AI男はスーパーロボット大戦Kの夢を見るか?   作:トカGE

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この辺、前作とかぶってるけどごめんなさいね。


出会いは小説より奇なり

「ここが地球か」

【気候的にはアトリームと大差はないな】

 

 そんな訳でやってきましたオーブ。俺としては、世界は違うけど久々に見る地球の大地だ。

 

「ここも戦争の時に戦場になったんだよな……」

【ああ】

 

 ちなみにプラントにいる間に、ミストさんも地球の事をしっかり勉強しました。最近の出来事……特に戦争のあたりはやっぱり複雑そうだったが。アトリーム、最後の方に暴動まみれになるまで本当平和だったし、アトリームとベザードで団結して敵に立ち向かう人々を見てきたからなあ。一時期、それこそ原作のあのセリフじゃないけど地球嫌いになりかけたからなあ。議長とかシンと話したりして、それでも平和を望む人は居るんだー!って自己解決してたけれど。うん、弟分の成長がかいま見えてうれしいわ。その後、地球の事をもっと知ろう!って言ってレストランに行ったことでちょっと評価下がったがな!そこで食い気かと。

 

【さて、シンからの頼まれごとを果たさないとな】

「そうだった。えっと、墓地の場所はと……」

 

 そう。プラントを発つ前、ミストさんはシンから一つ頼まれごとをした。

 

「花を、妹の墓に供えて欲しいんです。俺、あの国に関してはまだ気持ちの整理できてなくて。プラントに来てから一度も墓参りしてないんだ。だから……」

「……わかった。シン君の代わりに綺麗な花を持って行くよ」

 

 原作だと妹の携帯電話のメッセージを何度も聞くシーンがあったり、妹の死を飲み込めてない印象が強かったシンだが、ミストさんと過ごすうちに気持ちの変化があったのかもしれない。そんなわけで、ミストさんと花を買って墓地へ向かった。

 

 

 

 

 

 

「こっちが前の戦いの犠牲になった方々が葬られた区画です」

「すいません、わざわざ」

 

 偶然って、すごい。墓地でアスカ家の墓を探している時、ミストさんに声をかけてきたのはなんとキラ・ヤマトだった。そういえば、オーブで隠匿してたんだっけかこの頃。

 

「いえ。それにしても珍しいですね。外の方は慰霊碑の方に行くことが多いんですが」

「知り合いから頼まれたんだ。家族の墓に花を供えて欲しいって」

「そうだったんですか」

 

 そう話しているうちに、アスカ家の墓は見つかった。墓地の管理者の人か誰かが手入れをしてくれているのか、意外と綺麗にされていた。

 

「そういえば、オーブって墓前に参るときってどうすればいいんだ?」

【とりあえず手を合わせて置けばいいと思うが】

「えっ?喋った!?」

 

 おおっと?キラ君がなんか俺に食いついた?

 

「お、おおう?」

【お、落ち着こう?】

「通信、じゃないですよね?AIか。それにしては会話が自然だ。いやでもこのサイズのデバイスでそれだけのスペックの……」

 

 あ、だめだこれ。そういやキラってそっち系の学生だったっけ?原作でもガンダムのOSをすごいスピードでプログラミングしてたし。いやあ、モテる男は辛いね。男にはモテたくないけど!

 

「あ、すみません初対面の方に!」

「いや、気にしてないさ。それと年も近いんだしそんなかしこまらなくてもいいよ」

「そうですか?すみません」

【まあ、とりあえずはお墓参りをだな】

「っと、そうだった。ごめんな、騒がしくして」

「すみません、本当に」

 

 そういってミストさんとキラは墓に花を供え、手を合わせた。今度はシンも一緒に来られるといいかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 で。

 

「この肉おいしい!」

「兄ちゃん、俺もお肉ー!」

「おう、どんどん食えどんどん食え!」

「おい甲児、それは俺が狙ってたんだぞ!」

「へへーん!早いもの勝ちさ!」

「二人とも、子供じゃないんだから……」

「いいじゃないですか、キラ。仲がいいことは良いことです」

 

 うん。わちゃわちゃしてます。墓参りの後、キラに誘われてマルキオ導師の孤児院にやって来たミストさん。なんでも、知り合いが肉を大量に持ち込んでバーベキューをするから、良ければどうかということだった。

 で、来てみたらびっくり。その知り合いはなんとマジンガーZのパイロット、兜甲児だったというね。根っこが似てたのかなんなのか、あっという間に意気投合したミストさんと甲児。というかミストさん割と誰とでも仲良くなるな?才能か?

 

「そうか、ミストさんダンナーベースに行くのか!俺の知り合いもいるからよろしく言っといてくれ」

「ああ、わかった」

 

 なんでも甲児はオーブの大学に短期で招待されてるらしい。キラとは前の戦いからの知り合いだという。三隻同盟を支援してた中にスーパーロボットの研究所とかもあったというのは、今そこで酔っ払ってると砂漠の虎さんの弁。というか話していいのかそれは。

 

「キラがここに連れてきたってことは信用してるってことだ。だったら俺も信用する」

 

 思い切りがいいというかなんというか。しっかしあれだな。

 

「うめえ!甲児兄ちゃんありがとね!」

「だろう?奮発したからな!」

「ああ、本当旨いな!」

「あ、ミスト。お前は金払えよ?」

「ぇー」

「うそうそ、冗談だよ」

 

 こう目の前で肉を焼かれると、久しく忘れてた空腹感が。いや、体無いし気のせいなんだろうけどさ。……ちくしょう、牛タン!ハラミ、ホルモンー!




 そんな訳で顔見知りになった主人公3人。どんだけ絡むかは未定だけど。
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