新たな光 ウルトラマンオーブ   作:ユウナガ

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劇場版編スタート!


第80話 つかの間の平和

宇宙には一つの伝説がある

 

全ての始まり、光の巨人

 

彼は宇宙のバランスを保つため様々な世界で戦い続けている

 

グルマン博士「この地球でも世界中の神話や伝説が光の巨人について語っているのだ!」

 

とグルマン博士は語っていたがマモルとルイは全く感心を持たない

 

グルマン博士「っておい!人の話を聞け!」

 

ルイ「だってその話何度も聞いたも〜んだ!」

 

グルマン博士「だが、始まりの巨人ウルトラマンを召喚するベータカプセルを完成させた。というのは初耳だろ?」

 

マモル「できたんっすか?すごいっすね!」

 

グルマン博士「だろ?私が幼い頃に見た光の巨人はこうして・・・ジュワッ!」

 

グルマン博士がベータカプセルを掲げ、光が解き放たれる

 

マモル&ルイ「わぁー!」

 

ドゴォン!!

 

訳もなく、爆発を起こして失敗に終わった

 

マモル「博士・・・」

 

ルイ「もうちょっと改良が必要かな?」

 

 

 

 

ワタル「それでは!」

 

「乾杯ーーー!!」

 

虚空怪獣グリーザとの決戦から半年後、基地も設備も元通りになり、マスケッティも増強され、防衛設備も整っていた

 

ワタル「大地、出張お疲れ!」

 

「お疲れ!」

 

神木「皆、ちょっとこれ食べてみてくれ。娘の手作りなんだ」

 

「へぇ〜いただきます!」

 

神木が持ってきたのは娘の裕美が作ったお菓子だった

 

アスナ「美味しい!」

 

優介「サクサクしてて美味しいな」

 

強大な敵との戦いを終え、平和な日々が訪れていた

 

ハヤト「で、オーストラリアの怪獣共生区どうだった?」

 

大地「国を上げての実験なだけあってすごい広さと設備でしたね。でもまだ反発が根強いみたいです」

 

神木「道のりは遠いな」

 

大地「はい」

 

優介「あれ?ウェンディ・・・」

 

ウェンディ「どうしたの?」

 

優介「もしかして太った?」

 

ブチッ!

 

ウェンディ「ふん!」

 

優介「ぐはぁ!」

 

無言の腹パンを喰らわされた

 

「はっはっはっは!」

 

その時

 

橘「作戦デスクの上で物を食べちゃいけないって・・・」

 

 

橘「何回言えば分かるの!!!」

 

橘が鬼のような顔をして怒鳴った

 

「了解!!」

 

お菓子を片付けていると警報が鳴った

 

チアキ「エリアA-2、芭羅慈村で異常電磁波発生の通報です」

 

大地「あそこには縄文以前の超古代遺跡がありますね」

 

アスナ「芭羅慈遺跡・・・確か崖崩れで謎のピラミッドが発見されたって」

 

優介「っ!何だって!?」

 

ウェンディ「どうしたのそんなに驚いて」

 

優介「えっ?あ、いや、何でもない。(超古代遺跡、ピラミッド、そして場所は東北地方の秋田県。まさか・・・)」

 

神木「大地、アスナ、優介、ウェンディは現場に急行。異常電磁波の発生源を調査してくれ」

 

大地&優介&ウェンディ&アスナ「了解!」

 

 

そして一行は秋田県にある芭羅慈村のピラミッド付近に来た

 

 

大地「やはり、あのピラミッドが異常の中心だな」

 

エックス「大地、優介」

 

優介「ああ!」

 

大地「ここには何か特別な力が充満しているね」

 

???「踏んじゃダメ!」

 

優介「ん?」

 

そこには少年がいた

 

???「ほらこれ、古代の石像かも」

 

大地「あは、残念、これは蚊取り線香の蓋の破片だね」

 

???「えええ?」

 

ウェンディ「あはは♪君はどこから来たの?」

 

???「ユウト!」

 

すると今度は女性が現れた

 

???「あっ!ユウト!ここは危ないから来ちゃダメって言ってるでしょ!・・・あっ、Xioの方ですよね?」

 

優介「(えっ!?レナさん!?)」

 

優介にはウルトラマンティガに登場したヤナセ・レナにそっくりだと思っていた

 

ウェンディ「はい、あのあなたが異常電波の通報をした」

 

ツカサ「はい、東都大学の玉城ツカサです」

 

すると近くに妙な集団がいた

 

ツカサ「あの人たち、まさか!」

 

ツカサ「あっ、じゃあ、ちょっとすいません!」

 

???「さぁ!視聴者の皆さん、あなたの目はあなたの体を離れてこのカルロス黒崎と共に偉大な考古学的発見の目撃者となるのです!」

 

どうやらこの男はカルロス黒崎というらしい

 

黒崎「開け〜ゴマ!」

 

そして黒崎はスイッチを押すと爆発して遺跡に入り口ができた

 

ツカサ「黒崎さん!どういうことですか!?」

 

黒崎「いやいや教授、Xioの皆さんもようこそ」

 

ツカサ「遺跡で爆薬を使うなんて乱暴過ぎます!」

 

黒崎「オムレツが食べたきゃ、卵を割らないとね。いざ行かん。ロマンの旅へ!よし行くぞ」

 

ツカサ「ちょっと黒崎さん!危険です!」

 

だが黒崎一行は聞く耳を持たず遺跡に入っていく

 

ツカサ「黒崎さん!待ってください!この土地には地獄が封印されてるって知られてるんです!そんなことをしたら何が起きるか」

 

だがツカサは転けてしまった

 

ツカサ「あ痛たたたた・・・」

 

アスナ「大丈夫ですか!?」

 

ウェンディ「お怪我はありませんか?」

 

ユウト「お母さん大丈夫?」

 

ツカサ「ね、危険でしょ?だからここ入ってきちゃダメって言ってるの」

 

黒崎「うわあああ!!何だあれは!」

 

すると黒崎一行は何かを発見した

 

優介たちも向かうとそこには

 

優介「っ!」

 

ウルトラマンの石像があった

 

黒崎「ウルトラマンだ!すごい!大発見じゃないか!」

 

アスナ「これは・・・」

 

ツカサ「この姿は・・・古文書で見たことがあります・・・古の巨人・・・ティガの像です」

 

ユウト「ティガ・・・」

 

ユウトはティガの事がなぜか気になっていた

 

大地「エックス、知ってる?」

 

エックス「太古の昔に地球を訪れた仲間かもしれない」

 

ウェンディ「優介くん、このウルトラマンって」

 

優介「ああ、間違いない。ウルトラマンティガだ」

 

そして石像の近くに碑文と青い石のようなものが置かれていた

 

ツカサ「碧石によりて天の光、地の光は結ばれん」

 

大地「碧石・・・」

 

ツカサ「恐らく、この青い石の事でしょう」

 

ツカサ「結びの光が蘇りし時、闇は闇に還りたり・・・結びの光を持つ者にこの石を託さん」

 

ウェンディ「結びの光を持つ者というのは何ですか?」

 

黒崎「この石を私に託すということさ!」

 

ツカサ「待ってください!恐らくこの石はこの遺跡の要石なんです!動かしてはダメです!動かしたら何が起きるか」

 

黒崎「この土地は我が社が買収した。出土するものは全て私に所有権がある」

 

そしてツカサの制止を振り払い、碧石を手に取り動かしてしまった

 

黒崎「ほ〜ら見ろ、別になんともないんじゃ・・・」

 

最後まで言おうとしたとき何かの唸り声が聞こえた

 

優介「なんともなくないと思うんだが!?おっさん!」

 

黒崎「おっさんって言うな!危険でなければ冒険とは呼ばんよ?このカルロス黒崎はいつ如何なる時でも毅然として」

 

そして遺跡が崩落しそうになっており全員が脱出した

 

アスナ「なんなのよあのおっさん!?」

 

優介「腐った間抜けじいさんだな!」

 

そしてとてつもないエネルギーが遺跡から出現した

 

BGM:魔王獣

 

それはとてつもなく異様な怪獣だった

 

タケル「遺跡から怪獣出現!タイプG、体長約60メートル!」

 

神木「フェイズ3!近隣住民に緊急避難指示!」

 

「ギャアアアアガッハッハッハッ!」

 

ツカサ「わあ!」

 

ユウト「お母さん!」

 

ツカサ「ユウトー!」

 

ツカサが転けてしまい、ユウトは助けに行こうとするがザイゴーグに怯えて動けなかった

 

大地「俺たちが行く!」

 

優介「アスナとウェンディはユウト君を頼む!」

 

アスナ「分かった!」

 

ウェンディ「気をつけてね!」

 

ユウト「お母さんー!」

 

大地「エックス、ユナイトだ!」

 

エックス「よぉし!行くぞ!」

 

【ウルトラマンエックスとユナイトします!】

 

エックス「イィーサァーッ!」

 

大地「エックスーーー!!」

 

【エックス、ユナイテッド!】

 

優介「タロウ!」

 

【ウルトラマンタロウ!】

 

優介「メビウス!」

 

【ウルトラマンメビウス!】

 

優介「熱い奴、頼みます!」

 

【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブバーンマイト!】

 

ウルトラマンエックスとウルトラマンオーブバーンマイトが現れた

 

ユウト「ウルトラマンエックスにウルトラマンオーブ」

 

大地「アスナ、ウェンディちゃん、早くこの人たちを安全な場所へ!」

 

優介「っ!危ない!」

 

オーブがエックスを退かして代わりに怪獣の攻撃に吹っ飛ばされた

 

オーブ「グアッ!」

 

エックス「オーブ!」

 

エックスは怪獣の頭を抑え、膝蹴りしたり蹴りをするが、怪獣の絶大なパワーに痛めていた

 

そしてエックスの首を掴む

 

オーブが後ろから怪獣にしがみつきエックスを引きはなそうとするが怪獣の棍棒に吹っ飛ばされた

 

オーブ「グアアアアア!!」

 

エックスが両腕で防いでも体勢を崩されてしまうほどだった

 

エックス「ぐっ!凄まじい力だ!」

 

大地「全力で行くしかないな!」

 

【ウルトラマンエックスパワーアップ!】

 

大地&エックス「エクシードエックス!」

 

大地&エックス「エクスラッガー!」

 

大地&エックス「エクシードエクスラッシュ!」

 

オーブ「ストビュームダイナマイト!!」

 

エクシードエクスラッシュとストビュームダイナマイトで一気にけりをつけようとしたが

 

なんと尻尾攻撃で必殺技がキャンセルされた

 

そして怪獣が放った光線の絶大な威力に二人のウルトラマンは変身が強制解除された

 

エックス「大地ー!」

 

エックスは自身の力で大地を安全に着地させた

 

アスナ「大地!」

 

ウェンディ「優介くん!!大丈夫!?」

 

優介「ああ、なんとかな」

 

「ギャアアアアガッハッハッハッ!」

 

怪獣は光線でまるで血の海のようなものを作り出した

 

大地「っ!エックス!」

 

大地はエクスデバイザーを傷ついた体を引きずりながら取りに行く

 

大地「エックス?エックス!返事をしてくれ!」

 

しかしエクスデバイザーは怪獣の光線によって腐食していた

 

優介「っ!まさか!」

 

優介もまさかと思い、オーブリングを取り出すと

 

オーブリングもエクスデバイザー同様腐食していた

 

ウェンディ「そんな・・・」

 

そして怪獣は血のような海の中へと潜っていった

 

ツカサ「地獄が・・・目覚めてしまった・・・」

 

そして一行はマスケッティで戻っていた

 

アスナ「現場はいつもお二人で?」

 

ツカサ「ええ、僕が母さんの助手になるんだって」

 

ウェンディ「ふふっ、しっかりしたお子さんですね♪」

 

ツカサ「ううん、まだまだ子供です。考古学者気取りでガラクタばっかり拾ってきて」

 

そして基地に帰還した

 

ツカサ「このままでは大変なことになります!橘隊長!」

 

神木「・・・橘はこっちで、私は神木です」

 

ツカサ「すみません!」

 

ツカサ「怪獣の名は閻魔獣ザイゴーグ、太古の地球は地面が燃え上がり海が煮えたぎる地獄でした。それがザイゴーグの世界です。そこへ光の巨人が降臨し」

 

橘「ザイゴーグを地底深くに封印した」

 

ツカサ「古文書によれば・・・でもその封印は解かれてしまった。私が黒崎さんを止められなかったせいです」

 

神木「今は対ザイゴーグ作戦の立案を急ぎましょう!」

 

ツカサ「碧石によりて天の光、地の光は結ばれん。結びの光が蘇りし時、闇は闇に還りたり」

 

橘「遺跡の碑文ですね?」

 

ツカサ「ザイゴーグを封印するためのヒントだと思います」

 

その頃大地はエクスデバイザーに宿るエックスの意識を目覚めさせようと

 

エックス「あっち!!」

 

大地「エックス!無事だったんだね?」

 

エックス「なんとかな」

 

大地「この固形化した液体デバイザー自体を腐食させてるみたいなんだ」

 

エックス「現状では君とユナイトできない。このまま腐食が進んだらアウトだ」

 

大地「怖いこと言わないでよ!」

 

ルイ「ここがラボだよ」

 

ユウト「へぇ〜すっご〜い!」

 

優介「で、ここにいるのがファントン星人のグルマン博士だ」

 

グルマン博士「ニカッ!」

 

ユウト「あああああああああああああ!!!」

 

グルマン博士「えぇぇ・・・」

 

ウェンディ「もう、驚かしちゃダメじゃないですか」

 

グルマン博士「これでもファントン星ではイケメンなんだぞ?」

 

ルイ「はいはい」

 

マモル「博士、画像が出ます!」

 

そしてティガの石像が映された

 

グルマン博士「うむ、これがピラミッドに埋もれていた石像か」

 

ルイ「ティガさんっていうらしいよ」

 

グルマン博士「なるほど、興味深い」

 

マモル「ってもしかして、ウルトラマンカードに加えてティガさんのカードも作ろうとしてるんっすか?」

 

グルマン博士「もちろんだとも!」

 

グルマン博士はキーボードを操作してこれまで地球に訪れた5人のウルトラマンのサイバーカードを出した

 

ユウト「すっご〜い!」

 

マモルが操作してウルトラマンたちの映像が出した

 

グルマン博士「マックス、ギンガ、ビクトリー、ゼロ、ネクサス、どのカードも我々の宝物だ!見たことは内緒だぞ?」

 

ユウト「うん!じゃあ僕の宝物も見る?」

 

ルイ「見せて見せて!」

 

ユウト「昔、地球に来た宇宙船の部品」

 

ルイ「へぇ〜」

 

優介「昔にもこの地球を訪れた宇宙人がいたのか」

 

ユウト「インカ帝国の宝石、それと・・・」

 

ルイ「何それ?ヘンテコな石・・・」

 

ユウト「たぶん古代のトンカチかなぁ?」

 

優介「っ!これは!?」

 

ウェンディ「どうしたの?」

 

グルマン博士「ちょっと借りていいか?」

 

ユウト「うん」

 

優介「博士、これは・・・」

 

グルマン博士「おそらくそうだろう」

 

ユウトが発掘した物、それはティガに変身するためのあのアイテムに似ていた

 

するとカードホルダーが光っていた

 

優介「何だ?」

 

何かと思いカードホルダーで光っているカードを取ると、それは4枚のウルトラフュージョンカードだった

 

ウェンディ「これは・・・」

 

優介「・・・・・・」

 

グルマン博士「優介、ちょっとそのカードを借りていいか?」

 

優介「え、ええ」

 

そして4枚のウルトラフュージョンカードをグルマン博士に渡した

 

TO BE CONTINUED

 

次回予告

 

ザイゴーグは黒崎が持つ碧石を狙って東京のど真ん中にあるカルロスタワーに向かっていた。エックスとオーブに変身できない彼らも諦めずにXioと共に迎え撃つ

 

次回 地獄の軍団




ザイゴーグを倒すことはできるのか?そして光っていた4枚のウルトラフュージョンカードとは?
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