IS武闘伝Gガンダム   作:西方有敗

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第26話

兄さんと再会した俺は、

アイギスとラウラには先に戻ってもらい、

今まで出来なかった話をしている。

 

「…そうか、お前はウルベに勝ったんだな。」

 

「かなり危ないところだったけど、

仲間達の力もあってアイツを倒すことが出来た。」

 

「そうか…ところでドモン。」

 

「なんだい、兄さん?」

 

「レインとはどうなったんだ?」

 

そう笑いながら聞いてきた。

 

「うっ…。」

 

聞かれるとは思っていなかったため、思わず言い淀んでしまう。

 

「…まさかお前。」

 

その様子を見た兄さんは、

 

「また何かやらかしたのか?」

 

少し怒りながらそう言ってきた。

 

「いや…それなりに上手くいってる…と、思う。」

 

「怪しいものだ。」

 

一方その頃。

 

 

 

 

 

 

 

「もう!、

ドモンったら黙ってどこに行ったって言うのよ!!」

 

「お、レインじゃねえか。どうしたんだよ?」

 

「チボデー!、ドモンの事知らない?」

 

「ドモン?、

そう言えば最近見てねえが…なんだ、また喧嘩したのか?」

 

「勝手に居なくなったのよ!!」

 

「何時もの事じゃねえか。

アイツの事だ、その内ひょっこり戻ってくるだろうよ。」

 

「…もう!!」

 

相当お冠なレインだった。

 

 

 

 

 

 

 

「…そうだドモン、聞きたい事があるんだ。」

 

「俺に?」

 

思い出したかのように兄さんは、

 

「お前はISに乗れるのか?」

 

そう聞いてきた。

 

「一応そうらしい、今ISの開発者に専用機を作ってもらってる最中だよ。」

 

「…なるほど得心した、アイツも人が悪い。」

 

そう兄さんは1人で納得している。

 

「どうしたんだい、兄さん?」

 

「いやスマン、こちらの話だ。

…お前の専用機だが、預かってる。」

 

「本当かい!!」

 

驚いた、まさか兄さんが俺の専用機を持ってきてくれるなんて!。

 

「ああ、少し待て…。」

 

そう言って兄さんは何かの機械を地面に置く。

 

「それは?」

 

「まあ待て…と、来たな。」

 

空を見ていた兄さんはそう呟いた。

 

「何が…って、なんだ!!」

 

すると次の瞬間、

兄さんが置いた機械目掛けて何かが降って来た。

 

「流石に早いな、

中の状態は…問題なさそうだ。」

 

そう言って兄さんは、

 

「受け取れドモン、お前の専用機だ。」

 

そう俺に箱の中身を見せてきた。

 

「これは…!!」

 

紛れも無い、ゴッドガンダム!!

以前のように試作段階の物じゃない。

完全にゴッドガンダムだ!!

 

「…お前の専用機は、やはりコレしかないな。」

 

微笑みながら兄さんもそう言ってくる。

俺もそう思う、別の機体に乗るなんて考えられん。

これこそが俺の唯一無二の専用機に相応しい。

 

「…つけても良いかい?」

 

「お前の機体だ、好きにすると良い。」

 

兄さんにそう言われ、俺はゴッドガンダムに触れる。

するとそこに鎮座していたゴッドガンダムは分解され、

俺の体に次々と装着されていく。

 

「…久しぶりだな、ゴッドガンダム。

またよろしく頼む。」

 

装着が終わってから、つい言葉を漏らしていた。

 

「ふ、中々似合っているぞ。」

 

「ありがとう兄さん、

…ところで、兄さんはこれからどうするんだ?」

 

それが気になった。

学園に来る…と言うのであれば是非とも歓迎したい。

あそこには師匠も居るけど、

今であれば特に大きな問題になるとは思えない。

 

「さあな、特には決めていない。

とりあえずは束の元には居るさ。」

 

「…それなら。」

 

学園に来て欲しい、そう言おうとした。

 

「残念ながら、それは出来ない。」

 

「兄さん?」

 

俺の言いたい事を分かっていた兄さんは、先にそう断ってきた。

 

「無論お前と共に行くという事も出来るのは分かっている。

しかし、俺は束に助けられた。

その恩を返さない内には離れたくは無いのさ。」

 

「…兄さんがそう言うなら。」

 

「そんな顔をするな、

理由がなんであれ、今俺達は生きて(・・・)いるんだ。

それならいつでも連絡を取る事は出来るだろう?」

 

生きてる、という所を敢えて強調して兄さんは言ってきた。

 

「…ああ、それもそうだ!」

 

「ああ…ではなドモン。

近いうちにまた再会できる事を願っているよ。」

 

最後に軽く拳を合わせ、兄さんは歩いていった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兄さんが去った後、俺は1人で鍛錬をしている。

時刻は既に夜。

辺りには明かりが殆ど無かった。

 

「…穏やかだな。」

 

俺の耳に入ってくる音は波の音のみ。

俺と兄さんの技のぶつかり合いであたりは壊れているが、

それを差し引いたとしても、こんなに穏やかな日が来るとは思わなかった。

その空気の中、俺はひたすら座禅を組んでいる。

 

「…なんだ?」

 

突如、音が聞こえた。

これは…射撃の音?

音の発生源であるだろう方向を見ると、

そこには戦闘を行っている一夏達が…。

 

「なんだアレは…IS?」

 

良く目を凝らしてみると、

そこにはエネルギーの羽根を羽ばたかせているISが一機。

 

「…状況は分からんが、とにかくアレは敵という事らしい。」

 

そう判断した俺は早速一夏達の加勢に向かうべくISを纏う準備をする。

 

「これを言うのも久しぶりだな…!、

出ろおお!、ガンダアアアム!!」

 

指をスナップした瞬間、俺の体を光が包む…!!

 

「フン!!」

 

右腕の装着が終わり、突きを放つ。

 

「フン!!」

 

左腕の装着が終わり、同様に行う。

 

「ハア!」

 

両足の装着が終わり、蹴りを二度放つ。

 

「はああああ…。」

 

全ての部分の装着が終わり、一度息を吐く。

…レスポンスは問題無いな。

…いや、モビルトレースシステムの時よりも更にダイレクトに伝わる。

これならば問題あるまい。

 

「行くぞ!」

 

背中のブースターのエネルギーを最大まで加速に使用し、

救援に向かうべく、一夏達の元へと急ぐ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…着いたには着いたが一足遅かったらしいな。」

 

「その声はヴァイスか…!、何故此処に!!」

 

一夏達の元へと到着した俺が見たものは、

敵ISに対して一夏が突貫し、その武器を叩きつけている所だった。

 

「岩場で修行をしていたらお前達が見えた、

良く見てみると戦闘中だったから救援に来た…というところだ。」

 

驚愕するラウラに対してここまでのいきさつを説明した。

 

「な、なるほど…しかし勝負は決まったぞ。」

 

「みたいだな。」

 

もう一度一夏の方を見ると、

そこには完全に敵ISを完全に捉え、機能停止まで追い込んだ一夏がこちらを見ていた。

 

「一時はどうなる事かと思ったけど、なんとかなったみたいね。」

 

「そうみたいですわ。」

 

完全に敵ISが沈黙してる様子を見て、一同は安心している。

だが、なんだ…嫌な予感がする。

 

「…離れろ一夏!、

そいつはまだ倒せていない!!」

 

「え…なに!?」

 

それは直感だった。

通信で直ぐに一夏に向けて叫んだ瞬間。

完全に機能を停止していたハズの敵ISが再起動した…!!

 

「クッ!」

 

すぐさま再び加速を行い、一夏の元に行く。

間に合うか…!

 

「ば、馬鹿な!!」

 

通信から一夏の驚愕の声が聞こえる。

 

「何があった!」

 

加速を緩める事はしないで、一夏に確認をする。

 

「エネルギーが回復…いや違う!

機体の損傷が直ってきてる!!」

 

「なに…!!」

 

瞬間、俺の頭にある一つの言葉が浮かぶ。

…DG細胞。

だがアレはデビルガンダムを完全に破壊し、全て消滅した筈だ…!

敵ISが再起動するのと、俺が一夏の元に着いたのはほぼ同時だった。

 

「離れろ!、

アレはお前達の手に負える代物じゃない!!」

 

「な…うわっ!!」

 

言うが早いか、

未知の現象に遭遇し、

完全に動きが止まっている一夏を投げ飛ばし敵ISと対峙する。

 

「(DG細胞であれば、必ずアレが見えるハズ…どこだ?)」

 

一定の距離を保ち、注意深く観察する。

…見た限りでは見当たらない。

俺の思い過ごしか…?

 

「いや…そうか!!」

 

見えない訳が分かったぞ!

 

「コアに寄生しているのか!」

 

ISの核であるコア。

そこに寄生していれば、確かに表から見る事は出来ない。

 

「・・・・・・・・!!」

 

完全に損傷を修復されたであろう敵ISは立ち上がりながら咆哮する。

その咆哮は嫌でもデビルガンダムの事を思い出させる。

 

「援護する!」

 

「必要無い!、

お前等が居ては邪魔だ、…ラウラ!」

 

「な、なんだと!」

 

状況についていけていないラウラだが、

俺の呼びかけに対して直ぐに返事をしてくる。

 

「兄さん…シュバルツに直ぐに連絡をしてくれ!」

 

「シュバルツにだと!?」

 

「そうだ!、連絡が繋がった後にこの言葉を伝えるんだ!!」

 

「どんな言葉だ!」

 

「DG細胞!!」

 

「DG…細胞?」

 

「説明は後でする、早くしろ!!」

 

「わ、分かった!!」

 

聞きなれない言葉に困惑をするが、

今やるべきことは問い質すことじゃないと判断したラウラは皆に説明をして飛び去る。

 

「まさか、お前をまた見かける事になるとはな…!!」

 

理由は分からない、

だが一つ、確実に言える事は。

誰かがDG細胞をこの世界に持ち込んだ。

その事実のみ…!!

 

「アアアアアアアア!!」

 

再び敵ISが咆哮する。

しかし、その咆哮は先ほどの物とは違う物だった。

 

「…苦しんでいる?」

 

その姿はまるで、

無理矢理動かされている苦痛から発せられた物の様に見えた。

 

「だが、動きが止まっているならば…!」

 

詮索は後だ!

DG細胞を持っているコイツがどれぐらいの戦闘力を持っているかは分からん。

…一撃でコアを完全に消滅をさせなければこちらが危うい!

 

「流派・東方不敗が最終奥義…!!」

 

俺が操れる全ての気を集中する。

とんだ初陣になったものだ…!!

 

「ばぁく熱ゴッドフィンガー…。」

 

発動するは、

かつてシュピーゲル戦において使用した、

ゴッドフィンガーのエネルギーをも使用して放つ最終奥義!!

 

「石破ぁ!天驚拳えええええええん!!!」

 

「アアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

俺が放った石破天驚拳に飲まれ、

敵ISは断末魔の叫びを上げながらエネルギーを消費させていく…が。

 

「あと一手…!!」

 

足りない。

そう判断した。

これではエネルギーを全て消費させることは出来るが、コアまでは破壊できん!!

 

「ならば、その足りぬ一手は任せろ!!」

 

「その声は…兄さん!!」

 

視線だけで声の方向を見ると、

そこにはガンダムシュピーゲルの姿が!!

 

「行くぞシュピーゲル!、

シュトゥルム・ウント・ドラングウウウウウウウ!!」

 

竜巻となったシュピーゲルは、

ゴッドフィンガー石破天驚拳を受けている敵ISに対して突撃を敢行する!

 

「「オオオオオオオオオオオオ!!!」」

 

俺と兄さんの技は操縦者を守る絶対防御すら貫通し、

見る見る内に敵ISの装甲を破壊していく!!

 

「今だドモン!、トドメを!!」

 

「応ッ!、ばぁく熱!!ゴッドフィンガアアアアア!!」

 

兄さんの叫びに呼応し、

石破天驚拳を止めた俺は今度はゴッドフィンガーを放つ!!

兄さんの技によりこちらに弾き飛ばされた敵ISのコアに俺の右手が突き刺さる!!

 

「これで終わりだ!、ヒイイイイト、エンド!!」

 

俺の声と共に敵ISを爆発が包み込み、完全にコアを破壊する事に成功した…!!

 

「…どうやら、もう再生はしないようだ。」

 

暫くの間警戒をしていたが、

何時まで待っても再生をしてこなかった為構えを解いた。

 

「…ドモン。」

 

「…間違いないみたいだ。」

 

俺の隣に来た兄さんに、敵ISのコアの残骸を見せた。

そこには、二度と見る事は無いと思っていた。

DG細胞の破片があった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敵ISを完全に破壊した後、俺と兄さんは旅館へと戻った。

 

「千冬。」

 

「織斑先生だ。」

 

「今はそんな事どうでも良い、少し話せるか?。

出来れば人が居ない場所で話がしたい。」

 

「…分かった、着いて来い。」

 

玄関口で待っていた千冬に声を掛け、そのまま俺達3人は歩き出した。

向かった先は、簡易的な司令室の様な所だった。

 

「さて、ここならば問題あるまい。」

 

「スマン。」

 

「気にするな…話とはさっきの再生現象についてか?」

 

「ああ、しかしその前に…。」

 

俺の代わりに兄さんが口を開き、

 

「居るんだろう束。」

 

そう襖の向こうに声を出した。

 

「あら、バレてた?」

 

「当然だ、…これから話す事は是非ともお前にも聞いて貰いたい。」

 

「穏やかじゃないねー、

言っておくけどあの再生現象については知らないよ?」

 

「それを今から説明する。」

 

そう言って兄さんはDG細胞の破片を出した。

 

「これは?」

 

見覚えが無い千冬が早速触れようとするが、

 

「触るな!!」

 

「ッ!?」

 

ギリギリで俺の一喝が届き、手を止めた。

 

「破壊したとはいえ、触れれば何が起きるか分からん。

距離を置いて見る分には問題は無いが、決して触るな。」

 

「…何これ?」

 

今度は束が指差しながらDG細胞の破片について聞いてきた。

 

「…兄さん。」

 

「ああ、これの説明をするのは俺の方が適任だろう。

その前に、まずは俺達の事を話さないといけないな。」

 

そう言って兄さんは俺達の世界の事を話し始めた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…信じられん。」

 

話を聞き終えた千冬がそう声を漏らした。

…無理も無い。

俺自身、何故こんなことになってるか分からんからな。

 

「ふむふむ、それで?

その話とこの破片に何の関係があるのかな?」

 

束はわざとらしく頷いた後、再びDG細胞の話題へと戻した。

 

「関係は大有りだ。

この細胞はな、俺達が居た世界で作られたものだ。」

 

「ああ…、

これ単体で自己増殖・自己再生・自己進化能力を兼ね備えている。」

 

「「な…!!」」

 

兄さんの言った言葉で2人は絶句した。

それも当然だ、

この小さな金属一つがそれほどの力を持っているのだからな。

 

「そんな夢の様な物があったんだねー。」

 

「夢の様な物…か、確かにな。

正しい使い方(・・・・・・)をすれば、

この細胞一つで汚染された環境すら蘇らせる事が出来る。」

 

「正しい使い方?」

 

「ああ、

元々これは破壊されていく地球に対し使用し、

あらゆる環境を蘇らせる為に作られた物だった。」

 

「だった?」

 

兄さんの言葉に千冬が疑問を投げかける。

 

「…この細胞の力を悪用しようとした者が表れた。」

 

あの出来事は可能であれば思い出したくは無いが、

DG細胞の事を説明するには避けて通れないものだ。

 

「その物の手により襲撃され、もう少しで略奪されそうになった時。

何とか俺はその細胞を作れるガンダムに乗り地球へと逃れた。

…しかし、その時のショックでシステムにトラブルが発生。

地球を浄化するには、人間を絶滅させなければならないとシステムが判断した。

その結果、地球の環境を復活させるハズだったコレは姿を変えた。」

 

「…DG細胞という、悪魔の様な物へと。」

 

「「DG細胞…。」」

 

俺がその名を口にした時、

千冬と束もまた同じようにその名を口にした。

 

「この細胞はコントロール元を離れるとだが、

動植物の細胞や無機物を問わず融合し、

時としては死者をも蘇らせて自らの支配下においてしまう。

更に最悪なのは、

脳まで侵食が進むと宿主の自我が消失してしまう。」

 

「…この細胞の兵隊になるということか。」

 

「それだけならばまだ良い。

一度脳まで侵食を許してしまうと、その宿主は決して助からない。」

 

…今思えば、

レインやアレンビーを助け出せたのはただ運が良かっただけだ。

何かが違えば、この手で2人を殺めてしまったかもしれない。

 

「…話は分かった、この事は。」

 

「内密に頼む、

あの娘達には名前を言ってしまった為説明をしなければならないが…。

…要らぬ面倒を起こしたくは無い。」

 

「…分かった、私も決して口外はしない。」

 

「助かる…束。」

 

「ん~?」

 

「この細胞が本当にDG細胞なのか調べたい。

俺1人では時間が掛かりすぎる為、手を借りたい。」

 

兄さんはそう束に頼み込んだ。

ISを作った束であれば戦力としては十分見込める。

…束の気分次第だが。

 

「良いよー、私もこの細胞の事ちょっと気になるし。

何よりもキョウジの頼みだからねー。」

 

「ありがとう。」

 

「ニャッハハー、良いって良いってー。」

 

「束が頼みごとを引き受けるだと…!!」

 

兄さんの返事を快く引き受けた束に対して千冬は何故か驚愕していた。

 

「束…頭でも打ったか?」

 

「酷いよちーちゃん!!、

私にだって頼みごとを引き受けるくらいは出来るんだよ!!」

 

「いや…そうなのだが…スマン、意外すぎた。」

 

…一体コイツはどんな奴なんだ。

いまいち分からん…が。

 

「…話は終わりだ。」

 

兄さんがそう締めくくった。

 

「みたいだな…おい、そこに隠れている6馬鹿。

盗み聞きとは良い度胸をしているじゃないか。」

 

千冬が襖に向けて声を出すと、物音が聞こえてきた。

 

「出て来い、さもなくば課題を倍にするぞ?」

 

「いや待って千冬姉!、それだけは!!」

 

「織斑先生だ馬鹿者。」

 

慌てて出てきた一夏に対して千冬は切って捨てる様に言った。

…何人かいるとは気付いていたが、まさか全員いるとはな。

 

「も、申し訳ございません…気になっていましたもので…。」

 

「「「ご、ごめんなさい…。」」」

 

「ス、スマン…。」

 

「…ハァ。」

 

流石の千冬も呆れ気味だ。

 

「説明する手間が省けたが…。」

 

そう言って、俺はある考えを思いついた。

 

「この事は師匠に報告しておこう。」

 

「うぇ!?、それだけはやめてくれ!!」

 

「か、勘弁してくださいませ!!」

 

「「「「それだけは!!」」」」

 

盗み聞きした結果、どうなるかを想像した6人は青ざめている。

 

「良い薬だ。」

 

「「「「「「そ、そんなー!!」」」」」」

 

「ク…。」

 

「プ…。」

 

見るからに肩を落とした6人を見て、

 

「「アッハッハッハッハ!!」」

 

俺と兄さんは声を上げて笑い出した…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、

ドモンは宣言した通り盗み聞きの件を東方不敗に報告した。

結果、6人の鍛錬は熾烈を極める物に変更されたと言う。

 

閑話休題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




6人による福音戦はカットして、
等々出ましたDG細胞!!

ドモンのIS装着シーンはシャイニングに乗った時のアレのようなものです

ちなみに2人が放った技の位置関係を説明すると

シ>福<====石

になりまして、

シ>ーーー→福<ゴ

です。

前門の石破、後門の疾風怒涛!!
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