新たな光 ウルトラマンオーブ   作:ユウナガ

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やっと・・・やっとフルムーンザナディウムを出せる。


第67話 怪獣は動かない

【OP ウルトラマンX】

 

ある村にて

 

「ハナちゃん!お家に帰りましょう」

 

ハナ「お父さん待つ!」

 

「来月には帰ってくるから」

 

その時地響きが鳴った

 

するとハナが飛び出した

 

ハナ「ハナちゃん危ない!」

 

すると怪獣がいた

 

ハナ「ホオリンガ!」

 

だが彼女は怯える様子が全くなかった

 

そしてそれはXioでも察知していた

 

大地「1か月前Yー3Mー1の坂根村に怪獣が出現。Xioが出動しました。調査の結果攻撃性は認められず動くこともありません。使っていない畑で眠るだけおとなしい怪獣です」

 

大地「光合成をして排雪しない。まるで植物そのもの。そこで坂根村と協議をし保護下においてモニタリングを行うことが決まりました。これが昨日の様子です」

 

怪獣の動きをモニターに表示した

 

アスナ「弱ってる?」

 

グルマン博士「うん、諸君これを見てくれ」

 

マモルがあるデータをモニターに表示した

 

マモル「これが1か月前の栄養状態です」

 

ルイ「そんでこっちが今の栄養状態」

 

大地「脳波が弱くガオディクションの解析もできません」

 

アスナ「栄養失調ってこと?」

 

神木「坂根村の意向は?」

 

大地「怪獣との共生を望んでおり治療をしてほしいと」

 

それに神木隊長は

 

神木「ラボチームの提案を受託。怪獣を治療の対象に指定する」

 

神木「Xio出動!」

 

「了解!」

 

そしてその坂根村は観光客が多くお祭り騒ぎだった

 

村長「Xioの皆さんが怪獣を元気にしてくださるそうでありがとうございます。毎日がお祭り騒ぎ」

 

村長「あの怪獣はもはや人気者です。怪獣ウォチッングじゃって観光客がわんさか来る栄養失調なんてかわいそうでね」

 

村長は大地と優介を寄せて

 

村長「ちょっと失礼。1+1は?」

 

優介&大地「2」

 

そして写真を撮った

 

村長「はい。この写真早速坂根村のブログにアップしてもよろしくでしょうか?」

 

大地「あ、はい」

 

優介「いいですよ」

 

村長「ありがとうございます」

 

「村長!」

 

村長「ん?」

 

「村長大変です!」

 

村長「どうした?」

 

「か、怪獣!」

 

優介&大地「っ!」

 

「怪獣が!」

 

村長「どうした?」

 

「名前です」

 

優介「えっ?」

 

「サカネッシーとヤマゴンこん二つで意見が割れて」

 

村長「バカ、坂根村のサカネッシーこっちの方がクールちゃうのに」

 

「ヤマゴンの方がロマンスちゃい言うて」

 

村長「村お越しのためにそんな古くさい名前付けれるか!わしが説得する。先生たちそれじゃ怪獣のことよろしくお願いします」

 

「よろしくお願いします」

 

村長「どこじゃ?」

 

「村長こちらです!」

 

村長「っしゃ!」

 

そして村長たちは行ってしまった

 

優介「せ、先生?」

 

エックス「この村の人間は怪獣に好意的だな」

 

大地「まあ・・・そうかな」

 

優介「ああ」

 

エックス「怪獣と人間を繋ぐ。そのきっかけになりそうだ」

 

大地「そうだね。よし、絶対に元気にするぞ」

 

エックス「ああ!」

 

優介「おう!」

 

そして

 

タケル「スカイマスケッティ、ジオボルトススタンバイOK!」

 

神木「これより怪獣治療作戦を開始する。スカイマスケッティが怪獣から注意を引き、その隙にランドマスケッティにバトンタッチせよ」

 

アスナ&ワタル&ハヤト「了解!」

 

まずはスカイマスケッティで怪獣の注意を引き付け

 

ハヤト「マスケッティリジェクト!」

 

その隙にランドマスケッティにバトンタッチした

 

村長「このマシンで薬を飲ませるわけですか?」

 

マモル「薬を仕込んだアンプル弾を打ち込むんです」

 

ルイ「簡単にいうとお注射チクッ!」

 

そこにハナがやって来た

 

村長「ハナどうした?」

 

ハナ「おじいちゃん!ダメ!ダメなの!しーってして!」

 

大地「怪獣さんに注射するんだ。そしたら静かにするね」

 

ハナ「お注射?もっとダメ!絶対ダメ!」

 

「あ、いた!村長さんすいません!急に飛び出して」

 

村長「あそうか、ハナ、千鶴さんと一緒に安全な場所で待っていて、なっ」

 

ハナ「お注射ダメ!ダメなの!」

 

優介「大丈夫。痛くない注射なんだよ」

 

ハナ「ホオリンガ病気じゃない!」

 

大地「ホオリンガ?」

 

優介「もしかしてあの怪獣のこと?」

 

ハナは頷いた

 

大地「ハナちゃんはあの怪獣のこと何か知ってるの?」

 

マモル「ランドマスケッティから」

 

ルイ「お薬発射準備よしだって!」

 

大地「ちょっと待ってください!」

 

優介「っ!撃ったらいけない!」

 

アスナ「発射!」

 

しかし時すでに遅く発射されてしまった

 

それがホオリンガに命中した

 

マモル「怪獣の栄養値低下が止まったっす!」

 

すると地響きが鳴った

 

大地「なんだ?」

 

優介「これは・・・」

 

マモル「怪獣の栄養値・・・上昇。上昇。さらに上昇!」

 

ルイ「どんどん元気になっていく!」

 

するとそれまで静かにしていたのが一転。動きが活性化した

 

ハナちゃんが飛び出していった

 

村長「ハナ!」

 

優介「おい!」

 

ウェンディ「そっちは危ないよ!」

 

ハナ「ホオリンガ・・・ごめんね

 

グルマン博士「現在栄養値が上昇を続け怪獣が活性化。根っこが地上に入り出しぐんぐん伸びておる」

 

橘「24時間後には村全体に広がると推測されます。被害が拡大する前に何か手を打たないと」

 

神木「怪獣に攻撃の意図は?」

 

グルマン博士「ない。薬が効きすぎたかな?」

 

橘「薬を中和。もしくは排出することはできませんか?」

 

グルマン博士「解毒剤はある。だが体から薬を出しきるのに丸二日かかる」

 

ワタル「根っこを切ればいいんじゃないのか?」

 

マモル「根っこは再生力が高いっす」

 

ルイ「引っ掛かるかもしれないし夜になると暴れるよ」

 

ウェンディ「じゃあどうすれば・・・」

 

大地「あの怪獣は病気ではない・・・ハナちゃんって女の子が言ってたんです。気になって調べてみたんですが怪獣の眠る地面から大量の植物反応が検出されました」

 

グルマン博士「それは怪獣の体から失われた栄養素だな」

 

大地「例えば・・・怪獣が地面に栄養を与えていたとか?」

 

橘「どうして?」

 

大地「その理由が分かればいい解決法が見つかるかもしれません。それにあの子の言ってたことがただの偶然とは思えないんです!」

 

神木「よし。ラボチームは調査を続けてくれ。防衛部隊は引き続き厳戒体制で怪獣とその根を警戒」

 

「了解!」

 

アスナ「ねぇ!これって・・・」

 

ハヤト「確か原っぱだったな。何もない空き地だ」

 

アスナ「それだ」

 

村長「怪獣を移動させる?」

 

アスナ「はい、まず怪獣を村から遠ざけここで解毒剤を投与します。これなら効果が出るまでの時間を稼げます」

 

村長「いやいや、この原っぱは村の外れのさらに外れにあります。観光客が怪獣を見るには遠すぎます」

 

アスナ「遠いからこそ時間稼ぎになるんです」

 

村長「怪獣は大事な村の観光源。動かすことは許しません!」

 

アスナ「これ以上村への被害を広げないために!」

 

村長「お薬が効くのに丸二日でしたっけ?それぐらい我慢しますよ」

 

タケル「本部より報告!根っこで展望台が崩壊」

 

「村長の作った展望台」

 

チアキ「本部より報告!坂根大橋が通行不能」

 

「村長の作った橋だ!」

 

タケル「本部より報告!坂根公園の銅像が倒れました」

 

「村長の銅像!」

 

村長「もうやめて!お願いします。怪獣を移動させてください」

 

アスナ「分かりました。村長の許可が出ました。これより怪獣移動作戦を開始します」

 

千鶴「ホオリンガ言うのはカミンガの名前です」

 

優介「カミンガ?」

 

千鶴「この村の言葉で神様」

 

ウェンディ「ホオリ様でホオリンガ」

 

千鶴「突然やって来て土地を豊かにしてくれた神様です」

 

大地「ハナちゃんはどうしてあの怪獣をほおりさまと?」

 

千鶴「さあ?」

 

ウェンディ「ほおりさまの姿があの怪獣に似ているとかですか?」

 

千鶴「姿は分からんのです。この話自体、ほとんどが忘れられとって」

 

千鶴「あっでも、ハナちゃんのお父さんが、昔話の学者さんなんです。外国に行ってるんですけど何か教えてもらったのかもしれません」

 

大地「仲良いんだね?」

 

ウェンディ「ホオリンガに注射ごめんねって言いたいの」

 

大地「えっと・・・ごめんなさい」

 

優介「ごめんなさい」

 

ウェンディ「ごめんなさい」

 

そして

 

ハナ「いいって!」

 

大地「ごめんね!」

 

ウェンディ「ホオリンガさん!ごめんなさい!」

 

優介「ごめんな!」

 

優介たちはホオリンガに謝罪した

 

大地「ハナちゃんはホオリンガが病気ではないって思うんだね。どうしてかな?」

 

ハナ「内緒なの。お父さんとハナの内緒」

 

大地「そっか・・・」

 

ハヤト「スカイマスケッティトラッピングスタンバイOK!」

 

アスナ「ジオアラミスレビデーションスタンバイOK!」

 

神木「怪獣輸送開始!」

 

ワタル「了解!」

 

ビームでホオリンガを拘束し空に浮かせようとする

 

ハナ「どっか連れてく?そんなのダメ!」

 

大地「このままじゃ村がもっと大変なことになっちゃうんだ」

 

ハナ「ホオリンガあそこに居たいって!あそこが良いって!」

 

ハナ「あっ!」

 

優介「体に引っ張られたんだ」

 

ハナ「あのね!見てほしいものがあるの!」

 

そしてハナにある場所に連れていってもらい

 

大地「ハナちゃん?」

 

ウェンディ「どうしたの?」

 

ハナ「あれ!」

 

ハナが指さした所にはなんと古文書が記されていた

 

優介「古文書?」

 

大地「これは・・・ホオリンガ?」

 

ハナ「ホオリンガはずっと昔にこの村に来たの」

 

大地「ホオリンガは・・・この村で眠って」

 

ウェンディ「山になる?」

 

そしてまた外に行き

 

ハナ「あれがお父さん。あれがおじいちゃん」

 

優介「じゃあホオリンガはこの村で山になるためにやって来たというのか?」

 

ハナ「皆と一緒に居たいの」

 

するとホオリンガの目が青から赤に変わり何かを撒き散らした

 

ハナ「ダメ!動かさんといて!」

 

大地「作戦を中止してくださ・・・」

 

千鶴「何?」

 

優介「これは・・・」

 

ハヤト「何だ?前が見えねえ!」

 

ワタル「ハヤト持ちこたえろよ!」

 

しかしビームが外れた

 

アスナ「アラミスだけじゃ支えきれない!」

 

アラミスのビームを外れてしまった

 

チアキ「怪獣、意思を持って粒子を放出!」

 

グルマン博士「いかん!あれは地球人に一番よく効く攻撃だ」

 

神木「まさか!」

 

グルマン博士「花粉だよ!」

 

ハナ以外がくしゃみをし始めた

 

ハナ「ホオリンガ怒ってる!」

 

橘「村から離れたくないと抵抗している?」

 

チアキ「粒子放出量上昇!」

 

ルイ「現地より報告。っくしゅ!」

 

マモル「怪獣がこのままっくしゅ!放出し続けたら」

 

ルイ「人が住めない状況になるまで花粉だらけっくしゅ!」

 

村長「なんとかして・・・ください!っくしゅ!」

 

神木「アスナ、ワタル、ハヤトは住民の避難誘導に当たれ!」

 

アスナ「花粉で視界が覆われていて動けません!」

 

ワタル「こっちもです!」

 

タケル「花粉第2波来ます!」

 

ハナ「ダメ!ホオリンガダメ!」

 

優介と大地はハナたちから離れた

 

大地「エックス、ユナイトだ。っくしゅ!」

 

エックス「スパークドールズにするのか?」

 

大地「違う。ホオリンガの体を清めたい!っくしゅ!」

 

エックス「薬を体から出すんだな」

 

大地「ああまでしてあそこにいたがってる!それに」

 

大地「ハナちゃんの思いを大切にしたいんだ!」

 

エックス「君らしいな。よし、行くぞ!」

 

【ウルトラマンエックスとユナイトします!】

 

大地「エックスー!」

 

【エックス、ユナイテッド!】

 

優介「コスモス!」

 

【ウルトラマンコスモス!】

 

優介「エックス!」

 

【ウルトラマンエックス!】

 

優介「慈愛の光、お借りします!」

 

【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブフルムーンザナディウム!】

 

オーブ「繋がる力は心の光!」

 

ウルトラマンエックスとコスモスとエックスの力を借りたオーブフルムーンザナディウムが現れた

 

オーブ「エックス!大地!」

 

大地「ああ!まずは村への花粉被害を抑える!」

 

オーブが先行しホオリンガの攻撃を華麗に受け流す

 

エックス&オーブ「エックスバリアドーム!」

 

エックスバリアドームで戦場を囲み被害を最小限に抑えた

 

しかしホオリンガの暴走は止まらずオーブとエックスを攻撃しエックスを掴みあげる

 

だがエックスが電磁ショックで切り離した

 

大地&エックス「ピュリファイウェーブ!」

 

オーブ「フルディウム光線!」

 

ピュリファイウェーブとフルディウム光線を浴びてホオリンガはおとなしくなった

 

ホオリンガはおとなしくなるとバリアドームが消えた。

 

オーブ&エックス「・・・・・・」

 

オーブとエックスは頷いた

 

そしてホオリンガは光を纏って、山になった

 

するとその光が村全体に広がり、土地が豊かになった

 

オーブ&エックス「シュワッチ!」

 

オーブとエックスは飛翔し消えた

 

 

 

大地「ホオリンガ綺麗だね」

 

優介「ああ!」

 

ウェンディ「はい!」

 

ハナ「お父さんとおじいちゃんとひいひいおじいちゃん」

 

村長「ハナ、ハナ、お父さんが帰ってきたぞ」

 

ハナ「本当!?」

 

千鶴「あの怪獣のこと、教えてあげましょう」

 

ハナ「お兄ちゃんたちありがとう!」

 

大地「ずっと一緒に暮らしてきたんだ」

 

そして大地とアスナは立ち去ったが優介とウェンディがまだ残っていた

 

ウェンディ「綺麗な花だね♪ふふっ♪」

 

優介「そうだな。・・・でも」

 

チュッ♥️

 

ウェンディ「え!?///」

 

優介「ウェンディが一番綺麗だよ」

 

ウェンディ「・・・ありがとう。大好き!///」

 

チュッ♥️

 

優介とウェンディはまた自分たちの愛を確かめあった

 

 

TO BE CONTINUED

 

【ED Unite 〜君とつながるために〜】

 

次回予告

 

繰り返されるサイバー怪獣シンクロ実験。だが大地に足りないものとは一体何だ?

 

次回 未知なる友人




次回はサイバーゴモラが満を持して登場です!そして・・・花粉は大嫌いです!花粉のせいで今年の春休みを気持ちよく満喫できなかったんです!花粉許すまじ!
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