AngelBeats! The Another story with.Girls Dead Monster   作:岩沢さん

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第14話 『Hot Meal』

翌朝、俺が目を覚ますと雅美が起きていた。

時間を確認すると朝の7時だ。

確かにいつもより起きるのも30分遅い。だがいつも雅美を起こすのは8時半だ。

昨日流石に言い過ぎたか・・・そう思ってると雅美がこっちに気づき、手招きしながら言う

『おはよ。結弦』

『ああおはよう雅美』

頬にキスをして朝の挨拶だ。

 

『こんな朝早く何やってるんだ?』

俺がそう聞くと

雅美は言う

『ああ・・・曲を書いてたんだ。と言っても歌詞だけなんだが・・・』

俺は察していう

『あれか・・・ユイ

のThousand Enemiesか?』

すると雅美は

おお・・・と驚き言う

 

『その通りだ。私の生前の記憶も混ぜて歌詞を作ってるところだ。流石だな・・・私の気持ちを読み取るなんて、やっぱり相思相愛だからか?』

 

『ああそうだろう。雅美ー!』

そういいなぜが抱きつく俺

 

『わわっ・・・結弦ってば・・・』

 

照れながらも俺を受け止め抱き抱える雅美。

 

『すまんな・・・朝キスしてなかったから無性に抱きつきたくなったんだ。』

そう言うと雅美は俺の顔を見ていう

 

『分かったよ・・・ほら』

キス顔の雅美。

 

『ああ』

そう言ってキスした

 

『それで進捗状況はどうなんだ?』

そう聞くと雅美は言った

『もうほぼ完成だ。だけど一つだけ納得いかないんだ・・・。』

 

『どこだ?見せてみろよ。』

俺はそう言う

 

雅美は頷くとノートを見せてくる

綺麗な字だ・・・改めて見て感嘆する

 

で、ノートのワンフレーズを指さして言う

『この部分なんだが・・・』

そう言ってそこのフレーズを読んでみせる

『爽快に平穏を奪ってしまえ

一時間も眠れば大丈夫だから

陽がのぼるまでここはライブステージ

その手にはマイク代わりに

缶コーヒーでみんなで歌ってる』

 

朗読が終わると雅美が続けて言う

『その手にはマイク代わりの缶コーヒーでみんな歌ってる、の部分がな?字余りになるんだ・・・歌いずらくてな?』

 

なるほど・・・だが俺がフレーズを変えるのは勿体ない、マルッとは変えず今ある言葉で最適な歌詞にすることにした。

 

『ちょっと考えさせてくれ?』

そう言うと雅美が言う

『なら・・・待ってるぞ。あっ朝ごはん作るぞ』

 

そう言って台所へ走ってく・・・。

『またうどんなのか・・・?』

そんなつぶやきは聞こえてないだろう

転生したらしっかり料理習ってもらおう・・・

 

そして40分経って、ようやく朝食だ。ん?ご飯に味噌汁に納豆に鮭、the和食だ。と言うか鮭は分かるが・・・ほかの食材はどこから?

 

『なあ雅美・・・?鮭以外の食材はどこから?』

そう聞くと雅美は答える。

『ああ、ゆりっぺたちが持ってきてくれてたみたいだ。』

 

へぇ・・・?稲作やってんだ・・・?

てか死んだ後も稲作って・・・

どんだけ日本人なんだよ!?

まあ確かに・・・米は食べたかったさ・・・?てか雅美の手料理・・・よし食べよう。俺の中で全米(ぜんこめ)が泣いた。

 

その後、二人で鮭をつっつき

少し身をほぐして俺の顔の前に出す

『ほら結弦。食べさせてやるよ』

よーするにあーんというヤツな

もちろん拒否する理由なんてない。

ありがたく雅美の箸で食べる

そういえば関節キスだな。

 

『関節キスだぞ?結弦喜べよ/////』

確かにそうだが・・・普通にキスしてるしな・・・だがこれは嬉しい!

もちろん俺もやった

『ほら雅美・・・』

同じく顔の前に突き出す

そうして雅美の口に入れる。

そして全く同じセリフを言う

『関節キスだぞ?雅美喜べよ//』

そう言うとあっさり言った

『てか、あたし達キスしてるし・・・お互い初めてのものも頂いたからな』

 

あー本人は下だと分かってるのか?分かってたらあざといぞ・・・。

 

『だが生まれ変わったらまたあげないとな?』

 

そう言うと雅美はいう。

 

『なっ・・・なんてことをッ////!』

 

ほら分かってたじゃないか。

 

気を取り直してご飯を食べ続けた。

 

そして食べ終わるなり雅美は食器を洗いながら言う。

『それで思いついたか?歌詞のこと』

 

あーそれかまあ候補は一つだ

 

『一応な』

 

そう俺が言うと雅美が言う

 

『そうなのか?教えてくれ!』

 

『ああもちろんだ。さっきの所な?

その手にはマイク代わりの缶コーヒーでみんな歌ってる

だった所を

その手には缶コーヒー

マイクにしてみんなで歌ってる

ってどうだ?』

 

なるほど・・・と言うと雅美は生前からあるアコースティックギターを持ってきて弾いて歌う

 

『爽快に平穏を奪ってしまえ

一時間も眠れば大丈夫だから

陽がのぼるまでここはライブステージ

その手には缶コーヒー

マイクにしてみんなで歌ってる』

 

歌い終わると雅美がキラキラした瞳をこちらへ向ける

 

『完璧だよ・・・結弦!!出来た!』

 

どうやら即採用だったようだ。

『タイトルは何にするんだ?』

そう聞くと雅美はいう。

『Hot Mealだ』

 

温かい夕食という意味だっけか?

雅美の過去を知ってるだけに、らしいタイトルだ。

その後は雅美が『Hot Meal』を披露してくれた。

流石だな・・・雅美の声は最高だ!

 

この幸せがずっと続きますように・・・

 

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