「お嬢様、発見しました」
「よろしい。では、良しなに」
「ハッ。では、まいります」
ソフィーと茂澄が乗るイエロークラブ改。
機動性を犠牲にした重武装をエフィドルグ製グロングルをGAUSのパーツを組み込む事で戦力強化を図っていた。
その攻撃力をぶつける相手は何一つ防御の術を持たない無機物。
エフィドルグ揚陸城のコアである‘枢石’の破壊。
アルドノアを停止していても、その石の力で外宇宙への移動を可能にしている。
彼女らは完全に敵の退路を絶つために、先攻していた。
そしてその砲口が火を吹く。
その頃のクロムクロ。
次々とエフィドルグの部隊を薙ぎ払って城外へ飛び出す。
視界の片隅にはムエッタのメドゥーサと、ガンダムバルバトス。
「あれは!?」
「剣之介!援護いこう!」
クロムクロが全力で接近。
その先ではダイミダラーが二機横たわっていた。
「手を貸すぞお前たち!」
クロムクロ、メドゥーサ、バルバトスが二機を囲むように構えた。
「大丈夫だ!俺達に任せろ!」
孝一の大声が響いた。
「こんなやつ相手に弱音なんか吐かねぇ!」
ダイミダラーのコクピット内が変形する。
「やるぞ恭子!バックアタックモードだ!」
「やりなさい!好きなだけ揉んで!」
「オォォォッ!」
「ん……あぁっ!」
恭子の胸を揉み、ハイエロ粒子をチャージした。
「何をしているのやら。興醒めだ。練度評価Fをくれてやろう」
カインのヴァルヴレイヴ・ダーインスレイヴが大剣を振りかざす。
「ルーンの輝きに魅せられるがいい」
「こっちも教えてやるぜ!」
ダーインスレイヴの攻撃がダイミダラーに直撃。
首を跳ねられたように見えた。
しかし、ダイミダラーは無傷。
「……強度が増した……?」
「あぁそうだ!男だからな。エロの力で固くなったんだ!!」
みなぎるリビドー。
特種粒子が機体を包み、それを見たカインが一歩引く。
「なんだそれは!?」
「知らないとは可哀相にな!お前、さては童貞だなぁ!?」
「貴様何をいっている!」
理解不能な存在に戸惑っているカインの機体をダイミダラーの左手が掴む。
胴体を固定されたダーインスレイヴは武器を展開出来ない。
「くらえぇぇぇっ!!」
指ビーム。
ダイミダラーによる超高出力ビームが発射。
「フン……当たらなければどうと言うことも」
ダーインスレイヴが無理矢理拘束を逃れて回避した。
次の瞬間。
「捉えた!!」
背後から霧子のダイミダラーがダーインスレイヴを鷲づかみにしたのだ。
「チィッ!」
捉えられ、全身の武装を展開出来ない。
「今だぁぁっ!」
リッツが超南極による廻し蹴りを浴びせ、頭部を損壊させる。
「浅い!?」
力づくで、さらに孝一のダイミダラーも捕縛へ。
背後から霧子、前から孝一のダイミダラーがダーインスレイヴを掴み、行動の自由を完全に奪う。
「お前に真のエロスを味会わせてやる!」
「何をするつもりだ!下等な人間風情め!」
カインが叫ぶ。
「このような愚策を取るとはな!練度評価をさらに下げよう!」
「うるせぇんだよ!上から目線もうんざりだ!……やるぞ恭子、霧子、翔馬!!」
ダイミダラーによる粒子がダーインスレイヴのルーンの輝きを包み込む。
「ダイミダラー……インサートブレイク!!」
二機の合体攻撃が炸裂する。
「なんだ……この力は……」
カインは一切の抗いが出来ない。
「教えてやるぞ!!これが……俺達人間にしかない最強の力だ!!」
「く……クソがぁぁぁぁ!!」
ヴァルヴレイヴ2号機であるダーインスレイヴが爆散。
戦場にハイエロ粒子が広がっていくのだった。