第121話 旧友の来訪
【OP オーブの祈り】
ウルトラマンオーブが数々のウルトラマンと共に黒の影法師の野望を阻止してから1年の月日が流れ、優介とウェンディは共に16歳になっていた
優介「ふっ!はっ!」
トレーニングルームで優介は自らを鍛えていた
優介「ふう~今日はこれくらいでいいか」
そうしてトレーニングルームを出てブリッジに来た
ウェンディ「今日のトレーニング終了?」
優介「ああ、前に大地が教えてくれた特別メニューでトレーニングしてたんだ」
ウェンディ「お疲れ様、はいこれ」
ウェンディがタオルと水分を持ってきてくれた
優介「ああ、いつもありがとな!」
ウェンディ「ふふっ、どういたしまして♪」
タオルで汗を拭き水分を飲み終わった後、優介はウェンディにある話をした
優介「あのさ、あいつらに会ってみないか?」
ウェンディ「あいつら?」
優介「俺がかつて共に戦ったペンドラゴンの仲間たちだ」
ウェンディ「あー!レイさんたちのことだね」
優介「どうかな?」
ウェンディ「いいよ。私も会って話してみたかったし、でもいきなりどうしたの?」
優介「実はこのゴースタードラゴンの改造を頼もうと思うんだ」
ウェンディ「改造?」
優介「ああ、これのシステムを取り入れてもらおうと思うんだ」
そして見せたのはジオデバイザーだった
ウェンディ「Xioのシステム・・・あっ、もしかして」
優介「そう、サイバーカードの力を使えるように改造を頼みたいんだ」
ウェンディ「サイバーカードの力を付け加えたら結構強力になるね」
優介「それにわざわざ俺が変身しなくてもウルティメイトゼロのサイバーカードがあればゴースタードラゴンで時空を越えられるしな」
ウェンディ「そっか!」
優介「そういうこと。じゃあ今から連絡して都合が合えば明日にでも行こうと思うんだけどいいかな?」
ウェンディ「うん。いいよ」
優介「よし、それじゃあ!」
優介は機器を操作してペンドラゴンに連絡を入れた
M78スペース ZAP宇宙基地
惑星輸送船スペースペンドラゴンにゴースタードラゴンからの通信が入った
オキ「っ!ボス!ゴースタードラゴンから交信が求められています!」
ハルナ「えっ!?」
クマノ「本当かオキ!?」
オキ「はい!」
ヒュウガ「繋いでくれ!」
そしてオキはゴースタードラゴンとの通信を繋げた
優介「久しぶり皆!」
ウェンディ「お久しぶりです。皆さん」
レイ「優介!久しぶりだな。元気そうじゃないか」
ハルナ「ウェンディちゃんも久しぶり。ずいぶん綺麗になったね」
ウェンディ「あはは、ありがとうございます」
ヒュウガ「珍しいな。そっちから連絡くれるなんて」
優介「実は・・・明日そっちに行ってもいいか?」
オキ「えっ!?優介君たちこっちに来るの!?」
優介「ああ!」
オキ「やったー!」
ヒュウガ「こっちは構わないが何かあったのか?」
優介「実はゴースタードラゴンの改造をお願いしたいんだ。頼めるか?」
クマノ「おお!魔法使いに任せとけ!」
ハルナ「決まりね!」
ヒュウガ「我々はしばらく休暇期間に入っていてな。そのためペンドラゴンを宇宙基地に停めてある」
優介「じゃあ、その宇宙基地に向かえばいいんだな?」
ヒュウガ「ああ、今からデータを送る。クマノ」
クマノ「了解!」
クマノが機器を操作してゴースタードラゴンに位置情報を送信した
そして程なくしてゴースタードラゴンに位置情報が届いた
ウェンディ「位置情報届きました!」
優介「それじゃあまた明日!」
レイ「ああ、待ってるぞ」
優介「ああ!」
そうして通信を切った
翌日、優介とウェンディがゴースタードラゴンでスペースペンドラゴンが待機している宇宙基地に向かった
そして、ゴースタードラゴンがペンドラゴンが待機している宇宙基地に到着した
オキ「優介君!!久しぶり!」
優介「オキも皆も久しぶり!」
レイ「元気だったか優介」
優介「もちろん!レイや皆も元気そうで何よりだ」
ウェンディ「皆さんお久しぶりです!」
ハルナ「久しぶりウェンディちゃん。こうして顔を合わせて話すのは初めてね」
クマノ「また大きくなったんじゃないのか?」
優介「止してくれよ。そんなに大きくなってはいないさ」
ヒュウガ「さっ、ゆっくりしていけよ」
優介&ウェンディ「はい!」
クマノ「それで具体的にどう改造してほしいんだ?」
優介「それにはこれが必要なんだ」
優介はクマノにジオデバイザーを差し出した
クマノ「これは?」
優介「俺が前に別の世界の地球で所属していた防衛隊Xioが使っていた端末ジオデバイザーだ。これにはXioが開発したサイバーカードに描かれたサイバー怪獣の力を引き出すシステムがあるんだ。それを・・・」
クマノ「ゴースタードラゴンに組み込んでくれというのか・・・」
優介「頼めるか?」
クマノ「おう!飛びっきりの魔法を見せてやるよ!」
優介「ありがとな」
そしてクマノがゴースタードラゴンの改造にかかる時間を計ったところ、数日で終わるそうだ
その後ハルナがペンドラゴンのブリッジに入ると何かを見つけた
ハルナ「あら?」
その視線の先にはペンドラゴンの機器を勝手に操作している優介がいた
そして・・・
ハルナ「こら!何してるの!?」
優介「うわっ!」
ハルナ「ふふっ」
優介「何だ副長ですか?」
ハルナ「なんでこんなことしてるの?」
優介「いや、しばらくいない間に技術がどうなっているのか興味があっただけですよ」
ハルナ「へえ~」
優介「なんですか?」
ハルナ「勝手に機器には触ってはいけない」
優介「・・・はい」
するとハルナは手を出した
優介「何ですか?」
ハルナ「口止め料よ。ボスには内緒にしといてあげるから」
優介「はぁ〜」
優介はため息をした
ウェンディ「・・・・・・」チラ
その後ウェンディが横にいるハルナをチラ見する
そして当のハルナはアイスを食べていた
ウェンディ「副長、それどうしたんですか?」
ハルナ「口止め料よ」
ウェンディ「何のですか?」
ハルナ「それを言ったら私は怒られます」
ウェンディは誰の口止め料なのか理解して後ろの方にいる優介の方を振り向く
優介「ん?」
ウェンディ「うふっ♪」
ウェンディが笑顔になると同時に真っ黒なオーラを発していた
優介「(ヤバい!ものすごい殺気だ!)」
レイ「優介!」
優介「あ、レイ」
レイ「ボスが船長室に来るようにってさ」
優介「あ、ああ、了解」
そこにレイがやって来て船長室に来るようにと言われた優介はウェンディから逃げるように船長室に向かった
ウェンディ「ふふっ♪(後でお仕置きが必要だね♪)」
そして優介は船長室に来た
優介「優介です!」
ヒュウガ「入れ!」
優介「失礼します!」
そして優介がボスのいる船長室に入った
ヒュウガ「改めて見ると随分大きくなったな!」
優介「あはは、ありがとうございます!」
ヒュウガ「どうだ?ゴースタードラゴンの居心地は?」
優介「ペンドラゴンと何ら変わりません。いつもペンドラゴンにいるような感じです」
ヒュウガ「そうか。なら良かった!」
そして優介が椅子に座るとヒュウガはニヤニヤしながら優介に質問してきた
ヒュウガ「最近ウェンディとはどうだ?仲良くやってるんだろ?」
優介「何ニヤニヤしてるんですか?」
ヒュウガ「いいや、優介が恋に目覚めたんだなって思ってな」
優介「まあ、仲良くやってはいますよ。・・・でも、最近一緒にいられる機会が少なくなってきた感じはしますね」
ヒュウガ「それはいかんな!」
優介「はい、でもできるだけ一緒にいられる時間を作りたいとは思ってます」
ヒュウガ「そうか。そういえばお前たち付き合ってどれぐらい経つんだ?」
優介「ええっと、4年になりますね」
ヒュウガ「そっか、あと2年の内にそろそろ考えた方がいいんじゃないか?」
優介「えっ?何をです?」
ヒュウガ「決まってるだろ?結婚だよ」
優介「えっ!?///」
ヒュウガ「あはは、悪い悪い。でもな彼女ってもんは心が繊細な方なんだぞ?もっと優しくしてやれよ」
優介「あはは、はい///」
そして優介は船長室から退室した
一方ハルナとウェンディでも似たような話がされていた
ハルナ「へぇ〜もうそこまで関係が進んでるんだね♪」
ウェンディ「は、はい・・・///」
するとウェンディがハルナが読んでいるあるものに目がいった
ウェンディ「副長、何読んでるんですか?」
ハルナ「ああ、これね、最近流行ってるお仕置きの方法よ。最近だと1番流行ってるのはこれだね」
それにはこう書かれていた
笑いのツボと・・・
ヒュウガとの話が終わった後優介はレイ、クマノ、オキと話していた
オキ「へえ~ギンガやビクトリーの他にもエックスっていうウルトラマンがいるんだ!」
クマノ「しかも自らをデータ化するサイバーウルトラマンって斬新だな」
優介「ああ、それにエックスはサイバーカードに描かれたサイバー怪獣の力が宿る鎧を身に纏って戦うんだ」
レイ「別次元の地球の技術もすごいな」
優介「それにはあのファントン星人が関わっているからな」
オキ「ファントン星人が!?」
優介「ああ、Xioのスーパーテクノロジーの多くはファントン星人グルマン博士の協力の賜物なんだとさ」
クマノ「へえ~興味深いな」
優介「それに数多くのウルトラマンと出会ってその力を借りて戦ってきたんだ。・・・だけど・・・」
オキ「どうしたの?」
レイ「何か悩みでもあるのか?」
優介「・・・でも、話していいものなのか・・・」
レイ「優介、俺たちはお前の仲間だ」
クマノ「レイにも言ったけど俺たちは家族も同然だろ?」
オキ「話して」
優介「・・・ああ、分かった」
優介はサンダーブレスターのことを話した
優介「そういうわけなんだ・・・」
オキ「そうだったんだ・・・」
レイ「ベリアルの力を使ってしまったのか・・・」
クマノ「そしてレイと同じように暴走してしまったんだな・・・」
優介「ああ、あの時の俺は頭の中に怒りと殺意だけしかなかった。もしもレイと同じように完全にあの力に呑み込まれてしまったら・・・俺は・・・」
レイ「よく話してくれたな」
優介「えっ?」
クマノ「誰にだって悔しい思いや怒りに支配される時だってある。それは優介が人間であることの証拠さ」
優介「俺が・・・人間である証拠・・・」
オキ「そうだよ。その力を使うのが嫌だったら使わなければいいだけの話だよ」
レイ「幸い俺と違って、オーブリングにカードを通さない限りその力は発動することはないんだろう?」
優介「・・・ああ・・・」
レイ「俺もかつては暴走した身だ。だからお前の苦しみも分かる」
優介「・・・ああ、ありがとう」
ウェンディ「あっ、優介くんとレイさんたちだ」
だが向こうは話の真っ最中でウェンディは物陰に隠れて話を聞くことにした
オキ「あっ、ところで聞きたかったんだけど・・・」
優介「ん?なんだ?」
オキ「ウェンディちゃんとはどこまで進んでるの?」
優介「えっ!?///」
ウェンディ「っ!?///」
クマノ「おっ、それはちょっと興味あるな」
オキ「キスとかもうしたの?」
優介「・・・///」
優介は小さく頷いた
オキ「よかったじゃん!将来結婚とかしないの?」
優介「えっ!?(なんでオキまで!)///」
ウェンディ「へっ!?///」
レイ「結婚ってなんだ?」
クマノ「互いを思い、愛し合う男と女が家族になることだよ」
オキ「で、どうなの?」
優介「ええっと・・・///」
優介「いつかそうなればいいなって思っているよ///」
ウェンディ「っ!?///」
その言葉を聞いた瞬間ウェンディは頭の中でウェディングドレスを着た自分が優介と結婚する光景を想像していた
ウェンディ「(わわわ、私と優介くんが結婚なんてまだ早いし!それに子供とかも!!あぅ〜〜///)」
ウェンディの顔は真っ赤になっていた
レイ「ウェンディと一緒に過ごしてどんな感じなんだ?」
優介「一緒にいるときはいつも幸せな気持ちになるんだ」
優介「今でも思うよ。”出会えて本当によかった”って」
ウェンディ「・・・///」
ウェンディ「・・・(ありがとう///)」
幸せな気持ちになったウェンディはお仕置きなんかしなくてもいいと思った
しかし・・・
優介「でも不満な点もあるんだよね」
ウェンディ「えっ?」
優介「身長とかあそことかが全然成長しないんだよね」
ブチッ!
ウェンディの中の何かがキレて物陰から出て優介に少しずつ近づいていく。レイとクマノとオキは気づいたが優介はウェンディが近づいていることに気づかず話を続けてしまう
優介「大体さ、普通の女子ならあれくらいの歳になると大きくなるもんでしょ?なのに全滅成長しなくてさお子ちゃまかって・・・」
クマノ「お、おい・・・優介・・・」
オキ「その辺にしといた方が・・・」
優介「えっ?」
レイ「後ろ・・・」
その瞬間彼女の手が優介の肩をがっしり掴んだ
優介「ひっ・・・」
優介はおずおずと振り返る
ウェンディ「優介君♪」
ウェンディが満面の笑顔で親指を優介の首におもいっきり押し付けた
優介「ぐあっ!」
すると変な音が鳴り
優介「あははははは!ふははははは!!」
優介は自分の意思に関係なく笑い始めた
優介「ウェンディ!お前何した!ふははははは!!」
ウェンディ「副長が読んでいた雑誌に書かれていたお仕置きをしたの。笑いのツボってね♪」
優介「だはははは!!笑いのツボってふははははは!!あははははは!!」
ウェンディ「悪かったね♪お子ちゃまで♪」
オキ「(ヤバいですよクマさん)」
クマノ「(ああ、これは怒らせたら絶対にヤバいぞ)」
レイ「(ああ、下手すると俺の暴走より恐ろしいかもしれない)」
ウェンディ「何か言いましたか♪」
レイ&オキ&クマノ「いえ!何も!」
レイとオキとクマノもウェンディを怒らせてはいけないと確信したのである
その後滅茶苦茶ウェンディに叱られて反省してなんとか許してもらった優介であった
ウェンディ「・・・バカ・・・」
TO BE CONTINUED
次回予告
クマノがゴースタードラゴンの改造をしている時ヒュウガからあることを提案された。リゾート施設が豊富の惑星ブラムにウェンディと2人で休暇を楽しむことになった。
次回 一時の安らぎ
次回はウルトラマンゼロ外伝でも登場した惑星ブラムに行くことになります。