AI男はスーパーロボット大戦Kの夢を見るか?   作:トカGE

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 地球編(?) 始まるよー


青き星を仰いで

「こ、ここは?」

 

 ミストさんの声が聞こえる。どうやら、こちらは無事に?転移には成功したようだ。というかシェルディアとレムはどうなった‥?原作通りならダリウス界に飛ばされてるはずだけれど。とりあえず、レヴリアスにアクセスして外の様子を見てみる。

 

【……まじかー】

 

 うん、地球圏にはたどり着いたようだ。だって”空に地球が見える”もの。

 

 

 

 

 

 

 あの後、周りを探索してみたものの周囲にセリウスIIはいなかった。無事にどこかに転移していると、今は信じるしかない。変なところに飛ばされてないといいけれど。

 

「くそう、俺はまた守れなかった……!」

【戦力差がありすぎたし、連中の最後に切って来た札はどうしようもなかったよ】

「そうだけど……くっ」

 

 さすがに二つの星を失って、ミストさんも落ち込み気味だ。アトリームの時はまだ飛ばされただけだって思う事もできたけど、ベザードのあれを見た今じゃアトリームも同様の事をされたと思うしかないしなあ。

 

【まずは情報を集めよう。シェルディアやレムを探さないと。それに、もしかしたらこっちにアンジェリカ達が飛ばされてる可能性もあるしな】

「そうか、そうだな……うん」

 

 何とかミストさんの意識を他に向けさせる。まずは安全を確保しなければ。この頃の地球圏、何あるかわからないからなあ。それに何より、ここは『宇宙』だしな。

 

 

 

 

 

 とりあえず、生きてる端末を見つけて情報収集開始。得たデータを片っ端からミストさんに見せていく。

 

「ふーん、ここは『プラント』って言うのか」

【そうらしい。アトリームにも似たようなのがあっただろう。宇宙で人が居住するための施設】

「ああ。俺は行った事ないけれど」

 

 アトリームにもありましたよ。地球と同等以上のスペースコロニーがっと。最も、俺もミストさんも行ったことはないが。防衛隊でも地上勤務だったし。

 

【ここは廃棄されたプラントらしいな。戦いの影響で、生産施設が壊滅したらしい】

「戦いって、ここにも侵略者が!?」

【あーいや……これは戦争だな】

「戦争?戦争ってあのおとぎ話の?」

【アトリームじゃそうだったかもだが、ここじゃまだ現在の出来事だな。どうやら地球……あの空に見える星と、プラントの間で争ったらしい】

「そんな、同じ星の人なのにどうして……」

【色々あるんだろうさ】

 

 うんまあ、その色々もある程度知ってるんですけどね。種は面白かったなあ。種運命は、うん。ノーコメント。賛否は解れるだろうなーって当時は思った。しかし戦争って聞いただけであからさまに動揺してるなあ。無理もないかもしれないけれど。

 

【他にもいろいろ情報があるな。それは後で落ち着いてから見るとして、まずはどうするか】

 

 他にもいろいろデータはゲットしたけれど、とりあえず他作品の敵とかの情報は伏せておこう。邪魔大王国とかフェストゥムとか擬態獣とか、外の脅威の話までここでしたら、戦争でぐらんぐらん揺れてるミストさんにとどめ刺しそうだし。

 

「生産系がイカれてるんだっけか」

【緊急避難だったみたいだから、いくらか放置された食料とかはあるらしい】

「じゃあ、しばらく生活するには困らないかな」

 

 火事場泥棒じみてるけど、まあ仕方あるまい。こちとら無一文。着のみ着のままだ。いや、レヴリアス入れてそういっていいのかはあれだけれど。

 

【しばらくはそれで何とかなるとしても、遠くないうちに他所に行かないとなあ。でもレヴリアス詰めるような宇宙船とかないだろうしなあ】

「確かに。ど、どうしよう」

 

 あれ、割と詰んでねえ?下手するとこの廃棄プラントで放置プレイなんだが。知らない間に本編開始して、プラネット・クライシスで地球があぼーんとかシャレになんないんですけど!?

 

「くそ、これじゃみんなを探しに行くこともできない!」

【まあ落ち着け、レヴリアスは宇宙でも動けるし、最悪物資だけ詰んで宇宙にでるって手も】

「それってただの漂流ってことだよな!?」

 

 いやまあ最後の手段だけどね?どこに流れ着くかわからないし。地球連合に鹵獲されるのだけは勘弁だし。ミストさんをどこぞの頭痛が痛いみたいな名前の人と同じ目には合わせたくないしなあ。

 

 とそんな事を考えている時だった。

 

「そこの所属不明機!」

「ん?」

【お?】

 

 振り返ると、そこには俺にとっては見慣れた機体が居た。トリコロールカラーのあんちきしょう。インパルスガンダム!ということは今の声はシン・アスカか!

 

「あ、えっと」

「ここへの立ち入りは許可されていない。早急に」

「すいません!俺、実は記憶喪失で!」

「ええ!?」

【おい、ミストさん。それはさすがに無理があるって】

 

 ミストさんテンパりすぎぃ!てかどういうルートでもそれ言うのか、それ?ベザードの時は言わなかったくせに。とりあえず、変にこじれないようにしないと。

 

【済まない、事情を説明したい。抵抗する気はない】

「わ、わかった」

 

 とりあえずは何とかなりそうかなあ?とりあえずミストさん、後でお説教とトレーニング追加な。突然でもやっぱり記憶喪失は無いわー。無いよな?

 

「今絶対筋トレとかさせるとか考えてただろ」

【もち】

「否定する気ないのかよ」

 

 

 




 結局無難に前作準拠ルートになりました。細部変わっていくとは思いますが。ダンナーベース期待してた人はごめんなさい。
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