はいども、作者です。今回で体育祭編は終わりです。次はテストとか虎の巻とか色々詰め合わせかなぁ……では、本編どうぞ。
昼が過ぎ、俺達が中庭に戻ると先程まで体育館などにいた生徒達含め数百の生徒がグラウンドに集まっていた。
「あ、おかえり二人とも。丁度よかった。」
「丁度よかった?」
「ええ、今から体育祭最後のプログラム……ようは宝探しがあるの。それで二人には時間計測とカラーボールの点数集計をお願いしたいの。こっちは得点表、それぞれの色に点数が振られてるからそれを数えてくれたらいいよ。」
「わかりました。」
「じゃあ頼んだわよ。」
そう言い残し生徒会長はグラウンドに走っていく、どうやら始まりの合図をするようだ。
「さて、プログラム的にはこれが最後だな。頑張るぞ、メリル。」
「うんっ!」
「はぁ……はぁ……お、お待たせ……」
俺達が意気込んでいると後ろからお昼を急いで食べてきたらしいルルーナがやってきた。
「そんな急がなくても良かったのに。」
「あはは……今日あまり手伝えてないからこの
宝探し位は手伝わないとって思ってね……」
「そうか、なら点数の集計を手伝ってくれ。ルルーナ暗算得意だろ?」
「うん、任せてっ!」
と、そうしていると生徒会長の声がグラウンドに響く。
『ただ今より、体育祭最後のプログラム宝探しを始めます。皆準備はいい?』
「「「「おおおおお〜!!」」」」
「うわ、すごい声出すな……」
「み、耳が……」
「ぐわんぐわんする……まあ、それだけ会長が人気なんだね〜……」
『じゃあよ〜い………どんっ!』
パァンッ!聞き慣れた空砲の音が響くと同時に生徒達は一斉に走り出す。
「始まったな。さて、俺達は時間切れになるまで待つだけだな。」
「そうだね。」
「にしてもグラウンドすっからかんだねぇ……」
「ああ……」
一方その頃紅葉は……
「確かアシスト部に一年生は居ないから私のクラスが優勝すればテスト範囲を見せるという口実で雅先輩と触れ合える……メリル先輩、負けませんよっ!」
「な、なんか紅葉ちゃん燃えてるね……」
「でも凄いな柊、あいつだけでもう18個位カラーボール見つけてるぞ。」
「マジか!これは俺達も頑張らないとな!」
「先輩の隣で勉強の範囲を教える……えへへ……♪」
それから30分後、タイマーの鳴る音が響き渡る。そうすると探していた生徒達はぞろぞろと戻ってきた。その間に俺達は集計をする。
「………よくこんな数のカラーボール発注したな生徒会長……」
「凄いね……籠いっぱい……あ、集計終わったよ。」
「流石だなルルーナ。サンキュ。」
そう言って俺はルルーナの頭を軽く撫でる、するとルルーナは嬉しそうに目を細めた。
「羨ましい……」
「……ん?メリル、なんか言ったか?」
「う、ううん!何も言ってないよ!」
「そうか?」
「う、うん……」
「(鈍感……)」
「皆集計終わった?」
「あ、はい。えっと……」
俺は集計結果を生徒会長に伝える。
「うん、わかったわ。じゃああとは皆クラスに戻って大丈夫よ。お疲れ様。」
「はい。会長もお疲れ様でした。」
「ええ。」
俺達はクラスの列に戻る、それを見計らったかの様に生徒会長は結果を発表し始めた。
優勝はなんと紅葉のいるクラスだった。紅葉があまり見えないように全力のガッツポーズをしていたがそれだけ優勝が嬉しかったのだろう。
こうして、今年の体育祭は幕を閉じた……
はい、どうも作者です。ようやく体育祭編終わったぁ……ルルーナちゃんの出番無さすぎでしたね、もしルルーナちゃん好きが居れば申し訳ない。
「ルルーナは結構活発に動く方だからな、あまり動かず仕事してた俺達とはあまり会わなかったんだろ。」
そうですね、ではまた次回!