新たな光 ウルトラマンオーブ   作:ユウナガ

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颯爽とあのヒーローが登場!


第88話 脅威の始まり

【OP オーブの祈り】

 

キングゲスラを倒した日の夜

 

優介が目覚め、ある程度は動けるようになったので晴風のメンバー全員に話すことにした

 

岬「皆集まったよ。優介君、まずあなたのことを聞かせて」

 

優介「分かった。まず始めに俺はこの世界の人間じゃない」

 

「ええっ!?」

 

優介が別の世界から来たということに皆が驚いた

 

芽依「嘘!」

 

多摩「うい!?」

 

「別世界の人間!?」

 

ましろ「な、なにを言っているんだ!」

 

優介「まぁ理解できないだろうな。でも本当のことだ。俺は惑星O-50という惑星の戦士の頂という山の頂上であの巨人のウルトラマンオーブの力を手にした。」

 

岬「ウルトラマンオーブ?」

 

幸子「それがあの巨人の名前ですか?」

 

優介「ああ、元々はオーブ自身の力で戦っていたんだけど、ある時を境に俺は他のウルトラマンの力を使うことができるようになり、今はこうして戦っているんだ」

 

芽依「へぇ~」

 

幸子「でもそれが本当ならどうしてこの世界に来たんですか?」

 

優介「怪獣兵器スコーピスの群れを追って地球に来たんだけどその戦いで力尽き」

 

ましろ「海に堕ちた」

 

優介「あぁ」

 

岬「だからあの時海に溺れてたんだ」

 

鈴「あ、あの・・・」

 

優介「ん?何だ?」

 

鈴「もしかしてそのブレスレットも?」

 

優介「ああ、スコーピスの群れとの戦いで壊れてしまったからな。今の俺は満足に戦うことができない状態なのさ」

 

ミー「そのブレスレットには何があるんじゃ?」

 

優介「これには無限と言っていいほどのエネルギーがあるんだ」

 

ミー「無限じゃと!?」

 

優介「ああ、これのおかげで俺は他の宇宙でも自由に活動できるようになったんだけど、これが破損して、エネルギーの供給がなくなってしまい、長時間での活動が出来なくなってしまったんだ」

 

幸子「そんな・・・」

 

優介「でも、ある程度時間が経てば元通りになるんだけどな」

 

岬「ところで、スコーピスって何?」

 

優介「これだ」

 

優介はジオデバイザーでモニターを展開してスコーピスの画像を表示した

 

岬「これが・・・」

 

優介「怪獣兵器スコーピス。自然豊かな星を死の星に変える怪獣で全てを砂へと変えていく恐ろしい怪獣だ」

 

芽依「砂?」

 

優介「ああ、俺はこの地球に来る前にある星が死滅した光景を見た。そこにはかつての文明を思わせないほどの砂漠と化していたんだ」

 

ましろ「ちょっと待て、さっき群れって言ったよな?」

 

優介「ああ」

 

ましろ「じゃあ、そのスコーピスは何体いるんだ?」

 

優介「さあな、多くてもまだ20体はいるだろうな」

 

芽依「20体!?」

 

幸子「そんな数の怪獣に襲撃されたらひとたまりもありません!」

 

優介「でも大丈夫。怪獣が出た時は俺が必ず守る」

 

岬「でも、そんな体で戦ったら、また倒れちゃうよ!」

 

優介「俺のことは気にするな。今、怪獣に対処できるのは俺だけだ。そしてスコーピスの襲撃を完全に防ぐことができなかった俺の責任でもある」

 

岬「そんな・・・」

 

ましろ「そこまでして私たちのことを・・・」

 

「そんなの信じられるわけないじゃない!」

 

その事に機関科の黒木洋美が拒絶した

 

岬「クロちゃん」

 

黒木「宇宙人!?気味が悪いわ!さっさとこの船から出てって!」

 

ましろ「さすがにそれは言い過ぎだ!」

 

黒木「宗谷さん・・・」

 

麻侖「ちっとは落ち着けって」

 

それをましろや同じ機関科の柳原麻侖が落ち着かせる

 

岬「優介君は悪くないよ。悪いのは怪獣たちだよ!」

 

優介「それは違う」

 

岬「えっ?」

 

優介「怪獣だって俺たちと同じこの宇宙に生きている生き物なんだ。ただ存在するだけで敵と決めつけるのはちょっと急ぎすぎなんじゃないかと俺は思うが」

 

岬「怪獣も生きている・・・」

 

黒木「ホントに意味分かんない!」

 

麻侖「お、おい!」

 

頭にきたのか黒木は出ていき、麻侖が追いかけた

 

ましろ「すまない。うちの生徒が無礼なことを」

 

優介「いや、いいんだ。それが普通の反応だからな」

 

ましろ「それと、先ほど私もお前のことを否定しようとした。それについては謝らせてくれ」

 

優介「さっきも言ったようにもう気にしていないから大丈夫さ」

 

ましろ「っ!ありがとう!」

 

優介「ま、人間を愛するのは簡単なことじゃないってことさ」

 

ミー「人間を・・・」

 

ましろ「愛するだと?」

 

優介「ああ、人間を愛するには人間を知らなくてはいけない。人間の強さも弱さも美しさも醜さも、その両方を知らなければこの地球を愛することはできないんだ」

 

岬「優介君・・・」

 

優介「かつてのウルトラマンたちも地球と人類を守り戦い続けてきた。この星が守るに値するものだと信じて・・・」

 

優介「だからこそ優しさを失わないでくれ」

 

優介「弱い者を労り互いに助け合い、どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえその気持ちが何百回裏切られようとも」

 

すると砲雷科の万里小路楓や主計科の伊良子美甘ら教室にいるメンバー全員が拍手をした

 

万里小路「素敵な話でした!」

 

美甘「感動しちゃったよ!」

 

優介「といっても、これはある人が残してくれた言葉なんだ」

 

岬「そうなんだ」

 

すると不意に外の方に敵意を感じた

 

優介「っ!」

 

岬「どうしたの?」

 

優介「怪獣が来る!それも2体!」

 

そして付近にスコーピス2体が出現した

 

優介「スコーピス!ここは俺が行く!晴風は安全な場所まで退避するんだ!」

 

岬「優介君!」

 

優介「ん?」

 

岬「無茶しちゃ駄目だよ?」

 

優介「ああ!」

 

優介は外甲板へと向かった

 

岬「取り舵いっぱい!安全な場所まで退避!」

 

「了解!」

 

そして優介は外甲板に出てオーブリングを構える

 

優介「この船をやらせはしない!」

 

優介「ウルトラマン!」

 

【ウルトラマン!】

 

ウルトラマン「ヘアッ!」

 

優介「ティガ!」

 

【ウルトラマンティガ!】

 

ティガ「ヂャッ!」

 

優介「光の力、お借りします!」

 

【フュージョンアップ!ウルトラマンオーブスペシウムゼペリオン!】

 

ティガ「タァーッ!」ウルトラマン「シェアッ!」

 

オーブ「俺の名はオーブ、闇を照らして悪を撃つ!」

 

2体のスコーピスの前にウルトラマンオーブスペシウムゼペリオンが立ちはだかった

 

岬「優介君・・・気をつけて」

 

岬は優介を信じながら晴風を安全な場所まで退避させる

 

オーブ「フウッ!」

 

スコーピス「キイイイイイ!!」

 

オーブは2対1と不利な状況ながらもフラレジットボムを素手で簡単に弾けるため問題なく戦えている

 

オーブ「スペリオン光輪!」

 

オーブはスペリオン光輪を巨大化させて一体のスコーピスに放ち、スコーピスは倒された

 

オーブ「よし!」

 

だが喜ぶのもつかの間、もう一体のスコーピスが背後からフラレジットボムで攻撃してきた

 

オーブ「デアッ!」

 

オーブはスペリオンシールドを張りながらスコーピスに接近してシールドを解除して、パワータイプの力を発揮した強烈なキックでスコーピスを吹き飛ばす

 

オーブ「狙いが定まってないぜ!」

 

オーブはスペリオン光線の発射体制に入る

 

幸子「よし!止めです!」

 

そしてエネルギーが溜まりそれが放たれる

 

オーブ「スペリオン光せ!」

 

ことはなかった

 

突如どこからか放たれた攻撃がオーブの背中に直撃してしまう

 

オーブ「グゥアッ!」

 

鈴「あっ!」

 

岬「優介君!」

 

そして放たれた方向には赤い2つ頭の怪獣、双頭怪獣キングパンドンがいた

 

キングパンドン「ギィアアアア!!」

 

鈴「ひっ!?」

 

幸子「あれは!」

 

ましろ「別の怪獣だと!?」

 

志摩「うい・・・」

 

オーブ「(っ!キングパンドン!?キングゲスラといいやはり何かおかしい!)」

 

そこに新たにスコーピスが2体出現した

 

幸子「スコーピスがまだいたなんて・・・」

 

芽依「なんかやばいんじゃないの!?」

 

ましろ「4対1って・・・」

 

ミー「圧倒的に不利じゃ!」

 

スコーピスの両鎌がオーブの動きを封じ、2体のスコーピスが背後から接近してオーブに止めを刺そうとしている

 

幸子「あっ!」

 

ミー「不味い!」

 

ましろ「優介!」

 

岬「逃げてええええ!!」

 

その時、突如空から出現した一筋の光が2体のスコーピスを倒してオーブの危機を救った

 

オーブ「っ!」

 

ましろ「な、なんだ!?」

 

BGM:ヒーロー登場!(オリジンサーガver)

 

その光の正体はかつてネオフロンティアスペースの危機を救った伝説の英雄ウルトラマンダイナだった

 

ミー「あっ、あれは!」

 

幸子「ウルトラマンが」

 

鈴「もう一人・・・」

 

岬「もう一人のウルトラマン」

 

ダイナ「デェアッ!」

 

ダイナはフラッシュサイクラーでスコーピスを攻撃して怯ませる

 

オーブ「デェアッ!」

 

その隙にオーブがスコーピスを殴り飛ばし、接近してきたキングパンドンの攻撃を避けて蹴り飛ばし、ダイナの横に立つ

 

オーブ「アスカ!」

 

ダイナ「久しぶりだな優介」

 

芽依「すごい!二人のウルトラマンだ!」

 

幸子「すごい・・・すごすぎます!」

 

ミー「怪獣も残り2体じゃぞ」

 

鈴「頑張ってください!ウルトラマン!」

 

岬「優介君、負けないで!」

 

スコーピスとキングパンドンが迫る

 

ダイナ「行くぞ!」

 

オーブ「ああ!」

 

ダイナ「デュワッ!」

 

オーブ「ジュアッ!」

 

オーブは駆けつけてくれたウルトラマンダイナと共に怪獣たちに立ち向かう

 

二大怪獣と二大ヒーローが今激突する!

 

TO BE CONTINUED

 

【ED HERO 歌:MayJ 】

 

次回予告

 

オーブの危機にアスカがウルトラマンダイナが駆けつけてくれた。だが、なぜダイナはこの宇宙に?いや、ウルトラマンは宇宙の平和のために力を合わせて戦う。理由なんてそれだけで十分なんだ!

 

次回 英雄との再会

 

紅に燃えるぜ!




登場したのはウルトラマンダイナ!オーブと共にこの場を切り開け!次回はアスカが晴風のメンバーと出会います。
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