さて、本編の時間軸に突入した訳だが、どこまで原作に沿って進むか全く読めないのが痛いなあ。そもビルドベースにアンジェリカが居ないってのが予想外ではあるんだが……うーん。
「ところで光司と甲児だとコウジでかぶるよな」
「俺には鉄也って名前があるんだからそっちで呼んでもいいんだぞ?」
「でも光司って感じなんだよなあ」
「どんなだよ」
あの後、マジンガー組は一時的にダンナーベースに出向中。擬態獣に対応するにはまあ、こっちの方がやりやすいだろうとの事だった。で、修理が終わったレヴリアスをどうするかって話を昨日デュランダル議長と話をした。ミストさんはザフトの所属ではないけど、あの人のこねで修理のあてとかつけてもらったし、一度話をするのが筋だろう。で、だ。
「擬態獣か。ミスト、もし君が良かったらなんだが、地球人に力を貸してもらえないだろうか」
「もちろんです!」
とあっさりダンナーベースに協力が決定した。うーむ、どんどんミストさんの議長への好感度が上がっていってる。本当大丈夫かな、デスティニープランの時。まあ、レヴリアス持ってプラントに戻ってこいとか言われるよりはマシだけど。それこそあっちの地球に行く機会がなくなりかねん。アンジェリカが向こうの地球に居る可能性がある以上、早めに行っておきたいしなあ。
数日後。
「あれは……怪獣?」
「擬態獣とはまた違うタイプだな」
突如現れ、街を破壊し始めたダリウスの鉄獣に対し出撃した一同。避難所を庇う形で展開中。
「あれはダリウス軍。奴らも地球を狙う侵略者だ」
知っているのか博士!いやまあキャプテン・ガリスと知り合いなK世界だと当たり前なんだが。なんてしょーもない事を考えていると、ミストさんが顔を曇らせていた。。
「侵略者、か」
【思うところがあるか?】
「そりゃ、ね」
イディクスも侵略者だったしな。擬態獣とは違って明確に侵略の意思があって襲ってくる敵だものな、ダリウス軍。
【熱くなりすぎるなよ?】
「わかってるさ!」
まあ、熱くなるなってのが無理かもしれんけどさ。
「グラビティボンバー!」
「ダンナーキック!」
戦闘は、特に問題なく進んでいった。ゴーダンナーとネオオクサーが、なかなかのコンビネーションを見せて敵を倒せば、
「おりゃああああ!」
負けじとばかりにマジンガーがそのパワーに任せて敵を粉砕し、
「シーケンス!1、2、3!」
ミストさんもこの前使いどころがなかったアタックコンボシーケンスを起動して、片っ端から敵を斬り捨てていく。いや、蹂躙ってこいうことを言うんだろうか。
「ガァァァァ」
「効くかよ!」
必死な敵の抵抗が、前に出た超合金Zの装甲にガンガンはじかれている。本当硬いな、マジンガー!
「マジンガーの硬さ、うらやましいな!」
「レヴリアスの装甲も超合金Zにしてみるか?」
「お前たち、気を抜くな!」
猿渡さんが一喝。そう、気を抜いてはいけない。優勢な時ほど何かが起こるんだ。ほら、レーダーに敵影追加。
【増援、来るぞ!】
「まあ、この程度で終わる訳ないか!」
お、もう一体追加……いや、これはサイズ的にあれか?
「なんだ、あれは」
「でっかい、竜?」
「Drヘルの機械獣みたいな感じだな」
敵の増援に次いで現れた大空魔竜に、さらなる敵の増援かと身構えるミストさん達。
「こちら大空魔竜!ダンナーベース隊、援護する!」
「大空魔竜?」
「味方……なのか?」
うん、まあぱっと見味方に見えづらいよね、あのデザイン。
「久しぶりだね、キャプテン・ガリス」
「久しいな、葵博士」
「ああ、なんだ。博士の知り合いか」
「なるほど」
「じゃあ味方か」
君ら、葵博士をなんだと思ってるん?そんな訳で敵の増援に大空魔竜から出撃した艦載機も交え、戦いは激しさを増していく。
「ツインドライブモード!」
「ブレストファイヤー!」
「グルーヴァイン・バスター!」
うん、ゲームでいうなら気力が上がって来たであろうみんなが、どんどん強力な武器を使いだしたから激しくなって来ただけな気がしないでもないが。ああ、敵が吹っ飛ぶ吹っ飛ぶ。いちおう、ここ街の中ってこと忘れてないよな?
「さらに増援出現!」
「ええい、次から次へと!」
増援を倒したらまた増援って、わんこそばじゃないんだから。ん?レーダーに反応?ってこれは!
【不味い、さらに来る!避難所の側だ!】
「なんだって!?」
くそ、気づかないうちに戦線が前に出すぎてたか?
「く、避難所を守らないと!」
【待て、今動いたら前の敵に押し込まれるぞ!】
「く、どうすれば!」
ゴーダンナーやGガンナー、マジンガーチームもすぐには動けそうにない。その時だった。大空魔竜から二つのパーツが飛び出したのは。
「な、なんだ!?」
さらに頭が外れ、先に出た二つのパーツと合体する。現れたのは、髑髏を胸に抱くスーパーロボット、ガイキング!俺好きなんだよねえ、あれ。特にグレートは熱い!
「合体した!?」
「ロボットになったよ!ゴオちん!」
「ああ。ずいぶんと派手だな」
いや、派手さで行ったらツインドライブモードのゴーダンナーもたいがいだと思います、猿渡さん。
「そのロボットはガイキング!あちらの敵はガイキングが相手をする!」
キャプテン・ガリスからの通信が響く。これでなんとかなりそうかな。
「うおおおおおお!」
ガイキングが鉄獣をつかんで、
ジャイアントスイングの要領で振り回す。さすがのパワーだな。
「すげえな!マジンガー並のパワーだ!」
うん、こんど力比べさせてみたい。振り回した勢いのまま、周囲の鉄獣を巻き込んでいく。
「ガイキングに負けてられんぞ!お前ら、押しきるぞ!」
ガイキングに負けじと敵を倒していくダンナーベース隊。そうして最後に残った敵をガイキングがデスパーサイトで真っ二つにして戦闘終了となった。
「にしてもあの機体、パイロット誰なんだろう?」
【戦いも終わったし、会いに行ってみればいいんじゃないか?】
「そうだな」
まあ中学生とは思うまい。というか基本ロボットもののパイロットって若いよなあ。なんでだろね。
ガイキング合流。ゆっくりペースすぎるかなあ