新たな光 ウルトラマンオーブ   作:ユウナガ

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今回は少年とガンQの奇妙な友情の話です。


第53話 ガンQの涙

【OP 英雄の詩】

 

 

あれからウェンディは非常時以外はずっと部屋にこもっていた

 

 

優介「お前に俺の何が分かるっていうんだ!!!」

 

ウェンディ「・・・・・・・」

 

 

 

 

私、優介くんは強くてかっこいいヒーローだと思ってた。

 

でも違った

 

当たり前のことに初めて気づいた。ウルトラマンといえど元は永幡優介という普通の人間だったことを

 

 

優介くんは私の知らない所で私の知らない戦いを

 

そして私の知らない人の死をたくさん見てきたんだと

 

それなのに私は何も気づけなかった

 

 

私が弱かったから、優介くんを傷つけてしまった

 

 

 

 

 

 

俺の名前は吉田

 

どこにでもいる中途半端な男

 

それが俺だ

 

そもそも俺の人生

 

吉田「痛っ!こら!危ないじゃないか!」

 

しかし少年は無視していった

 

吉田「ったく!最近のガキンチョは!?」

 

仕事でのストレスが大分溜まっているようだ

 

そこに謎の男が現れた

 

エクセラー「ちょっと待てムエルテ君、あれが実験体なのか?」

 

ムエルテ「私の目に狂いはございません。日々ストレスにさらされている彼のような男こそ、強烈な破壊衝動を秘めているのです」

 

そしてムエルテは吉田の肩を叩くと一瞬で雫ヶ丘の丘にワープした

 

ムエルテ「ここから見ると、街がゴミのようでしょう?」

 

吉田「あの・・・どちら様ですか?」

 

ムエルテ「あなたのことをなんでも知ってる人ですよ。吉田さん、他人に文句を言うこともできず上司の失敗は全部あなたに押し付けられる。それがなぜだか分かりますか?」

 

ムエルテ「あなたに力がないから!ゴミ同然だからです!だが、力ならここにある。世界を破壊する力が、あなたをゴミ扱いした奴らに復讐するのだ。さあ、引き金を引け!」

 

そしてムエルテは吉田にガンQのスパークドールズとチブルスパークを渡しモンスライブさせる

 

【モンスライブ!ガンQ!】

 

ムエルテ「はっはっはっ!感じるぞ。凄まじい怨念の力を!さあ、巨大化しろガンQ!はっはっはっ!はっはっはっ!」

 

ポン!

 

しかし現れたのは等身大のガンQだった

 

ムエルテ「あれ?」

 

ガンQ「えっ?」

 

ムエルテ「しまった!中途半端な奴は中途半端な大きさにしかなれないのか」

 

ムエルテ「実験は失敗だ!スパークドールズを返せ!」

 

ガンQ「何のことですか?」

 

ムエルテは詰め寄るがガンQにモンスライブした吉田は振り払う

 

ムエルテ「アクマニヤ星人ムエルテ様を舐めるな!」

 

ムエルテもアクマニヤ星人としての姿を露にした

 

ガンQ「お、お化けー!」

 

ムエルテ「待てー!」

 

ガンQは怯えてアクマニヤ星人から逃げる

 

ガンQ「怪獣だ!UPGを呼んでくれ!」

 

そこにUPGが到着した

 

ムエルテ「むっ!まずい!」

 

そう思ったムエルテは一旦撤退した

 

ヒカル「早く逃げて!」

 

ゴウキ「落ち着いて避難してください!」

 

吉田「UPGの皆さん!助けてください!」

 

しかし

 

ゴウキ「撃てー!」

 

何も知らないUPGはガンQに攻撃する

 

ショウ「またあいつか」

 

ヒカル「おう!」

 

優介「奇獣ガンQだ!」

 

ショウ「今回は小さいな・・・」

 

ウェンディ「・・・・・・」

 

そして吉田が住むアパートに来たが

 

部屋の前に人が集まっていて部屋に入れなかった

 

すると大家さんに気づかれアパートを去るしかなかった

 

そしてガンQは人から逃げる羽目になってしまった

 

ガンQ「どうすればいいんだよ!」

 

ガンQ「はぁ、飯時か・・・」

 

すると目の前に自転車の少年がいた

 

少年「怪獣なの?」

 

ガンQ「怪獣じゃないよ!人間だよ!」

 

少年「本物だ!本物の怪獣だ!」

 

ガンQ「怪獣じゃないっつうの!俺は人間だ!」

 

少年「嘘だ。僕知ってるよ?ガンQでしょ?ちょっと小さいけど」

 

ガンQ「そんな見たまんまの名前じゃないよ!」

 

するとお腹の音が鳴って

 

ガンQ「はぁ~もうダメだ。力が出ない」

 

少年「ガンQ、お腹空いてるの?」

 

そして少年の家に入り食事を取ることになった

 

ガンQ「えっと・・・」

 

サトル「サトル!」

 

ガンQ「サトル君、いただきます」

 

サトル「いただきます!」

 

ガンQ「・・・って、どうやって食うの?これ?」

 

するとガンQの吸収能力でラーメンを丸ごと食ってしまった

 

吉田「うまい!うまい!」

 

ガンQ「ごちそうさまでした」

 

サトル「ごちそうさまでした」

 

ガンQ「ところでサトル、家の人はいないの?」

 

サトル「母ちゃん、仕事でいつも遅いんだ」

 

ガンQ「そっか」

 

サトル「ガンQはどこから来たの?宇宙?円盤に乗ってるの?」

 

ガンQ「いや、いつも電車」

 

サトル「僕、いつか宇宙に行きたいんだ!宇宙飛行士に成りたい!」

 

するとサトルの母ちゃんが帰って来て、見たかったらまずいのでガンQは外に出た

 

エクセラー「これがどれほどの失態か分かっているのかねムエルテ君!中途半端な駒にうろうろされては作戦の邪魔になるんだよ!あぁ!?」

 

ムエルテ「分かりました!今日はもう遅いからよく寝て、明日から捜索の範囲を広げましょう」

 

エクセラー「明日だと!?」

 

ムエルテ「ひぃ!」

 

エクセラー「宇宙人に昼も夜もない!今すぐ探しに行け!この愚か者!」

 

ムエルテ「アクマニヤ星の暗闇に掛けて!」

 

サトルと過ごす内にガンQは知った。

 

サトルは自転車に乗れなくて、他の友達と遠くに遊びにいけないと

 

そこでサトルと一緒に自転車の練習をすることになり、

 

何度も練習をするが、うまくいかなかった

 

サトル「あ~あ、もっとかっこいい自転車が欲しいなー」

 

ガンQ「母ちゃんが頑張って買ってくれた自転車だろ?大事にしろよ」

 

サトル「どうせ、母ちゃん忙しくて僕のことなんか興味ないんだよ」

 

ガンQ「それは違うんじゃねぇか?サトル」

 

サトル「えっ?」

 

ガンQ「母ちゃんはお前のために夜遅くまで必死で働いてるんじゃないかな?・・・そうだ、たまには母ちゃんが喜ぶようなことをしてやろうぜ」

 

サトル「何々?何するの?」

 

ガンQ「よし!完成!」

 

サトル「やったー!」

 

母ちゃんが帰ってくると、テーブルにはガンQの目玉焼きがあった

 

母ちゃん「いただきます。・・・ぐすっ!サトル、ありがとう、ありがとうね」

 

母ちゃんは嬉し泣きでサトルに感謝した

 

 

 

 

サトル「10周!10周!最高記録!」

 

ガンQ「いいぞ、いい感じだ!」

 

ムエルテ「ここに居やがったか!ダメ怪獣!」

 

ムエルテ「痛っ!」

 

だが集中していたせいでぶつかってしまう

 

そしてサトルとガンQも倒れてしまう

 

ムエルテ「この野郎!お前のせいでこっちは大目玉だよ!」

 

サトル「やめろよ!」

 

ムエルテ「何だこいつ?お前の子供か?こっち来い!」

 

そしてサトルの自転車を蹴る

 

ガンQ「やめろー!」

 

ムエルテ「激しい怒りのエネルギーを感じる」

 

そして再び自転車を蹴る

 

サトル「やめろよ!俺の自転車だぞ!」

 

ムエルテ「やめな~い!」

 

サトル「やめろよ!ぐすっ!やめろよ!」

 

ガンQ「やめろーーー!!!」

 

激しい怒りによりガンQは巨大化してしまう

 

ムエルテ「ほら見ろ!やればできるじゃないか!はっはっはっ!」

 

ガンQ「サトルを放せー!」

 

陣野「ポイントD7に巨大怪獣ガンQが出現!」

 

アリサ「ガレット!至急現地に向かいます」

 

ゴウキ「やっぱりあいつ巨大化しやがった!」

 

アリサ「行くわよ!」

 

優介&ヒカル&ゴウキ「おう!」

 

ウェンディ「・・・・・・はい」

 

 

 

 

ゴウキ「皆さん!落ち着いて避難してください!早く!早く!」

 

ヒカル「早く皆さんを安全なところへ!」

 

ゴウキ「おい!」

 

アリサ「ちょっと!」

 

優介「ヒカル待て!」

 

ウェンディ「・・・・・・」

 

ヒカルを引き止めようと動くが、それは芝居で死角で変身する

 

【ウルトラーイブ!ウルトラマンギンガ!】

 

ヒカル「ギンガーーー!!!」

 

【ウルトラマン!ウルトラマンティガ!】

 

優介「光の力、お借りします!」

 

【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン!】

 

ギンガ「ショラッ!」

 

オーブ「俺の名はオーブ!闇を照らして悪を撃つ!」

 

ガンQ「あっ、ウルトラマン!助けてください!宇宙の怪物だ!」

 

そうしてギンガたちに助けを求めるが

 

ギンガ「ギンガハイパーチョップ!」

 

ガンQ「痛っ!何するんですか!」

 

ギンガ「ギンガハイパーパンチ!」

 

オーブ「レェェアッ!」

 

だが何も知らないギンガはチョップとパンチ

 

そしてオーブもパワータイプの力を引き出して殴る

 

ガンQ「違うんです!話を聞いてください!」

 

ムエルテ「ええい!何やってる!戦えガンQ!痛っ!」

 

サトル「助けてガンQー!」

 

サトルが必死に抗ってガンQに助けを求めた

 

ギンガ「お前が黒幕か?」

 

ムエルテ「よく見破った」

 

ムエルテ「我こそはアクマニヤ星人ムエルテ、宇宙最強待てい!」

 

言っている途中で何かに殴り飛ばされた

 

ムエルテ「痛っ!誰だ!」

 

ビクトリー「ツェッ!」

 

それはEXレッドキングナックルを装着したビクトリーだった

 

そしてウルトランスを解除する

 

ムエルテ「よくもやったなウルトラマンビクトリー、俺様の真の力を見せてやる。アクマニヤ念力!」

 

ガンQ「か、体が」

 

アクマニヤ念力によってガンQが操られる

 

ビクトリー「ビクトリウムバーン!」

 

しかし跳ね返された

 

ヒカル「大丈夫かショウ!」

 

アクマニヤ星人に操られているせいかガンQの能力を最大限に引き出しているためギンガ、ビクトリー、オーブは苦戦する

 

ムエルテ「はっはっはっ!ガンQ、もっともっと打ちのめせ!」

 

そこにサトルが向かっていた

 

サトル「ガンQ!何してんだよ!やめろよー!」

 

ガンQ「もうダメだ、体の自由が効かない。俺はダメ人間でダメ怪獣だ。いいように使われる運命なんだ」

 

サトル「ガンQは、ダメ怪獣なんかじゃない!」

 

ガンQ「えっ?」

 

BGM:GEEDの証 感動

 

サトル「ガンQは全然ダメ怪獣なんかじゃないよ!」

 

ガンQ「サトル・・・」

 

サトル「一生懸命僕に自転車教えてくれたじゃんか!ガンQ、母ちゃんに料理作ってくれたじゃんか!ううっ!僕、ガンQと遊ぶのすごい楽しかったんだよ!」

 

ガンQ「自転車、乗れたな、サトル」

 

サトル「あっ、ほんとだ」

 

ムエルテ「あー!お前らごちゃごちゃうるせえんだよ!怪光線!」

 

しかしガンQがムエルテの支配から解放され、ムエルテの怪光線を跳ね返した

 

ムエルテ「目が!目が!」

 

ガンQ「体が、動く!うおおおおおおお!!!」

 

ガンQがアクマニヤ星人の動きを封じた

 

ヒカル「よし!今だ!」

 

【今こそ一つになる時!ウルトラマンタロウ!ギンガに力を!ギンガストリウム!】

 

ショウ「力を貸してくれシェパードン!」

 

【ウルトランス!シェパードンセイバー!】

 

ビクトリー「これで決める!」

 

オーブ「お前の勇気、しっかり届いたぜ!」

 

優介「セブン!」

 

セブン「ダァーッ!」

 

まずはセブンカプセルを起動して優介の右隣にウルトラセブンのビジョンが現れ、右腕を天に掲げてカプセルを装備ナックルに装填し

 

優介「レオ!」

 

レオ「イヤアッ!」

 

次にレオカプセルを起動して優介の左隣にウルトラマンレオのビジョンが現れ、右腕を天に掲げて、カプセルを装填ナックルに装填し

 

そしてライザーでスキャンして

 

【フュージョンライズ!】

 

優介「燃やすぜ、勇気!」

 

トリガーを引いた

 

【ウルトラセブン!ウルトラマンレオ!ウルトラマンオーブ!ソリッドバーニング!】

 

セブンとレオのビジョンがオーブオリジンと融合し、オーブはソリッドバーニングにフュージョンライズした

 

ビクトリーがシェパードンセイバーフラッシュで切り裂き

 

【ゾフィーの力よ!】

 

ギンガ&タロウ「M87光線!」

 

オーブ「ストライクブースト!」

 

ムエルテ「ぐああああ!!」

 

そしてギンガストリウムのM87光線とオーブのストライクブーストによってムエルテは倒された

 

サトル「ウルトラマン!ガンQはいい奴なんだよ!やっつけないでくれよ!」

 

しかし

 

ギンガ「ギンガコンフォート!」

 

ギンガストリウムはギンガコンフォートを放つ

 

元は人間が怪獣に変身してしまっているため、浄化し、元に戻さなければならなかった

 

サトル「あー!」

 

ガンQ「サトル、ありがとう、またいつか、遊ぼうな」

 

サトル「ガンQー!ガンQーー!!」

 

ガンQは涙となってスパークドールズに戻った

 

そしてガンQのスパークドールズはサトルの元にずっと一緒にいることになった

 

TO BE CONTINUED

 

【ED キラメク未来~夢の銀河へ~】

 

次回予告

 

夢を叶えてアイドルになったヒカルの幼なじみ、久野千草、でもどうやらその中にとんでもないファンがいるようだ

 

次回 君に会うために

 

勇者の力、お借りします!




次回はゾフィーとヒカリの力を宿すあの姿の出番だ!そしてまだ仲直りできない優介とウェンディ、一体どうなってしまうのか?
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