我が国の王女姉妹は○○な様です   作:不音七日

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はいども、作者です。今回から新キャラ雅君があとがきに登場します。……とまあ予告はさておき早いところ本編いきましょう。


「我が国の姫は旅館に住むようです」

  ルルーナ達が歩く事数分、とある木造の建物に着く。見た目は大きく、看板らしきものには旅館【風月】と書かれていた。

 

 

  「ほら、着いたぞ。住む所無いんだろ?ならここに住めばいい、あと金は取らない。」

 

 

  「ここって……宿屋?」

 

 

  「まあ、宿屋ってか旅館だが……まあ、俺の家兼旅館って所だな。俺の親父が経営してる。」

 

 

  「勝手に住まわせてもらっちゃっていいの?」

 

 

  「問題ない、親父は優しいから事情説明すりゃ快く泊めてくれるだろうさ。まあ、ここで待ってな。」

 

 

  そう言って雅は二人を置いて旅館の奥へと消える、すると数分後札の付いた鍵を持って戻ってきた。

 

 

  「待たせた、親父もお前らのことを話したら『雅が信用した方何だったら問題ないぞ』と言ってくれてな。ほら、部屋の鍵を預かってきた。」

 

 

  そう言って雅は鍵をメリルに渡す、それを受け取るとメリルは笑顔で雅の方を向く

 

 

  「私達のためにありがとう、ミヤビ。ほら、ルナもお礼を言って。」

 

 

  「あ、うん。ありがと♪」

 

 

  「どういたしまして。……それより、だ。ちゃんと説明はしてくれるんだろうな?お前らがどこから来て、何のためにここに居るのかを。」

 

 

  「もちろん、助けてくれたのだしそれくらいの事はちゃんとするよ。」

 

 

  「とりあえず部屋で休みたいな〜、ミヤビ案内してもらってからでもいい?」

 

 

  「わかった、とりあえず案内する。こっちだ。」

 

 

  親父からもらったのは鶴の間、ここの旅館の中で一番高い部屋だ。おそらく親父なりの気遣いなのだろう。

そう思いつつ雅は二人を鶴の間へ案内する。

 

 

〜鶴の間〜

 

 

  雅は鍵を開け扉を開く、そこにはテレビやちゃぶ台、座椅子など旅館にあるような物が大体揃っていた。

 

 

  「ここが今日からお前らの住む部屋だ。備品を壊したり部屋の壁とか勝手に変えたりしなければ好きに使っていいぞ。」 

 

 

  「わかった、ありがとね。何から何まで。」

 

 

  「それはいい、とにかく事情説明だ。」

 

 

  「……そうだね。」

 

 

  そういうと二人は今に至るまでの経緯を簡潔に説明する、その間雅はその事実に驚きながらも少し笑っていた。

 

 

  「ははっ、なるほどね。平民のような暮らしをしたくてこっちの世界に……か。中々面白いことすんだな、お前ら。」

 

 

  「ふふっ、でしよ?これが私達の夢だったの、だから叶えてくれたジャックとミヤビには感謝しきれないくらいなの。」

 

 

  「ほんとありがとね?」

 

 

  「どういたしまして、さて。このあとは夕食だ。時間になったから呼びに来る、それまでは休んでな。」

 

 

  そう言い残し雅は部屋を去った

 

 

  ーーーーーーーー

 

 

  夕食も食べ終え、旅館内の人間が大体寝静まった頃。コンコン、そんな音が部屋に響く。コーヒーを飲みながら落ち着いていたこの旅館のオーナー、風月凪斗(かぜつきなぎと)はカップをテーブルに起きノックの主へ対応する。

 

 

  「こんな時間に誰かな?」

 

 

  「夜分に失礼します。」

 

 

  入ってきたノックの主……メリルは凪斗に軽く頭を下げる

 

 

  「別に構わないけど、何か困ったことでもあるのかな?」

 

 

  「いえ、困ってることなんて何もなくて……ただ1つ些細な願いを叶えてほしく……」

 

 

  「願い?そりゃあ雅が連れてきた娘だし家族も同然だ、私で叶えられるのなら叶えよう。」

 

 

  「ほんとですか!?……実は………」

 

 

  メリルは雅と会話して新たに生まれた願いを凪斗へと話す、すると凪斗は少し微笑みこう言った。

 

 

  「わかった、明日までに手配しよう。……だが準備の関係でそのままの格好で行くことになってしまうけど構わないかい?」

 

 

  「わかりました、用意して頂けるだけでもありがたいですし明日はこの格好で行きます、ルルーナと一緒に。」

 

 

  「そうだね、そうしてもらえると助かるよ。……じゃあ、今日はもう部屋に戻るといい。もう夜も更けているからね。」

 

 

  「わかりました、おやすみなさい。」

 

 

  「ああ、おやすみ。」

 

 

  そう言葉を返すとメリルは部屋へと戻っていく、その背が見えなくなると凪斗は椅子から降り、自室へ戻る。

 

 

  「さて、大変なことになったものだ。………雅、お前の苦労は絶えなさそうだ。」

 

 

  そう、言い残して……




  はい、ども作者です。いやぁ、最後の会話何があるんでしょうね?


  雅「知るか、と言うかメリルも意外と積極的なのか?」


  さあ?ま、次回も頑張ってくださいな雅君。


  「わかったよ。」


  ……ところで雅君、夕飯余ったりしてない?


  「無い。」


  (´・ω・`)また次回!
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