He have gone to Gensokyo.   作:風峰 虹晴

39 / 68
そうっ!異変後は!何がなんでも!宴会!今回は宴会ないです。


コラボ編12 宴会の知らせ

「…………んん……?」

 

俺は目を覚ました。あれからどれぐらい寝てた?もしかして、また何ヶ月も寝てた?いや、それは流石にないな。体を動かそうとすると、何かが体を拘束してるのに気付いた。俺は布団の中を見てみる。すると、妹紅が俺の体を抱きしめて寝ていた。暖かいし、正直めっちゃ可愛いし嬉しいけど、仕事があるから起きなくちゃ……。

 

「妹紅、妹紅、起きてくれ。」

 

「んん……?あ、炎火。おはよ〜♪」

 

「妹紅。俺どれくらいの間寝てた?」

 

「一晩〜……。」

 

一晩か。でも、あの時は昼ぐらいだったから……まあ、結構寝てたってことだな。そこまでやばいってわけではないけど。

 

「ごめんな?仕事あるからちょっと話してくれないか?」

 

「わかった……。」

 

妹紅は目を覚まし、目を擦る。寝起きには弱いらしい。俺は起きた瞬間、目がすっきりしてて、眠気もない。つまり、寝起きがいい。転生する前も、あんまり寝起きが悪いとかなかったなぁ……。俺は

 

「ふわぁ……炎火ぁ……おはよぅ……。」

 

「キュオ〜…-。」

 

「スカーレット、サラ、おはよう。」

 

スカーレットはサラも起きたようだ。スカーレットとサラ、かなり仲がいいみたいだな。サラはスカーレットを上に乗せることを全然拒んでない。だが、スカーレットは俺のポケットの中に、サラは俺の頭の上に乗る。俺は少し溜め息をつく。やっぱり、2人ともこの場所が定位置だな。俺は部屋を出て、エスカルゴ達の部屋に向かう。

 

「エスカルゴー、フランー、朝だぞ〜!」

 

「んん……エスカルゴォ……♪」

 

「…………ん?あぁ、炎火おはよう。って、フラン……。(汗)」

 

エスカルゴはフランにギュ〜っと抱きしめられていた。……なんか、同じような光景を、さっき自分の部屋で見たな……。

 

「さて、エスカルゴ。いつもの仕事だぞ。」

 

「わかったわかった。フラン、起きてくれ。仕事だぞ〜。」

 

「ふわぁ……おはようエスカルゴ……。」

 

フランは欠伸をして体を伸ばす。さてと、いつも通り仕事をこなすか……。俺達は兎達を起こして、朝飯を作る。そして、兎達に呼びかけ、自分達で食事を運ぶ。この手順、すっかり慣れたな……。そして、朝ご飯を食べ終わる。そこから、俺達は兎達の仕事を監視しながら縁側で休んでいた。すると、永琳先生がこっちに珍しく来る。

 

「炎火、話があるからこっち来て。」

 

「あ、はい。わかりました。」

 

俺は永琳先生に言われて、その場を離れる。一体なんなんだろう?少しばかり移動し、永琳先生がいつもいる部屋に入る。

 

「それで、なんですか?」

 

「炎火、異変後は何があるかわかってる?」

 

「あ………………。」

 

そうだ。俺達は異変を解決したんだ。そして、異変後には、あの地獄が待っている。それ自体には問題はなくて、準備でかなり死ねる。

 

「そう。宴会よ。」

 

「はぁ……それで、どれくらいの人数くるんですか?」

 

「ざっと300は来るわね。」

 

「はぁ!?」

 

今まで、宴会は大体100人ぐらいの人数だった。それであの料理の量と労働量。それなのに、今回はざっと3倍。それに、これ以上増える可能性もある。これは……過労死の予感?いや、死んでたまるか。準備に全力で手伝ってもらおう。怠惰巫女に絶対手伝わせてやる。

 

「宴会はいつですか?」

 

「来週の月曜日よ。」

 

「って!あと3日じゃないですか!!」

 

「まあ、頑張ってちょうだいね。」

 

「えぇ……。」

 

前回の時は1週間。それに対して今回はそれの二分の一以下……。ダメだ、殺しに来てやがる。っていうか、いつもそうだけどなんで最初に永琳先生に伝わるんでしょうね……。まあ、いいか。今はそれどころじゃない。

 

「じゃあ、エスカルゴ達に伝えて来ます。」

 

「ええ、あなた達は今回の宴会の主役だからね。」

 

また主役か……。もう、慣れた……いけど、慣れない。これだけは慣れない。これもあの怠惰巫女のせいか。こき使ってやる。俺は部屋を出て、元いたエスカルゴ達のいる場所に行く。

 

「炎火、どんな話だった?」

 

「あぁ、今から言う。全員ちゅうもーく!!」

 

俺がそう言うと、妹紅とフラン、そして兎達が俺の方向を見る。

 

「月曜日に宴会がある!日曜の夜から準備を開始する!人数は300人超えるぞ!多分……妖怪超多め!!」

 

『はぁぁぁぁぁぁ!!?』

 

兎達は一斉に反応する。今までの宴会、兎達もかなり働いており準備はかなりの労働らしい。

 

「エスカルゴ。」

 

「な、なんだ?」

 

「料理の手伝い頼むな♪」

 

「エェェェェェ……。」

 

いつもエスカルゴには料理を手伝ってもらってるが、初日は死にかけてたな……。確か、30人分で。今回は300人……。うん、俺から見ても終わってる。

 

「だから、今日から休み!!準備に備えて休んどけよー!」

 

『はーい!』

 

兎達は仕事の道具などを片付け、休み始める。まあ、これくらいのことはしてあげないと。さて、俺達も休もうか……ではなく、俺はこの後、久し振りに人里の警備に行くことになっている。紫さんに頼まれたから、行かなきゃいけない。

 

「じゃあ、俺ちょっと人里の警備の仕事行ってくる。」

 

「え?じゃあ、俺も連れて行って貰ってもいいか?」

 

「ああいいぞ。エスカルゴがいてくれると心強いな。まあ、そこまで妖怪達は強くないよ。」

 

「了解了解。じゃあ、行こうか。」

 

俺とエスカルゴは人里に向けて飛び始める。迷いの竹林を越えて数分後、俺達2人は人里に到着する。警備をする前に、人里の自警団本部に向かう。

 

「こんにちわ〜。」

 

「どちら様で……って、炎火さんですか。」

 

「俺ともう1人、警備に当たるからよろしく。」

 

「わかりました。団長に言っておきますね。」

 

「ありがとう。」

 

俺はそんな会話をし、自警団本部を後にする。勝手にするわけにはいかないから、ちゃんと言わないといけないんだが、まあ、そこま怠惰巫女を相手にするよりかはマシだから、全然良い。

 

「じゃあ、やろうか。」

 

「わかった。俺、よく分からんから教えてくれよ。」

 

「OK。」

 

俺とエスカルゴは空を飛び、人里の周りを警備する。そこまで妖怪が現れるわけでもないし、現れたら、俺の炎かエスカルゴの雷で殺さず退治する。脅すのが目的。殺す理由はない。

 

 

 

数時間後

 

「そろそろ帰るか……?」

 

「そうだな。そろそろ夕食作らないと……。」

 

俺とエスカルゴは夕方に近づき、帰ろうとしていた。すると……二度と聞かないだろうと思っていた声が聞こえた。

 

キィィィィィィィン!!

 

「うるさぁぁぁぁぁ!?」

 

「誰だ数百年に一回とか言ったやつ……!!」

 

前は妹紅と聞いた高い金属音。しかし、今回は前より短く、音の高さが高く、音が大きかった。前は十数秒に対し、今回は数秒だった。音が止み、俺達は耳をふさぐのをやめた。

 

「一応、あっちの方向から聞こえたな。」

 

「え!?あの状況でわかるの!?」

 

「ま、前の時もそうだったし……。」

 

俺とエスカルゴは音の聞こえた方角に飛んで行く。すると、そこには1人の女の子が横たわっていた。黒髪のロングで身長は……150後半ぐらいか……?多分人間だ。

 

「!!エスカルゴ!!さっきの音で妖怪が来るぞ!!」

 

「了解!!」

 

俺とエスカルゴはその場で臨戦態勢にはいる。そして、数十体の妖怪が全方向から来る。この子を守らないと……!

 

「雷武器『雷斧』!!」

 

『炎剣『聖なる青い炎の剣』!!」

 

俺とエスカルゴは武器を作り出し、守りながら妖怪達を攻撃して行く。

 

 

 

数分後

 

「ふぅ……終わった……。」

 

「とりあえず、永遠亭に連れて行こうか……。」

 

俺が女の子を持ち上げ、永遠亭に向かう。

 

 

 

「ここ……は……?」

 

女の子が目を覚ました。俺は晩御飯を作り終え、見守っていた。あれから……大体2時間ぐらいかな?

 

「俺は焔 炎火っていうんだ。君は?」

 

「わ、私は…………清水……凛乃です……。」

 

俺はその日、また不思議なことに巻き込まれた。




新しいオリキャラの登場!え?なんでこのタイミング?ほら、斬新じゃん?では次回宴会なので!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。