AI男はスーパーロボット大戦Kの夢を見るか?   作:トカGE

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再会

 さて、これで序盤の主要機体がそろった感じかな。ゴーダンナー、マジンガー、ガイキング、ジーグ。そうそうたる面々である。で、各地で出没し始めた擬態獣やらダリウス軍やらハニワやらに対抗するため、大空魔竜に全機詰め込んで、臨機応変に運用する事になった。ここら辺は元の流れに沿ってるか。

 

「ほらほら!後片手腕立て100回!」

「し、死ぬ!死んでしまう!」

「死ぬって言えるならまだ死なないから大丈夫よ」

「あっちはおっかないなあ。1、2っと」

「甲児は割と平気な顔してるな」

「伊達にDrヘルとの死闘を潜り抜けちゃいないぜ。そういうミストこそ」

「俺はまあ、元々こういうトレーニングは日課だからなあ」

【つまり俺のおかげということだな】

「いやまあ、そうと言えばそうだけど」

 

 ただいま大空魔竜の中で柳生隊長の元、若いパイロットは特訓中。剣児一人だけしんどそうなのがあれだけど。まあ、がんばれ。

 

「そういやダイヤ君は?」

「ああ、ダイヤならさっきリーさんのところに居たぜ?」

「そういや拳法を教わるとか言ってたっけ」

 

 ダイヤ君向上心強いからなあ。とても13歳とは思えん。

 

【ミストも見習わないとだな】

「ああ。負けてられないな」

【よし、じゃあ後もう100回追加だな】

「な、なんだって!?」

 

 やる気があるのはいいことだ、うん。そんな感じでミストさんが追加の100回を終わらせた頃、トレーニングルームに通信が入った。

 

「みんな、敵よ!」

「うっし、特訓の成果を見せてやるぜ!」

【すぐには出ないと思うんだがなあ】

「まあ、気分の問題だよ」

「うし、誰が一番多く倒せるか勝負だ!」

「お前ら、元気だなあ」

 

 あ、猿渡さん居たんだ。

 

「いつの間に居たんですか?猿渡さん」

「お前たちが来る前から居たぞ!?」

 

 ごめん、みんな気づいてなかった。

 

「俺、影薄いのか……?」

 

 そんな事無いと思うんだけれど。

 

 

 

 

 

 今回の敵はダリウス軍と邪魔大王国の連合軍か。

 

「ミマシ、今度こそぶっ飛ばしてやるぜ!」

「ジーグ!それはこっちのセリフだ!貴様から銅鐸を奪い取ってやる!」

「ん?なんのことだ?」

「ミマシ殿、そちらは任せますよ」

「サスページ!」

「ガイキング。今日こそ貴様らの最後の日だ!」

 

 うーん、いい感じに因縁が燃え上がってるねえ。

 

「おっと、お前らの相手は彼らだけじゃないぞ!」

「そうだ!俺達を無視しないでもらおうか!」

 

 みんな燃え上がってるな。士気が高い事はいいことだ。

 

【とみんなが熱くなってるのに、何浮かない顔してるんだ?】

 

 ミストさんなら一緒に熱くなると思ったんだが。

 

「なんか、いやな予感がしてさ」

 

 ふむ?そういやそろそろか。地球での最初の転移は。それを感じてるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マグネットプレッシャー!」

「ああ!最後のハニワ幻神が!」

 

 うーん、特に何事もなく平和に終わりそうだなあ。邪魔大王国の敵はこれで全滅。ダリウス軍もほとんど残ってない。

 

「く、ここまでか!これもサスページ!お前が役立たずだからだ!」

「な!?それを言うならそっちこそ!」

「どうした?仲間割れか?」

「く、覚えてろ!」

「こちらも一旦撤退です!」

 

 そうして逃げてく敵軍勢。増援の気配もない。これで終わりかな?

 

「んー」

【どうした、ミストさん】

「やっぱり、イヤな感じがするんだ」

 

 ふむ。となると……

 

「む、なんだ!?」

 

 ダイヤがいの一番に気づいた。突如空中に、巨大なゲートが現れる。

 

「あ、あれは!」

「知ってるのか?ミスト」

「い、いえ……」

 

 まあ、まだ部隊のみんなには宇宙人バレしてないしなあ。なかなか言うタイミングとか無いから。とは言え、適当なところで言わないとだ。長引くと溝になるし。

 

「何か出てくるぞ!」

【何?】

 

 ってマテ、ここは自部隊があっちの地球に転移するだけじゃないのか?

 

「あれは、機動兵器か?」

 

 そうして出てくるイスペイルの配下の機動兵機群。どういうことだ?やっぱり色々ずれてるのか?

 

「あいつらは……!」

【おちつけ、ミスト】

「わかってる。けど!」

 

 そうして最後に出てきたのはエンダーク……だけじゃないな。なんだ、あのぼろきれをまとった機体は。

 

「ほうやはりあの機体は……こんな辺境惑星にあの星の生き残りが居るとは」

「なんのことだ?」

「さあ?」

 

 イスペイルの発言に首をかしげるみんな。まあ、そうなるよなあ。

 

「お前たちは、一体何者だ?」

「私の名前はイスペイル。イディクスの一員だ」

「イディクス?」

「まあ今回は顔見せだ。貴様らのデータが欲しくてな」

 

 そうイスペイルが言うと同時に武器を構える配下の機体。それが戦闘の合図となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「イスペイル!」

【焦るなよ。確実に削ってけ!】

 

 イスペイルに突撃しそうになるミストさんを抑える。気持ちはわかるが孤立するのはまずい。まだ敵の数は多いんだ。レヴリアスは武装の数が少ないし、囲まれるとまずい。んー、こういう時ドラグーン的な物があると便利かもなあ。そのうちどっかで作れないだろうか。

 

「貴様にはちょうどいい相手がいるぞ?いけ」

 

 レヴリアスを一瞥した後、イスペイルがそういうのに合わせてぼろ切れをまとった機体がレヴリアスに近づいてくる。

 

「なんだ、お前は!」

「シーケンス、スタート」

 

 敵パイロットの声が聞こえる。……いや、待て。この声は!

 

「この!ステアード・スラッシュ!」

【待て、ミスト!】

 

 レヴリアスの斬撃が布を切り裂く。中から現れたのは、

 

「これは……そんな!」

【細部は異なるがこいつは……プロトタイプ・セリウス!】

 

 俺達の探し人の一人、アンジェリカ・シャルティールの乗機だった。

 




そんな訳でアンジェリカ、敵として登場。乗っ取られてるの?とかクリスタル・ハートとかどーなのよってのは後程で。
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