【OP ウルトラマンX】
ある田舎に引っ越してきた相沢サクラ親子がいた
ママ「わぁー!いいところじゃない!赤いお化けがいるっていうから家賃安くしてもらっちゃったけど、あらー悪かったかしらね?ふふふ!」
するとサクラはふと下を見るとそこには鈴が置いてあった
ママ「お化けが出るっていうならママも見てみたいわ!」
その時草が動く音がしてその方向を見ると、赤い何かがいた
それは友好珍獣ピグモンだった
サクラはピグモンと目があった
ピグモン「ピッ!」
サクラ「ママ!怪獣!怪獣がいる!」
ママ「怪獣じゃなくってお化け。怪獣なんていたらこっちにXioが来てるわよ。早く片付けないとママもお仕事なんだから」
ママ「サクラ!」
サクラはピグモンが気がかりだったが作業に戻った
一方 Xioでは新たなスパークドールズが回収されていた
アスナ「無事回収しました」
橘「このスパークドールズもかなり不安定ね」
ウェンディ「はい」
アスナ「ダークサンダーエナジーの影響だと思われます」
ワタル「発見が遅れて実体化していたらまた多くの犠牲者が出るところでした」
優介「せめてあの稲妻の到達点が予測できれば・・・」
橘「ラボで調査をお願い」
大地「了解!」
そうして大地がスパークドールズをラボに持っていくとラボのメンバーが何かの実験をしていた
大地「どうしたの?」
ルイ「あの怪獣の特殊な細胞がダークサンダーのなっちゃうしもしかしたら博士にも落ちてくるんじゃないかって待ってるの」
マモル「博士に落ちたら・・・もっと頭がよくなるんすか?」
グルマン博士「ん?これ以上は無理だろ?」
ルイ「もっと食いしん坊になっちゃうとか」
マモル「これ以上は無理!」
大地「あの、結局まだ何も分かってないってことですね」
マモル「つまり回収してないスパークドールズが人間居住区に残ってたら相当ヤバいってことっす」
その頃、サクラが学校から家に帰って来ると今度は花が置いてあった
サクラがそれを取りに行くと、物陰にあのピグモンが隠れていた
サクラ「あなた、誰?」
ピグモン「ピッ!」
ピグモンは答えた
サクラ「ピグモンっていうのね!」
ピグモン「ピッ!」
サクラ「ピグモン、一緒に遊ぶ?」
ピグモン「ピピッ!」
それに大喜びのピグモンであった
そして夜になり今夜の晩御飯はカレーであった
ママ「いただきます!」
サクラ「いただきます!」
ママ「おいしい?」
サクラは首を縦に何度も振った
ママ「よかった!いただきます」
サクラ「ねえママ」
ママ「ん?」
サクラ「サクラね、お友達ができたの!」
ママ「あら、よかったわね!」
サクラ「その子、怪獣でね」
ママ「そう怪獣、東京でまた出たんだって、やっぱり田舎に引っ越してきて正解だったわよ」
サクラ「怪獣って悪い子?」
ママ「そうね〜、人を襲うなら悪い子なんじゃない?」
サクラ「襲わなかったら?」
ママ「ママだったら番犬にしちゃう!」
サクラ「お家で飼えるの?」
ママ「人を襲わないなら番犬にはならないか?あっはははは!」
翌日、サクラはピグモンと一緒に縄跳びや、ボールで蹴ったり、リースを飾ったりと密かに友情が育まれていた
しかし夕方になると母親が帰ってきた
サクラ「あっママだ!また明日」
そうしてサクラは母親の元に行ってしまう
そんな親子の光景にピグモンは寂しく一人で夜を過ごしていた
ママ「サクラー!お友達待たせちゃうわよ!」
翌日サクラは母親と一緒に友達の待つショッピングモールに行こうとしていた
ピグモン「ピピッ!」
しかしピグモンが飛び出してきた
サクラ「ピグモン!今日はダメ!ショッピングモールに行くって言ったじゃん。あっちには人がいっぱいいるの。だからピグモンは来ちゃダメ!分かった?また遊ぼうね」
そうしてサクラは母親と一緒にショッピングモールに向かった
するとピグモンは空を見上げた
そこには不気味な空が出来上がろうとしていてその下にはサクラたちが向かうショッピングモールがあった
ピグモンはサクラたちを遠ざけようとサクラたちの跡を追った
ショッピングモールではたくさんの人々で賑やかになっていた
風船をあげる店員が次の人に渡そうとした
しかし、それは人ではなくピグモンだった
「か、かかか、怪獣だー!」
ピグモンが出てショッピングモールは大騒ぎに
サクラ「ピグモン!」
それに気づいたサクラはピグモンに詰め寄る
サクラ「ピグモン!ダメって言ったのに!」
チアキ「エリアY多々良町に怪獣出現!」
チアキ「住民からの通報によるとタイプGと思われます」
橘「人的被害は?」
タケル「報告は来ていませんが、ショッピングモールが襲撃されたとの情報が入ってます」
神木「Xio出動!」
「了解!」
Xioが向かうと
「あんたら遅えよ!」
市民がピグモンを縄で拘束していた
優介「っ!ピグモン!」
ウェンディ「知っているの?」
優介「ああ、人間に友好的な怪獣だ」
大地「大丈夫?」
大地はピグモンに呼び掛ける
「こいつ、子供を襲ってやがったんですよ」
サクラ「違う!ピグモンは悪い子じゃない!」
ママ「サクラ、襲われたんじゃないの?」
サクラ「ピグモンはそんなことしてない!」
大地「この子知ってるの?」
サクラ「サクラのお友達だよ」
「さっさと処分しろよ!怪獣なんているだけで迷惑なんだからよ!」
「そうだよ!そうだよ!」
優介「皆さん落ち着いてください!」
現場の状況はラボチームも確認していた
グルマン博士「確かにピグモンだな。シドニーやルクセンブルクで何度か目撃されておる」
ルイ「あった!」
ルイはピグモンのデータをモニターに表示した
ルイ「ピグモンなら人を襲うところはないはずだよ。友好的怪獣No.1!」
グルマン博士「15年前のウルトラフレアで突然目覚めたんだろう。近くに仲間もいないでひとりぼっちだ。人恋しくなってもおかしくはない」
ルイ「構ってちゃんなんだ」
その頃エックスは大地にあることを問う
エックス「大地、人間はなぜあんな無害な怪獣まで怖がるんだ?」
大地「自分と違うものを簡単に受け入れられないんだよ」
エックス「では、Xioで保護するのか?」
大地「まずは生息域に戻すのが基本だよ。でも、あの子と一緒にいるのがいいのかも。だって二人の心は繋がってるんだ」
エックス「しかし、人間と怪獣は本当に友達になれるのか?自分たちの役に立つかどうかで共存する生き物を選ぶだろう?」
大地「俺は、全ての命と共存できる道を探す。地球は人間だけのものじゃないから」
するとピグモンが突然興奮し出した
大地「どうしていきなり!?」
【ガオディクションを起動します。解析中・・・解析完了しました!脅威、恐怖】
アスナ「野性動物は攻撃的になるってこと?」
大地「違う。この子は守ろうとしてるのかも」
アスナ「守るって何を?」
優介「俺もそう感じる。ここから離れろってそう言っている」
ウェンディ「どうして?」
すると一般人の男がピグモンに殴りかかってきた
「怪獣はこの街から出てけ!」
アスナ「ちょっとやめなさいよ!」
大地「やめてください!」
優介「おい!何してるんだ!やめろ!」
ウェンディ「優介くん?」
ウェンディには優介がいつも以上に怒っているように見えた
するとダークサンダーエナジーが降り注ぎ、キングゲスラが実体化した
人々はパニックとなり、逃げ惑う
大地「怪獣出現!ゲスラ、いや違うキングゲスラだ!」
キングゲスラが街を蹂躙し始めた
マモル「ピグモンはこれを察知してあの場所から皆を遠ざけようとしてたんっすね!」
ピグモンに殴りかかった男にキングゲスラが破壊した瓦礫が降ってくる。
その時、誰かが男を突き飛ばした
男は無事だった。彼を助けたのはピグモンだった
しかしピグモンは今の瓦礫で重傷を負ってしまった
サクラ「ピグモン!ピグモン!」
ウェンディ「ピグモンさんは私に任せて!」
ウェンディがピグモンの救助に向かう
ウェンディ「ピグモンさん大丈夫ですか?」
ウェンディはピグモンの縄をほどいて、丁度絡まっていた風船が浮いて、キングゲスラはそれに気づき風船をぼーっと見つめている
大地「エックス、ユナイトだ!」
エックス「よぉし!行くぞ!」
【ウルトラマンエックスとユナイトします!】
大地「エックスー!」
【エックス、ユナイテッド!】
優介「ウルトラマン!」
【ウルトラマン!】
ウルトラマン「ヘアッ!」
優介「ティガ!」
【ウルトラマンティガ!】
ティガ「ヂャッ!」
優介「光の力、お借りします!」
【フュージョンアップ!】
ティガ「タァーッ!」
ウルトラマン「シェアッ!」
【ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン!】
キングゲスラがピグモンとウェンディに迫る
その時、エックスとオーブが現れ、キングゲスラを吹き飛ばした
エックス「セェアッ!」
オーブ「ジュアッ!」
ウェンディ「エックスさん、大地さん、優介くん」
大地「後は任せろ!」
優介「ピグモンを頼む!」
ウェンディ「うん!」
向かってくるキングゲスラをエックスが抑え、オーブが横から蹴りでキングゲスラの顎を蹴った
そしてエックスもかかと落としや膝蹴りでキングゲスラを追い詰める
しかしエックスがパンチした時、キングゲスラの毒を受けエックスはキングゲスラに吹き飛ばされる
オーブはエックスを抑えた
オーブ「大丈夫か!?」
大地「ああ、キングゲスラがこんなに強いなんて」
エックス「ダークサンダーエナジーのせいだ」
体制を立て直すエックスとオーブ
だがその隙にキングゲスラが毒針を大量に放ってエックスとオーブを苦しめる
エックス&オーブ「グアアアアア!!」
このままでは毒針を受ける一方となるため
【サイバーベムスターロードします!】
【サイバーベムスターアーマーアクティブ!】
優介「ガイア!」
【ウルトラマンガイア!】
優介「ビクトリー!」
【ウルトラマンビクトリー!】
優介「大地の力、お借りします!」
【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブフォトンビクトリウム!】
オーブ「闇を砕いて光を照らせ!」
エックスはサイバーベムスターアーマーを装着し、オーブはフォトンビクトリウムとなって防御姿勢を取る
だがなんと!キングゲスラの放った毒針はあまりにも強力でアーマーとフュージョンアップが解除されてしまい、オーブはオーブオリジンとなってしまった
ルイ「えっとキングゲスラちゃんの弱点は・・・あった!背ビレ!背ビレを狙って!」
アスナがジオアラミスのアラミスレーザー
ハヤト「行くぞワタル!」
ワタル「おっしゃあ!」
ハヤトとワタルが乗るスカイマスケッティのファントン光子砲がキングゲスラの背ビレを攻撃する
しかし、キングゲスラは一向に弱体化する様子が見えない
アスナ「何で?」
ワタル「背ビレまで強化されてるとは!」
そしてエックスはキングゲスラに蹴り飛ばされる
オーブ「だったら!」
オーブはキングゲスラの背後に回る
オーブ「背ビレを攻撃するのではなく、剥がせば!」
そしてオーブはキングゲスラの背ビレを掴み、思い切り剥がそうとしたが毒が回り、オーブも手を離してしまい蹴り飛ばされる
そしてエックスとオーブのカラータイマーが同時に点滅を始めた
大地「エックス、優介くん、反撃開始だ!」
オーブ「ああ!」
【ウルトラマンエックス、パワーアップ!】
大地&エックス「行くぞ!エクシードエックス!」
優介「ティガ!」
【ウルトラマンティガ!】
ティガ「ヂャッ!」
優介「ダイナ!」
【ウルトラマンダイナ!】
ダイナ「デアッ!」
優介「輝ける力、お借りします!」
【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブゼペリオンソルジェント!】
エクシードエックスとなったエックスがキングゲスラを蹴り飛ばし、そこにゼペリオンソルジェントとなったオーブがオーバーヘッドキックの形でキングゲスラを蹴り飛ばした
BGM:光を継ぐもの
エックス「ジュワッ!」
オーブ「光の輝きと共に!」
キングゲスラは再び毒針を放つが
オーブがスカイタイプの力を発揮し一瞬でエックスの前に立ち
オーブ「ウルトラサイキック!」
ミラクルタイプの力で毒針を跳ね返した
エックスはエクスラッガーを手に取る
大地&エックス「エクスラッガー!」
大地はエクスラッガーのタッチスライドを3回スライドしてブーストスイッチを押す
大地&エックス「エクシードエクスラッシュ!」
エクシードエクスラッシュによってキングゲスラに入ったダークサンダーエナジーを払った
そしてエックスは通常形態に戻り
大地&エックス「ザナディウム光線!」
オーブ「ゼペリジェント光線!」
ザナディウム光線とゼペリジェント光線が命中し、キングゲスラはスパークドールズとなった
エックス&オーブ「シュワッチ!」
エックスとオーブは飛び去った
だが・・・
サクラ「ピグモン、起きて、起きて!ごめんね!・・・ごめんね!」
サクラは泣きながら目を開けないピグモンに謝り続けていた
サクラ「また遊ぼう!うぅ!遊ぼうよ!!ピグモン!うぅ!」
ワタル「おい!なにやってんだよ?救護班まだかよ!?・・・いいから急いでくれよ!!」
ワタルは涙をこらえながら救護班に急がせるよう叫んだ
優介「お前たちのせいだ・・・ぐっ!」
市民「っ!」
その時優介が怒りをあらわにして市民たちに怒鳴った
優介「お前らのような野蛮な人間がいるからこんなことになるんだ!!」
市民「・・・・・・」
その言葉にXioのメンバーは驚き、市民は何も言い返せなかった
ウェンディ「優介くん・・・」
優介はその場を離れ、壁を叩いて自らの無力をまた思い知らされた
優介「なんで俺は守れないんだ!あの時も!」
グランデからレイを守れなかったこと
優介「あの時も!」
自分たちを信じてくれたダイルを守れなかったこと
優介「あの時も!」
シェパードンをベロクロンとドラゴリーから守れなかったこと
優介「なんで俺は・・・いつも大切なものを守れないんだ!!」
大量の涙を流しながら叫んだ
すると優介はさっきまでいた市街地とはかけ離れた禍々しい空間にいた
優介「なんだ・・・ここは?」
「無様だなウルトラマンオーブ」
その時優介を呼び掛ける何かの声が聞こえた
BGM:ベリアル-復活(M - 28)
優介「っ!この声は!」
優介はその声に聞き覚えがあった
「フッハッハッハッハッハッ!!」
優介「お前は!」
優介の目の前に現れたのは赤と黒の体で手が爪のようで目が吊り上がった悪魔のようなウルトラマンであった
優介「ウルトラマンベリアル!」
そう、光の国でただ一人闇に墜ちたウルトラマンベリアルであった
ベリアル「久しぶりだな。ウルトラマンオーブ」
優介「ゼロが言っていた通り生きていたのか!」
ベリアル「随分脆くなったものだな。あのちんちくりんをも守ることさえ出来ねぇとはな」
優介「うるさい!黙れ!」
ベリアル「そう怒るな。今日は俺様から貴様にプレゼントしてやろうと思ってな」
優介「プレゼントだと!?」
ベリアル「ハッ!」
優介「ぐっ!」
ベリアルが手から光線を放ち、優介はオーブリングを盾にして防ごうとしたが、いくら経っても光線は直撃しなかった
優介「・・・なんだ?っ!」
ふと見るとエネルギーがオーブリングに集中して、1枚のカードが形成された
それは漆黒のウルトラマンベリアルのフュージョンカードだった
優介「っ!これは!ベリアルのフュージョンカード!?」
ベリアル「そいつで貴様の好きなものを守るがいい」
優介「ふざけるな!お前の力など必要ない!」
ベリアル「ヘッ!甘い奴だ。そいつを使わなければ貴様はまた大切なものを失うことになるぞ?お前の愛する女もな」
優介「っ!」
ベリアル「まあ、たとえ俺様のカードを使うことになったとしてもその先に待つのは絶望だけだがな。フッハッハッハッハッハッ!」
そしてベリアルは消え、優介は元の場所に戻ってきた
ふと手を見るとベリアルのフュージョンカードを握っていた
優介「くそおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
優介は己の無力に怒りと悔しさを覚え壁を叩きつけた
そこにウェンディがやって来た
ウェンディは何も言わず笑顔を見せそっと優介を抱き締めた
優介はそのウェンディの暖かい腕の中で静かに泣いた
ピグモンに悪いことをしてしまった人たちがピグモンの居場所を掃除していた
15年前のウルトラフレアで目覚めたピグモンはずっとサクラちゃんのような子供と友達だった
彼らが去って、またひとりぼっちになってもずっとここで友達を待っていたんだ
あれから元気がないサクラが学校から家に帰ると
そこにはジオアラミスがあった
サクラ「ママ!ママー!」
「ピピッ!」
するとサクラを誰かが呼んだ
振り返ると、そこにいたのは大地、アスナ、優介、ウェンディ、サクラの母親、そして
ピグモンだった
サクラ「ピグモン!」
ピグモンは奇跡的に助かったのだ
そして全員で記念写真を撮った
サクラ「また明日遊ぼうね」
ピグモン「ピピッ!」
こうしてサクラとピグモンの絆は守られた
TO BE CONTINUED
【ED Unite 〜君とつながるために〜】
次回予告
はぁ?ハヤトさんとワタルさんが恋のライバルに!?そんな時に現れた宇宙化猫ムー、こいつがやって来た理由は一体なんだ?さらにレッドキングまで現れて、もうどうなっちゃうんだ?
次回 ワタルの恋
優介「誰か止めてくれーーーー!!!」
優介の前に現れたのはなんとウルトラマンベリアルでした。ベリアルのカードが彼に何をもたらすのか?次回、優介が悲惨なことになります(笑)