AngelBeats! The Another story with.Girls Dead Monster   作:岩沢さん

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第1話 『Million star』

天使エリア潜入作戦から一夜明け俺はすっかり眠っていたようだ

 

二段ベッドの上から日向の声が聞こえる

『おはよー音無』

 

『おう 日向』

そう答えるとベッドを降りて着替えを始める

いつも通り朝食を済ませ自由行動の時間だ。

 

俺はおもむろにいつも足を運ぶガルデモメンバーの元へ

 

相変わらずノートにシャーペンを走らせて作曲をしてる岩沢がいた

こっちには気づいていないようだ。

まあいつもの事だが・・・

ドアを開けるもそれでも気づかない。

 

俺は最終手段を使った

『ライブが始まるぞーー!』

そう叫ぶと 岩沢は はっ!?っと顔を上げ

『よーし!まずはCrow Songから行くぞ!』

しかし周りに誰もいないことに気づき俺に気づいた

 

『何だ音無か・・・人を音楽キチみたいに・・・まあ間違ってないけど・・・』

 

相変わらずの岩沢である

俺がふと昨日のことを聞く

 

『どうだった?昨日は』

 

うーんと唸った岩沢は

 

『まあ成功・・・だろうな。怒られたけどさ』

そう答えた

 

『すまんな俺らが足止めできなかっただけに・・・』

 

俺はいつの間にか謝っていた

 

そうすると岩沢が言う

 

『いや、お前らのせいじゃない・・・あたしらが人を集められなかった、そんだけだ』

 

岩沢も負い目を感じてるようだ・・・

すごく悪いことをしてまった気分だ

 

『でもさ、あのタイミングでalchemyを弾くなんてどうかしてるよな。よりによって序盤で、ひさ子もビックリしてたよ。あの曲はライブのトリなのに』

 

それだけガルデモメンバーが必死だったということだろう

 

『なあ音無?alchemyなんだがあの曲どう思う?』

 

ふと岩沢がそんなことを呟く

 

たしかに俺も何度が聞いたが・・・素人の俺が感想を言うのはどうだろう?

たしかにいい曲だし岩沢の声もマッチしてる、ひさ子のギターもカッコイイ、入江や関根も迫力の演奏をしているが・・・

長々考えたが・・・簡単に済ませる

 

『そうだな・・・歌詞もいいしみんなの演奏もグッド、岩沢の声もクールで良い』

 

そう答えた

 

はははっ!っと笑う岩沢

 

やばい笑われた・・・センスのカケラも無いもんなぁ

しかし岩沢が言う

 

『そんなこと感じてたのかぁって思ってさ』

 

そう答えるがあんまりフォローになってない・・・

 

だけど、と口を開く岩沢

 

『だけど、感想とかってさ?センスじゃないと思うんだよ。確かに私には天性のギターセンスがあったのかもしれないよ?だけど感想を言ったりこう・・・なんというか・・・喋る?のは苦手だなぁって。自分の気持ちは歌に乗せてく派だからさ』

 

だろうね、岩沢は音楽が大好きだから、その方が気持ちを伝えられるのかもしれない

 

『それにしても・・・しばらくライブはできないんだろ?』

とりあえず聞いてみる

 

『たぶんな・・・しばらくは出来やしないだろうな、教師達の監視もあるだろうし・・・まあこの世界は永遠だから消えない限りは出来るけどさ・・・』

 

ある種確信をつく言葉だった・・・岩沢が昨日のライブで感じたことなのか?

 

そう考えてると岩沢が言った

 

『なあ音無・・・私がこの世界に来た頃に作った曲があるんだ。当時はひさ子と二人だけだったし、今みたいに戦線がスポンサーでもなかった頃だけどな。』

 

そんな昔に作った曲があるのか・・・聞いてみたいな・・・

 

と考えてると岩沢がニヤリとしてこちらを見る

 

『なんか聞きたそうな顔だな、ひさ子がもうすぐ来るからきたら弾いてやるよ』

 

おお・・・聞けるのか、しかも俺だけのために

 

そう言ってるとひさ子が来た

 

『おっ!音無か、岩沢と二人っきりとは・・・』

 

そう言って少しニヤけた

 

『言っとくが何も無いぞ』

 

と2人でハモって反論した

 

『分かってるよ、冗談、冗談・・・でもハモってたな(笑)』

 

笑いながらそう言うひさ子

 

確かに今は岩沢とハモったが・・・たまたまだ

 

『たまたまだからなひさ子』

 

と岩沢がいう、なんか悲しい・・・

 

『でだよ、音無に million starを聞かせてやりたいんだが・・・いいか?ひさ子』

 

とひさ子に提案する岩沢

 

そうするとひさ子は答える

 

『ああ別にいいが・・・覚えてるかな・・・』

 

もうだいぶ弾いてないようだ

 

『大丈夫。ひさ子のギターセンスには期待してるからな』

 

そんなこと言う俺

 

『なんか照れくさいな・・・』

 

そういうひさ子。少し岩沢がムスッとしたのは気のせいだろうか?

 

『なら弾いてやるか』

岩沢とひさ子が二人で答える

 

--------------million star演奏中---------------

 

弾き終わるとふうっと一息つく二人

 

想像以上だ。すごい迫力だ。ドラムが機械とはいえ女性2人で弾いてるとは思えないほど。

やはりこの二人は天才だ

ひさ子の過去は知らないが岩沢の過去は相当なものだった

 

その後3人で談笑した

その中で岩沢の暴露話をいろいろ聞いた

実はうどんが好きな岩沢

今度うどんを奢ってやろうと思った

 

 

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