第84話 居場所を失った迷い子
閻魔獣ザイゴーグとの戦いから2日が経った
優介はゴースタードラコンの自室で爆睡していた
「起きて・・・」
優介「・・・・・・」
「起きてよ優介くん」
優介「ん?・・・」
優介が目を覚ました
ウェンディ「あ、起きた?」
優介「ああ、おはよう」
ウェンディ「うん♪おはよう♪」
そして目覚めのキスをした
ウェンディ「朝食作るから待っててね♪」
優介「ああ、いつもありがとうな」
ウェンディ「うん♪」
そしてウェンディが作ってくれた朝食を食べ終え、優介は宇宙のパトロールに向かおうとしていた
ウェンディ「本当に一人で大丈夫?」
優介「ああ、だから俺が帰るまで待っていてくれ」
ウェンディ「・・・分かった。その代わりちゃんと私のところに帰ってきてよ?」
優介「もちろん!・・・行ってきます!」
ウェンディ「うん♪行ってらっしゃい♪」
そして行ってきますのキスをして、優介はオーブオリジンに変身した
そして宇宙のパトロールを開始した
オーブ「ここをパトロールするのも久しぶりだな」
その時
オーブ「・・・ん?」
小惑星に宇宙怪獣エレキングがいた
オーブ「エレキングか」
オーブはエレキングがいる小惑星に向かった
オーブ「フッ!エレキング!ここで何をしている!」
エレキング「キィィ!キィィィィ!」
だがエレキングは何かを訴えている様子だった
オーブ「ん?俺に何かを伝えようとしているのか?」
そして精神を集中させ、エレキングの言葉を聞いた
エレキング「・・・僕はもう故郷には帰れない・・・寂しい・・・寂しいよ!」
オーブ「故郷に帰れない?ん?」
するとエレキングの近くを何かが浮いていた
それは迷子珍獣ハネジローだった
オーブ「ハネジロー!どうしてこんなところに?」
ハネジロー「パム!」
するとハネジローはある映像を見せた
そこには一つの死滅した星が映されていた
オーブ「これは・・・」
エレキング「ピット星は・・・突然やって来た怪獣たちに滅ぼされたの・・・」
オーブ「ピット星が・・・じゃあお前を育てたピット星人も?」
エレキング「・・・・・・」
その様子から察するにピット星人は・・・
オーブ「そうか・・・」
エレキング「ハネジローもファビラス星人とはぐれてしまったの」
ハネジロー「パム・・・」
オーブ「・・・なら俺と一緒に行かないか?」
エレキング「えっ?」
ハネジロー「パム?」
オーブ「俺の元には悪い宇宙人に利用された者、お前と同じように居場所を失った者もいるんだ。よければ、俺と一緒に来てくれないか?」
エレキング「・・・・・」
エレキング「・・・・・うん、分かった」
ハネジロー「パム!」
オーブ「じゃあ!」
エレキング「これからよろしく。えっと・・・」
オーブ「俺の名はオーブ、ウルトラマンオーブだ」
エレキング「うん、ありがとう。ウルトラマンオーブ」
ハネジロー「パム!オーブ!」
そしてエレキングとハネジローは粒子となり、オーブのカラータイマーの中に入り、オーブリングに粒子が集まり、エレキングとハネジローのカードが形成された
優介「ふっ、これからよろしくなエレキング!ハネジロー!」
エレキング「キィィ!」ハネジロー「パム!」
オーブ「さて・・・シュワッ!」
オーブは滅ぼされたというエレキングの故郷、ピット星に向かった
しかし・・・
オーブ「これは・・・」
そこにはピット星人たちが築き上げてきたであろう文明が何一つなく、星全体が砂漠と化していた
オーブ「これじゃまるで・・・死の星だ」
優介「(砂漠にさせる怪獣?どこかで見たような)」
疑問は残るが、オーブはこれ以上の調査は無意味と判断してM78星雲光の国へと向かった
今の状況を宇宙警備隊に知らせるためだ
一方 光の国の宇宙警備隊本部ではウルトラ6兄弟が集まっていた
警備隊員「失礼します!」
ゾフィー「どうした?」
警備隊員「皆様に客人が来ています」
ジャック「客人?」
ゾフィー「通してくれ」
警備隊員「はっ!」
そしてオーブが宇宙警備隊本部に入ってきた
タロウ「っ!オーブ!」
オーブ「久しぶりだな6兄弟の皆」
ウルトラマン「君が来るとは!」
ジャック「久しぶりだなオーブ」
エース「なかなか男前になったな」
オーブ「いやそんな・・・」
タロウ「ん?そういえばウェンディはどうした?一緒ではないのか?」
オーブ「O-50にいるよ」
タロウ「そうか」
ゾフィー「ところで我々に何か用か?」
オーブ「それが・・・」
オーブは事情を説明した
セブン「そうか、そのエレキングもピット星が死滅して居場所を失ってしまったのか」
オーブ「ああ、そしてハネジローもファビラス星人とはぐれてしまったんだ」
ウルトラマン「そうだったのか・・・」
オーブ「そしてそのピット星はなぜか砂漠化していたんだ」
ゾフィー「砂漠化?」
オーブ「ああ、かつての文明を思わせないほど星全体が砂漠と化していたんだ」
ウルトラマン「惑星全体が砂漠化・・・」
ジャック「一体何が起きたんだ?」
エース「なぜ星が丸ごと砂漠に?」
ゾフィー「調べる必要があるな」
セブン「ああ」
オーブ「俺が行く!行って確かめてくる!」
タロウ「優介!」
「その調査はオーブに任せよう!」
そこにウルトラの父とウルトラの母がやって来た
オーブ「ウルトラの父にウルトラの母!」
母「あなたがウルトラマンオーブですね」
父「ベリアルの一件、手を貸してくれたこと感謝する」
オーブ「いやそんな・・・戦い抜けたのは皆の力添えがあったからだ」
父「ははっ、君はもう立派なウルトラマンの一人だ」
オーブ「っ!」
父「我々の故郷をベリアルから救い、エタルガーに捕らわれてしまったマックスとメビウスを救ってくれたこと、本当に感謝している」
オーブ「ありがとうございます!」
父「話が逸れたな。オーブ、君にこの調査を任せたいと思う。頼めるか?」
オーブ「もちろんです!それに・・・故郷を失ってしまったエレキングの為にも」
父「うむ、さあ、行くのだ!」
オーブ「はい!シュワッ!」
そしてオーブは光の国を去っていった
エース「しばらく見ない内にたくましくなりましたね」
ウルトラマン「ああ、立派なウルトラ戦士になったなオーブも」
セブン「ああ!」
ジャック「彼ならばこの一連の事態も解決できるでしょう!」
母「ですが、彼一人で大丈夫でしょうか?」
ゾフィー「心配は要りません。彼は一人じゃありませんから」
父「そうだな」
タロウ「頼んだぞ、優介!」
ウルトラ6兄弟と父と母はオーブに調査を依頼し、その運命を託した
TO BE CONTINUED
次回予告
俺は砂漠化する惑星の一連の事態に対処することになった。そして砂漠化した惑星を調査していく内にある無人の惑星に超高速で向かう怪獣を目撃した。それはかつて遊星ジュランを死の星に変えたあの怪獣だった
次回 新たな陰謀
光を越えて、闇を斬る!
エレキングとハネジローが仲間になった!やったー!そして久々のウルトラ6兄弟とウルトラの父と母、そして一連の事態の怪獣の正体とは?・・・次回もお楽しみに!