投稿遅れてすいません…なんだかんだで進められてなかったです…
それでは本編スタートです!
「消失異変?何それ…何か消えたの?」
私の質問に霊夢が答える。
「ある日、突然人里中の家畜が姿を消したのよ。夜に大きな動きも無かったし、私はなにかしらの妖怪が起こした異変だと断定したわ」
「人里にいる者を襲うのはタブーだからな。ルールを破った妖怪は退治するんだぜ」
確かにそういうルールだったような…
(今ググってみたけど、そういう妖怪は霊夢か紫に消されるみたいね)
朱菜からの情報に戦慄する。ルール守るようにしとこ…
「けど、どこを捜索しても該当するような妖怪は見つからなかったわ。その内に、里中の家畜がいなくなってしまったわ」
霊夢が異変の犯人を見つけられないって相当のことなんじゃ…
「家畜が全ていなくなってから、一週間ぐらいした頃に、レイ達が幻想入りしてきたのよ。普通なら外に帰すんだけど、レイ達は『弾幕ごっこ』を教えて欲しいって言うのよ」
「弾幕ごっこ!?よりにもよって何でそんなことを…」
「ここからは私が話すわ。私達は、霊峰で出会った奴らに対抗出来るような技を習得したかったのよ。それで、知の妖精に聞いてみたら、『弾幕ごっこ』っていう決闘方法と、スペルカードっていう技があるって分かったの。ちょうど近くを通ってたから寄ってみたの」
「おかしくない?だって、幻想郷には博麗大結界があるでしょ?」
それなのに何で知ることが…
「無理矢理転移したわ。最初は
あぁ、うん。(察し)
「その後私達は、スペルカードのルールとかを教えてもらう代わりに、この異変を解決することになったのよ」
スペルカードルールって教えてもらうほどのものじゃないと思うんだけどなぁ…全ては賢者様の手の上って訳ね。私が紫の方をチラリと見やると、紫は表情を崩さず微笑んでいるだけだった。
「その時からね。幻想郷がおかしくなり始めたのは…」
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「里中の家畜が姿を消した!?」
「そうよ。家畜のいた小屋とかにも何も残ってなかったわ。心当たりがある妖怪は全て問いただして退治したけど、何も関係なかったわ」
目の前でそう話す、脇の見える服に大きなリボンを頭に付けた少女、博麗霊夢はそう言う。
「その家畜で何か儀式をやるようなことは…」
「そういう文化は幻想郷には無いわ」
という事は、捕食されたってことか…数日で里中の家畜を喰らい尽くす事が出来るのは…
「レン、まさか…!」
「ああ。そうだろうな。あー…霊夢、だったか?その現場に、大きな足跡か、地面が溶けた跡がなかったか?」
「…!ええ。若干地面が溶けた跡があったわ」
やっぱり…。そうなると、犯人は…
「ゴゥァァァァァァァッッ!!」
突然、北東の方角から大音量の咆哮が響き渡る。
「ビンゴだな」
「なっ…!何よ今の!?」
「ねぇ霊夢、今聞こえた方に人はいる!?」
「あっちには魔法の森が……
―魔理沙とアリスが!!」
どうやら反応からして人が居るらしい。そうともなれば一刻を争う。
「霊夢、周りの地域の人達に避難させて!時間が無いわ!!」
多分咆哮の感じからして飢餓化してるはず…少し対応が遅れれば、生態系が崩壊してしまう。
「レン!行くわよ!」
レンに1日限定で飛行できる術式をかけ飛び立つ。
「…私も行くわ」
「駄目よ。死にに行くようなものだもの」
「戦闘には自信があるのよ?これでも幻想郷のバランサーなんだから」
説得しても無駄か…決意は固いものだった。
「でも避難は…」
「それは私に任せていただきましょうか」
突然背後から声がし飛びずさると、空間の裂け目のようなものから同い年に見えるがどこか大人びた少女が顔を覗かせていた。
「紫!…それならあなたが行けばいいじゃない。お得意の能力で何とかならないの?」
「話してるとこ悪いけど、そんなに悠長にしてられないわ。先に行ってるわ」
問答無用で飛び上がり、咆哮のした方へ向かう。
「俺はいつも通り太刀にするが、お前はどうするんだ?」
「私もいつも通り双剣よ。ただ…今回はあまりジョーを移動させない方がいいわね。住んでるらしい少女に危険が及ぶかもしれないわ」
四人パーティでない今、少女を守りつつ戦うのはかなり厳しいし…出来れば二人がかりでフルボッコにしてしまいたい。
「おっ、いたな」
「グオアァァァァァァッ!!」
イビルジョーもこちらを発見し、交戦状態に入る。
「オラァッ!!」
まずレンがイビルジョーの胸に斬りかかり、ヘイトがレンに向いたところで、私が鬼人化して足に斬りかかる。
「グルァッ…!!」
ジョーが苛立たしげな唸り声をあげ、四股踏みをし始めるが、回避して乱舞を叩き込む。
「胸元がお留守だぜ!狩技、『桜花気刃斬』!!」
私を追い払うべく振り返って龍ブレスを溜め始めようとするが、レンが桜花気刃斬を胸にヒットさせる。
「グアッ…!?」
堪らずイビルジョーがよろけた。これならあともう少しで…!!
「ウワァァァッ!?」
勝利を確信したその時、少女の悲鳴が響き渡った。ジョーが動きを止め、少女のいるであろう方に行こうとする。
「てめぇの相手はこっちだよ!!…レイ、行け!」
私はレンの言葉を最後まで聞かずに走り出す。
「やっ、やめろ!」
走り続けていると、開けた少し広い場所に出る。
そこには、魔法使いと思わしき少女がナルガクルガに襲われかけていた。腰を抜かして座り込んでしまった少女にナルガクルガが飛びかかる…
―――のを少女を突き飛ばして剣で受け止める。
突然ガードのできない双剣では強度が足りず、剣が砕け散って私は飛びかかりをもろに食らってしまう。
「お、おいお前…!」
「いいから…!早く里の方に逃げて!私なら大丈夫だから!」
「わっ、分かった!」
少女は里のある方へ走って行く。
「はぁ…何であんたがここにいるのかは知らないけど、どうにかしないとね…!」
既に意識は朦朧としているが、レンはイビルジョーと単独で戦っている以上、応援は呼べない。一人でどうにかするしかなかった。
「狩技、『血風独楽』…!―――クソっ、狩技もダメなの…!?」
ダメ元で砕けた双剣を構え、狩技を発動させようとしたが、もちろんする訳なかった。
「グイャァァァァァッ!!」
「………ッ!!」
―カチッ
さて、今回どうでしたか?
この後レイはどうなってしまうのか…!レンはイビルジョーを倒せたのか!?お楽しみに!
それではまた!