東方狩猟携帯獣記   作:真紅を纏う双剣使い

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こんにちは!紅双です!
アリス「アリスよ。今回は思いっきり過去回ね」
今回は大量に伏線が仕込まれてますよ!
アリス「矛盾してるところが沢山あったわよ?こんなの投稿できないんじゃ…」
大丈夫だ、問題ない。それが伏線だっ!
アリス「もう知らない」
ここで皆さんにお願いです。もし伏線に気づいたりストーリーに予想がついても感想欄でコメントするのはご遠慮下さい。ご協力お願いします!
それでは本編スタートです!


4話 ユウキの過去

「よし、今日はここらで野宿しようか」

「ひたすらに歩いて歩いてだったけど後どれくらいかしら…」

バサっと地図を開いてからファイアローの背に乗り飛び上がる。

「あ、少し先にミアレが見えるわね」

『あっちにはクノエも見えるぜ!すぐ近くだな』

まっすぐ前を見据えればうっすらとフロストケイブが見えた。

「後1日くらいかしらね。まぁ、虚空の穴はフロストケイブの中だし実際はもう少しかかるけど…」

十分な取れ高だったので火を起こしているレンの近くに着地する。

「ふおっ!?おま、どんな高さから降りてんだよ!」

「50メートルぐらい?そんな事よりお腹空いたわ」

「分かった分かった、シチューでいいか?」

「ええ」

呆れ顔のユウキをスルーしてポケモンフーズとポフレの用意をし始める。

「ダークライ、飯だぞ!」

『お前…何者』

ダークライはボールから出てくるなり私に問いかける。

「私はリサ。こっちはルカリオとファイアローが仲間よ」

『それだけ…じゃない。強者の…気配…する。神…のような』

とぎれとぎれなのは置いておいて、ダークライが言いたいのはバカップ…ゼルネアスとイベルタルのことなのだろう。

「よく分かったわね?でも…ユウキには秘密。

もちろん危害は加えないわ。けどあの子達の事を知られれば私はレンの手助けが出来なくなる」

『分かった…黙って…いる。だが…ユウキに手を出したら…容赦しない』

「分かったわ」

私はダークライに微笑みかけてからユウキと食事の準備をする。

「ダークライと仲良くなったのか?」

「うーん…そのようなものかしらね」

あれは仲がいいといえるのかは微妙だけど…それでも大丈夫でしょう、…多分。

「あいつはなかなか俺にも自分にも人を近づけようとしないんだけどな」

「…訳ありの子?」

「ああ。いろいろあったんだ」

少し躊躇ってから私が聞くとユウキは気にせずにそう答え、話し始めた。

「あれは俺がこの地方にたどり着いた直後だった。怪しげな研究所に迷い込んじまってな」

 

 

 

 

〜ユウキside~

どこだここ。

森をフラフラしていたら何かに襲われて逃げまくっていたら着いたが…

どこかは全くもって見当がつかないが、研究所だってことは分かるな。

「さっさと研究員探して出るか」

白く無機質な壁に冷たい鉄扉が連なり、電灯がチラチラと点滅している廊下の様は不気味で、ここから早く出た方がいいと思わせた。

辺りを見回すと廊下の突き当たりに一際大きな扉が目に付いたので近付くと、突然中から人の叫び声と爆発音、何かの叫び声がした。

咄嗟に飛び込むと、白い服を着た研究員らしき者が数名、黒い幽霊のような生き物と灰色に紅い瞳が特徴的な生き物がジリジリと壁際に追い詰められていた。

これはどっちを助けるのが正解なんだ?

「散々暴れてくれやがって…すぐに八つ裂きに解剖して技術化して売り飛ばしてやるっ!!」

あ、研究員黒確定だな。

やっぱり〈こっち〉でも乱獲とかされてるのか…

「なら、蹂躙するだけだな」

【ただ今ユウキ君によってえげつないことがされてます。野原で遊ぶニャスパーとダークライを想像しつつお待ち下さい】

「ふぅ…一段落ついたな。大丈夫か?」

優しめに声を掛けるが灰色の方はビクッとして黒い幽霊の陰に隠れてしまい、黒い幽霊が庇うように前に出る。

「ボァァァッ…!」

「あー…大丈夫だ。お前らに危害は加えねーよ」

「ボァァァッ!!」

幽霊がもうひと鳴きした所で意識が途切れた。

 

 

「んー、ふぁぁぁ…」

目が覚めると森の木の根元に寝ていた。

「ふにゃにゃ!」

膝元で声がしたので見下ろすと灰色の子がじゃれてきていた。

『よく眠れましたか?』

唐突に話しかけられ周りを見回すが人の気配はしない。

「おう、よく…ってどこだよここ!?」

『そんなに警戒しないで下さい。もし危害を加えるつもりならとっくに済ませているでしょうね』

「お前は誰だ…?」

俺の疑問に声は笑いながら答える。

「ふむ…生命を司る神のような者です。貴方がいるのは私が創り維持している空間なのです」

なるほど…つまり神託みたいな感じか?

『そんなに大袈裟なことではありませんよ。貴方がこの地方に来たのは特殊なことです。生き延びるには貴方でも厳しいでしょう。なので一通りここの常識と少しばかりのプレゼントをしようと思いまして…』

「そうか…悪いな。助かる」

こうして色々な事を教えて貰った俺は一つ質問する。

「なぁ、俺が迷い込んじまったあの施設は何だったんだ?」

『あれは…フレア団という闇組織の研究所です。奴らはポケモンの売買や解剖などをして金を稼いでいるのです…!!』

神の声には明らかな怒りが篭っていた。

「密猟者ってことか…」

『それだけではありません。奴らはこの世界を破滅つもりなのです。争いのない美しい世界のため人間を減らし、争いの道具になるであろうポケモンを消し去る、と…』

何だそれ、そんな事したら破滅しかしないじゃねーか…

「クズだな、あいつら…」

『なのであなたに頼みたい事があるのです』

うん、察せた。

『あなたにフレア団の討伐を頼みたいのです』

「あー…分かった。やるわ」

『ありがとうござ…』

『ゼルネアスー、暇だー』

突然聞こえた男の声と共に豊かな森が急速に枯れていく。

『ああーっ!!私の森がー!?ど、どうしてくれるんですか!イーちゃん!』

『ごっ、ごめん!悪気はなかったんだ…!』

『もういいですっ』

あー…そういう関係なのか、お前ら。

「ふにゃぁ…」

「ボアアアッ…!」

異変を察したもこは駆け戻って俺の膝に飛び乗り小さく体を丸め、ダークライはもこを守るように俺の膝からもこを抱き上げる。

『ゼルネアス、怖がられた…』

『まったく…それで、引き受けてくれるのでしたね。それならお礼をしなければなりませんね…そうだ、プレゼントを二つにしましょう』

ずっと思ってたんだがプレゼントって何だ?

『そうですね、あなたには何があろうと会いたい人が居る。違いますか?』

突然そう言われ俺は驚く。なぜなら―――

「…そうだ。何故知ってるんだ?」

『あなたの記憶と心を覗いてみたのです。あなたは隣に居てくれる人を心から欲している。その人は…この世界にいます。それも、この地方に』

突然の知らせに心拍数が上がっていくのがわかる。

『あなたと巡り会えるよう計らいましょう。肝心のタイミングですが…こればかりはど私にもうにもなりません』

「な、何でだよ?」

『あまり私がこの世界に干渉すると大きな波紋が起きます。それはこの世界を滅ぼしてしまう』

それは不味い。出会えなくなってしまうのは避けたい。

「確か…プレゼントは2つだったよな?」

『ええ、そうです』

「それならそのもう一つのプレゼントを時期を限界まで早めることにしてくれ」

俺はそのためにここに来たんだ…他のものは何一つ要らない。

『いいのか?もっと…伝説のポケモンを連れていくとか考えてたんだが』

「そんな事したら悪目立ちするだろ」

闇組織を叩き潰すなら目立たない方がいいだろ。

『あなたらしいですね…さて、衣食住はこちらで用意しています。今からそこに送る…前に、あなたが元々いた研究所を跡形もなく叩き壊して欲しいのですが』

「そんなのお安い御用だ」

『心強いです。今研究員は誰もいないので襲われる心配はないので。それでは頑張ってください…』

その声と共に俺の意識は遠ざかっていった。

 

 

 

~リサside~

「という訳だ。もちろんその後研究所は叩き壊してモコとダークライと一緒にヒヨクシティに送られた」

「そういえば会いたかった人には会えたの?」

「…会えてない。ったく、ゼルネアスは何をしてんだか」

「ブーッ、ゴホッ、ゴホッ」

「だっ、大丈夫か!?」

手を引いてたのはあのバカップルか!

「ちょっと散歩してくるっ」

唐突に立ち上がり森に向かった私を見送るユウキはこう言う。

「…なんで森?」




さて、どうでしたか?
妹紅「いくらなんでも分かりやすすぎじゃないか?」
主にはその程度の画力しかないのだよ( ・´ー・`)
妹紅「それドヤっていいことなのか…?」
まぁ…いいじゃん。
それではまた!
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