スーパーロボット大戦Re・disk4   作:jupi

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XperiaからiPhoneに変えたので、投稿に時間かかるかと。
iPhone馴れないなぁ


15話-人の業

 四番揚陸城。

 

 キラを中心としたMS隊が揚陸城に侵入を試みた。

 それを妨害するが如く現れた艦影に最早驚きもしない。

 ドミニオン。

 アークエンジェル級二番艦。

 竜宮島の戦闘で量産型ダイミダラーやMSを駆使して苦戦を強いた存在なのだが、今回はこれだけではなかった。

 

「あれは……ミネルバ……」

 

 ドミニオン後方からミネルバ、さらにはガーディールー。

 

「いい加減、惑わされると思うなっ!!」

 

 ミネルバのエンジン部にライフルを射つシンのデスティニー。

 しかしそれをビームシールドで弾く機体が。

 

「レジェンド……レイか!?」

 

「やはり裏切ったか!お前の心の弱さならと思っていたが!」

 

「黙れよ!エフィドルグの癖に!」

 

 デスティニーとレジェンド。

 互いの武器を知り尽くしている事もあり、中々決着がつきそうに無かった。

 

「グアァッ!!」

 

 背後からデスティニーへの攻撃。

 

「だ、誰だ!?」

 

「俺だよ。後輩」

 

 オレンジ色のデスティニーインパルスガンダム。

 

「ハイネ……?」

 

「お前らよ、俺が死んだ原因になった連中と何仲良くやってんだよ」

 

「違う!俺は!」

 

 デスティニーとデスティニーインパルスが切り合う。

 互いにライフルを撃ち合い、お互いに避ける。

 

「ハイネなら、こんな所で俺達に攻撃してくるわけがない!」

 

「そうかよ!」

 

 アロンダイトのぶつけ合い。

 デスティニーインパルスが振るアロンダイトを掴み、パルマフィオキーノ掌部ビーム砲で破壊する。

 

「こんな所で、俺は!!」

 

「ちっ!クソっ」

 

 ハイネの機体のコクピットを見めがけて殴り付け、動きが鈍った瞬間にビームブーメランを突き刺して貫いた。

 

「なんなんだ……なんなんだよエフィドルグ!いい加減にしてくれよ……」

 

 奥歯を噛み締めて自らが出遅れた事に気づく。

 既に揚陸城に潜入を始めたキラ達を追いかけた。

 

 

 

 キラ、アスランを見つけたシンは驚愕した。

 ストライクフリーダムとインフィニットジャスティスが正面から飛んできたのだ。

 

「ちょっ!アスラン!?キラさん!?」

 

「ついてこいシン!」

 

 大声で呼ばれて通路を縫うように突き進むアスランを四苦八苦しながら追う。

 

「ナデシコから連絡があって、ラクスの居場所がわかった!……おいキラ!先行し過ぎだ!」

 

「……ッ!」

 

 焦りを露にしながら先頭を飛んでいたキラが、突如として動きを止める。

 ぶつかりそうになりながらも、後ろを飛んでいた二機も止まる。

 

「やはりあなたが……ラウ・ル・クルーゼ!」

 

 キラ達の前に立ち塞がるのMS。

 

 プロヴィデンス、レジェンド。

 

「レイ!追ってきたのか」

 

「お前たちにラウはやらせない!」

 

 レジェンドがビーム兵器を全てデスティニーに向ける。

 

「ハイネを殺して来たか!」

 

「うるさい!」

 

「シン!」

 

 アスランがレイにライフルを向ける。

 逃げるレイを追撃しようとすると別方向からビームが来て、アスランとシンは一度待避する。

 

 ラウ・ル・クルーゼの機体には既にキラがぶつかっており、迎撃が来るわけもない。

 ドラグーンによる攻撃にも警戒していたのだが、それでも。

 

「どこから……?」

 

「あちらだ!」

 

 クルーゼがキラから距離をとり、彼等の背後を指差す。

 

「なんだあの機体……」

 

 キラもアスランもシンも、全く見た事の無いガンダムと、赤い機体。

 オーブやザフトに関連する機体には見えない。

 

「キラ!一度態勢を整える!退くぞ!」

 

「駄目だ!奥にはラクスが!」

 

 三機のガンダムに囲まれ、さらに謎の赤い機体が彼等を狙う。

 

「すみませんキラさん!」

 

 シンはデスティニーの最大出力でストライクフリーダムに飛びこみ、胴体をホールドしたまま後退させる。

 アスランは火力を駆使して揚陸城の壁を破壊して脱出。

 しかしクルーゼ達が追ってくるのは明白。

 

「フラガさん!ハサウェイ!」

 

 キラ達を援護に来るかと思いきや、外にいたムウとハサウェイは動きを止めた。

 

「ラウ・ル・クルーゼェッ!!」

 

 アカツキがプロヴィデンスに突撃。

 

 しかしハサウェイは動けない。

 既にオルガのモビルワーカーをナデシコに送り届けていて、戦線に復帰したばかりだ。

 

「アムロさん……チェーンさん……それに」

 

 奥から出てきた赤い機体と、もう一機。

 

「シャア……クエス!!」

 

 キラ達もハサウェイの声を聞いて、出てきた戦力を確かめる。

 

 キラ、アスラン、シン、ムウ、ハサウェイ。

 相対するはクルーゼ、レイ、アムロ、シャア、チェーン、クエス。

 

「だ、駄目だ……」

 

 ハサウェイ、クスィーガンダムが棒立ちの姿勢のまま空中で制止してしまう。

 

「ただでさえ僕は……」

 

 エフィドルグ化したとは言え、伝説の白き流星と赤い彗星を相手に出来るほどの技量が自分にはない。

 

 何より、身体が小刻みに震えている。

 

「……クエス……」

 

 ヤクトドーガ、さらに向こうには。

 

「チェーンさん……」

 

 リ・ガズィを見て吐き気を催す。

 

 自分が背負い続けなければいけない罪。

 助けられなかった人、感情のままに殺してしまった仲間。

 

 ハサウェイは過去を乗り越えられていなかったのだ。

 

「ハサウェイ!」

 

 アスランからの声も届かず動かないクスィーガンダムに、リ・ガズィからのグレネードが直撃した。

 

 

 

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