新たな光 ウルトラマンオーブ   作:ユウナガ

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今回でついにアーマードダークネスを着装しているウルトラマンの正体が分かります。


第97話 暗黒の鎧再び

【OP オーブの祈り】

 

優介がボガールモンスを倒して倒れた直後、惑星O-50にいるウェンディは優介が倒れたことに気づいていないが、胸を抑え心が締め付けられるほど苦しい思いをしていた

 

ウェンディ「な、何?これ・・・なんでこんなに心が苦しいの?」

 

ウェンディ「ぐすっ!優介くん・・・怖いよ!」

 

そしてそれはギンガたちも気づいた

 

ギンガ「これは!」

 

ビクトリー「あいつに何かあったのか!?」

 

ジャスティス「優介、お前はまさか・・・」

 

ゼロ「なんかすげー嫌な感じがするぜ!急ぐぞ!」

 

ギンガ&ビクトリー&ジャスティス「ああ!」

 

ボガールモンスを倒して数日後、

 

優介「・・・・・・」

 

あれ以来優介は一向に目が覚めず、みなみさんはもちろん岬も付きっきりで看病していた

 

我夢「無事に見えたけど、やっぱり・・・」

 

藤宮「ああ、ボガールモンスの大爆発の影響はやはり体に残っていたんだ」

 

ましろ「優介・・・お前・・・なんでこんな無茶を!」

 

ミー「・・・でも、彼がメタフィールドに閉じ込めなければ、もっと多くの命が失われていた・・・」

 

ミライ「くっ!僕たちがもっと早くボガールを倒せていれば!こんなことには!」

 

セリザワ「君に全てを背負わせてしまってすまない・・・」

 

他のウルトラマンたちも責任を感じていた

 

岬「みなみさん、優介君の具合は?」

 

みなみ「あと2日は安静だな。それだけあの爆発の影響を受けたんだろうな」

 

岬「ごめんなさい。あとはよろしくお願い」

 

岬は保健室から出ていった

 

そして自分の部屋に入り、ベッドに飛び込んで

 

岬「うぅ!うわああああああああん!!!!」

 

泣いてしまった

 

それからというもの、怪獣や宇宙人の出現はないものの晴風の空気は重たく、誰一人笑って過ごしてはいなかった

 

幸子「・・・・・・」

 

鈴「・・・優介さん、無事ですよね?」

 

ミー「・・・それは・・・」

 

ましろ「なんで・・・」

 

ましろ「なんで優介だけが苦しまなくちゃいけないんだ!!!」

 

ましろは優介の力になれないことが悔しかった

 

芽依「副長・・・」

 

志摩「うい・・・」

 

それはここにいる全員がそうだろう

 

 

その時、強大な闇の気配を感じた

 

そして晴風の前に現れたのは

 

アーマードダークネス「・・・・・・」

 

暗黒魔鎧装アーマードダークネスだった

 

藤宮「こいつは!」

 

ミライ「アーマードダークネス!」

 

セリザワ「バルタン星人の言ったことは本当だったか!」

 

アーマードダークネスは晴風に接近してくる

 

ミライ「ここは僕たちに任せてください!」

 

バルタン星人「頼む!」

 

それに全員が頷いた

 

我夢「ガイアーーーーー!!!」

 

藤宮「アグルーーーーー!!!」

 

ミライ「メビウーーーーース!!!」

 

大地「エックスーーーーー!!!」

 

アーマードダークネスの前に、ガイア、アグル、メビウス、ヒカリ、エックスが立ちはだかった

 

エックス「ここから先へは行かせないぞ!」

 

ヒカリ「今度こそ貴様を倒す!」

 

アーマードダークネスはダークネストライデントを伸ばすが、ウルトラマンたちはそれを避ける

 

メビウス「奴の武器を奪って攻撃してください!」

 

アグル「分かった!」

 

【ウルトラマンエックス、パワーアップ!】

 

大地&エックス「エクシードエックス!!」

 

そしてエックスは虹色の巨人エクシードエックスにパワーアップした

 

大地&エックス「エクスラッガー!!」

 

ヒカリ「ディアッ!」

 

メビウス「シェアッ!」

 

エックスがエクスラッガー、メビウスがメビュームブレード、ヒカリがナイトビームブレードで斬りかかり、その隙にアグルが腰にある武器ダークネスブロードを抜き取ろうとしたが

 

アーマードダークネスはそれを予測して、ダークネストライデントを振り回し、4人を吹き飛ばす

 

するとアーマードダークネスはダークネストライデントからワイドゼロショットを放った

 

それにウルトラマンたちは驚いたがギリギリで避けた

 

エックス「っ!今のは!」

 

大地「ゼロのワイドゼロショット!?」

 

ガイア「なぜ奴がそれを撃てるんだ!?」

 

すると今度はウルトラフュージョンシュートを放ってきた

 

ガイア「っ!」

 

メビウス「何!?」

 

5人は合体シールドを張るが、とてつもない威力にあっさりとバリアが破られ、食らってしまう

 

ガイア&アグル&メビウス&ヒカリ&エックス「うわああああああああ!!!」

 

それによりカラータイマーが早くも点滅を始めてしまった

 

エックス「ぐっ!何て奴だ!」

 

大地「ウルトラフュージョンシュートも放てるなんて・・・」

 

するとアーマードダークネスは狙いを晴風に変えて向かっていく

 

岬「ひっ!?」

 

芽依「こっちに来る!?」

 

メビウス「っ!ダメだ!」

 

ヒカリ「体が・・・動かない!」

 

そしてアーマードダークネスがダークネストライデントを振り上げた

 

岬&ましろ&ミー&芽依&志摩&鈴「うわああああああああ!!!」

 

その時!

 

【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブスペシウムシュトローム!】

 

眩い光がアーマードダークネスの動きを封じた

 

BGM:ネクサス~Final Fight~

 

オーブ「ンンンンンンンン!!ウェアッ!グッ!ウオオオオ!!」

 

そこに満身創痍のオーブがアーマードダークネスを必死で抑えていた

 

岬「あっ!」

 

ましろ「オーブ!」

 

ミー「優介!」

 

芽依「目が覚めたのか!?」

 

幸子「でもいつもと声が違います」

 

鈴「苦しそうな声・・・」

 

オーブ「シュッ!ウゥ!グェアッ!」

 

アーマードダークネスはオーブを振り払おうとするもオーブはなにがなんでも離さずアーマードダークネスを晴風から引きはなそうとしていた

 

しかしついに振り払われダークネストライデントの突きを食らい、レゾリューム光線が左肩に直撃してしまう

 

オーブ「グアアア!!」

 

鈴「あっ!」

 

ボガールの波動弾にやられた左肩をレゾリューム光線を食らいまた痛めてしまう

 

オーブ「ウアアア!グゥッ!グゥアアッ!!」

 

痛めていた箇所をさらに痛めたために苦しみながら左腕を抑える

 

そしてアーマードダークネスは標的を晴風に変える

 

オーブ「フッ!?ウアアア!シュッ!ウオオオオオオ!!!ウアアッ!」

 

しかしそれに気づいたオーブがアーマードダークネスにしがみつき、押し返す

 

だが振り払われ、また肩を痛む

 

しかし、すぐにアーマードダークネスを必死に抑える

 

オーブ「フッ!ウオオオ!ンンンンンンン!!グゥッ!」

 

どんなに傷ついてもオーブはアーマードダークネスを晴風に近づけさせなかった

 

オーブ「(絶対に・・・はぁ、はぁ、させるか!)」

 

岬「・・・なんでそこまで・・・」

 

ミー「もういい!やめるんじゃ!」

 

バルタン星人「・・・君は何があっても守るつもりなのか・・・」

 

オーブ「グゥアアッ!グゥッ!フッ!ウアアアアアアアアアアア!!!!」

 

そしてカラータイマーが点滅を始めるも、オーブは必死にアーマードダークネスを抑え、そして力を振り絞って投げ飛ばす

 

オーブ「はぁ!はぁ!はぁ!」

 

だがオーブは体がもう限界なのか膝をついてしまう

 

アーマードダークネスは立ち上がり振り向く

 

しかしその隙を見逃さなかったオーブがダークネスブロードを抜き取り

 

オーブ「デェェェェアアアアアアアアッ!!!!」

 

アーマードダークネスの角に一太刀を入れた

 

そして角に傷が付き、内部が一部見えてそこには

 

オーブ「っ!」

 

アーマードダークネスの中にいた者の額には菱形のクリスタルがついていた

 

オーブ「っ!あれは!」

 

メビウス「あの額のクリスタル・・・どこかで」

 

ガイア「あの額のクリスタル、見覚えがある」

 

エックス「ああ」

 

大地「っ!まさか!アーマードダークネスの中にいるのは!?」

 

だがアーマードダークネスが動きを鈍くなりながらも再びオーブに接近して、ダークネストライデントを振り上げた

 

その時

 

アーマードダークネス「!?」

 

またしても動きが止まった

 

オーブ「フッ!?」

 

???「若きウルトラマン。聞こえるか?」

 

オーブ「はっ!その声はまさか!?」

 

???「残念ながら君の想像している人物ではない。僕の肉体と一体化した彼の事だろう。よく聞くんだ。この鎧は僕の光線を吸収する能力を身に付けている。だが、こうして動きを封じているときは光線が効く。次に動きを止めるチャンスがあった時はその時は全力の光線を放ってくれ。そうすれば鎧は砕ける」

 

オーブ「それでお前は助かるのか!?」

 

???「ああ!次のチャンスまでは持たせる」

 

そして声は聞こえなくなり再びアーマードダークネスが動きだしレゾリューム光線を放とうとした

 

その時

 

「ビクトリューム光線!」

 

「ワイドゼロショット!」

 

「ギンガクロスシュート!」

 

「ビクトリウムシュート!」

 

上空から4つの光線が放たれ、アーマードダークネスはそれを瞬時に避けて撤退した

 

岬「何!?」

 

ましろ「空からの攻撃?」

 

そして舞い降りたのは

 

ウルトラマンジャスティス、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリーだった

 

ガイア「っ!」

 

アグル「あれは!」

 

メビウス「ゼロ!」

 

ヒカリ「ビクトリー!」

 

エックス「ギンガ!」

 

ギンガたちはガイアたちに駆け寄った

 

ゼロ「へっ!ギリギリ間に合ったみてぇだな?」

 

ギンガ「久しぶりだな!大地!エックス!」

 

ビクトリー「元気にしていたか?」

 

大地「はい!お二人こそお元気そうで!」

 

ヒカリ「まさか今度は君に助けられるとはな」

 

ビクトリー「っ!ウルトラマンヒカリ!ナイトティンバーを俺に授けてくれたこと感謝しています」

 

ヒカリ「礼には及ばないさ」

 

ガイア「ヒカル、ショウ、久しぶりだね」

 

メビウス「またあなたたちに助けられましたね」

 

ギンガ「ウルトラマンガイア!それにウルトラマンメビウス!」

 

ビクトリー「エタルガーの戦いの時は世話になりました」

 

メビウス「いえ、僕たちの方こそあなたたちに助けられました。ありがとう」

 

オーブ「はぁ、はぁ!くそ!体が、ぐっ!動かない!」

 

するとオーブは膝をついてしまい蜃気楼のように消えた

 

ジャスティス「っ!オーブ!」

 

ゼロ「あのバカ野郎!」

 

そしてウルトラマンたちは変身を解除して、優介は保健室に運ばれた

 

ジュリ「私の名はジュリ、ウルトラマンジャスティスだ。よろしく」

 

ラン「俺はウルトラマンゼロ、かつて一体化したランという青年の姿を借りている。よろしくな!」

 

ヒカル「俺の名前は礼堂ヒカル、ウルトラマンギンガ、よろしくな!」

 

ショウ「俺の名はショウ、ウルトラマンビクトリーだ。よろしく頼む」

 

バルタン星人「おお!無事だったか!」

 

ヒカル「ああ、お前も子供たちと無事に合流できたみたいだな」

 

バルタン星人「ああ、君たちのおかげだ!ありがとう!」

 

ラン「そんなわけで、これからしばらく世話になるぜ」

 

ましろ「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

ミー「・・・じゃが、今は・・・」

 

そして保健室に向かい

 

岬「ぐすっ!うぅ、優介君!」

 

そこには先ほどよりもひどい状態の優介がベッドに横たわっており、そんな彼を岬は涙を流しながら見ていた

 

ヒカル「優介・・・お前・・・」

 

ショウ「随分とひどい状態だな」

 

ラン「治るのか?」

 

みなみ「ひとまずしばらく安静だな。あんな満身創痍の状態で戦ったからな」

 

そして数時間後

 

優介「・・・っ・・・」

 

優介が目を覚ました

 

ミライ「っ!優介さん!」

 

セリザワ「目を覚ましたか!」

 

優介「・・・ミライ、セリザワ、我夢、藤宮、大地、エックス・・・それに」

 

ジュリ「サンドロスとの戦い以来だな」

 

ヒカル「よっ!久しぶりだな!」

 

ショウ「また随分と無茶をしたようだな」

 

優介「・・・ジュリ、ヒカル、ショウ・・・」

 

ラン「お前大丈夫か?」

 

優介「・・・・・・」

 

ラン「あ?何だよ?」

 

優介「・・・お前誰!?」

 

ラン「はぁ!?おい!俺だよ!俺!」

 

ランは左腕のウルティメイトブレスレットを見せた

 

優介「っ!まさかゼロ!?」

 

ラン「ああ、訳あって今はかつて一体化したランっていう青年の姿を借りてるってわけだ」

 

優介「そうか・・・」

 

すると岬が立ち上がり、鋭い目で優介を見つめた

 

岬「・・・・・・」

 

優介「岬?」

 

岬「・・・なんで戦ったの?なんで!?」

 

ミー「ボガールとの戦いの傷はまだ癒えていなかったんだぞ!?」

 

優介「・・・皆がな」

 

ましろ「えっ?」

 

優介「・・・皆が傷つけられるのを黙って見てられなくてな」

 

鈴「私たちのためにじっとしてられなかったっていうんですか!?」

 

岬「・・・バカだよ・・・」

 

優介「ふっ、言い返せないな」

 

 

岬「いい加減にしてよ!!!!」

 

岬「守る守るって、守られた方がどう思うのか考えたことあるの!?」

 

岬「自分の事を考えてくれなきゃ、優介君が守りたかった人たちが悲しむんだよ!?」

 

優介「・・・たとえ自分の身を犠牲にしてでも守らなければならない時があるんだ!」

 

岬「だからって!優介君がそこまでする必要があるの!?」

 

優介「・・・それは、他のウルトラマンにも言えることなのか?」

 

岬「えっ?」

 

優介「ウルトラマンは宇宙の平和を守るために戦わなければならない。たとえどんなに傷ついても、どんなに強大な敵が現れたとしてもな!」

 

岬「・・・・・・」

 

ましろ「艦長、今の優介に何を言っても無駄です。少し休ませてあげましょう」

 

岬「・・・分かった」

 

そうして岬、ましろ、ミー、鈴は保健室から出ていった

 

大地「それにしてもあのアーマードダークネスはなぜゼロやヒカルさんたちの光線を撃てたんですか?」

 

ラン「ああ!そうそう!それはアーマードダークネスを着装しているウルトラマンの能力だ」

 

我夢&藤宮&ミライ&セリザワ&大地&エックス「っ!」

 

ミライ「何ですって!?」

 

大地「本当なんですか!?」

 

ショウ「ああ!」

 

ジュリ「奴は私たちの光線を吸収してそれを倍増し、自分の武器としたのだ」

 

セリザワ「そうか。だから君たちの光線が撃てたというわけか」

 

優介「(額のクリスタル、光を闇に変換する能力・・・)」

 

我夢「それで、そのウルトラマンについて何か分かったことはあるのかい?」

 

ヒカル「ゼロは光と闇を併せ持つウルトラマンっていうけど、本当にそんなウルトラマンなんているのか?」

 

優介「っ!分かったぞ!囚われているウルトラマンの正体が!」

 

ヒカル「本当か!?」

 

優介「ああ!今のヒカルの証言で確信できた!額のクリスタル、そして光と闇を併せ持つ、そして光線を吸収する能力で繋がった!」

 

 

 

優介「あれを着装しているのは黒いウルトラマンティガだ!!」

 

 

TO BE CONTINUED

 

【ED HERO 歌:MayJ 】

 

次回予告

 

ついにアーマードダークネスに囚われているウルトラマンの正体が判明した。それはウルトラマンティガが闇の姿となったティガダークであった。幸いにも正義の心を持っているため光と闇の存在といえるだろう。だが、なぜか今まで見てきたティガとは違う雰囲気を感じる。

 

次回 囚われのティガダーク

 

まさかあれは、ウルトラマンティガそのものなのか!?




アーマードダークネスを着装していたのは黒いウルトラマンティガ。つまりティガダークでした。本当ならダイゴを出したかったんですが、これといってダイゴを出せるエピソードが思い付かず、こうしてティガ自身を出すことにしました。ダイゴファンの皆さんすみません!
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