He have gone to Gensokyo.   作:風峰 虹晴

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春雪異変!!はっじまっるよ〜♪


part13 春雪異変①

「うぅぅ……寒いぃ……。」

 

「大丈夫か?妹紅。」

 

俺と妹紅は、異変解決をするために、まず何処に首謀者がいるのか空を飛んで探していた。……確かに寒いかもしれない。そもそも気温が低いのに、さらに気温の低い空。しかも飛行しているからさらに寒い。

 

「……妹紅。ちょっとこっち来て。」

 

「?なんだ?」

 

俺と妹紅は空中で停止した。そして、俺は妹紅の手をギュッと掴んだ。俺は手を繋ぎながら神経を集中させる。

 

「え、炎火なにやってるの?///」

 

「………………よし!!妹紅、まだ寒いか?」

 

「……寒く……ない……。」

 

「よかった♪手は離すなよ?効果がなくなるからな。」

 

俺が妹紅に何をしたかと言うと、俺と妹紅に薄く、外の寒さを中和出来るぐらいに炎を纏わせた。ちなみに凝視しないと炎は見えない。俺に触れてないと調整が細かすぎて難しいから手を繋いでる。妹紅は寒さが消え、捜索を続けた。すると、氷が飛んでくるが、右手に炎を纏って殴る。氷は消え、飛んできた先には氷の妖精、前に一度戦った、チルノがいた。

 

「やいお前!またあったな!!あたいと勝負しろ!!」

 

「はぁ……しょうがないな……。妹紅、ちょっとごめんな?」

 

「ひぁ!?///」

 

俺は妹紅をお姫様抱っこをしてチルノと勝負する。チルノは氷の弾幕を放つ。俺はそれを回避続け、反撃のチャンスを待つ。しかし、チルノの放つ氷は、前回より氷の大きさと速さが全然違う。冬だからだろうか?かなり強くなってる……が。

 

「妹紅!ちょっと飛ばすからしがみついてろよ!」

 

「え?うわぁぁぁぁぁ!?」

 

俺は全力で炎を噴出し、炎を右手に纏ってチルノを殴る。この間、三秒。

 

「ぐうぇっ!」ピチューン

 

「ふぅ……妹紅、大丈夫か?」

 

「うん、大丈夫♪」

 

「よかった♪なら、探索を続けようか。」

 

俺は妹紅にそう言い、探索を再開しようとする……が、また氷。しかし、その氷はチルノよりも強力なもので、俺は妹紅をまだ抱きかかえているので、回避する。

 

「あら、躱されちゃった。」

 

そこには、白い肌、白い髪に、青と白の服。一目見たときの印象は『雪女』、レティ・ホワイトロックがいた。

 

「……何の用だ?」

 

「さっきチルノを倒してたわね。同じ冬を楽しむ仲間として、あなたを倒すだけよ。」

 

「……つまりは敵討ちってところか。わかった。相手してやる。妹紅、ちょっと後ろに下がっていてくれ。」

 

「わかった。負けるんじゃないぞ!」

 

俺は妹紅にピースサインを送り、レティの方を向く。そして、俺とレティは同時に弾幕を発射し続ける。……が、圧倒的に俺の方が有利。俺は修行で弾幕の物量もかなり多くなったし、炎と氷。属性的にも相性が俺の方が有利で、弾幕と弾幕がぶつかり、俺の炎の弾幕の一発と、レティの数発が同レベルに持ち込まれていた。

 

「くっ!怪符『テーブルターニング』!!」

 

「スペルか!物量で押し切る!炎符『ファイアーマシンガン』!」

 

俺とレティはお互いスペルを発動し、攻撃をする……。そして、数分後……。

 

「きゃー!?」ピチューン

 

「ふう、全く、連戦は流石に疲れるなぁ……。」

 

「お疲れ様、炎火♪」

 

「ありがと、妹紅♪」

 

そして、再び俺と妹紅は手を繋ぎ、異変解決に向けて探索を再開した………。




文字数少ないです。次回に期待をお願いしますっ!

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