新たな光 ウルトラマンオーブ   作:ユウナガ

114 / 138
皆さん、明けましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願いします。そして本年度初の投稿です。その中で意外なゲストがほんのちょこっと登場します。


第109話 反撃のオーブ

【OP オーブの祈り】

 

デスフェイサーに敗れ岬を傷つけてしまった優介は希望を見失っていた

 

一方その頃・・・

 

ダイゴ「教えてくれ!僕は一体誰なんだ!?」

 

ウルトラマンとしての記憶を失ったダイゴはカミーラたちに問い詰めていた

 

自分が何者なのかを・・・

 

しかし・・・カミーラたちはそれを伝えようとはしなかった

 

カミーラ「・・・それは言えないわ」

 

ダイゴ「どうしてなんだ!?」

 

ヒュドラ「この世にはな知らない方が幸せなこともあるんだよ」

 

ダイゴ「それでも僕は知りたいんだ!本当の自分が一体どんな存在なのかを!」

 

マサキ「・・・どうしても知りたいのか?」

 

ダイゴ「・・・ああ!」

 

しかしカミーラたちは話そうとしなかった

 

そうしてダイゴは仕方なく他を探しにいった

 

そしてダイゴが行った後にヒカル、ショウ、大地がやって来た

 

ヒカル「・・・大丈夫か?」

 

ヒュドラ「・・・ああ・・・」

 

マサキ「・・・どうにかな・・・」

 

ダーラム「マイフレンドはもう十分に戦った。もうマイフレンドが戦う必要はない・・・」

 

大地「でも、本当にこのままでいいんですか?」

 

エックス「大地、今の彼はこれまでの記憶を失いしかもスパークレンスも失われている。無理に記憶を取り戻そうとするとかえって危険だ」

 

大地「・・・エックス・・・」

 

ショウ「・・・だかこのままでは・・・」

 

カミーラ「私だって!!」

 

カミーラ「私だって本当は記憶を取り戻してほしいわよ!そしてこれからも宇宙を守るために一緒に戦いたい・・・でも・・・記憶が戻る保証なんてどこにもないのよ!!」

 

マサキ「・・・カミーラ・・・」

 

一方優介はアスカと別れた直後にランに問い詰められていた

 

ラン「おい!」

 

優介「どうした?」

 

ラン「お前・・・ベリアルのカードを持っていやがるってどういう事だ!?」

 

優介「・・・・・・」

 

優介はランにベリアルのフュージョンカードを手にした経緯を話した

 

ラン「お前がエックスの世界にいた時にそんな事があったなんてな・・・」

 

優介「・・・ベリアルは嘲笑っていた。脆くなったなって・・・」

 

優介「時々怖いんだよ。ベリアルの力なんか使ったら・・・きっと俺は・・・俺じゃなくなる!」

 

優介はベリアルの力を使ってしまえば自分を見失ってしまうかもしれないと恐れていた

 

ラン「俺はな・・・ベリアルの闇に呑まれた時があった」

 

優介「・・・ぇ・・・」

 

そしてランはダイナとコスモスから授かった2つの力の悩みを振り切った後に起きた出来事を・・・

 

そして初めてシャイニングウルトラマンゼロになった時の事を話した

 

優介「・・・そんな事が・・・」

 

ラン「シャイニングの力のおかげで仲間たちはよみがえった。けど、俺がベリアルに肉体を奪われて、実質俺がこの手で皆を葬ってしまったことに変わりはないんだ」

 

優介「・・・・・・」

 

ラン「けどあいつらは、死んでもなお俺を信じてくれた。だから俺は諦めずに立ち上がり、シャイニングの力を得た」

 

ラン「お前にも、どんなに苦しくても信じてくれる大切な仲間がいるんじゃないのか?そいつらはお前を必要としているんじゃないのか?」

 

そう言われ優介の頭に思い浮かぶ今まで共に戦ってきた仲間たち・・・

 

そして・・・最愛の人を・・・

 

優介「・・・そうだ・・・」

 

ラン「ふっ、どうやら迷いは吹っ切れたみたいだな」

 

優介「へへっ、ああ!サンキューゼロ!」

 

ラン「おう!」

 

ラン「・・・優介!」

 

優介「ん?」

 

 

 

 

ラン「進め!ウルトラマンオーブ!」

 

優介「っ!・・・ガレット!」

 

すると岬が目を覚ましたという報せを受けて優介は保健室に向かった

 

優介「っ!岬!」

 

岬「優介君・・・あはは、ごめんね」

 

優介「謝るのはこっちの方だ。八つ当たりしてごめん・・・」

 

岬「ううん、もう気にしてないよ」

 

優介「・・・怪我は大丈夫なのか?」

 

岬「うん、もう平気だってみなみさんも言ってくれたから」

 

優介「・・・そうか」

 

すると近くを通っていたダイゴが保健室に入ってきた

 

岬「ダイゴさん・・・」

 

ダイゴ「目が覚めたんだね。よかった」

 

岬「あはは、ありがとうございます」

 

優介「・・・ダイゴ・・・」

 

ダイゴ「優介君・・・」

 

優介「何だ?」

 

ダイゴ「・・・ティガの事を僕に教えてくれないか?」

 

優介「っ!」

 

岬「えっ?」

 

優介「・・・分かった。それについてはアスカにも教えてもらう」

 

 

そして優介、ダイゴ、アスカ、岬はオーブカリバーの光で付近の島の浜辺に降り立った

 

ダイゴ「・・・君たちの知っている僕は・・・ウルトラマンティガはどんな人なんだ?」

 

優介「・・・俺の知っているティガは、ウルトラマンでありながらも人間として自分にできることを精一杯やっていた」

 

岬「私も・・・ティガさんはどんなに重い罪を背負っていたとしてももう逃げずに過去と向き合ってこの前まで仲間と一緒に戦っていました」

 

アスカ「昔、俺もデスフェイサーに負けてある出来事からティガの事を知った。その時の俺はティガの事を知りたくて必死だった。なぜそんなに無敵だったのか?どうして世界を闇に包み込むような強大な敵を倒せたのかを・・・そして俺はかつてティガと共に戦った元GUTS隊長イルマ・メグミ参謀に会いに行ってティガの事を教えてもらった」

 

ダイゴ「・・・そしたらなんて?」

 

アスカ「ティガは決して無敵なんかじゃないって・・・」

 

ダイゴ「えっ?」

 

アスカ「ティガが勝てたのは、その本質が光だったからだ」

 

ダイゴ「・・・光・・・」

 

アスカ「ああ、それは誰の中にもあるんだ。もちろん俺たちやお前の中にも」

 

ダイゴ「・・・・・・」

 

アスカ「たくさんの人の光を輝かせる力がティガにはあった。だからどんな恐ろしい闇にも立ち向かっていけた」

 

ダイゴ「・・・たくさんの・・・人の光・・・」

 

優介「ああ、たくさんの人の光がティガを支えていたんだ。そして皆がウルトラマンと一緒に戦っていたんだ」

 

ダイゴ「・・・・・・」

 

その時、またしても干渉フィールドが張られた

 

しかも優介だけが干渉フィールド内に入ってしまい、ダイゴ、アスカ、岬は干渉フィールドの外にいたため干渉フィールドに入ることができなくなってしまった

 

だが、この時彼らは知らなかった・・・

 

干渉フィールドに入った者が他にもいたということを

 

ダイゴ「っ!」

 

岬「優介君!」

 

アスカ「干渉フィールドか!」

 

そしてデスフェイサーが干渉フィールド内に出現した

 

アスカ「優介、負けるなよ」

 

優介「ああ!今度は負けない!」

 

岬「・・・優介君!」

 

優介「ん?」

 

岬「・・・気をつけてね」

 

優介「・・・ああ!」

 

ダイゴ「・・・勝てるのか?」

 

優介「・・・勝ってみせるさ・・・絶対に!」

 

優介はその決意を胸にオーブリングを構える

 

優介「レオ!」

 

【ウルトラマンレオ!】

 

レオ「イヤッ!」

 

インナースペースに入りまずウルトラマンレオのフュージョンカードをリードして赤色の粒子が出現して優介の右隣にウルトラマンレオのビジョンが形成した

 

優介「ゼロ!」

 

【ウルトラマンゼロ!】

 

ゼロ「デェェアァッ!」

 

次にウルトラマンゼロのフュージョンカードをリードして水色の粒子が出現して優介の左隣にウルトラマンゼロのビジョンが形成された

 

優介「熱い闘志、お借りします!」

 

そしてレオとゼロの動きが優介と連動し優介はオーブリングを天に掲げトリガーを引いた

 

【フュージョンアップ!】

 

レオ「イヤァーッ!」ゼロ「デァッ!」

 

【ウルトラマンオーブレオゼロナックル!】

 

優介はオーブオリジンとなりオーブリングが赤、水、赤という順番に光り、レオとゼロのビジョンと融合してウルトラマンオーブレオゼロナックルにフュージョンアップした

 

そしてデスフェイサーの真下からオーブが現れ、アッパーで殴り飛ばした

 

岬「あっ!」

 

ましろ「新しいオーブ!」

 

幸子「拳法家のような格好ですね!」

 

ラン「おお!俺と師匠のフュージョンアップか!」

 

芽依「行けー!オーブ!」

 

ダイゴ「・・・・・・」

 

アスカ「・・・勝てよ」

 

岬「頑張って・・・」

 

ダイゴとアスカと岬は干渉フィールド外となった浜辺でオーブの戦いを見守る

 

オーブ「フッ!デァッ!」

 

そしてオーブは立ち上がったデスフェイサーの腹に蹴りを入れ、回し蹴りでデスフェイサーを蹴り飛ばす

 

オーブ「シュアッ!」

 

そのままオーブは攻め続けていく

 

オーブ「グアッ!」

 

しかしデスフェイサーも負けておらず力押しでオーブが負けている

 

そして徐々に押されていくオーブ

 

オーブ「・・・俺の中のビッグバンは!」

 

 

オーブ「誰にも止められないぜーーー!!!」

 

だがオーブはデスフェイサーの腕を振り払い、鋏をチョップで切り落とし、ガトリング砲を捕まえてかかと落としで叩き千切った

 

オーブ「オラァッ!」

 

そしてガトリングを投げ捨て、飛び蹴りでデスフェイサーを吹き飛ばす

 

ましろ「よし!」

 

幸子「いい調子です!」

 

ラン「それ俺の台詞・・・」

 

しかしデスフェイサーは最後の悪あがきとしてネオマキシマ砲の発射準備に入った

 

オーブ「っ!」

 

ヒュドラ「またあれを使う気か!」

 

ダーラム「このままではオーブが・・・」

 

カミーラ「危ない!」

 

マサキ「逃げろ!」

 

ラン「心配ねえよ」

 

カミーラ「えっ?」

 

バルタン星人「そうさ、彼は必ず勝つさ」

 

ダーラム「ゼロ・・・バルタン・・・」

 

ダイゴ「っ!まずい!このままじゃ!」

 

アスカ「いや、あいつは必ず打ち勝つ!」

 

岬「私たちは優介君を信じてるから!」

 

オーブ「(俺はもう逃げない!恐怖と向き合うって決めたんだ!)」

 

 

オーブ「(恐怖なんかに屈したりしない!そしてこいつを倒して・・・皆が生きる未来を!)」

 

オーブ「守り抜くんだああああああ!!!!!」

 

そしてオーブはデスフェイサーに接近しながらレオゼロビッグバンでネオマキシマ砲を破壊してデスフェイサーを貫いた

 

ラン「なっ!言った通りだろ?」

 

芽依「今度は逃げずに真正面から飛び込んだ・・・」

 

オーブは貫いた腕を抜いてバック転で距離を取りながらバーンマイトにフュージョンアップした

 

オーブ「ストビュームダイナマイトォォォ!!!」

 

そして最後にストビュームダイナマイトでデスフェイサーを粉砕した

 

岬「やった!」

 

ましろ「勝った!」

 

鈴「優介さんが!オーブが勝ちました!」

 

ラン「よくやったな!」

 

バルタン星人も頷く

 

ヒュドラ「やりやがったぜ!」

 

ダーラム「ああ!」

 

カミーラ「ええ、すごい子ね・・・」

 

マサキ「そうだな・・・」

 

ダイゴ「やった!」

 

アスカ「へへっ、さすが俺の後輩だな!」

 

岬「ふふっ!」

 

オーブ「シュワッチ!」

 

そしてオーブは飛翔して干渉フィールドを破壊しようとするが突如地面から何かの触手が出現してオーブに巻き付き捕らえる

 

オーブ「グゥッ!?」

 

ジュリ「っ!」

 

カイト「何だ!?」

 

すると地面から今度はモネラ星人の宇宙船モネラシードが出現した

 

オーブに巻き付いている触手はモネラシードによるものだった

 

ミライ「モネラ星人!」

 

セリザワ「まだ侵略を諦めないつもりか!」

 

ヒカル「デスフェイサーを失ったってのに懲りねえ奴らだぜ!」

 

ショウ「宇宙船だけで何をしようというんだ?」

 

エックス「っ!いや待て!モネラ星人の宇宙船のエネルギーが異常な程膨れ上がっている!」

 

大地「何だって!?」

 

そしてモネラシード内にいるモネラ星人たちが何か溶けていく

 

そしてモネラシードのあらゆる場所から触手が生えてきて巨大な何かを形成していく

 

我夢「・・・・・・」

 

藤宮「・・・これは・・・」

 

バルタン星人「・・・何だと・・・」

 

ダイゴ「・・・なんて大きさだ・・・」

 

アスカ「っ!こいつは!」

 

岬「で、でかすぎる・・・」

 

そして現れたのはあのガタノゾーアをも上回る程の大きさでモネラ星人の最終兵器超巨大植物怪獣クイーンモネラだった

 

オーブ「ダァッ!」

 

オーブはチョップで触手を切断してスワローキックで攻めるが足に触手が絡まれそのままクイーンモネラの檻に閉じ込められてしまう

 

ましろ「オーブが檻の中に!」

 

オーブ「アァッ!グゥッ!」

 

オーブは檻の中で高圧電流QMバスターによって苦しめられる

 

ダイゴ「このままだと彼が危ない!」

 

アスカ「させるか!」

 

アスカはなんとか干渉フィールドを打ち破ろうとするもどの攻撃も干渉フィールドを破れはしなかった

 

アスカ「くそ!」

 

オーブ「グアッ!」

 

そしてその間にオーブのカラータイマーが点滅して徐々にその点滅も早くなっていく

 

ましろ「・・・や、やめろ!」

 

芽依「力が・・・」

 

幸子「違いすぎます・・・」

 

鈴「優介さん!」

 

オーブ「グアアアアアアアアア!!!!」

 

オーブのカラータイマーの光が消えて・・・

 

オーブ「ダイゴ・・・」

 

ダイゴ「っ!」

 

オーブ「光を・・・信・・・じ・・・ろ・・・」

 

そしてオーブは光を失ってしまった

 

ましろ「っ!・・・」

 

幸子「嘘・・・ですよね?」

 

芽依「ティガさんに続いて・・・オーブまで・・・」

 

 

 

岬「嘘・・・だよ・・・こんなの・・・」

 

 

岬「優介君ーーーーーー!!!!!」

 

干渉フィールドに閉じ込められ彼を助けられるものは誰もいない

 

 

再び、地球は絶望に染まってしまった・・・

 

 

 

???「チッ、面倒なことになっちまったな」

 

 

TO BE CONTINUED

 

【ED HERO 歌:MayJ 】

 

次回予告

 

再び光を失ってしまったオーブ、このまま滅びてしまうのだろうか?だが、諦めない人々の思いが奇跡を呼び、失われていた光を呼び覚ました

 

次回 蘇れ!光の勇者!

 

この世界を・・・僕が守る!




久々のレオゼロナックル、そしてクイーンモネラの出現。ということは・・・さらに今回と次回に現れる意外なゲストの正体とは・・・それでは次回もお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。