He have gone to Gensokyo.   作:風峰 虹晴

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いやぁ……エスカルゴ氏に褒められましたが、嬉しいもんですねぇ……。褒められて嬉しいから頑張って書きます。今回も楽しんで行ってね!!


コラボ編⑩ 地底の奥深くへ……

「ん……んん……ハッ!」

 

「あっ!炎火!大丈夫!?」

 

「妹紅!!大丈夫か!?」

 

「うん、大丈夫!」

 

俺は何処かわからない部屋の中で目を覚ます。誰かの家?というか、地底なのか?地上なのか?というか、どれくらい気を失っていたんだ……?

 

「妹紅、ここはどこだ?」

 

「ここは私の家だよ。」

 

俺は妹紅ではないもう1人の声を聞いて起き上がる。そこには星熊 勇儀が立っていた。……正直会いたくない。妹紅を傷付けたとかではなく、吹っ飛ばしてしまったので、なんとなく気まずい。しかし、そんな不安はすぐに消し飛んだ。

 

「いやぁ〜、お前……じゃなくて炎火があんなに強いのは思わなかったよ!人間に……いや、勝負に負けたのは何百年振りか忘れてしまったよ。戦ってくれてありがとう!」

 

勇儀は俺に手を差し出し、握手をする。あれ?握力が強くない?幽香さんはめっちゃ痛かったのに……。ちゃんと手加減してくれてるのか……。勇儀さんは悪意があって妹紅を殴ったわけじゃないから……まあ、許すか。っていうか、特にもう怒ってないしな。

 

「俺、どれくらい気失ってた?」

 

「一晩だ。炎火は私との戦いで無理な霊力の使い方したみたいだな。」

 

そうだった。最高温度を右手に纏い、さらには左手には剣を握らせた。最高温度は霊力が消し飛ぶ。そんなんを結構な時間維持してたな。って、一晩も地底にいたのか。

 

「みんなは?」

 

「向こうの部屋。地霊殿に行く前にここで泊まってるよ。炎火が起きるのを待ってたよ。私も寂しかったんだから……。」

 

そうか……妹紅には迷惑掛けたな……。俺は妹紅の頭を撫でる。すると、妹紅は嬉しそうな顔をする。そして、俺の頭の上にはサラが、ポケットの中にスカーレットが飛んでくる。

 

「キュオ〜♪」

 

「やっぱりここが落ち着きます〜♪」

 

サラとスカーレットは今居る位置が1番落ち着くらしい。さて、待ってくれてるみんなのところ行きますか……。俺は布団から抜け出し、みんなのいる部屋に入る。

 

「みんな、迷惑かけたな……って、なんか全員バテてる……。」

 

『うへぇ〜……。』

 

「一体何があった?」

 

「え、炎火……早く炎頼む……。」

 

「あっ!そうだった!」

 

俺はすっかり忘れていた。ここ地底は元灼熱地獄だったな。だから、地上と違い気温が高い……らしい。妹紅も暑いっちゃ暑いが、そこまでで、サラとスカーレットはそもそも暑いという感覚を知らないようで、俺は暑さに慣れすぎた。だから、気温が高くなったとかが感じにくい。しかし、他のみんな……特に吸血鬼の2人は熱に弱い。

 

「早速……ってあれ……?」

 

「え、炎火。どうしたんだぜ?」

 

「霊力が……ない……。」

 

『え………………。』

 

俺は勇儀との戦いで全部の霊力を使い切った。一晩休み、体力は回復したが、霊力が全然ない。このままじゃ、全員暑いままだ……。そうだ。俺は永琳先生から貰った薬を入れるポーチの中から一粒薬を取り出す。俺はそれを飲む。

 

「にっがっ!?」

 

驚く程苦かった。今まで、何度も薬を飲んだらしたことはあったが、今までとは桁違いの苦さ。しかし、その効果はすぐ現れる。俺の霊力が驚くほどの速度で回復し、ついにはフルに回復する。俺が飲んだ薬は永琳先生特性の霊力回復薬。確かにすぐに効くし効力も凄いって言ってたけど……ここまでとは……。俺はすぐに炎を作り出し、全員に触れていく。

 

「や、やっとこの暑さから解放されたわ……。」

 

「こ、こんな暑さ二度と味わいたくないです……。」

 

一同は暑さに対する悪口を漏らしていく。はあ、あまり地底で気を失わないようにしなければ……。さて……ここに長くあるわけにもいかないしな。

 

「勇儀、ありがとうな。ここの家に泊めてくれて。」

 

「いいよいいよ!私だって楽しませてもらったからな!」

 

俺達は勇儀の家を後にし、地霊殿に向かった。勇儀は、また遊びに来いと誘われた。じゃあ、また行かせてもらおうかな。そして、地霊殿の門の前に着いた。……そうだ。俺は特殊な炎を作り、纏う。よし、準備完了だ。俺達はそれを開け、地霊殿の扉を開け、中に入る。

 

「結構広いな……。」

 

「そうね……。」

 

広さは……永遠亭とか紅魔館と同じくらい?すると、奥から1人の少女が現れる。ピンク色の髪に水色の服と薄いピンクのスカート。そして、赤い目の開いた第3の目。地霊殿の主、古明地 さとりだ。

 

「私は地霊殿の主、古明地 さとりです。」

 

さとりは自己紹介をすると、第3の目で俺達を順番に見ていく。

 

「博麗の巫女に魔法使い、風祝の巫女と吸血鬼カップル、蓬莱人に……え!?」

 

その第3の目が俺を見つめた瞬間。さとりは大きく驚く。俺はそれを見てニヤついてしまう。俺はさとりの能力を知っている。さとりの能力は心を読む程度の能力。生まれついてから心を読むことができ、心を読めることが普通だった。だから、俺は読めなかったら動揺すると思い、干渉を拒む炎を作り、俺に纏った。この炎の欠点は、他人に纏えないこと。だから、俺1人だけ読むことが出来なかったのだ。

 

「こんな人が一緒にいるなんて……危険です!帰っていただきますよ!」

 

さとりは弾幕を放ち始める。はあ、こんな出来事何回目だろう……。今回は俺は戦闘しないでおこう……。

 

「霊夢!魔理沙!早苗!頼んだぞ!」

 

「俺達は炎火達と先に行っているから!」

 

「はぁ!?もう!しょうがないわね……!!やるわよ!」

 

「ちょうど戦いたかったところだぜ!負けるわけにはいかないんだぜ!」

 

「私もお二人に負けないよう頑張ります!奇跡よ!」

 

俺達は3人にさとりを任せ、先に進んでいった。この先には、ここよりもっと嫌な予感がするからな……!




いやぁ、書くのは楽しい楽しい……!次回も頑張って書きますよ!
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