東方狩猟携帯獣記   作:真紅を纏う双剣使い

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こんにちは!紅双です!
藍「藍だ。主、更新が遅くないか?」
すみません…新学期が始まってしまったので元の更新速度に戻ります!目標は週一更新です!(絶対やるとはいってない)
藍「こんな様子じゃダメそうだな…」
そんな事言わないでよー!それでは本編スタートです!


13話 加護

「カンパーイ!!」

代金師匠持ちでの宴会が始まった。

「はぁー…お財布から砂しか出てこないんだけど」

嘆く師匠を尻目に、私達はお風呂に向かう。

「えーっと…ハコビール1つと、サイダー・サイダー1つね」

ドリンク屋に注文をし、お風呂に入る。

「はぁぁぁぁ…」

「気持ちいいですね!もぐ、美味しい…」

「くぁー!ボコボコーラ美味っ!」

師匠、水飛沫凄いからバタバタしないでよ…

「アヤノ…止めて…飛沫が…」

途切れ途切れの声に振り向くと、シアナがビッチャビチャになっていた。

「ごっ、ごめんシアナ!好きなドリンク買っていいから許して!」

「それじゃあ…冷やし飴…」

師匠の財布の中身が心配になった所で、他のみんなもやってくる。

「綺麗な温泉じゃない。こっちの温泉といい勝負ね」

へぇ…幻想郷にも温泉あるのね。そっちも是非行ってみたいわね。

「ねぇ、レンが入れなそうだよ?どうする?」

フランが何気なく放ったその一言は、フルフルの電撃の如く私達を硬直させた。

「えっ…別にここは混浴OKだし、タオル巻いてるからいいんじゃない?」

私はそう提案するが、シュナが反論する。

「でっ、でも、年頃の男女が一緒に入るって…」

これは難しい問題よね…。

別に一緒でも一緒じゃなくても関係なくない?

………………そんな気がしてた。

「もういっか。レンー、いいよー!」

「お、おう」

レンは私たちに配慮して少し離れた場所に陣取る。

「何もそこまでしなくてもいいのに…レンにそういう感情がないことはすぐ分かるんだし」

「マナーだよマナー!」

何よ、私とは普通に入る癖に…

「この酒旨いんだぜなっ!」

どうやら皆がそれぞれ楽しんでくれているようだった。

「そうだ、皆に加護でも与えようかな?」

加護?

「よろしいのですか?あまりやりすぎると創造神様がお怒りになられますよ」

「うぐっ…だっ、大丈夫でしょ。ほら、皆の適性を見ようかな」

適性?そんなのあるもんなのね…

「加護の効果を最大まで高める為に見るんですよ。例えば、時間操作に長けている方には私の加護を与えるのです」

なるほど…確かに。魔法を使えないレンに魔力を増大させる効果をつけても意味が無いしね。

「よし。今から発表しまーす!まず、時空神の加護は咲夜!」

そうだろうね。この中で時間操作ができるのは咲夜だけだし。

「次!力神の加護は、レン、魔理沙、妹紅!」

へぇー…少し意外な人もいたな。

「次ー!命神の加護!霊夢、アリス、レミリア!」

最後は死神の加護か…。私もそれになるのね。

「最後!死神の加護は、フラン、ユナ、紫!」

…はい?私は?

「アハハハハッ!そんなガックリした顔しないでよ。あなたは私の加護を付けるの」

アヤノの加護?

「本当はもう一つセットで付けるんだけどね。レイは私が教えてたせいで特殊な体質になっちゃったんだよね。術の使い方が神に近いっていうか…?だから一つだけつけた方が効果が高いんだよね」

私はいつから神になったんだ…

「ま、それぞれ付けてちょうだいな。スタートー」

アヤノがそういうとそれぞれが加護をかけに向かう。

「よし。レイにもかけるかな」

いよいよね…

「そういえば、加護にはどんな効果があるの?」

「付ければわかるよ。外すことも出来るし問題ない(キリッ)さ、始めるよ」

1度お風呂から上がり、お互いに向き合う状態になると、おちゃらけていた師匠の顔がスッと真剣味を帯びる。こんな顔を見たのは大規模な術式を発動させた時でも見たことはなかった。

「マスターアカウント権限発動。〈001〉に《創世神の加護》を付与…スタート」

師匠がそう呟くと、私の体が温かな純白の光に包まれる。ふと横を見ると、他の皆もそれぞれ違う色の光に包まれているのが見えた。

やがて光は私の体に吸い込まれるように消えていった。

「はぁ~…何とか上手くいった!少し加減を間違えると暴走するし、神経すり減らすわ…」

何それ怖い…!?

「それで、何が変わったの?」

「まずは《加護一覧》って念じて」

念じるってそのままの意味なのかしら…若干困惑しながら言われた通りに念じてみる。

―加護一覧。

すると、私の目の前に光の板のようなものが浮かぶ。

「何これ!?」

「これはホログラムって言うんですよ。空中に光を投影しているんです」

いつの間にか横にいたシュナがそう教えてくれた。

「そうだよ。それで、続きね。多分今ぞろぞろと効果の一覧が出てるはずなんだけど…出てる?」

「出てるけど…師匠には見えてないの?」

「だって見えたら不味いでしょ?国とかに利用されかねないし…見せたい時には、左下の可視化ボタンを押せば見えるようになるわ」

ふーん…ポチッとな。

「もう早速可視化したんですね。なら私も…ポチッと」

シュナが空中に指を持っていき、チョンと動かすと、そこから私と同じようなホログラムが現れる。

「へえ…あれ?私より数多くない?」

「あぁ、それはシュナが《転生者》だから。シュナは元々違う世界の住人だったんだよ」

つまり、ここの世界とポケモン達が存在する世界の他にも世界があるってことなのね…

「そういえば、連れてきた子達はどうしてるの?」

「今はスキマの中の空間にいてもらってるわ。ルカリオに世話を頼んでるから多分大丈夫よ。幻想郷に着くまでの辛抱だからって」

早く帰ってあげないとね…

「それじゃぁ幻想郷に行こうよ」

「そんなに急には無理よ!私だってこんな大人数運べないし…」

「何よ、私が運べばいいだけの話じゃん。ほら、着替えて!行くよ!」

こうして、私達は幻想郷に向かうことになった。




さて、今回どうでしたか?
いきなりな展開になりましたが、次の回はかなり重要な回になります。ですので、先にこちらの方を更新させていただきます!
そして、幻想郷のメンツも一周したので終了になります!要望があればまた始めようと思いますので、ログインしている方も、していない方も、感想をどしどし下さい!(おい)それではまた!
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