新たな光 ウルトラマンオーブ   作:ユウナガ

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今回であのウルトラマンとオーブのあの姿が登場!


第35話 狙われたオーブ

ラゴラスを倒してから月日は流れ

 

優介はこの地球で活動するために聖洋大付属小学校に入学しなのはと同じクラスになり、クラスメイトのアリサ・バニングスと月村すずかと仲良くなり今日も楽しく過ごしていた

 

なのは「聞きたいことがあるんだけど、前に現れたあの巨人って今どうしてるのかな?」

 

優介「!」ギクッ

 

アリサ「ああ、あの巨人ね。さあ、分からないわ」

 

すずか「でも悪い怪獣をやっつけてくれてかっこよかったな」

 

アリサ「今でも戦ってるんじゃないの?」

 

なのは「そうかもね。あのね、私ねあの巨人にお礼がしたいんだ」

 

優介「お礼?」

 

なのは「だって私たちを守ってくれたからありがとうって言いたいんだ」

 

すずか「なのはちゃん素敵!」

 

アリサ「確かにあの巨人がいなかったら今頃私たちはどうなってたか」

 

優介「(ありがとう・・・必ず守り抜いてみせる、この笑顔を、この地球を、この宇宙を)」

 

優介は大切な友達と地球と宇宙の平和を守ると改めて決意した

 

 

【OP ULTRABRAVE】

 

 

 

ある日下校していくアリサとすずかを発見すると一瞬の内に何者かに連れ去られてしまう

 

優介「っ!アリサ!すずか!」

 

速すぎて見えなかった。あのスピード人間じゃない

 

優介はわずかに残った誘拐犯の気配をたどって追いかけた

 

とあるビル

 

アリサ「離しなさいよ!」

 

すずか「私たちをどうする気?」

 

???「今に分かる。お前は人間ではないからな!」

 

すずか「っ!」

 

アリサ「ちょっと!何訳分かんないこと言ってんのよ!」

 

???「知らないなら教えてやる。この娘は」

 

すずか「やめてぇぇぇぇぇ!!!」

 

???「夜の一族という吸血鬼なのさ」

 

すずか「あ・・・・・・・・」

 

アリサ「だから何よ!すずかは私の友達よ!」

 

すずか「アリサちゃん」

 

???「だが君が吸血鬼であることに変わりはない。自分が生まれた家族を呪うのだな」

 

優介「相当なひねくれものだな!」

 

アリサ&すずか「優介!(くん!)」

 

優介「お待たせ!」

 

???「ふっははは!やっと現れたか!」

 

優介は咄嗟に避けてガッツブラスターで誘拐犯を攻撃する。

 

銃撃が当たり倒れている隙に二人を拘束していた鎖を破る

 

優介「もう大丈夫だ!安心してくれ!」

 

すずか「ありがとう、ありがとう!優介くん!」

 

アリサ「来んのが遅いわよ!バカ!」

 

優介「バカって何だよ?バカって」

 

???「ようやく姿を現したか!」

 

そう言って誘拐犯は黒い煙と共に正体を現した

 

アリサ&すずか「えっ?」

 

優介「やっぱりあの時アリサとすずかを誘拐したあの超スピードの正体はお前だったんだな!スラン星人!」

 

スラン星人「ふっははは!出でよゼットン!」

 

ゼットン「ピポポポポポ!ゼットン!」

 

するとゼットンが現れるがどこか様子がおかしかった

 

優介「苦しんでる?」

 

スラン星人「ふん!悪あがきを!はっ!」

 

するとスラン星人が何かの装置を操作した

 

優介「ゼットンに何をした!」

 

スラン星人「地球を侵略するために洗脳装置をつけたが最後まで抗うか。だがそこまでだ」

 

するとゼットンは抗うことを止め、優介たちに向かってきた

 

スラン星人「奴を止めることができるのは現状お前しかいないぞ」

 

優介「くっ!」

 

すずか「優介くん逃げよう!」

 

アリサ「あんな巨大な相手じゃどうしようもないわ!」

 

BGM:GEEDの証 感動

 

優介「諦めるなよ!」

 

アリサ&すずか「あ・・・・・・・・」

 

優介「すずか、お前は自分の正体が知られて化け物扱いされるのが怖かったんだろ?」

 

すずか「うん・・・・」

 

優介「それなら大丈夫だ」

 

優介「俺も・・似たようなものだからな」

 

アリサ「何言ってるのよ?」

 

優介「化け物扱いされるのがどんなにつらいか分かる。俺もかつて化け物扱いされたからな。人間に」

 

そう、ZAPのアトウにな

 

すずか「えっ?」

 

優介「でも、それでも俺は戦う!大切なものを守るために!そしてこの宇宙を守るために!」

 

優介はオーブリングを構えた

 

 

BGM:スペシウムゼペリオン

 

優介「ウルトラマン!」

 

【ウルトラマン!】

 

ウルトラマン「ヘアッ!」

 

優介「ティガ!」

 

【ウルトラマンティガ!】

 

ティガ「ヂャッ!」

 

優介「光の力お借りします!」

 

【フュージョンアップ!】

 

ティガ「タァァッ!」ウルトラマン「シェアッ!」

 

【ウルトラマンオーブ!スペシウムゼペリオン!】

 

ウルトラマンとティガのフュージョンカードをダブルリードしスペシウムゼペリオンにフュージョンアップした

 

すずか「え・・・・・」

 

アリサ「優介、あんた・・・」

 

スラン星人「現れたな、ウルトラマンオーブ!」

 

オーブ「俺の名はオーブ!闇を照らして悪を撃つ!」

 

ゼットンの火球をスペリオンシールドではね返し、一気に間合いを詰めて、強烈なパンチを食らわせ、掴みあげ投げ飛ばす

 

アリサ「優介があの巨人だったなんて」

 

すずか「優介くん・・・」

 

ゼットンはテレポートで翻弄するが

 

オーブ「フッ!」

 

テレポートする行き先を把握していたオーブは強烈なパンチをテレポートしてきた直後に攻撃した

 

スラン星人「ふっははは!そろそろ行くか」

 

ゼットンをグロッキーにさせ救出のチャンス

 

オーブ「フッ!スペリオン光り、グェアァッ!」

 

スペリオン光輪を放ちゼットンを救おうとしたが何者かに妨害された

 

スラン星人だった

 

オーブ「2対1か・・これはちょっときついかもな」

 

その言葉通り、オーブは次第にどんどん追い詰められていった

 

オーブ「グゥアアッ!!」

 

すずか「優介くん・・・」

 

アリサ「優介」

 

???「そこまでだ!」

 

アリサ「えっ?」

 

すずか「あなたは?」

 

その時誰かの声が聞こえた。

 

振り返るとそこにはどこかの組織の赤い制服を着た青年がいた

 

???「見つけたぞ!スラン星人!」

 

スラン星人「き、貴様はまさか!」

 

青年何かのアイテムを掲げ、光を集め左腕に装着し青年は光に包まれ巨大化していきオーブの前に一人の戦士が立った

 

 

スラン星人「お、お前は!」

 

オーブがその戦士の名を呼ぶ

 

BGM:ウルトラマンマックス2

 

オーブ「ウルトラマンマックス!」

 

 

 

そう、戦士の正体はM78星雲光の国からやって来た文明監視官で最強最速の異名を持つ戦士ウルトラマンマックスだった

 

アリサ「あ・・・・・・・・」

 

すずか「もう一人巨人が!」

 

マックス「立てるか?オーブ」

 

オーブ「ああ、ありがとう。フッ!」

 

オーブは再フュージョンアップを行い使っていない二枚のカードをリードする

 

優介「セブン!」

 

【ウルトラセブン!】

 

セブン「デェアッ!」

 

セブンのカードをリードし

 

優介「エース!」

 

【ウルトラマンエース!】

 

エース「エッ!」

 

エースのカードをリードする

 

優介「抜群の切れ味お借りします!」

 

トリガーを引き、新たな力を得る

 

【フュージョンアップ!】

 

セブン「デュワッ!」

 

エース「テェェン!」

 

【ウルトラマンオーブ!スラッガーエース!】

 

セブンとエースの力を借りたスラッガーエースにフュージョンアップした

 

オーブ「闇を切り裂け光と共に!」

 

スラン星人「貴様らー!」

 

ゼットン「ゼットン!」

 

マックス「シェアッ!」

 

オーブ「シュオッ!」

 

オーブはゼットン、マックスはスラン星人と戦う

 

BGM:ウルトラセブン・勝利の時

 

オーブ「バーチカルスラッガー!」

 

オーブはバーチカルスラッガーを手にしてゼットンの火球を切り裂いてゼットンに切りつけていく

 

マックスは包囲され全方向から光線を食らうがマクシウムソードで全て切り裂く

 

だがスラン星人の本体がどこにもなかった

 

マックスの背後に本体が現れる

 

スラン星人「隙あり!」

 

しかしマクシウムソードが当たり吹き飛ばされる

 

マックスはマックスギャラクシーを召喚、装着しギャラクシーカノンを放ちスラン星人を倒した

 

オーブ「ゼットン、今助ける!」

 

オーブ「バーチカルエーススライサー!」

 

オーブはバーチカルエーススライサーでその洗脳装置を破壊した

 

するとゼットンは正気に戻った

 

オーブ「大丈夫か?」

 

ゼットン「ゼットン!」

 

オーブ「もうお前を操る者はいない」

 

するとゼットンは粒子になってオーブリングに集まり怪獣カードになった

 

オーブ「そうかお前も一緒に行きたいんだな?」

 

ゼットン「ゼットン!」

 

それはまるで一緒に行くと言っているようだった

 

オーブ「分かった!これからよろしくな!」

 

オーブたちは変身を解き向かい合った

 

アリサ「あなたは?」

 

カイト「私の名前はウルトラマンマックス、かつて共に戦い未来をその手に掴みとった青年の姿を借りている」

 

優介「ありがとうマックス、助かった」

 

カイト「うん、月村すずかと言ったね」

 

すずか「は、はい」

 

カイト「君は信じることの難しさを知ったはずだ。しかしどんな時でも誰かを信じる気持ちを持ち続けてほしい。信じ貫く気持ちこそが本当の力になってくれる。今の君と彼らのように」

 

優介とアリサはすずかに微笑んだ

 

すずか「っ!はい!」

 

カイト「オーブ」

 

優介「何だ?」

 

カイト「この星の文明を守るために必要なら私の力を使ってくれ」

 

優介「えっ?」

 

カイト「私を信じてくれるなら」

 

そうしてマックススパークを取り出し光をオーブリングに照射した

 

そして照射された光からウルトラマンマックスが描かれたフュージョンカードが形成された

 

優介「マックスのフュージョンカード!」

 

カイト「しばらくの間、私は太陽系付近の調査に当たる。また近いうちに共に戦うことになるだろう」

 

そう言いマックスに変身して飛び去った

 

優介「ありがとう!ウルトラマンマックス!」

 

するとアリサが優介の肩をがしっと掴んだ

 

アリサ「さあ優介、話してもらうわよ!」

 

優介「お、おい、アリサ?」

 

俺はすずかに視線を向けるとすずかは苦笑いした

 

すずか「えへへ」

 

優介「はい話します」

 

俺はこの地球に来た経緯を話した

 

アリサ「異常なエネルギー?」

 

優介「ああ、俺がこれまで戦ってきた強敵たちにも劣らない強大な力を感じた」

 

すずか「それを追ってこの地球に来たんだ」

 

優介「ああ、しかしマックスがいるとは思わなかったな」

 

アリサ「あのウルトラマンを知ってるの?」

 

優介「最強最速の異名を持つ戦士だ」

 

すずか「最強最速!?すごいね!」

 

優介「ただ」

 

すずか「ただ?」

 

優介「そんなマックスがなぜこの地球にやって来たのか?」

 

アリサ「あの宇宙人を追って来たからじゃないの?」

 

優介「うん、何かよくないことが起きる前兆でなければいいんだが・・・」

 

 

???「スラン星人がやられましたか・・・ですがあなたの働きは決して無駄ではないですよ」

 

スラン星人を倒したものの何者かの陰謀がすでに動き始めていた

 

TO BE CONTINUED

 

 

【ED キラメク未来】

 

 

次回予告

 

アリサとすずかにオーブであることを知られたが二人は受け入れてくれた。俺は二人と一緒にゴースタードラゴンを案内し俺たち三人の秘密基地となっていた。しかし一難去ってまた一難、新たな脅威が目覚めようとしていた。

 

次回 謎のダークマター

 




ウルトラマンマックス来たー!!そしてフュージョンカードを授けられあの2つの姿に変身可能になりました!そして次回のサブタイトルですがまあウルトラマンファンなら分かるでしょう!

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