AI男はスーパーロボット大戦Kの夢を見るか?   作:トカGE

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そんな訳でヴェリニー2戦目。


VSヴェリニー

「みんなの仇、打たせてもらう!」

「はっ、私たちに勝てるとでも思ってるのかい!」

【負けるつもりで戦うやつは居ないだろう】

 

 とはいえ、奴にはベザードで一回戦って勝ちきれてないからなあ。このまま一機で突っ込んでも負けてしまうだろう。となれば……

 

【ヴァン、手を借してくれ。あの親玉を狙いたい】

「誰だ?」

【ミストの腕についてた箱だ箱】

「箱?まあいいや。とにかく親玉をやればいいんだな?」

「ショーヤ、説明が雑だな……」

【間違ってないし細かく言って通じるとも思えんからいいんだよ。他の皆は取り巻きを!】

「わかった。奴の事はお前たちが一番良く知っているだろうし、この場の指示は任せるぞ!」

 

 とにかく、現状一番消耗が少ないこの二機でボスを抑えて、その間に他をつぶしてもらうのがベターだろう。ダン・オブ・サーズデイならビクトーラにもついて行けるだろうしな。

 

「行くぜ、遅れるなよ」

「はい!」

「私に引き裂かれたいならずたずたにしてやるよぉ!」

 

 レヴリアスとダンの刃が、ビクトーラの爪と激しくぶつかり火花を散らす。敵の速さに合わせて、二機とも二刀流で激しく責め立てていく。だが、ビクトーラはその攻撃を的確に受け切っていく。

 

「やるじゃない。手助けありとは言え、この私とやりあえるなんて」

「こっちだって成長しているんだ!やられっぱなしでは居ない!」

「でもねえ、吹けば吹き飛ぶような装甲した機体なのは変わらないでしょう?」

 

 ビクトーラの右腕からレヴリアス目掛けてビームが放たれる。だがそれは、間に入ったダン・オブ・サーズデイの電磁バリアによって防がれる。

 

「そいつばっかり見てるなよ」

「へえ、今のを防ぐとはやるじゃない!」

「っ、今だ!」

【バスター、セット!】

 

 ビームを撃ち切った隙を狙い、グルーヴァイン・バスターを打ち込む。狙いは、足元!

 

「こいつ、足場を!」

「機動力が高いって言っても!」

「舐めるなぁ!」

 

 足場が崩れた一瞬を狙い射撃を打ち込む。だが、相手はクローのブースターを無理やり吹かしてその場から飛びのいた。

 

「なんだ、余裕こいてた割に今のは必死だったじゃねえか」

【だから足元をすくわれるんだ。今みたいにな】

「く、調子に乗るなぁ!」

 

 今ので激高したのか、攻めが単調になってきたな。今度はこちらが攻められているのに、受けてる二人には余裕がある。

 

【ミスト!】

「ああ!」

 

 大振りの一撃が来たところを避け、ボディに一撃を叩き込むレヴリアス。いいのが入ったな。すかさずダンが背中側から刀を叩きつける。吹き飛ばされるビクトーラ。両断されないのはさすがと言ったところか。しぶといな。

 

「みんなの状況は?」

【まったく問題ないな】

 

 皆、消耗しているのを感じさせない程奮闘している。ゾイド組がほとんど消耗してないのも大きいか。彼らが敵の体力をいい感じに削っていってくれてる。足が止まれば、そこ目掛けてスパロボ軍団の強烈な攻撃が飛んでくるって寸法だ。

 

「デスパーサイト!」

「光子力ビーム!」

 

 ああ、今もまた哀れな魔獣がなます切りになってる。旧版でも光子力ビームって十分強いと思うんだよ。バルカン並みの扱いにしたスパロボのせいで低威力の印象強いけど。

 

「はあああ!」

 

 ムラサメライガーの刃の切れ味もすごいな。デスエラが真っ二つだ。うん。向こうは本当に心配いらないな。苦戦する気配がかけらもない。

 

【今はこっちに集中しろ】

「ああ。解った」

「今のは切ったと思ったんだが……頑丈だな、あいつ」

 

 ヴァンがそう言った直後、ゆらりとビクトーラが立ち上がった。

 

「……ああ、もういいや……あんたら全員、消えな!」

 

 そう奴が叫ぶと同時に、空に時空間ゲートが浮かび上がった。ヒステリーかよ!

 

「く、またどこかに飛ばされる!?」

「なんだ、飛ばされるって!」

 

 機体が浮かびあがり、ゲートに引き寄せられていく。大空魔竜も、その巨体が浮かび上がっていく。

 

「大空魔竜に近い機体は船内に戻れ!また地球から飛ばされた時みたいにどこかに転移させられるぞ!」

「く、その前に!」

【狙いはつけてある。撃て!】

 

 ビクトーラ目掛け、グルーヴァイン・バスターを連射する。だが、それは間に入ったイディクスの量産機たちによって阻まれた。身代わりになり、砕けちって行くデスエラ。

 

「そもそも今回は様子見だったから手加減してやってたんだ。調子に乗るんじゃないよ!」

「様子見?」

 

 様子見?大空魔竜のか?

 

「だけどまあ、あの方が気にするほどの事でもなかったみたいね。それじゃあ、さようなら、〇〇〇〇」

【っ!?待て!】

「え、今あいつなんて!」

 

 そうして俺達はまた、時空間ゲートに飲まれてどこかへと飛ばされるのだった。たぶんダリウス界だろうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 転移を終えすぐに周囲を確認する。今回は離れたところに飛ばされたということはないようだ。

 

「また飛ばされたのか、俺達は」

【今回はみんな近くに居るから心配するな】

「わかった……なあ、ショーヤ。あいつ、最後に」

【ああ。解ってる】

 

 奴は、確かに言った。“さようなら、ショーヤ”と。なんでイディクスが、俺の名前を知っている?奴らの前で俺は名乗ったことはないはずだぞ?奴らは、何を知っているんだ?

 




そんな感じでダリウス界。そろそろ彼女達でるかなあ
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