我が国の王女姉妹は○○な様です   作:不音七日

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  はいどうも、作者です。……ついに最終話です。ここまで見てくれた方っているんでしょうかね……と、この話は後書きに回して……本編をどうぞ!


「我が国の姫は振替休日をむかえたようです」

 

  修学旅行を終え帰ってきた俺達は振り替え休日に入りいつもどおりの生活を送っていた。

 

 

  「お〜い、メリル〜。そっちの部屋の掃除終わったら厨房行って昼食づくりの手伝い頼む。」

 

 

  「わかったよ〜。」

 

 

  「ふわぁあ……」

 

 

  俺達は休みと言う事で旅館の仕事の手伝いをしている、俺とメリルで部屋の掃除。ルルーナはフロントでの受付を任せたのだがこの時間帯客が少ないのもあり暇そうだ。

 

 

  「にしてもまさか従業員が風邪で倒れるなんてな……」

 

 

  「あはは、仕方ないよ。最近風邪が流行ってみたいだから。」

 

 

  「それもそうか。」

 

 

  と、そんなことを話しているとお客が入ってきたのかガラガラと扉を開ける音が聞こえる。

 

 

  「いらっしゃいませ〜。……って……あ!」

 

 

  「……何よ、その何でこんなところに。みたいな顔は……」

 

 

  「いや…だって……え?」

 

 

  「……その様子だと彼……この手紙の内容伝えてないのね……」

 

 

  「そういえば聞いてないような……」

 

 

  「ほんとちゃっかりしてるわ。……まさか私を殺さずに勝つなんて思ってなかったから何でも言うことを聞く、なんて契約をしてしまったんだもの。」

 

 

  「……それで…何しに来たの?」

 

 

  「従業員として手伝ってくれって手紙に書いてあったわ、ご丁寧に住所付きで。」

 

 

  「うわぁ…雅ってばほんとちゃっかりしてる……」

 

 

  と、そんなことを話していると雅がこっちに近づいてくる。

 

 

  「お、予想より早く着いたか。一昨日ぶりだな。」

 

 

  「まさかあなたがこんな旅館で働いていたなんてね……まあ、何でも聞くと言った以上は貴方の言葉には従うことにしましょう。」

 

 

  「ん、じゃあとりあえず……料理って出来るか?」

 

 

  「料理?…まあ、和食に限るなら何でも作れるわ。」

 

 

  「まあ、うちじゃ和食以外出さないからそれでいいか。こっちだ。あ、ルルーナ。受け付け暇なのはわかるが……寝るなよ?」

 

 

  「うっ……」

 

 

  そう言い残し雅と瑠璃は厨房の方へ向かった。……と言うか何で背丈が変わっているのだろうか……それが不思議でならない。

 

 

  「それにしても、あのあと知ったが瑠璃。お前初代の武人だったんだな。どうやって生きてたんだ?」

 

 

  「気づかずに決闘を受けたのね……まあ、死んでない理由は一昨日言ったとおり私の呪刀……【御剣】のおかげよ、あれには不老の力もあるからね。……あとは……好きに見た目を変えられる力もあるわ。流石に少女の姿でウロウロしてたら警官に捕まりそうだもの。」

 

 

  「確かに、あの年齢で深夜うろついてたら間違いなく迷子だと思われるな。」

 

 

  「ええ。」

 

 

  「そういや……何で死のうだなんて思ったんだ?武人として生きるのが嫌になったわけではないだろ?」

 

 

  「そういうわけじゃないわ。……今のこの世界に武人が必要ないと感じたからよ。今の世界警察が優秀だからね。」

 

 

  「まあ、優秀ではあるが必ず捕まえられるわけじゃない。」

 

 

  「そうね。……でも、そうなるからこそ警察はそれをどうにかしようと発展していく。でも武人が手を貸せばそこで警察の進歩は止まってしまう。……だから必要ないと思ったのよ。」

 

 

  俺はそれを聞いて少し納得した、だが俺はそれに賛成はしない。

 

 

  「でも、大切な人を守るための力として使えるだろう?」

 

 

  「大切な人……か。そう呼べる人なんて今はもう居ないわ。」

 

 

  「いるだろ。……大切かどうかはお前次第だが。」

 

 

  「え……?」

 

 

  瑠璃はキョトンとした顔で俺を見る。

 

 

  「この旅館で暮らしたり働いたりする全員だよ。勿論俺達も含めてな。」

 

 

  「な……」

 

 

  「俺の考えだがな、同じ屋根の下で暮らし、働けばそれは家族も同然だと思うんだ。家族って大切なものだろ?だからお前には守るものがある。力を振るえる場所がある。違うか?」

 

 

  「………ふふっ、ほんとあなたには敵わないわね。」

 

 

  私はふぅ、と息を吐く。そして初めて笑顔で彼に手を差し出す。

 

 

  「なら、家族同士よろしくね。雅。」

 

 

  すると彼は一瞬驚きの表情を見せたあとその手を握る。

 

 

  「こちらこそ、ようこそ俺達の家へ。」

 

 

  この瞬間、私の新しい人生が始まったような気がした、そしてこの先何が待っているかわからないが何があっても雅や王女姉妹を守っていこうと思った。





  はい、どうも作者です。最終話いかがでしたか?え、何メリル達殆ど関係ないじゃんって?ま、まあそれは許してください。これ以外の終わり方を思いつきませんでしたはい。と、まあめでたく最終話を迎えたわけですが中々ハイペースだったような気がします。そしてこの作品の続編をどうしようかな〜……と考えてみたり。もしよろしければ続編があってほしい!などのコメントを残していただければ作るかもしれません。……まあ、書くとしたら今書いてる魔王のお話が終わってからですかね。さて、長話はここらへんにしてここまで見てくださった皆さん本当にありがとうございました!話数にして31話ですが楽しんでいただけたなら幸いです。ではまた会いましょう!
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