第41話 天空の巫女
フィオーレ王国
人口2千700万の永世中立国である
そこは魔法を使う魔道士たちがギルドという組織でクエストという依頼を行い人々の平和を守っていた。
???「きゃああああ!!」
そこには存在しないはずの怪獣がいた
そしてそれから逃げる1人の少女
彼女の名はウェンディ・マーベル
ケットシェルターという魔導士ギルドに所属する魔導士の1人
彼女は竜を滅する魔法、滅竜魔法の使い手
ドラゴンスレイヤー
しかし彼女は戦うことができないのだ
ウェンディ「誰か・・・助けて」
そして彼女が襲われていたのは宇宙怪獣ベムラーだった
ベムラー「ギャアアアアア!」
ウェンディ「誰か助けてーーー!!!」
♪~~~~~~
ベムラーが熱線を吐こうとした時、ハーモニカの独特なメロディが聞こえてきた
ウェンディ「えっ?」
するといずこから謎の少年が見たこともないハーモニカを吹きながら現れた
???「やはりここにも影響があったか」
ウェンディ「あの・・・あなたは?」
???「君、いいから下がってな!」
少年は見たこともないリングを出し、聖剣を持つ赤と黒の超人が描かれたカードをリードしてカードに描かれていた聖剣が出現して聖剣のカリバーホイールを回し、全てのエレメントを輝かせ聖剣を高く掲げトリガーを引いた
すると先ほどのメロディが流れ、そして少年は光に包まれカードに描かれていた聖剣を持つ超人に変身した
BGM:オーブオリジン
オーブ「俺の名はオーブ、ウルトラマンオーブ!」
ウェンディ「あ・・・・・」
ウェンディはいずこからやって来た少年が光の巨人となった光景を見て巨人に変身した彼の姿が釘付けになった
ベムラーの熱線を勇者の聖剣オーブカリバーで切断
オーブはオーブカリバーのカリバーホイールを回し、火のエレメントを輝かせトリガーを引き、再びホイールを回した
オーブ「オーブフレイムカリバー!!」
炎が宿った刀身でOのマークを描きベムラーに飛ばし、ベムラーを閉じ込め一刀両断し倒した
オーブは変身を解き、少年の姿に戻った
ウェンディ「あ・・・・・・」
???「君、大丈夫か?」
ウェンディ「あ、は、はい、ありがとうございました」
優介「俺は永幡優介、君は?」
ウェンディ「はい、ウェンディ・マーベルです。先ほどはありがとうございました」
優介「君はなぜこんな危険なところに?」
ウェンディ「クエストでここに来たんです」
優介「クエスト?」
ウェンディ「依頼のことです。私達魔道士はギルドにあるクエストを選んで仕事に行くんです。今はその帰りであの怪獣に襲われたんです」
優介「そうだったのか。後、そんなに畏まらなくてもいいぞ?見たところ同い年みたいだし」
ウェンディ「そうです。んん、そうだね」
優介「それじゃあ」
ウェンディ「待ってください!」
優介「えっ?」
ウェンディ「あの・・・その・・・」
ウェンディは顔を赤くしながらもじもじしている
優介「もしかして帰り道が分からない?」
ウェンディ「えっ?あ・・・うん、そうなの・・・」
優介「分かった!」
ウェンディ「えっ?」
優介は再びオーブオリジンに変身しウェンディを乗せ、空高く飛翔した
オーブ「シュワッチ!」
ウェンディ「わああああ!!すごーい!!」
ウェンディ「ヤッホー!あはははははは!!!」
見たこともない体験をしてウェンディは興奮していた
ウェンディ「なんだか・・すごく心が和らぐ」
オーブ「(こんな気持ちで空を飛ぶなんて久しぶりだな)」
そして
ウェンディ「あそこだよ」
オーブはウェンディが所属するギルド、ケットシェルターの手前に彼女を降ろし、変身を解いた
その後、ギルドマスターから礼を言われ、旅の息抜きとしてしばらくここに世話になることになった
ウェンディ「へぇ、優介くんはずっと宇宙の旅をしてたんだ」
優介「ああ、その行く先々で数々の激闘を乗り越えてきたんだ」
ウェンディ「あの・・・優介くんって家族はいるの?」
優介「・・・・・・」
ウェンディ「あっ!ごめんね、私・・・」
優介「いや、いいんだ・・・もう二度と会えないからな」
ウェンディ「・・・そっか、私と同じなんだ」
優介「えっ?」
ウェンディ「実は私も親がいないの、物心ついた頃からこのケットシェルターで暮らしていたの」
ウェンディ「私ね、実は他の魔道士とはちょっと違う体質なの」
優介「違う体質?」
ウェンディ「うん、滅竜魔法っていう魔法で古に残っていたドラゴンを倒すための魔法なんだけど、もうその魔法は歴史から消えた魔法、失われた魔法の一つなんだ、でも私、戦うのが苦手で・・・」
優介「それであの時戦えなかった?」
ウェンディ「うん、どうして私が滅竜魔法を持っているのか分からないの・・・時々それが怖いの」
ウェンディは自らの心の悩みを優介に打ち明けた
優介「・・・でも、それが普通なんじゃないかな?」
ウェンディ「えっ?」
優介「人間誰にでも向き合いたくないものがある。怖いものだったり、辛いことだったり、1人ではどうにもならないことがあるかもしれない。だからこそ仲間というものが大切なんじゃないかな?」
ウェンディ「仲間?」
優介「ああ、俺はこれまで数多くの仲間たちと共に困難を乗り越えてきた。ウェンディも今こうして会えたじゃん。仲間に」
ウェンディ「・・・・・・」
優介「だから元気を出せ、一緒に頑張っていこう」
ウェンディ「・・・・・・うん///」
優介「・・・・・・///」
ウェンディ「ど、どうしたの?///」
優介「い、いや、別に何でも///」
2人の間に何かが芽生え始めた
優介「そういえばここ最近、何か異常はなかったか?」
ウェンディ「うん、各地で見たこともない怪物が出てきているって、ひょっとしてさっきの怪獣と何か関係が?」
優介「・・・・・・」
優介はオーブカリバーを出し、ウルトラサインをどこかに送った。
優介「闇の活動が活発化している。なぜ怪獣が存在しないはずの世界にいるのかは分からないが、事態は急を要するかもしれない。至急応援を頼む!」
ウェンディ「今の何?」
優介「ああ、ウルトラサインだ」
ウェンディ「ウルトラサイン?」
優介「ウルトラマンたちが連絡に使うものさ」
ウェンディ「闇の活動って一体何?」
優介「実は最近宇宙各地でマイナスエネルギーが活性化して怪獣たちが各地で凶暴化しているんだ」
ウェンディ「怪獣たちが!?」
優介「ああ、数々の星で同じ事態が起こっている。宇宙警備隊もそれを調査しているみたいだ」
ウェンディ「それでそのウルトラサインを誰に送ったの?」
優介「うん、一言で言えばとっても頼りになる仲間だ」
ウェンディ「とっても頼りになる仲間?」
優介「ああ、その内の一人はかつて共に戦った仲間だ!」
そしてウェンディと一緒にクエストをこなして、一緒に過ごしていく内に特別な感情を抱き始めた
そう 好きという気持ちに
そしてそれはウェンディも同じだった
ウェンディ「(私・・・優介くんのこと・・・好き・・・なのかな?・・・)」
果たして二人の運命は?
???「ふふふ、奴がウルトラマンオーブか」
謎の宇宙人がオーブに狙いを定めていた
次回予告
ウェンディと過ごしていく内に俺は彼女に恋心を抱き、ウェンディも同じ想いを抱いていた。だがそこに怪獣たちとそれを操る黒幕、そこにあいつらが駆けつける!しかし、そこである悲しい別れがあった
次回 告白
マスター、一体どうしたんですか?
とっても頼りになるウルトラマンって言ったらなんとなく想像がつくんじゃないかと思います