AI男はスーパーロボット大戦Kの夢を見るか?   作:トカGE

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Kのシナリオとの差異が出てくるところまで続けられるんかなーこれ


ガイキング絶対絶命:前

 シェルディアとレムを助けた翌日、大空魔竜はアークホーランドから少し離れた地点へ向かっていた。目的は、敵が開けようとしているデスクロスポイント。そこを利用してまずは元の地球に戻ろうという事になったのだ。とりあえず元の地球に戻れれば、光子力研究所とかの協力も得られるしね、と。 

 

「甲児さん、俺達が体勢を崩すからその隙に!」

「わかった!アイアンカッター!」

 

「猿渡、こっちは俺がやる」

「ああ、反対は任せろ!」

 

「空はビルドエンジェルに任せな!」

「それって私も入ってるのかしら……」

 

 そして現在、デスクロスポイントを作り出す為に展開していたダリウス軍を強襲、戦闘に突入。ゾイド組とキンゲ組が先行して敵をかく乱し、スパロボ組がそれぞれ撃破していく。

 

「ガイキング、勝負だ!」

「あいつは、ノーザだっけか」

【まあ、前回のままでは不完全燃焼だろうしなあ】

 

 決着つく前に横やり入ったし。今度こそはきっちり決着をつけるつもりなのだろう。

 

「ダイヤ!」

「大丈夫!ここは任せてくれ!みんなは周りの奴らを!」

「負けるんじゃねえぞ、ダイヤ!」

「ああ!」

 

 そんでもってただいま乱戦の真っただ中。レヴリアスのところからはよく見えないが、どうやらガイキングは善戦しているようだ。

 

「早くダイヤ君のところへ行かないと!」

【ああ。手早く片付けよう】

 

 また横やりが入らないとも限らない。こればっかりは、ノーザが如何に正々堂々戦いたがっても仕方ない。サスページとかプロイストとかいる時点でねー。

 

「ルージ君、援護する!前へ!」

「はい!」

 

 射撃でレヴリアスが牽制している間に、ムラサメライガーが駆け抜けていく。やっぱりゾイドのスピードは他機体と比べて抜きんでてるなあ。よし、いい感じに敵の群れに隙間が開いた。

 

「こじ開ける!」

 

 そこ目掛け、他のゾイド組が突っ込んで隙間をこじ開けていく。ガイキングはどうなってる?

 

「こうなったら……フェイスオープン!」

「何だ、この出力は!?」

 

 丁度あっちも大詰めか。フェイスオープン使ったならまあ、勝ったかな。ほぼ互角だった先ほどまでと違い、明らかにガイキングが押していく。というかこの時点でクローズドフェイスってついてたっけ?……ターミナルの時に真龍ハイドロブレイザー使ってたし、今更かなあ。

 

「なんのぉ!」

「真龍、ハイドロブレイザー!」

 

 吹き飛ばされるノーザドルマン。後は周りの雑魚を倒せば終わりか……ん?

 

「どうした?」

【レーダーに反応。新手だな】

 

 あれは……プロイストが出てきたか。

 

「ノーザ、どうやら期待外れのようですね」

「くっ」

 

 って鉄獣グラネプスもいきなり出して来たか!一騎打ちが終わったばかりでガイキングが消耗しているところを狙ってきたな。ガイキングまではどの機体もまだ遠い……カバーは間に合わないか!

 

「さあ、ガイキング。お前も今日で最後だ!」

「いけない、奴の狙いはガイキングだ!」

「ダメだ、間に合わねえ!」

 

 放たれたローグリュート冷凍砲を受け、凍り付くガイキング。やっぱあれ反則武器だよな。連れていかれそうになるガイキングを皆守ろうとするが、増援を含め大量の魔獣と鉄獣が邪魔をする。

 

「こいつ、他の奴とは違う!?」

 

 一番近かったムラサメライガーも、グラネプスを一機で相手するのはちーとばっかし無理か。スピードを生かして善戦していたが、いいのを一発もらって吹っ飛ばされてしまった。

 

「待て!ガイキングをどうするつもりだ!」

「くそ、ダイヤを返せ!」

「深追いはするな!一旦体勢を立て直すぞ!」

 

 艦長たちの命令に従い、一時撤退する自軍。ガイキングはK本編通りになっちまったか。

 

 

 

 

 

 

「くそ、俺にもっと力があれば!」

「ルージ君のせいじゃないさ。俺達がもっと……」

「悔いていても仕方がない。あの鉄獣の攻略作戦をたて、ガイキングを救出する!」

 

 落ち込む面々を猿渡さんが叱咤し、ガイキング救出作戦がたてられる中、俺達は医務室に向かった。セリウスIIの修理が終わったからだ。

 

「そういう訳で、今は一人でも戦力が欲しい。病み上がりで悪いんだけど」

「そういう事なら任せてよ!ガイキングの一体や二体、さっくり取り戻してみせるよ!」

「お姉ちゃん、調子乗らないの」

【まあ、元気な事はいいことだ】

 

 そんな訳でシェルディアが戦線復帰。それも踏まえて作戦を立ててもらう事にした。

 

【それはそうと、改めてコンビネーションとか見直しておいた方がいいだろ】

「そうだな。あれからだいぶ経ったし」

「ボクとミストなら平気だよ!」

「どうかなあ」

 

 とまあ、救出作戦までの短い間、俺達はシミュレータでの特訓に費やすのであった。ちなみにレムに、大空魔竜でオペレーターをするか聞いたみたところ。

 

「お姉ちゃんが色々アレなのが心配なんで、今のままで」

 

 とばっさり言われてしまった。レム、さすがにお姉ちゃん傷つかない?

 

「もー、レムは心配性だなあ」

 

 あ、全然気にしてないやこの子。




シェルディア復帰
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