新たな光 ウルトラマンオーブ   作:ユウナガ

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第3章スタート!


第30話 恐怖の繭

リーサがアスカに教えてもらった君だけを守りたいを歌っている姿を見て、タケルはアスカと過ごした日々を思い出していた

 

タイガ「また脱走か?」

 

タイガ「タケル、そんなにアスカに会いたいのか?ん?」

 

タケルは怒り自転車を倒して行ってしまった

 

タイガ「おい!タケルおい!ちょっと!」

 

リーサ「誰?・・・タイガ?」

 

タイガ「あ、いい歌だね」

 

リーサ「アスカが教えてくれたんです、心が折れそうになった時そっと口ずさめばいいって」

 

タイガ「へっ!誰も彼も本当にアスカが好きなんだな!」

 

リーサ「タイガは・・・嫌いなの?」

 

 

リーサ「おやすみなさい」

 

 

ゼロ「お前、何にそんなこだわってんだ?・・・まぁ言いたくなきゃいいさ」

 

タイガ「ガキの頃さ俺が住んでた街が怪獣に襲われて親とはぐれて逃げ回ってる内に、ダイナが現れて怪獣を退治してくれた。皆大喜びありがとうウルトラマン!・・・でも」

 

回想

 

タイガ「パパどこ!?ママどこ!?うぅ~パパー!ママー!ウルトラマン早く来てぇ!!」

 

タイガ「ダイナの事は恨んじゃいないよ。けど、ずっと一人ぼっちで生きてきて・・」

 

ゼロ「今さらウルトラマンに頼りたくもないか・・・」

 

 

ムサシ「もしかしたら運命かもしれないな」

 

そこにムサシと優介がやって来た

 

タイガ「えっ?運命?」

 

優介「お前がゼロに出会ったのもそして俺達がこの地球に来たのも」

 

ムサシ「皆一生懸命に生きてる僕らもやれることをやろう」

 

 

ムサシ「それじゃあね、皆は何が聞きたいのかな?」

 

ミコ「ねぇねぇ」

 

ムサシ「ん?」

 

ミコ「ムサシはどこから来たの?」

 

ムサシ「開拓惑星のジュラン」

 

ミコ「へぇ~」

 

クー「ジュランってどんなとこ?」

 

ムサシ「怪獣と人間が仲良く暮らす星」

 

子供達「えー!嘘!」

 

優介「確かネオユートピア計画だったっけ?」

 

ムサシ「うん、ジュランではねいろんな命が支え合って生きているんだよ。たくさんの怪獣達とカオスヘッダーかつては人間の敵であった彼らとも今は一緒に生きている」

 

ヒナ「いいなジュラン、本当に夢のような世界を作ったんですね!」

 

マオミ「それとかわいい子供もあーあ私もいつか結婚したい!いい男ゲットしたい!」

 

優介「そんなにいいものなのか?好きな人と一緒にいるのって?」

 

ムサシ「うん、心配をかけてしまうこともあるかもしれないけどそれでも帰りを待ってくれる人がいるのはとても素晴らしい事なんだよ」

 

優介「そう・・・なんだ・・・・」

 

確かボスも言ってたな、いつか好きな女の子が出来て恋をするって

 

ムサシ「じゃあ優介はどこから来たんだい?」

 

優介「あぁ、それは・・・」

 

優介は一通りの事を話した

 

ムサシ「惑星O-50から来たんだ」

 

優介「あぁ、そこで俺はオーブカリバーからミッションを指令されるんだ。そしてミッションをこなしていく内にこのオーブリングを手にしたんだ」

 

優介「このオーブリングにはウルトラマンたちの力を一つにする特別な力があるんだ」

 

ムサシ「なるほど、いろんなウルトラマンの力を使うことができるんだね」

 

優介「オーブ本来の力もあるんだけど、今はエネルギー切れで変身できない。でも明日になればまた変身できるようになってるさ」

 

ムサシ「そっか、じゃあヒナちゃんの夢は?」

 

ヒナ「ん~、この子達をパパとママに会わせてあげたいかな!」

 

マオミ「ちょっとヒナ!」

 

ヒナ「ごめん」

 

ムサシ「大丈夫、皆で力を合わせて夢を叶えよう!」

 

子供達「うん!」

 

ムサシ「さぁ出来るよっていう人はーい!」

 

子供たち「はーい!!」

 

優介「(本当に誰にでも優しいんだな慈愛の勇者は・・・)」

 

 

 

翌日 キャンプの上空にゼットンが映し出された

 

優介「あれは!?」

 

バット星人「今日は記念すべき日ゼットンの目覚めの日だ!」

 

そして繭を割って中から巨大なゼットンが姿を現した

 

ゼットン「ゼットン!ゼットン!」

 

優介「あんなゼットンは見たことがない!新種のゼットンだ!」

 

ノンコ「何やあれ?」

 

するとノンコが何かを見つけた

 

ゼットンの下に何かいる

 

霧が晴れると、そこには石像と化していたウルトラマンダイナがいた

 

 

タイガ&ムサシ&優介「っ!」

 

リーサ「きゃー!」

 

サワ「ダイナ!」

 

ヒナ「嘘よ!どうしてダイナがあんな所にいるの?」

 

そしてゼットンは石像になったダイナを突き飛ばした

 

バット星人「ハッハッハッハッ!いやはやダイナには参ったよ。ゼットンの誕生を阻止するために自らの命を捨てて卵の中に飛び込んでくるとは、人類の救世主実に素晴らしい!だが、全ては無駄に終わったのだ。ゼットンは完全に目覚めた。これはその祝砲だ!」

 

するとゼットンは火球をある方向に向かって発射した

 

タイガ「あの火の玉はまさか!?」

 

優介「狙いはここか!」

 

ムサシ「皆ここから逃げるんだ!」

 

アンナ「早く!」

 

だがしかし

 

タイガ「駄目だ!止まれ!!」

 

既に火球は全員の真上に来ていた

 

ムサシ「コスモース!!」

 

優介「光の力お借りしまーす!!」

 

【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン!】

 

優介達はコスモス、オーブに変身し火球をムーンライトバリア、スペリオンシールドで防ぎ光線で火球を破壊するが火球の勢いは止まらない

 

オーブ「早く逃げろ!!」

 

コスモスは手で弾き、オーブはスペリオン光輪で火球を破壊するが

 

 

 

 

 

クー「うぇ~ん!!」

 

ヒナ「クーちゃん!!」

 

クー「怖いよ!」

 

ヒナ「クーちゃん!」

 

そこに火球の一つが向かってくるが

 

オーブ「フッ!ウォァァァ!!」ティガ「ヘェアッ!」

 

オーブがスカイタイプの力を引き出し彼女たちの前に立ち自らを盾にして彼女達を守った

 

オーブ「グェアァッ!」

 

アンナ「早く!早く!」

 

タイガ「カナタ!」

 

アンナ「タイガ!」

 

タイガは逃げ遅れていたカナタを連れ火球を回避しノンコに預けるが

 

ミサト「ケンがいない!」

 

タイガ「えぇ!?分かった!」

 

そして火球の被害は基地にも及びUローダーが破壊され、コスモスとオーブも吹き飛ばされる

 

コスモス「ウァァッ!」

 

オーブ「グゥアァッ!」

 

タイガ「ケン!」

 

ケンを探すタイガ

 

すると近くに隠れて泣いているケンを見つける

 

タイガ「ケン!もう大丈夫!」

 

しかし

 

タイガ「っ!」

 

ケンの泣き顔が幼い自分の記憶をフラッシュバックした

 

ゼロ「おい!どうした?」

 

タイガ「・・助けて・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマァァァン!!」

 

タイガ「ウルトラマァァァン!!!早く来て!!!ウルトラマァァァン!!!ウルトラマン!!早く!早く!」

 

ゼロ「しっかりしろ!今お前がウルトラマンだろ!」

 

タイガ「・・・・・・・・・っ」

 

ゼロ「タイガ!」

 

しかしタイガはゼロアイを手に取ることができなかった

 

 

 

 

 

そして火球の攻撃が収まり、クーが大切にしていた人形が焼け焦げそれをアンナが手に取った

 

アンナ「何で・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

アンナ「何のためにこんな!!」

 

 

 

 

 

アンナの悲しい叫びが響く

 

 

 

 

幸い全員無事で傷の手当てをしている頃

 

 

ゼロ「タイガ、お前情けなくないのか?こんな事になってお前悔しくないのかよ!」

 

タイガ「これが・・・・本当の俺だよ!!」

 

近くの壁を叩いて己の無力さを痛感するタイガ

 

すると壁が妙な音をした

 

タイガ「これは・・・」

 

チームUのマークが剥がれるとそこには山田工業という名前があった

 

タイガ「まさか!?」

 

ノンコ「そうよ。全部嘘やねん、うちら・・・地球防衛隊なんかとちゃう」

 

サワ「ほぼ全員土素人、真っ赤の偽物なんだ」

 

 

そうして語られた過去。彼女達は子供達を安心させるために地球防衛隊のふりをしていた。

 

サワ「頭の嘘はあたしら皆の嘘になった」

 

ノンコ「頑張ったで、ほんま皆めっちゃ頑張った、ただの整備工具やお料理や看護師・・・けど」

 

サワ「けど・・・やっぱ偽物は偽物・・・何も守れなかった!」

 

ノンコ「サワ・・」

 

ムサシ&優介「・・・・・・」

 

優介とムサシはチームUの人達がそこまでして子供達を守っていた姿になんて言葉をかければいいか分からなかった

 

 

タイガ「違うよ!」

 

ムサシ&優介「・・・・・・!」

 

タイガ「あんたらは・・・立派だ」

 

ゼロ「・・・・・・タイガ」

 

ついにタイガも戦う決意を固めた

 

その瞳にはもう迷いはない

 

ムサシ&優介「・・・・・・・・」コクリ

 

タイガ「・・・・・・」コクリ

 

優介達3人は頷きゼットンの元に向かう

 

アンナ「行かないで!!」

 

タイガ「どうして?」

 

アンナ「ゼットンには誰も敵わない・・・ダイナだって負けたのよ!私の目の前で!」

 

優介達が来る前にダイナは地球に来ていてゼットンの誕生を阻止するために卵の中に飛び込んで自分のエネルギーを直接ゼットンに送り込んで誕生を抑えていたがエネルギーがなくなり石像になってしまったのだ。それをアンナとタケルが見ていたのだ。そしてダイナのカラータイマーからリーフラッシャーが出て来てタケルが取ろうとしたがゼットンの火球で逃げるしかなかった。

 

 

アンナ「私は全部見てたの・・でも誰にも言えなかった。言うのが怖かった。逃げ出すことしかできなくて、タケルがショックで声が出なくなったのも全部私のせいなんだ」

 

 

タケルの頭にタイガが手を添えた

 

タイガ「大丈夫、アスカは不死身だ伝説の英雄だからな。必ずあいつを連れ戻してやる。俺達を・・ウルトラマンを信じろ!」

 

タイガ「さぁ行こうぜゼロ!」

 

ゼロ「おう!」

 

ウルティメイトブレスからウルトラゼロアイを出現させ空中に上げ自身も上昇。回転しながらゼロアイを装着し光に包まれウルトラマンゼロに変身した

 

クー「わぁー!」

 

子供達「でっかい!」

 

戦う事を受け入れたお陰で本来の大きさになったゼロ

 

ゼロ「へっ!じゃあ勝ちに行こうぜ」

 

ムサシ「うん」

 

優介「あぁ!」

 

ムサシ「コスモース!!」

 

優介「光の力お借りしまーす!!」

 

【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン!】

 

コスモス「シュアッ!」

 

オーブ「シュワッ!」

 

ムサシはコスモス、優介はオーブスペシウムゼペリオンに変身し、ゼロと共にゼットンの元へと向かった。

 

 

TO BE CONTINUED

 

 

次回予告

 

ついにゼットンとの戦い!

 

だが圧倒的なパワーに苦戦するオーブ達の前にあの男が帰ってくる

 

次回 復活の英雄

 

皆お前を待っているんだぜアスカ!




次回はゼットンとの決戦!感想よろしくお願いします!
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