He have gone to Gensokyo. 作:風峰 虹晴
「うおぉぉぉぉぉぉ!!?」
「あははー頑張れー!」
俺は現在、霊夢、魔理沙、鈴仙の3人と弾幕修行。で、今やってことは回避の上達。俺が回避役で霊夢、魔理沙、鈴仙の3人で俺に弾幕を放ってくる。……はっきり言っていいか?これ普通にやばすぎる!!なんで俺はスペル使い放題とかいう謎行動に出た!?お陰で回避がめんどくさすぎる!!半分回避半分弾幕破壊だよ!走り続けて体力がやばい。
「霊符『夢想封印』!」
「ここに来て高威力追尾弾幕とか本気で殺しに来てるだろ!」
「お金のためならなんでもするわ!」
ちなみに一つ賭け事をしていて、十分間俺が回避し続けたら俺に1000円、十分間の間に俺が一発でも被弾したら3人ともに千円を払うことになっている。この提案をしたのはてゐだ。あとでサラに噛みつかせるか。
「すばしっこいわね!さっさと当たりなさいよ!」
「当たれって言われて当たるやつはいない!!炎走『炎爆走法』!!」
俺はスペルを発動する。すると、俺は爆発による爆風で加速し、で弾幕を回避しつつ、爆発から弾幕を出して弾幕を相殺していく。
「よそ見は禁止だぜ!恋符『マスタースパーク』!!」
「うおっ!?あっぶねぇ……。」
俺は魔理沙の放った極太七色光線を間一髪で躱す。 そして、再び爆風で加速して弾幕を躱していく。そろそろ十分!あともうちょいで千円だ。
「よし!全員で決めるわよ!」
『了解!!』
「はぁ!?それはずるい!!」
「勝てばいいのよ!!霊符『夢想封印』!」
「炎火!今日は負けてもらうわ!波符『赤眼催眠(マインドシェイカー)』!」
「うわぁぁぁぁぁ!!?」
俺はなんとか2人の弾幕を回避していく。しかし……
「油断は禁物だぜ!彗星『ブレイジングスター』!!」
「!?うわぁぁぁぁぁ!!?」ピチューン
俺はスペルによって突進して来た魔理沙に気付かず、衝突し、ピチュってしまう。
「やったー!千円〜!」
「炎火ー!約束の千円渡すんだぜ……って……。」
「あぁ〜……。」気絶
「や、やり過ぎたわね、流石に。」
俺は流石に魔理沙の攻撃に気絶してしまった。すると、そこに1人の人物が高速で飛んで来た。その人物は4人の近くに着陸した。
「どうもー!取材に来ましたー!……って、これ、どういう状況ですか?」
「気にしたら負けよ……。」
数分後
「魔理沙ぁ!!お前やりすぎだぁ!!」
俺は目を覚まし、魔理沙にキレていた。ちなみに全員にちゃんと千円渡した。約束だから、渡さないわけにはいかない。かなり霊夢は喜んでいた。……あぁ、俺の三千円……。
「いやぁ、すまないんだZE☆」
魔理沙は舌を出してウインクをし、いかにもテヘって感じで俺をみる。そんな魔理沙に俺がする行動は一つ。
「ぬんっ!!」ゴンッ
「いだっ!?」
俺は魔理沙の頭を一発殴った。当たり前だ。あんな一撃食らったら死ぬ確率があるからな。
「あの〜……。」
俺に1人の女性が近寄ってきた。白シャツに黒のミニスカ。黒髪で、天狗らしい靴と帽子。パパラッチ新聞記者、射命丸 文だ。文はペンとメモ帳を持って俺に近づいてきた。何回も文の文々。新聞を見たり、噂を聞いたりするが、憶測や妄想が多く、内容に語弊が多く、人里などでもあまり評判が良くない。……まあ、詳しい性格はわからない。が、今から文が俺にすることは、大体予想がつく。
「焔 炎火さんですよね?」
「断る。」
「まだなにも言ってませんよ!?」
「どうせ取材だろ!ペンとメモ帳持って近づいてくる時点でわかるだろ!」
「そんなこと言わずに〜。」
文は俺にグイグイ近寄ってきて取材を求めてくる。うーん……中々の粘着質な取材の求め方だな。一体どうしたらいいんでしょうね……。俺は文からの取材を断りどうしようか考えていた。
「十分だけ!!十分だけ!!」
「あぁ!もうしゃあねぇな!!十分だけだぞ!!」
「!ありがとうございます!!」
俺は十分という条件付きで取材を始めた……。
二十分後
「……はい!ありがとうございました!」
「……どうも……。それより……。」
「そ、それでは私はこれで……。」
「どこが十分だぁぁぁ!!二倍だぞ!」
「し、失礼しましたぁぁぁぁ!!」
文は急いで超高速で飛んでいく。しかし、俺はそれを逃すはずもなく、右腕を手を開いて前に出し、左手で右腕を支える体制になる。
「試験段階だから、お前で試させてもらうぞ……。」
俺は手の平に力を貯める。しっかりと文に目標を決めて……。
「行くぞ!炎砲『サラマンダーの息吹』!!」
俺は右腕の手の平から炎の極太光線を放つ。反動で俺は後ろに下がる。が、それに耐えて放ち続ける。
「えっ!?」ピチューン
文はそれに当たり、ピチュり、地面に落ちる。これぞ、焼き鳥。上手に焼けました〜!この後、ちゃんと文は救助した。そして、手当てしたあと、文は帰っていった。後に聞いた話だが、体が焦げていて心配されたらしい。まあ、俺に光線を当てられたことは黙っていてくれたらしいが……。そして、次の日、俺について書かれた新聞が発行された。その新聞には、ちゃんと嘘や妄想がなかったという……。
次回はもっと丁寧にしたいと思います……。