AI男はスーパーロボット大戦Kの夢を見るか?   作:トカGE

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もう一つの地球 なんで地球て名前だったんでしょうね、結局


ヨロイに乗ったバカ二人

「うう……あれ?俺……」

【起きたか】

「そうだ、アンジェリカ!セリウスは!?」

【残念だが、ここにいるのは俺達だけだ】

 

 さて、ミストさんが起きたところで状況確認だ。アンジェリカが敵側に回ってたのは、予想はできてたけど当たって欲しくは無かったってところだ。俺がレムを助けた分、どこかで帳尻合わせが来るんじゃないかとは思ってたんだが……

 とはいえ、聞いてた限り幹部連中が取り憑いてる訳じゃなくて、イスペイルの独断による洗脳っぽいからまだマシだろうか。それならとりあえずは奴らから引きはがせば何とかなりそうだ。

 

「次は絶対に助ける。絶対にだ」

【ああ。その意気だ】

 

 ミストさんも変に落ち込む事もなく、やる気に溢れててよいことだ。で、だ。次の問題。

 

「所で、ここはどこなんだ?」

【今更それを聞くかね】

 

 うん、ぶっちゃけ俺達迷子です。通信も通じないしどうしよーね!

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんたら、ヨロイ乗りなのか」

「ヨロイ乗り?なんですか?それ」

 

 飛ばされた先でみんなと離れ離れになった俺達は、とりあえずみんなの手がかりを求めて動き回っていた。で、たどり着いた街で情報収集をしてたら、こんな単語が飛び出て来た。もう一つの地球ってのは、確定のようだ。通信がろくに通じないのは地球じゃないからか?

 

「ここは地球、ではないのか」

【また別の星みたいだな】

「俺達、星から星に移りすぎじゃないか?」

【本当にな】

 

 アトリームからベザードに行って、地球に行って、そして今回だ。たらいまわしにされすぎだよなあ。そんな事を話していると、酒場の方が騒々しくなってきた。

 

「なんだ?」

【厄介ごとみたいだな。どうする?】

「とりあえず、様子を見よう」

 

 ん?というかあの酒場、どっかで見たような……特にあの看板。どこで見たんだっけか。

 

 

 

 

 

 

「ウェイクアップ、ダン」

「て、てめえもヨロイ乗りだったのか!」

 

 俺達の目の前には、白い人型ロボットが立っていた。そうか、どっかで見たことあると思ったらガンソードか!タキシードの男が、ロボット……ダン・オブ・サーズデイの胸の中に入っていく。

 

「空からロボットが?」

【驚いてる場合じゃないだろ。どうする?】

「うーん。どっちが悪者かわからないしなあ」

【まあな】

 

 まあ、ミストさんとしては途中から来たから事情がさっぱりだしなあ。ぶっちゃけどっちもチンピラにしか見えんし。

 

「あ、さっきのヨロイ乗りのあんちゃんじゃねえか?」

「あれ?さっきの」

「あの白い方を手助けしちゃくれねえか?」

 

 お、ラッキー。さっき話を聞いたおっちゃんが事情をミストさんに説明してくれた。これでヴァンに味方できるかな。

 

「くそぉ!野郎ども!」

 

 その声と共にダンを取り囲むようにあらわれる大量のヨロイ。ラッキーさん、あんたそんなにヨロイ持ってたっけ?まあいいや。

 

【それじゃあ、助太刀と行こうか】

「ああ!」

 

 ヴァンの実力だったら手助けとかいらない気もするけど、ここでミストさんとつながりができるならそれはそれでいいだろう。

 

 

 

 

 

「誰だ?あんた」

「通りすがりの者です。手助けしますよ!」

「はぁ‥‥どうも」

 

 そんな感じでレヴリアスを速攻持ってきて、ヴァンの手助けに回ったミストさん。

 

【さすがにグルーヴァイン・バスターはオーバーキルになりそうだからやめとけよ】

「そうか、ならステアードで!」

 

 ダンとならんで敵をなます切りにしていくレヴリアス。

 

「やるなあ、あんた」

 

 そういうヴァンも敵の突撃を軽くいなしてカウンターまで叩き込んでるし。

 

「そちらこそ!」

「てめえら、調子に乗るな!」

「おっと!」

 

 残りの奴らが全部来たな。とはいっても3体だけだが。

 

「雑魚は任せる」

「はい!アタックコンボシーケンス!」

【ターゲットロック。いつでも】

 

 ダンがラッキーの方にいくと同時に、レヴリアスが部下たちのヨロイに斬りかかる。避けようとする敵さんだがどうにも動きが遅い。本当、性能差で悲しくなるなあ。 

 

「あば!」

「うお!」

「ひでぶ!」

 

 三度レヴリアスの剣が閃いた後、敵は全員崩れ落ちた。うむ、あっさり過ぎ。まあ、この程度で苦戦されても困るっちゃ困るんだけど。

 

「チェエエエエエエエス!」

 

 あ、ラッキーさんのヨロイも真っ二つ。あっという間だったなあ。

 

「すごいなあ、あの人」

【ああ。かなりの腕前だ】

 

 それでもまだまだ伸びしろがあるんだから怖いよね。具体的にはメッツァをメッツァメッチァにする時とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「夜明けのヴァンさんかぁ。二つ名ってかっこいいな」

【そうか?】

「俺も何かそういうのつけたいな」

【夜霧のミスト】

「それ、俺の名前を日本語に直しただけじゃないか……」

 

 などとしょーもない会話をしつつ、俺達が向かう先は街の人から聞いた『でかいドラゴン』の目撃地点。まあ、目立つからね、大空魔竜。どうにか合流できるといいんだが。メンバー全員、大空魔竜と合流できてるのかも心配だな。あ、ヴァンはウェンディと一緒に旅立っていきました。今の俺達に同行する理由とか特に無いしね。

 

「にしてもおよめさんか。最近、ああいう犯罪じみたの流行ってるのか?」

【それ、絶対ヴァンと猿渡さんの前で言うなよ?】

 

 割と本気で怒られると思うから。

 




少しずつイベントの順番が変わってきてる模様
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