我が国の王女姉妹は○○な様です   作:不音七日

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  はいども、作者です。今回は虎の巻を配り終え、テストも終えたすぐあとのお話になります。ではどうぞ。


「我が国の姫は襲われたそうです」

 

  「来年から虎の巻制作中止ね。」

 

 

  「はい?」

 

 

  テストが大体帰ってきた頃アシスト部に行くとそこには生徒会長がいた。

 

 

  「って、あら?メリルさんとルルーナさんはどうしたの?」

 

 

  「なんか買い物行くって言って近くのデパートに行きましたよ。……それより、虎の巻が次回から作っちゃ駄目なんですか?」

 

 

  「出来が良すぎたのよ……」

 

 

  「そんなに良かったんですか?」

 

 

  「ええ、今回の1年生……特に虎の巻が配布されたクラスの平均点知ってる?」

 

 

  「平均点ですか?知りませんけど……」

 

 

  俺がそう答えるとやっぱり、と言いたげな表情をされた。

 

 

  「80点よ、特に配られたクラスなんて85点超えてるわよ。」

 

 

  「……マジですか?」

 

 

  「ええ。……私もすっかり忘れてたんだけどテストは生徒たちの実力をはかるものだから今回の半ば答えに近い虎の巻が出来すぎたのよ……だから、来年からは禁止。わかった?」

 

 

  「わかりました。……ところで生徒会長は何時からここに?俺は授業終わってすぐ来たはずなんですが……」

 

 

  「私は昼休みからずっと生徒会室にいたからね。なにせ今日はほとんど自習だったから私は生徒会の仕事をしていたの。」

 

 

  「なるほど……」

 

 

  「さて、今日はメリルさん達もいないし仕事も無いから帰ったらどう?買い物、手伝いに行ってあげたら喜ぶわよ。」

 

 

  「あ、はい。さよなら、生徒会長。」

 

 

  「ええ。」

 

 

  そう挨拶をしたあと俺は鞄を手に持ちデパートへ向かった。

 

 

  そしてデパートに向かう途中雅のスマホがなる。

 

 

  「……ん?メール?メリルかルルーナかのどっちかか。」

 

 

  歩きながらメールを開き内容を確認する、がその内容を見た途端俺の中に明らかな不安が表れた。

 

 

  『いまおそわれてるたすけて』

 

 

  「っ……!」

 

 

  襲われた?でもメールを送れるってことはある程度人数がいるのか?……となると襲われてるのは……

 

 

  「……デパートか…っ…!」

 

 

  その予想に至った瞬間スマホから着信音がなる、相手は親父。この時間帯、本来ならのんびり部屋で仕事をしている筈だ。なのに電話してくるということは……

 

 

  「もしもし親父かっ?!」

 

 

  『その様子だともう予想は着いてるな、朝二人がデパートに放課後向かうと言っていただろう。そのデパートが今テロリストに占領された。詳しいことは現地にいる警官にでも聞け。』

 

 

  「………()()は?」

 

 

  『勿論下りている、ただちにテロリスト達を殲滅又は制圧しろとの事だ。』

 

 

  「……なら良かった。……あんまりあいつらを怖がらせたくは無かったが……仕方ないか。」

 

 

  『いつかばれることだろう、早いか遅いかの違いだ。』

 

 

  「……わかった、許可も下りたのなら直ちに制圧しに向かう。」

 

 

  『心配することは無いだろうが武運を祈る。』

 

 

  その言葉と共にブツッと電話が切れた。

 

 

  「……いつかはばれる……か。」

 

 

  そういいつつ俺は軽く準備運動をし、走り出す体制を取る。そして次の瞬間

 

 

  「ふっ……!」

 

 

  雅の姿は一瞬にして消えた。





  はいどうも、作者です。よくやく書きたかった非日常編を書ける……次回は戦闘描写あるかなぁ……


  雅「ようやく俺の詳細がわかるのか。」


  まあ、そんな感じですね。ではまた次回!
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