東方狩猟携帯獣記   作:真紅を纏う双剣使い

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こんにちは!紅双です!
咲夜「いくらなんでも早すぎません?化け物じみちゃってますよ…」
まぁ、あいつはそういう奴ですから。というか化け物じみちゃってるのは不死身のハンターに瀕死の重傷を負わせるあのジンオウガだと思う…
それでは本編スタートです!


12話 化け物じみた復活

《アリスside》

「…大丈夫かしら、レン…」

病室を出て一階に降りたところで、レミリアがポツリとそう呟く。

「問題はレンだけではないですわ」

その言葉に反応したのは紫だった。

「確かにレンのことも心配ですわ。けれど、今回一番傷を負っているのはレイですわ…目の前で、しかも自分のミスでこうなってしまったんですもの」

そう…よね…

「きっと大丈夫だぜな。あいつはきっと戻ってくる」

「妹紅、そんな事態は軽くは…」

そう言いかけてからハッとする。心配なのは、この場で一番傷を負っているのは…

「…ですよね」

「え?」

「レンさん死んだりしないですよねっ!?」

耐え切れなくなったのか、ユナちゃんがそう叫ぶ。

「…わからないわ」

「アリスっ!?」

霊夢が制止しようとするが続ける。

「でも、最善を尽くすことは出来るでしょう?

例えば、毎日お見舞いするとか、何か作ってあげるとか」

「何か…何がいいでしょうか?」

「そうね…私なら人形が作れるわ。レンの人形を作るとか」

「いいんじゃない?アリスとやるならきっと上手に出来るわ」

「フランも作る!」

満場一致で決定ね。早速作り始めましょうk…

「皆、ちょっといい?」

レイ!?随分顔色が良いみたいだけど…

「皆に大事な話があるわ」

「後ろの二人は誰なの?」

「それも含めて話すの!ついでにご飯にしましょ」

そ、そうなの…

 

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「お待たせしました!グラビモスの唐揚げとモスの酢味噌和えです!」

おお、グラビモスの肉が入荷した時だけ提供される裏メニュー、グラビモスの唐揚げ!

「懐かしいなぁ…いただきまーす!」

一つ口に放り込むと、サクッとした衣の食感の後に、ジュワッと肉汁が広がる。

「美味しい…!」

ユナちゃんにも喜んでもらってよかったー。

「さて、ここまでの話を聞かせてくれる?」

「はい。こうなったきっかけは、数年前でした…」

 

 

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「レイ!これ、王国から来てるんだが」

王国!?ギルドじゃなくて?

「なになに…?『火山に煌黒龍と嵐龍が出現されたし。至急討伐に向かわれよ』!?巫山戯んな!殺す気かよ!」

「ここからどれぐらいかかるかしら?」

武具の支度をしながらレンに聞く。

「ああ、ネコタクなら二日ぐら…って、お前正気か!?間違いなく死ぬぞ!?」

「しょうがないじゃない。私達が王国に命じられたってことはもう後がないのよ」

ハンターは、下級、上級、G級に分けられる。

その中でも、最もランクの高いG級に上がれるようなハンターは数える程しかいない。

私達はその中でも最高峰と呼ばれていた。

「だけどな、二体同時だろ?幾ら何でも無茶だ。やめとけ」

「止められる訳ないでしょ。私達がやらなかったら誰がやるの?まさかこのままほっとくと?

そんなことしたら大勢の人が死ぬじゃない。ほら、グダグダ言ってないで早く支度してよ」

ったく、そんなの分かりきったことでしょうよ…

「…何でそこまで割り切れるんだよ。死ぬかも知れないのに」

「そんなのハンターになった時から分かるでしょ?ほら!いい加減支度する!」

耐えかねた私は砥石をレンに向かってぶん投げる。

「フォッ!?危ねーな!?」

なんだかんだでちゃんと支度してるからここで許してあげよっかな。

 

NowLoading…

「そろそろ出ますニャー」

「おう、頼む」

ガタッという衝撃と共にネコタクが動き出す。

「今回は危険すぎるのでキャンプ前1キロまでと命じられているんですニャー…申し訳ないんですny…」

「バッ、バカなの!?1キロは近すぎよ!ネコタク吹っ飛ばされるわよ!?」

「吹っ飛ばされるですニャ!?」

恐らく半径2キロは異常気象も真っ青の気候になっているはず。

「そうね…3キロ。3キロでいいわ。後は転移するから」

「それ最初から転移すれば良かったんじゃ…」

「遠すぎて魔力が足りないわね」

そんなことしたらぶっ倒れるだけじゃ済まないわよ…

「では、3キロ地点まで送らせて頂きますニャー!」

そのまましばらく揺られていると、渓流を通過する。

「ふぁー…眠い…」

「出たの早かったしね…ん?何か焦げ臭くない?」

「確かに―!?おい!霊峰が…!」

言われて霊峰を見ると、モクモクと黒煙が上っていた。

「ちょ、ちょっと見てくる!」

慌てて飛び立ち霊峰の頂まで上っていくと、地面がボコボコになり、木は倒され燃え上がるという惨状だった。

「―で奴らは怒り狂い精神が無防備になるので、後は完璧にコントロールするだけです」

「おおっ…!では我々の計画が果たされるのはもうすぐなのですね…!!」

計画?コントロール?もしかして奴らが今回の件を裏から操っていたの…!?

「いえ、まだですよ。まだ戦力が足りない。

そんなことよりも…」

そこまでで言葉を切ると、いきなりこちらに銃撃をする。

「ッチ、バレた…かなりの実力者か」

即座にその場を離脱。崖から飛び降り落下するに任せ、激突するギリギリに体を宙に浮かせる。

運良く茂みに隠れることが出来たので、追手を振りまき

ネコタクに戻る。

「随分またアクロバティックなことやってたが何かあったのか?」

「ちょっと不味いもの見ちゃったわ…説明するから全力でここを離れてくれる?」

「わっ、分かりましたニャ!」

 

NowLoading…

「ふーん、あの時二人は操られてたってことか…」

二人…?え、ええ。そういう事です。ここでしっかりしていなかったせいで、後々もつれ込んでくr…」

「ちょっ、レイさん!」

話を遮るように受付嬢が駆け込んでくる。

「何?今いいとこなんだけど」

「レンさんの目が覚めたみたいで…!」

「「はあっ!?」」

師匠とキレイにハモりながら皆で病室まで駆け上がる。

「ちょっ、ちょっと待って?確かに私の術は効果高いよ?けどちょーっとばかし…いや、早すぎやしませんかねぇ!?」

―ガラアッ

扉を開くと、ベットに横たわるレンの姿。

「…おう」

「~~~~ッ!!この…バカッ!!」

殴り飛ばそうとするが、重傷人なのを思い出して何とか踏みとどまる。

「…その、悪かったな。心配かけて」

「レンさんーっ!!」

ベッドにダイビングするユナ。

「いだだっ!?ごめんな、怖い思いしなかったか?」

「させたのは誰ですか!」

ユナがオカンみたいになってる…

「…目が覚める前に、レイのとは比べ物にならない程の強さの回復魔法をかけられた気がしたんだが…お前か?」

師匠の術のことかしら?

「そうよ」

「強さに神がかってたぞ」

「…そりゃそうだろうね。神だもん」

「はっ?」

「アヤノ!?」

思わず素っ頓狂な声を出してしまう。

そして、聞き慣れない声に振り返ると黒髪、赤い目の女の子が。

「師匠の連れ?」

「うん。

…さて。そろそろ改めて自己紹介しなきゃね。

私はアヤノ。創世神やってるわ」

…はいっ!?




さて、今回どうでしたか?
幽々子「まだ帰ってこないのかしら」
まぁもう少しかかりますね…
幽々子「久しぶりに妖夢のご飯が食べたいわ」
あ、帰ったら妖夢が過労死する未来が見える…
それではまた!
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