AI男はスーパーロボット大戦Kの夢を見るか?   作:トカGE

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ガンソ組の扱いがひどくなった気がする。


ターミナルにて

 さてさて、やってきましたターミナル。大空魔竜隊はここで元の地球に帰る方法を模索することに。とりあえず、ヤーパンの天井とはここで一旦さよならになる。K本編だとこの辺結構ごたごたしてた覚えがある。シンシアが来たりガドヴェドさんとやりあったりで。そういや、ガンソード本編だと鬼いさんことレイ兄さんが居たけど、Kだと居なかったよな確か。その辺、どうなるんだろう。というかエルドラ組との遭遇から直に一緒に来ちゃったけど、面識あるのか?……一行にジョシュアが居るってことはたぶん面識あるよな?あ、ガンソ組がいつの間にか乗ってたことに関しては、特にごたごたはなかった。大空魔竜の方じゃなくてヤーパンの天井の方だしね。艦長たち気づいてるのかも怪しい。ミストさんも特に言ったりしてないし。

 

 

 

 

 さてさて、皆は久しぶりの大きな街という事で交代しながらとは言え息抜き中だ。で、今回ミストさんが一緒なのはいつもの甲児と剣児ではなくダイヤと一緒だ。

 

「そういえば、ミストさんと一緒ってめずらしいね」

「そうだな。普段だと年の近い奴らと一緒だからね」

【まあ、いい機会だから交流を深めるといいさ】

 

 なんかそこまで話をする機会もなかったからなあ、今回。親睦を深めるのはいいことだ。まあ俺としては、同時進行で起きてるだろうヴァンとカギ爪の遭遇とか、ゲイナーとシンシアの遭遇が気になるっちゃ気になるんだけど。

 

「そういえばアトリームに野球ってあったんですか?」

「名前は違うけど、似たようなスポーツはあったな。俺は苦手だったけど」

「へえ。意外だな。ミストさん運動得意そうだけど」

「どうにも球がうまく飛ばせなくてね。ゲームならまっすぐ飛ぶのに」

「あ、ゲームはあったんだ。今度、一緒にやる?ゲイナーさんに誘われててさ」

「お、負けないぞ?」

【ゲイナーへのリベンジもしないとな】

「あれから少しは練習したけど……勝てるイメージが……」

 

 まあ、ゲイナーは割とチート臭いからなあ。少しの練習で勝てたら苦労はするまい。そんな感じでしばらくだべっていると呼び出し。

 

「みんな、至急大空魔竜に戻ってくれ!」

「敵襲!?こんなところで!」

「急ごう、ミストさん!」

 

 シベ鉄の連中のお出ましだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シンシア!」

「ゲイナー、本気出さないと終わっちゃうよ!」

 

 シンシアとゲイナーが戦ってる横で、俺達は他のシベ鉄連中と交戦中だ。やっぱりこっち側の地球の一大勢力だけあって、やっこさん毎回数揃えてくるからやっかいなんだよなあ。

 

「誰かゲイナーの援護に回れるか!」

「わりい猿渡さん、こっちはいっぱいいっぱいだ!」

「くそ、こいつらハニワども程じゃねえけど数が多い!」

 

 下手に武装使うと殺してしまいそうってのも難点だよなあ。こっちのメンバーは基本的に人を外敵から守ってきた面々だ。ゲームだと遠慮なくシベ鉄だろうがなんだろうが撃墜してたけど、現実だとそうはいかない。一体一体にかかる時間がどうしても長くなる。

 

「ミストは!」

「もう少しで包囲を抜けます!そしたら!」

 

 ミストさんはこの前作ったブレンダーのスタンモードを使って、器用に敵を戦闘不能に追い込んでいく。アトリームでの戦いの経験もあるから、こういった場面で強いな。だが、間に合うかな。さっきからキングゲイナーが押され気味だ。

 

「もらった!」

「しまっ!?」

「ゲイナー!」

 

 そうしてキングゲイナーが地面に落ちて動かなくなる。

 

「ゲイナー!無事か!?」

 

 返事の代わりに聞こえてくるのは苦痛にうめく声。やっぱり怪我をしてるっぽいな。大空魔竜に回収したいが……艦は後方。遠いな。ゲームみたいに敵の中突っ切らせる訳にもいかないし。となれば……

 

「俺がキングゲイナーを回収に行きます!援護を!」

「わかった!」

 

 だが、やはり敵が多い。しかもレヴリアスがキングゲイナーのところに行こうとしたら、あからさまに敵がこっちに来たし。

 

「く、どけえ!」

「行かせるか!」

 

 シンシアは動けない敵に追い打ちしたりはしないだろうけど、他の奴らは別だ。シベ鉄の機体がキングゲイナー迫っていく。まずいか?そう思った時だった。

 

「な、なんだ?空から……」

「刀と、斧?」

 

 ヴァンとガドヴェドがヨロイを呼んだらしい。空から降って来た二振りの武器に、一瞬全機の動きが止まる。その好機に、二体のスーパーロボットが動いた。

 

「行くぞ剣児!」

「ああ!」

「ダブルロケットパーンチ!」

 

 同時に放たれた拳が、レヴリアスの前の敵を薙ぎ払う。

 

「いけ!ミスト!」

「ああ!」

 

 キングゲイナーの元に走るレヴリアス。だが、その前に立ちはだかるのはドミネーター。

 

「次の相手はあんた?」

「その時間は、ない!」

 

 だが、ただで通してくれる気もなさそうだ。どうする?普通に戦っても長引くぞ?……そうだ。

 

【ダイヤ!レヴリアスにハイドロブレイザーを!】

「はい!?」

「ちょ、ショーヤ何言って!」

【野球だ野球!相手の度肝を抜いてやれ!】

「「そうか!」」

 

 いや自分で言っといてあれだけどよく通じたな君ら。まあいい。俺の言葉を受けて、ガイキングがハイドロブレイザーの構えをとる。

 

「真龍!ハイドロブレイザー!」

 

 そうして投げられた火球が、レヴリアスに迫る。

 

「どういうつもり?」

「こうするんだよ!」

 

 レヴリアスが、ステアードをバットのように振りかぶり、そして。

 

「うおおおおおお!」

「な、こいつ味方の攻撃をひっぱたいて!?」

 

 ステアードで打ち出され、さらに加速したハイドロブレイザーがドミネーターに迫る。

 

「くっ!」

 

 残念、腕をかすめただけか。だがそれでも。

 

【隙はできた!】

「しまった!」

「行くぞ!」

 

 キングゲイナーをひっつかんだレヴリアスは、大空魔竜までダッシュ。いや、言い出しっぺ俺だけど、成功してよかったわー。ステアード、溶けなくてよかった。

 その後ドミネーターは大事をとったのか撤退。シベ鉄の残りも特に危なげなく退ける事ができた。ゲイナーもそんなひどい怪我ではなくてよかったよかった。ん?何か忘れてるような。

 

「ガドヴェド!」

「こんなものか!」

 

 あ……まだやってたのね、あの二人。

 




二人の戦いは次回までには終わるでしょう(待て
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