「……姫様、準備はよろしいのですね?」
「はい。」 「うん。」
王城のエントランスホール、いつも明るい雰囲気に加えて中央には蒼く光る空間の穴が出来上がっている、これを超えれば二人の目指す世界へと着くのだ。
「さあ、行こっか。私達の夢見た世界へ!」
2人がゲートへ入る、その瞬間真っ白な光に包まれた。
〜同時刻 日本〜
「ふわぁあ……眠……こんな平日に学校とか面倒だよなぁ……」
制服を身に纏い少し頭を掻きながら青年は街を歩く、現時刻は7時30分。彼の通う高校の授業が始まるには1時間早い。
「やっぱ他の生徒が通らないこの朝早くが一番だな、いやいや友達がいないとじゃないからな!?ほんとだからな!?」
って……誰に言ってんだ俺は、そもそも俺は友達がいないんじゃない作らないんだ。と言うか近づいたら逃げられる、何でだ……
「って、そんな過ぎたことを考えてると他の生徒が登校してきちまうな。さっさと行くか。」
そう言って再び歩き出した次の瞬間だった。
視界が青く染まる、それは自分の目が悪くなったとかそんなものではなく正真正銘世界が青く染まっていた。……しかしそれも少しすれば収まった。が、明らかにおかしい点が一つあった。
「ふぅ……ようやく着いた……あのワープゲート中々気分悪くなるね……」
「うっぷ………吐きそう……」
「なんなんだ一体……」
そう、光が収まると同時に現れたのは鮮やかな赤髪の少女、そして綺麗な青色の髪をした少女が居た。
「あ……!ルナ!こちらの世界の人間が居たよ!」
「ほんとだ!メリル、やったわね!」
何なんだろうか、急に現れた2人の少女が俺を見た途端に騒ぎ出したぞなんだろうか、やはり怖がられているのか?……いや違うな、明らかに怖がってない寧ろ喜ばれてる。何処かで会ったこととか無いよな?いやそんな事はないな記憶力は良い方だ記憶の中にはこんな美少女なんて存在してない。
「あの……」
「……ん?」
そんな事を考えていたら青髪の少女に話しかけられた、流石にこのまま無視するのもアレなので反応する。
「な、なんだ?」
「おかしなことを聞くかもしれませんがここは地球で合ってますか?」
なんなんだろうか、ここが地球なんて当たり前ことだろう。だが聞かれたのなら答えなければいけないだろう。
「ああ、ここは地球だ。」
「やっぱり地球なんだ!ルルーナ!ついに目的地に着いたよ!」
答えると少女は嬉しそうにもう一人の方へ走っていく。……なんなんだ……ってこんなことしてる場合じゃないなさっさと学校に行こう。……そんなことを思い青年は自分の通う高校へ向かった。
青年授業中(((((((((((っ・ω・)っ ブーン
「ふぅ……これで今週の学校も終わりか、そういやあの美少女達はどこ行ったんだろうな。……ま、多分もう会うこともないだろうが。」
そんな事を言った数秒後だった。恐らくこれがフラグと言うやつだったのだろう。朝会った所を俺が通ると彼女達はいた。……仕方ないので俺は彼女達に声をかける。
「あんたら、まだここにいたのか。」
「……!朝に会った……!」
「良かった、君、私達を助けてくれない?」
「……は?」
話しかけた途端これだった、助けてくれない?どういう事だ。こいつらだって見た感じ俺と同い年に見える……なのに助けて?……まさか……。俺はとある仮説を思いつきこいつらにその質問を投げかける。
「まさか、お前ら住む場所が無いか道に迷ったのか?」
「凄い!メリル、この子エスパーだよ!」
「そうね、まさか私達の言いたかったことを当ててくれるなんて。」
「で、どっちだ。道に迷ったのか、住む場所が無いのか。」
「えっと……どちらかと言えば住む場所が無い……かな。こっちに来たばかりでお金と着替えとかはあるけど住む場所の探し方がわからなくて……」
「………なるほどね、事情はわからんが何か困ってるなら助けよう。着いてきな。」
「助けてくれるの……?」
「朝会っただけなのに……すごいねメリル、この世界の人間……」
「朝会ったのも何かの縁だろうしそんな泣きそうな目で助けを乞われればそりゃ助ける、俺だって鬼じゃないからな。」
「そうなんだ……あ、自己紹介が遅れたね。私はメリル。こっちは双子の妹のルルーナ。」
「よろしく〜。」
「俺は
「ミヤビ……うん、いい名前。よろしく♪」
「ああ、よろしく。」
雅は二人の前を歩いて行き、心なかで1つ……
(なんか嫌な予感がするなぁ……)
そんな事を思った。
はいども、作者です。ようやく地球にこれました。ちなみに年齢的には3人とも17歳です。今回も見てくれるといいなぁ……なんて。
あ、ちなみに途中の(((((((((((っ・ω・)っ ブーンはなんとなくやりたくなったのでやってみましたたまにはいいよねっ!てなわけでまた次回!