He have gone to Gensokyo. 作:風峰 虹晴
「うおおおおおおおおおおおおあ!!」
「はあああああああああああああ!!」
俺と妹紅はひたすら火の玉の弾幕を打ち続けていた。現在の戦況は………やや妹紅がリードしていた。妹紅が撃つ弾幕はある程度はこの力で妹紅に返すことができる。しかし、返しきれない弾幕は、俺は撃つことと跳ね返すことに集中していて、たまに体を少し掠っていく。しかも妹紅は弾幕が当たっても、不老不死なので回復してしまい、中々先に進まない状況だった。けど、このまま戦い続けていると、俺は負けてしまう可能性が高い。しかし、俺は戦い続けた。ただ、ひたすらに生きるために。
「チッ!!しぶとい人間だ!!スペルカード発動!!『インペリシャブルシューティング』!!」
「す、スペルカード!?くそっ!!」
俺は妹紅のスペルに対し、俺は火の玉の弾幕の密度を増やし応戦する。しかし、スペルと通常弾幕では、流石に限界があり、俺は一発被弾してしまい、吹き飛ばされてしまう。
「ぐっ………はぁ…………はぁ………」
「しぶといなぁぁ!!」
俺は再び立ち上がり、諦めずに弾幕を打ち続けるが、何度も被弾し、何度も立ち上がり、その繰り返しが続いていた。けど、俺は妹紅のように不老不死ではない。だから、傷により、弾幕も薄くなり、それに伴って被弾数も多くなった。しかし、俺は諦めない。立ち上がり、抗い続けた。
「ッ!!しつこいなぁぁ!!なんなんだよお前!!」
妹紅は何度も立ち上がってくる俺という人間に苛立ちを感じ、更に密度を増やして攻撃してくる。けど、俺は諦めない。諦めない。何度も、何度も地面に伏せても、大量の傷を負ったとしても、俺は……俺は……
「何度だって……立ち上がって……絶対に諦めない!!」
その俺の気持ちに呼応するように、俺の中に力が溢れる。俺の諦めない気持ちに、この能力が応えてくれる。今なら……勝てる!!
「喰らえ!!これが俺の……諦めない気持ちだ!!」
「チッ!!うるさぁぁぁぁぁい!!」
妹紅は俺の言葉にブチ切れ、自身の持てる力の全てを、俺にぶつけてきた。だから、俺だって全力で応えてやる!!
「スペルカード発動!!!」
「!?」
一度も発動したこともないスペルカードを、自分の思いつきだけで発動しようとした。しかし、俺の力は応えてくれて、俺の周りに数個のマシンガンの形をした炎が現れる。それを見た妹紅は怖気づく。
「……ッ!!一体なんなんだお前は!?」
「俺は……!!今を一生懸命生きる人間だぁぁぁ!!炎符『ファイアーマシンガン』!!!ファイア!!!」
俺の周りに浮いている炎のマシンガンが、とてつもない数の炎の弾幕を発射し続けた。あまりの速さに妹紅の再生能力も追いつかず、妹紅は気絶してしまう。
「勝った………のか………?」
俺は勝利を感じ取った瞬間、プツンと意識が途切れ、倒れた。
オリジナルスペカ登場です。次回を書くのが楽しみです。