我が国の王女姉妹は○○な様です   作:不音七日

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  はいども、作者です。今回も引き続き学校編です。ではどうぞ。


「我が国の姫は高校生活を満喫しているようです」

 

 

  男子陣に頑張って俺の安全さを伝えに言ったメリルだが、気づけば男子共が逆に俺の危険さを熱弁してるような光景になっていた。

 

 

  「………なんでこうなったんだろうな。」

 

 

  「メリル人気だねぇ……」

 

 

  「と言うかわざわざ俺の安全さを教えに行かなくても良かったのに、どうせ誰も賛同しないだろうし。」

 

 

  「そうなの?」

 

 

  「まあ、1年の時からずっとだからな。俺は特に何もしてないんだが見た目のせいであることないこと何でも噂が出てもう今じゃ収拾つかなくなってる。」

 

 

  「あはは……ミヤビも苦労してるねぇ……」

 

 

  「全くだ。」

 

 

  ルルーナと仲良く話しているとようやくあいつらのでたらめ話から解放されたメリルが席に戻ってきていた。

 

 

  「おかえり、どんなこと聞かされた?」

 

 

  「えっとね……暴走族30人を無傷で全員病院送りにしたとか熊を素手で殺せる、とかかな?」

 

 

  「なるほど…やっぱでたらめだな。」

 

 

  「だよね……」

 

 

  「ああ、熊を素手で殺したりしたら手が痛くなるだろ。」

 

 

  「え、そっちの問題なの……」

 

 

  「?当たり前だろ。」

 

 

  「雅君って実は結構やばい人なんじゃないかな……そんな気がしてきたよ……」

 

 

  「まあ、うちの家系は()()()()()()()な。そう思われても仕方ないかもしれん。」

 

 

  「特殊?何かあるの?」

 

 

  「まあな。でも、今は話せない。そのうちいつか話すさ。」

 

 

  「わかった、約束だよ?」

 

 

  「ああ。」

 

 

  二人が約束を交わすとほぼ同時にキーンコーンカーンコーンと授業の終わりのチャイムがなる。薊先生が指定したのはこの時間まで、つまりここから先は通常授業だ。

 

 

  「そういや……二人共勉強は出来るのか?」

 

 

  「まあ、一応ね。私もルナもあっちではアカデミー首席だったから。」

 

 

  「ん?あっちにも学校はあったのか?」

 

 

  「そうだね、ミヤビ達の言い方で言うとチュウガッコウ?とか言うやつに近いかも。」

 

 

  「なるほどな。ま、とにかくわからないことがあったら聞いてくれ俺で良ければ教えてやるから。」

 

 

  と、言ったのだが……

 

 

  〜授業中〜

 

 

  「はい、メリルさんこの問題を解いてみて下さい。」

 

 

  「はい。」

 

 

  そう言って数学担当である薊先生は黒板に数式を書き並べる、一応解けないことはないがクラスの大半は首を傾げるくらいの問題だ。

 

 

  「……………はい、出来ました。」

 

 

  ほんの十数秒メリルは黒板の問題を眺めたあとニコッと微笑みチョークで答えを書いていく。

 

 

  「……素晴らしい、見事な回答です。席に戻っていいですよ。」

 

 

  「わかりました。」

 

 

  そう言ってメリルは席に戻っていく、あまりの答えの速さにクラスメイトも先生も引き攣っている。

 

 

  「凄いな、メリル。あの問題俺でも解くのに数分はかかるのにそれを数十秒で解くなんてな。」

 

 

  「そうなの?結構わかりやすい問題だと思うんだけど……ねえ、ルナもそう思わない?」

 

 

  「うん、このくらいなら数十秒あれば解けるよ。寧ろ何でみんな解けないの?」

 

 

  なるほど、こいつら天才か。明らかに頭の出来が違う。恐らく次のテストでは俺の順位が2つ下がることになるな。

 

 

  「ご、ゴホン!では続きを……」

 

 

  そのあとは特に滞りなく授業が進み、昼休みになった。

 

 

  キーンコーンカーンコーン

 

 

  「ふぅ……ようやく昼か。」

 

 

  「そうだね、もうお腹ぺこぺこだよ。」

 

 

  「はやくお弁当食べよ〜。」

 

 

  「そうだな、さっさと食べるか。」

 

 

  そう言い、3人で仲良く食べようとしたとき後ろから声が響く。

 

 

  「め、メリルさん。ルナさん!俺達と一緒に昼飯食べませんか!?」

 

 

  なんとなく予想はしていたが案の定男子共がメリルたちと昼を食べようと話しかけてきた。

 

 

  「え、えっと……ごめんなさい、私達今から雅君とお昼を食べるの。だからまた今度……ね?」

 

 

  「くっ……やはり駄目なのか………」

 

 

  男子数名がその言葉に絶望したような顔を見て流石に心苦しく思えてきたので俺はたった今思いついた案を提案してみる。

 

 

  「なら一緒に食えばいいんじゃないか?俺は構わないしメリル達がいいならだが。」

 

 

  その提案をした瞬間男子達の目が輝いた。

 

 

  「い、いいのか風月!俺達あんなお前のこと怖がってたりしてたのに……」

 

 

  「別に気にしてないからいい、と言うか流石にお前らの絶望に満ちた顔見てたら可哀想に思えてきてな……」

 

 

  「風月……お前実は良いやつなのか!?」

 

 

  「寧ろ何で悪いやつだと思われてんだ……」

 

 

  「……確かにそうだな、1年の時に誰かが流した噂に流されて知ろうとしてなかったな……すまん。」

 

 

  「な、なんか私が説得するより簡単に済んだね……」

 

 

  「だねぇ……」

 

 

  「って、それよりさっさと飯食わないと時間なくなるぞ。」

 

 

  「そうだな。」

 

 

  こうして仲良く男子数名と雅達は昼休みを過ごしたのだった。

 

 

  






  はいども、作者です。


  雅「もう、そのくだり読者見慣れてきてるからいらないんじゃないか?」


  一応挨拶だから、みなさんも少し我慢……してくれるよね?


  雅「知らね〜よ。」


  まあ、とりあえず次の話は姫様達の部活見学です。雅君は何部だっけ?


  雅「帰宅部。」


  まあ、旅館もあるしね……


  雅「とまあ、次回をお楽しみにな!」


  セリフ取られた(´・ω・`)


  
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