AI男はスーパーロボット大戦Kの夢を見るか?   作:トカGE

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先はまだまだ長い


輝くは電流火花 そして

「どうした、それで終わりか?」

「く、貴様!電磁シールドを!」

 

 ダン・オブ・サーズデイがメッツァ・オブ・チューズデイを圧倒している。メッツァの武装面でのアドバンテージだったビームも、ダンのバリアに防がれて有効打にならない。あっちはもう放っておいてもよさそうだよなあ。

 

「ヴァンさん、良かった……」

「ああ。どうやら吹っ切れたみたいだな」

 

 ミストさんと猿渡さんもほっと一息。さて、こっちはいいとして問題はあっちだ。

 

「セイジュウロウさん!どうしてここに!?」

「知り合いなのか?」

「ええ。この前の戦闘の時に」

 

 何やら俺達がヴァンにくっついて別行動をしてた時のディカルド軍との戦いの際に手を貸してくれたそうな。そう来たか。でも、それがなんでヴァンと一緒に?

 

「森の中で偶然出会ってな。連れの少女の介抱を頼まれた」

「え?ウェンディさんに何かあったんですか?」

「過労で少し熱が出ただけだ。今はここに」

「みなさん、ご心配おかけしました」

「良かった……」

 

 3人乗りしていたのね。なるほど。接点がない二人がどうして一緒に現れたのかは分かった。

 

「貴方がヴァンを?」

「いや、あいつは自分で答えを見つけた。迷いを振り切った」

 

 まあ、パズルともくもくと向かい合ってエレナアアアアアだしなあ原作も。

 

「奴に影響された、という訳でもないが……俺も吹っ切れるべきなのかもしれないと思ってな」

「え、それって!」

 

 ルージの弟子入りもここで丸く収まる感じかな。いい感じに物事が進んでるな。

 

「よし、じゃあ後はディカルド軍を蹴散らすだけだ!」

「ああ。ここからは俺達も全力で行くぞ!」

 

 気合を入れる皆。ゴーダンナーもツインドライブモードに。これはすぐにケリがつくか?

 

 

 

 

 

 

「遅い……」

 

 バイオ装甲を削れる機体が増えたのはデカいな。ソウルタイガーが駆け抜けると、あっという間にバイオゾイドが崩れ落ちていく。どうやら足元を狙って姿勢を崩すことを優先してくれているらしい。そこをルージやスーパーロボット組が仕留めていく。

 

「やっぱり何度見てもすごいわね」

「あんな人が居るなんて、世界は広いなあ」

 

 他ゾイド組やレヴリアスも支援に入り、バイオゾイドをどんどん殲滅していく。

 

「ブレストファイヤー!」

「ソウルブレイカー!」

「マグネットプレッシャー!」

 

 ただ、内部メカ狙いになる関係上、どうしてもスパロボ組が大技ばかりになるのはやはり否めないなあ。サコン先生たち技術班による対策が待たれるな。

 

「これであらかた片付いたな」

「ああ。後はヴァンさんだけど……」

【それなら、決着がつきそうだぞ】

 

 あちらももう勝負がつくところだった。メッツァの防御ごと、ダンの刀がその体を叩き切った。

 

「やった!ヴァンさんの勝ちだ!」

【ああ】

「さあ、カギ爪の居所を吐きやがれ!」

 

 倒れたメッツァの胴体に、ヴァンが刀を突きつける。その時だった。

 

【レーダーに反応。高速で近づいてくるぞ!】

「新手か!」

 

 さて、一体どいつだ?ディカルド軍か、オリジナル7のどれかか?

 

 

 

 

 

 

「っ、奴らは!」

 

 現れたのは、そのどちらでもなかった。

 

「やれやれ、戦い終わって疲れたところを狙おうって腹だったのに、ろくに消耗してないじゃないか」

「貴様、惑星ベザードの時の!」

 

 現れたのは、ダリウス軍。そして、それに混ざるイディクスの連中。ヴェリニーの部隊だった。ようやくお出ましか!

 

「く、勝負は預けるぞ!」

「あ、待て!俺が勝っただろう!カギ爪の居場所吐いてけよ!」

 

 新手に気を取られてる間に、メッツァが逃げて行ったようだ。よく動けるな、あの損傷で。あ、違う。バイオゾイドに引きずられてる。なりふり構ってないなあ。だが、その分速いけれど。

 

「くそ!」

 

 ウーを追う素振りを見せたダン・オブ・サーズデイだったが、新手の方を見るとこっちに向き直った。

 

「手は貸す。足は借りる。そうだな」

「ああ。ありがたいが、いいのか?」

「かまわん。世話にはなってる」

 

 今はこっちを手伝ってくれるらしい。ありがたい。正直消耗してるんだよね。大技ばかり撃ってた影響でスパロボ軍団が。

 

【レヴリアスはそこまで消耗してない。前に出るぞ】

「ああ。とりあえず、奴らを打ちのめす!」

「あんたは……イスペイルから聞いてるよ。何度も死にかけてるらしいじゃないか。そろそろ墓場が恋しいんじゃないかい?」

「ふざけるな!」

【あんまり熱くなるな】

 

 ミストさんにはそう言ったものの、どうにも奴を見ると感情が荒ぶるような感じがする。同じイディクスのイスペイルとの時はそんなことはないんだが、なんでだ……ベザードの時もだったが、良くない事の気がする。

 まあ、今は目の前に集中しないとだな。

 

「あいつもイディクスって連中の仲間なんだな?」

「ってことは地球に帰る手がかりを持ってるかもしれないな!」

「よし、とっ捕まえてふんじばってやる!」

 

 ……正直、周りの方があらぶってる気がしないでもないが。スパロボ系って荒っぽいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




そろそろダリウス界に行くのか、それとも地球に行くのか
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