだぁ!?一体全体、なにがなんだっていうんだ!?」と、定番のようなセリフをいう。
そしてまた机の引き出しが開いた!そして今度こそしっかり見える!その引き出しから出た、青く若干の肥満体!そう、まさしく青い狸というのが相応しいような外見の、机の引き出しから出てきたそれをののは驚愕にあまり声も出ずに凝視していると、やがて向こうから、「僕ドラ!えもんです」といってきたので、反射的に、「の、のび太です....」と腑抜けた声で言ってしまった。
ドラ!えもんと名乗るそれは、淡々とつぎのように述べた。
「よかった、やっぱり君がのび太か!なるほど腑抜けた顔している。うんうん」と勝手に納得してしまっているので、「なにを!失礼な!、狸にそんなこと言われる筋合いわない!」と反論する。
「なに!?狸とは失礼な!ぼくはこれでも猫型スタンド!」と言い返す。ののは「君こそ人に顔見るなり腑抜けた顔なんて言いやがって!失礼じゃないか!猫型スタンドだか猫型狸だか知らないけど、失礼なのはお互い様だい!」「なにを〜!!」と、ドラ!えもんはお腹にあるポケットから、なにやら「文字」を取り出した。文字には「のび太!」と書かれている。「みてろぉ!僕のスタンド能力!きえい!」とドラ!えもんはののに例の文字を投げつけた。瞬間、「のの」の頭の中にママの声で、のび太!と怒鳴る声が響く。それが何べんも何べんも響いて来る。ののはこの声が大嫌いだ。たちまち耳を塞いでも、まだ響いてくる。「ヒィヒィ、謝るからゆるしてぇ」と懇願すると、「本当だな?これっきりだよ!」と音をとってくれた。
それからののはドラ!えもんに色々説明を受けた。
スタンドは普通の人の目には見れないこと
スタンドはそれぞれに特殊能力があって、ドラ!えもんの能力は「音を貼り付けること」だということ
そして、母親の病気はあるスタンドを倒せば治るということ
ののはこれを聞いて、是非倒させてくれ!と意気込んだ。
そして、ののはドラ!えもんと共同生活を送ることになる....
とりあえず1話終了しました!
夜中に書いたので、最後の方はだいぶ雑になってしまいました....
1話はとりあえずただのドラえもんですねぇ。これからジョジョ要素を入れていこうと思います。
また気が向いたら続き書くんで、その時はまた読んでくれると嬉しいです。
誤字・脱字など多いと思いますが、そこらへんは初めて書いたということで、ご容赦ください.....
何かありましたら、コメントの方よろしくお願いします。
評価もつけて欲しいです。
色々至らないところはあったと思いますが、ここまで読んでくれてありがとうございます。
とりあえず改善したいこと。
セリフの少なさ
セリフの見辛さ
オリジナリティの無さ